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Yamareco

記録ID: 440687
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

途中敗退の塩見岳 (鳥倉林道〜三伏峠〜烏帽子岳)

2014年05月02日(金) 〜 2014年05月04日(日)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 静岡県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
17.4km
登り
1,492m
下り
1,487m

コースタイム

5月2日(1日目)
6:40鳥倉林道ゲート⇒ 7:20豊口登山口⇒ 8:50豊口山間コル⇒ 9:40中間地点(5/10)⇒ 12:50豊口山分岐⇒ 13:40三伏峠小屋
5月3日(2日目)
5:25三伏峠小屋⇒ 5:40三伏山⇒ 6:50烏帽子岳⇒ 9:20三伏峠小屋
5月4日(3日目)
6:25三伏峠小屋⇒ 6:40豊口山分岐⇒ 8:35豊口山間コル⇒ 9:05豊口登山口⇒ 9:40鳥倉林道ゲート
天候 5月2日 晴天
5月3日 晴れ/夕方曇り
5月4日 晴天
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央自動車道松川ICを下りて小渋ダム方面から152号線へ進み、大鹿郵便局の先に「鳥倉林道・夕立パノラマ公園」の標識が出ているので左折して鳥倉林道を約16キロ進みます。
コース状況/
危険箇所等
・危険箇所:コル〜分岐点
ここから踏み抜き箇所が多くなり僕は何回か腰くらいまで踏み抜きました。
沢のトラバースが4箇所くらいあり、若干登る沢もありました。
帰りの際に前日に出来たであろう雪崩の痕を8/10の周辺で確認しました。

・登山ポスト
林道ゲート横と登山口の計2箇所設置してあり、ペンと用紙も揃ってました。
又、長野県警のHPからメールで登山届けを送信する事も可能です。
塩見小屋にも冬季小屋が在るかと思ってたら...
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塩見小屋にも冬季小屋が在るかと思ってたら...
林道でパシャリ...まだ余裕だった頃(笑
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林道でパシャリ...まだ余裕だった頃(笑
登山口手前の林道は鹿だらけでした
登山口手前の林道は鹿だらけでした
まだここら辺は快適なルート
まだここら辺は快適なルート
コルまでは余裕だった...。
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コルまでは余裕だった...。
GW前半の入山者のトレースがまだ残ってます
GW前半の入山者のトレースがまだ残ってます
中央アルプス
噂の木道はこんな感じ
噂の木道はこんな感じ
やっと半分
この先で撤退しようか悩み、
休めそうな場所まで少し戻ってあれこれ考える。
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この先で撤退しようか悩み、
休めそうな場所まで少し戻ってあれこれ考える。
沢のトラバースと登り
沢のトラバースと登り
まだまだトラバース
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まだまだトラバース
途中で出合ったmt_takaさんに先行して貰い三伏峠を目指す
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途中で出合ったmt_takaさんに先行して貰い三伏峠を目指す
分岐の先のコルから・・・塩見岳!
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分岐の先のコルから・・・塩見岳!
左が仙丈ケ岳、右が甲斐駒ケ岳
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左が仙丈ケ岳、右が甲斐駒ケ岳
パノラマにしてみた
パノラマにしてみた
踏み抜き地獄からやっとの思いで三伏峠小屋に到着
踏み抜き地獄からやっとの思いで三伏峠小屋に到着
かなり雪に埋もれてます
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かなり雪に埋もれてます
NEWテントのMarmot Grid2
この張り具合・・・やっぱ格好良い!
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NEWテントのMarmot Grid2
この張り具合・・・やっぱ格好良い!
塩見岳を眺めながら遅めの昼食
煮込みうどん+ビール
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塩見岳を眺めながら遅めの昼食
煮込みうどん+ビール
2日目の朝、塩見岳とご来光
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2日目の朝、塩見岳とご来光
荒川方面
リタイアした塩見岳
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リタイアした塩見岳
三伏山からのパノラマ
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三伏山からのパノラマ
烏帽子岳に向かう尾根のガレ
結構酷かったですね
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烏帽子岳に向かう尾根のガレ
結構酷かったですね
道標発見
いつかは赤石まで縦走したいねぇ
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道標発見
いつかは赤石まで縦走したいねぇ
GW前半に登った方のトレースは薄っすら
GW前半に登った方のトレースは薄っすら
/^o^\フッジッサーン
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/^o^\フッジッサーン
烏帽子岳山頂
烏帽子岳山頂からの塩見岳(+飛行機雲)
うーん格好良い
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烏帽子岳山頂からの塩見岳(+飛行機雲)
うーん格好良い
荒川方面
こちらもいつかは縦走したいねぇ
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荒川方面
こちらもいつかは縦走したいねぇ
荒川側のパノラマ
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荒川側のパノラマ
塩見岳側のパノラマ
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塩見岳側のパノラマ
記念に...(笑
携帯からも記念に...(笑
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携帯からも記念に...(笑
標識は雪の中
小屋も雪の中
小屋からの塩見岳
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小屋からの塩見岳
テント内からの塩見岳。3名がアタック中。
この時に日帰りで烏帽子岳に来た単独の方に会う。
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テント内からの塩見岳。3名がアタック中。
この時に日帰りで烏帽子岳に来た単独の方に会う。
1日目(5月2日)はテント2張、冬季小屋2名
2日目(5月3日)はテント15張、冬季小屋5名くらい
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1日目(5月2日)はテント2張、冬季小屋2名
2日目(5月3日)はテント15張、冬季小屋5名くらい
ご飯がふっくらと炊き上がった!(*´∀`*)
初日は若干焦がしました(笑
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ご飯がふっくらと炊き上がった!(*´∀`*)
初日は若干焦がしました(笑
親子丼の具材がふわとろに煮えた!(*´∀`*)
初日はカレーを作ったけど微妙だった(笑
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親子丼の具材がふわとろに煮えた!(*´∀`*)
初日はカレーを作ったけど微妙だった(笑
カレーライスみたいに盛り付けた親子丼(笑
雪の中で冷やしたビールも良い感じに冷えてます!
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カレーライスみたいに盛り付けた親子丼(笑
雪の中で冷やしたビールも良い感じに冷えてます!
鳥倉林道途中の集落で綺麗に咲いていた三色桜
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鳥倉林道途中の集落で綺麗に咲いていた三色桜

感想

GW恒例のバースデイ登山
今年は南アルプスの中央部に鎮座する “ 鉄の兜 ” 塩見岳

5月1日の20時頃に家を出るも体調は思わしくない・・・熱は下がって居るものの如何もパッとしない。
何回かコンビニで休憩を取り、体調が納まった所で中央道に入り鳥倉林道へ向うも・・・道を間違える。
鳥倉林道ゲート前の駐車場に着いたのは夜中の3時。この時点ではまだ車は一台も停まっていない・・・あれ?

5月2日(1日目)
恒例のバースデイ登山当日。31歳の朝を独り誰も居ない林道の駐車場で迎える(笑
6時になり2台の車が・・・と思ったら子連れの家族でどうやら登山目的じゃなさそう。
まぁ、塩見岳を三伏峠小屋から独り占めするのもまた乙かなと思いつつ入山する。

4月29日30日と天気が良くなかったがGW前半に入山している人のトレースは残っている。
しかし三伏峠まで5/10を通過した先のトラバースを見て、休めそうな場所まで少し引き返し撤退を考え悩みだす。
雪も緩く踏み抜きも多くなるだろうし雪崩も心配だ。何より地図を見るとまだ沢を何回もトラバースするコース・・・。
金曜日と言っても休み前の平日。何か不測の事態が起きても入山者が現れる確証はないし・・・。
何よりも病み上がり・・・。

そんな事をあれこれ考えていた所に後から登ってきた単独の方(mt_takaさん)に出会い、
一旦撤退を改めてmt_takaさんと三伏峠までサポートされる形で行動を共にしました。
僕は何回か腰くらいまで踏み抜いて心が折れ掛け、途中で何度この開けた場所でビバークしようかと思った事か。(笑
約7時間も掛かりましたがmt_takaさんのお陰で三伏峠小屋に到着。ヤッター!
この時点で僕の技術レベルを考慮して翌日の塩見岳へのアタックはリタイアする事に。
無茶しても危険なだけですからね。

ちと休憩してからテントの設営に取り掛かります。2人きりなのでほぼ貸し切り状態ですね(笑
テントは塩見岳が目の前に見える冬季小屋の前に幕営させて貰いました。
塩見岳をテントの目前で眺められるなんて贅沢過ぎますね!
しかし冬季小屋の雪が落ちてる目の前に幕営ってちと危なかったですね。

テントは今回から導入のMarmot Grid2P
2月に雲取山で初張りしようと計画するも大雪で中止して今回が山での初張りになります。
ど〜ですかこのビシッとした張りっぷり!!!格好良いじゃないですか!!!
重量は2.9キロとステラ2の1.4キロから倍増しましたが3キロ以内なら許容範囲内ですね。
12年の白峰三山縦走した時に北岳山荘のテン場でステラだらけだったのに嫌気がさして、
ちと変わった形状のテントをと思い購入しました。

5月3日(2日目)
この日はmt_takaさんと前日の夕方に到着された2名の計3名が塩見岳へアタックし、
登頂に成功したのはmt_takaさんだけでした。2名の方は御右衛門山手前で撤退されたらしいです。

僕は三伏山と烏帽子岳に登り絶景をパシャパシャと写真撮影。
その後テン場に戻って来たのは9時ぐらい。今からならテントを撤収して下山も可能な時間帯。
だけど気温温も上がり雪崩の心配もあったのでテント内で塩見岳を眺めながらほのぼのする事に(笑
この日は僕が夕方に確認した時点では12張の17人、小屋2組の5名、日帰り1人でした。
翌朝三伏峠小屋看板の樹林帯にもテントが数張幕営して有ったので最終的には15張くらいですかね。

5月4日(3日目)
雪が緩くなる前に下山しようと三伏峠小屋を6時半前に出発。
8/10の辺りで前日に出来たであろう雪崩の痕を確認。やはり前日に下山しないで正解だったかもしれない。
下山時もmt_takaさんと行動を共にさせて貰いました。いろいろと有難うございました。

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コメント

充実してるなー。
お疲れさまでした&ありがとうございました。
烏帽子からの大きな塩見岳+富士山綺麗ですね。何より飯が羨ましい!Marmot Grid2も広くてカッコいいですよ。初だったのですね。
始めは「無理やり誘っちゃったかな?」とも思いましたが、無事に降りれたことと、快晴の天気の雪山写真とテント宿泊の充実振りの写真笑みがでます  。またどこかの山で会いましょう。
2014/5/6 5:48
おつかれ様でした
mt_takaさんその節はいろいろと有難うございましたpaper
烏帽子岳から絶景を堪能出来たのはmt_takaさんのお陰だと思ってます。
山飯も山登りの醍醐味かなと思ってますcatface
2014/5/6 15:57
お疲れさまでした!
三伏峠テン場でお声掛けさせていただいたxyzJINです。
烏帽子岳へのアドバイスありがとうございました。
またどこかでお会いしましょう!
2014/5/7 22:32
おつかれ様でした
xyzJIN さん烏帽子岳日帰りおつかれ様でしたpaper
拙いアドバイスでしたがお役に立てたようで良かったです。
こちらこそ、またどこかの山で会いましょうcatface
2014/5/8 0:05
プロフィール画像
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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