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Yamareco

記録ID: 440383
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

唐松岳・五竜岳 ―テント泊縦走で絶景を満喫ー

2014年05月02日(金) 〜 2014年05月04日(日)
情報量の目安: A
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
GPS
56:00
距離
23.2km
登り
1,553m
下り
2,665m

コースタイム

2日 8:00駐車場ー9:10八方池山荘ー10:00八方池ー11:00上の樺ー12:50唐松山荘ー15:40唐松岳
3日 6:40山荘ー6:50牛首ー8:50五竜山荘9:00ー10:00五竜岳ー11:05山荘11:50ー13:00西遠見山付近
4日 5:45テン場ー7:00中遠見山ー7:25小遠見山ー8:00スキー場ー10:10駐車場
天候 2日 曇り  3日 晴後曇り 4日 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
連休前の平日のため無料駐車場は空いていた。
コース状況/
危険箇所等
八方尾根は残雪が多いものの八方池まではアイゼンなしで良い。下の樺からは急登が続き、山荘直下は岩場もありアイゼン装着で確実に登る。唐松岳は特に問題なし。牛首はアイゼンを付けて通過するが雪が全くないのでバランスを崩さないよう細心の注意を払う。その後の五竜山荘までは問題なし。五竜岳へは初めから急傾斜のトラバースで神経を使う。岩場横の雪渓はかなりの急傾斜で下山はクライムダウンで降りる。山頂直下のトラバースも難度はかなり高いと思われる。
第3無料駐車場 まだ空きはあります
2014年05月02日 08:04撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
5/2 8:04
第3無料駐車場 まだ空きはあります
八方池山荘でリフトを降りると、まず白馬連峰の絶景が目の前に飛び込んできます
2014年05月02日 09:17撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
1
5/2 9:17
八方池山荘でリフトを降りると、まず白馬連峰の絶景が目の前に飛び込んできます
八方山から五竜岳、鹿島槍ヶ岳のパノラマが見えてくる
2014年05月02日 09:42撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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5/2 9:42
八方山から五竜岳、鹿島槍ヶ岳のパノラマが見えてくる
八方池は雪が覆っている
2014年05月02日 10:21撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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5/2 10:21
八方池は雪が覆っている
上の樺 以前ここにテントを張って唐松岳をピストンした
2014年05月04日 21:36撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
5/4 21:36
上の樺 以前ここにテントを張って唐松岳をピストンした
唐松山荘のテン場 まずはビールで乾杯!剣岳が正面に見えるのだが・・・
2014年05月02日 14:11撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
1
5/2 14:11
唐松山荘のテン場 まずはビールで乾杯!剣岳が正面に見えるのだが・・・
唐松岳と不帰の剣 ガスが晴れてくる
2014年05月02日 15:33撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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5/2 15:33
唐松岳と不帰の剣 ガスが晴れてくる
唐松岳山頂 ここまでは特に問題なく到達できる
2014年05月04日 21:39撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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5/4 21:39
唐松岳山頂 ここまでは特に問題なく到達できる
五竜岳も雲の上にぽっかり浮かんでいる
2014年05月02日 17:32撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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5/2 17:32
五竜岳も雲の上にぽっかり浮かんでいる
いいぞ、いいぞー 
剣岳の雄姿が徐々に現われてきた

2014年05月02日 17:53撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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5/2 17:53
いいぞ、いいぞー 
剣岳の雄姿が徐々に現われてきた

夕日の幻想的なシーン
2014年05月02日 18:37撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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5/2 18:37
夕日の幻想的なシーン
高妻山あたりからの日の出
登ってきた八方尾根が朝日に照らされる
2014年05月03日 04:59撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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5/3 4:59
高妻山あたりからの日の出
登ってきた八方尾根が朝日に照らされる
最高のロケーション
今日はソロ3張しかありませんでした
2014年05月03日 05:11撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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5/3 5:11
最高のロケーション
今日はソロ3張しかありませんでした
完全に日が昇ってきれいな立山連峰と剣岳
2014年05月03日 06:40撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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5/3 6:40
完全に日が昇ってきれいな立山連峰と剣岳
牛首の通過 アイゼン装着でかなり厳しい
2014年05月03日 06:50撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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5/3 6:50
牛首の通過 アイゼン装着でかなり厳しい
大黒岳付近から 五竜岳がだんだん近づいてきます
2014年05月03日 07:24撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
3
5/3 7:24
大黒岳付近から 五竜岳がだんだん近づいてきます
気持ち良い稜線歩きです。いつも剣を見ながら最高です!
2014年05月03日 07:26撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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5/3 7:26
気持ち良い稜線歩きです。いつも剣を見ながら最高です!
クレパス 崩落ももう時間の問題でしょう。その時に居合わせたくないです
2014年05月04日 21:44撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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5/4 21:44
クレパス 崩落ももう時間の問題でしょう。その時に居合わせたくないです
五竜山荘が見えてきました
2014年05月03日 08:47撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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5/3 8:47
五竜山荘が見えてきました
トレースが途中で消えているが・・・。「怖いもの見たさ」が湧いてきた?
2014年05月03日 09:19撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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5/3 9:19
トレースが途中で消えているが・・・。「怖いもの見たさ」が湧いてきた?
かなりの急傾斜の登りです。下りはクライムダウンで
2014年05月04日 21:45撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
5/4 21:45
かなりの急傾斜の登りです。下りはクライムダウンで
山頂近くの雪稜 春山とは思えない
2014年05月03日 09:55撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
1
5/3 9:55
山頂近くの雪稜 春山とは思えない
ヤッター! 山頂です。先に来たソロの方に撮ってもらう。雲行きが少し怪しくなってきた
2014年05月03日 10:01撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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5/3 10:01
ヤッター! 山頂です。先に来たソロの方に撮ってもらう。雲行きが少し怪しくなってきた
ここのクライムダウンはかなり気を使いました
2014年05月04日 21:47撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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5/4 21:47
ここのクライムダウンはかなり気を使いました
トラバースも慎重に
2014年05月04日 21:47撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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5/4 21:47
トラバースも慎重に
上から見ると結構のところを登ってきたんだな
2014年05月03日 10:42撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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5/3 10:42
上から見ると結構のところを登ってきたんだな
ライチョウの雄ですか。挨拶はしておきました
2014年05月03日 11:02撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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5/3 11:02
ライチョウの雄ですか。挨拶はしておきました
山荘から遠見尾根に下る。雪崩を気にしながらの大トラバース
2014年05月03日 11:53撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
5/3 11:53
山荘から遠見尾根に下る。雪崩を気にしながらの大トラバース
遠見尾根にビバーク 雨が降り始めテント内で長ーい時間を過ごします
2014年05月03日 15:26撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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5/3 15:26
遠見尾根にビバーク 雨が降り始めテント内で長ーい時間を過ごします
昨夜は風速20m近くの狂風でテントのポールが曲がってしまった。しかし、翌朝はウソのように晴れ、山々は何事もなかったように美しい顔を見せていた
2014年05月04日 05:32撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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5/4 5:32
昨夜は風速20m近くの狂風でテントのポールが曲がってしまった。しかし、翌朝はウソのように晴れ、山々は何事もなかったように美しい顔を見せていた
威風堂々とした鹿島槍ヶ岳とご対面。最高です
2014年05月04日 05:32撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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5/4 5:32
威風堂々とした鹿島槍ヶ岳とご対面。最高です
この程度の浅いテン場では狂風の餌食です。強風の中のテン泊は慣れているが、それでも数時間の睡眠しかとれなかった
2014年05月04日 05:44撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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5/4 5:44
この程度の浅いテン場では狂風の餌食です。強風の中のテン泊は慣れているが、それでも数時間の睡眠しかとれなかった
遠見尾根から五竜岳を振り返る。五竜の武田菱は消えた?
2014年05月04日 06:10撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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5/4 6:10
遠見尾根から五竜岳を振り返る。五竜の武田菱は消えた?
鹿島槍ヶ岳をバックに
2014年05月04日 21:51撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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5/4 21:51
鹿島槍ヶ岳をバックに
鹿島槍ヶ岳山頂から落ちているルンゼと北壁は迫力ある
2014年05月04日 06:26撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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5/4 6:26
鹿島槍ヶ岳山頂から落ちているルンゼと北壁は迫力ある
1日中眺めていたい景色です
2014年05月04日 07:23撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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5/4 7:23
1日中眺めていたい景色です
小遠見山にはお地蔵様が
2014年05月04日 07:29撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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5/4 7:29
小遠見山にはお地蔵様が
白馬連峰も見え出してきました
2014年05月04日 07:35撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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5/4 7:35
白馬連峰も見え出してきました
スキー場を下ると林の隅にカタクリが咲いていました
2014年05月04日 08:53撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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5/4 8:53
スキー場を下ると林の隅にカタクリが咲いていました
白馬連峰を見ながら里を歩くのもいいですね
2014年05月04日 09:39撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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5/4 9:39
白馬連峰を見ながら里を歩くのもいいですね
撮影機器:

感想

 2年前、テント泊で八方尾根から残雪の唐松岳に行った。尾根からの白馬連峰や鹿島槍ヶ岳などはまさに絶景だった。今回は遠見尾根にビバークしてじっくり鹿島槍ヶ岳を眺めたいと思った。五竜岳は以前5月の連休に登った時は雪が多かったものの危険を感じたところはなかった。しかし、今回は氷結したトラバースや急傾斜の登攀にはかなり神経を使った。歳とともに怖さを感じやすくなったのか、「慎重になってきたな」とつい独り言を。五竜岳は登山者2パーテーしか会わず、唐松岳から見ればぐっと少なくなっている。西遠見山周辺にテントを張ったが、強風になる情報を得ていたので、雪面を掘って風よけをつくるが、結果的に浅かったため狂風の餌食になってしまった。風の音で眠れないのとテントが大きく傾き、顔にテントがくっつくほどでほとんど眠れない状態だった。日が上るころから風が弱くなったが、テントポールが曲がってしまっていた。昨夜の狂風はウソのように収まり、鹿島槍や五竜岳が圧倒的な迫力で目の前に迫っていた。下山中、何回も振り返り、この絶景を目に焼き付けてのんびり麓に下った。

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