金峰山・国師ヶ岳・北奥千丈岳(瑞牆山荘BS〜柳平BS)

2022年06月17日(金) 〜 2022年06月18日(土)

• GPS: 13:03
• 距離: 26.5km
• 登り: 1,854m
• 下り: 1,829m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:35
• 休憩: 1:05
• 合計: 5:40

10:16 瑞牆山荘
10:28 10:28 富士見平林道交差
10:42 10:42 富士見平林道終点
10:45 10:45 富士見平湧水
10:50 10:50 富士見平小屋
11:30 11:30 鷹見岩分岐
11:46 12:11 鷹見岩
12:23 12:25 鷹見岩分岐
12:35 12:35 大日小屋
13:10 13:13 大日岩
13:18 13:18 トッコ岩
14:14 14:14 砂払いノ頭
14:26 14:26 千代の吹上
14:37 14:37 金峰山小屋分岐
15:04 15:39 金峰山
15:56 金峰山小屋

2日目

• 山行: 5:35
• 休憩: 1:48
• 合計: 7:23

6:53 金峰山小屋
7:14 7:44 金峰山
8:35 8:35 朝日岳
8:44 8:44 朝日岳前の展望岩場
8:56 8:56 朝日峠
9:15 10:02 大弛峠
10:13 10:13 夢の庭園
10:33 10:33 前国師ヶ岳
10:37 10:37 三繋平
10:42 10:47 国師ヶ岳
10:51 10:51 三繋平
10:56 11:22 北奥千丈岳
11:58 11:58 奥千丈岳
12:31 12:31 白檜平
13:20 13:20 剣ヶ峰登山口
13:41 13:41 鶏冠山林道（西線）起点
13:49 13:49 六本楢峠
14:10 14:10 柳平ゲート
14:16 柳平

らくルート比x0.77
金峰山小屋からログを入れるのを忘れ途中から入れた都合で
そのスタート地点をいじったため多少おかしなところがあるかも

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

[行] 武蔵小杉 05:18-06:01 立川　南武線
立川 06:06-06:16 八王子 06:35-08:28 韮崎 \2310
韮崎駅BT2番乗り場 08:50-10:09 みずがき山荘 \2100

[帰]柳平 15:30-16:05 花かげの湯→はやぶさ温泉まで徒歩15分
栄和交通[約]0553-26-4546 \2000
隼上17:12-17:23 山梨市駅　山梨市民バス西沢渓谷線\200
山梨市 17:48-19:10 高尾 \1166
高尾 19:20-19:45 分倍河原 \283
分倍河原 19:53-20:25 武蔵小杉 \396

コース状況／危険箇所等

北奥千丈岳より先
隘路、急登多いがピンクテープ多く迷いにくい
ただし一部倒木の多い箇所があるため注意

シラビ平から先林道および車道

その他周辺情報

花かげの湯 \500
はやぶさ温泉 \800

写真

6/17 9:17

みずがき山荘バスから(ぎりぎり)見(え)た茅ヶ岳。南アルプスも雲でほぼ覆われてて、出発前はちょっとやーな感じでした。

6/17 10:36

さささーっと出発しおそらくP1722m地点、瑞牆山最初のビューポイント。

6/17 10:49

富士見平小屋。うまそーだけど高いんだなこれが！

6/17 10:50

ふき畑みたいなのをのぼる。この植物なんだろう？やっぱなんかのふきなのかな？

6/17 11:38

鷹見岩分岐から鷹見岩へ舵を切る。狭いというか細い道が多くて上下に気を遣います。

6/17 11:46

んでこれを登れば鷹見岩！　やっててよかったロープワーク講習。

6/17 11:47

金峰山の五丈岩がぴょっこりさん！

6/17 11:47

なかなか天気いいじゃないの！　八ヶ岳が見えるとテンション上がりますね。

6/17 11:48

そしてうっすら…貴様は…富士山！ 右下のもっこりしたやつ(五里山？)がヤマツカミにみえる…。

6/17 12:21

帰ったら調べようと思って調べても調べ方がわからず結局なんの植物かわからないやーつ。

6/17 12:33

これはシャクナゲさんですね。まだ生きてた！

6/17 12:35

ひっそりとした大日小屋を通り過ぎて。

6/17 12:43

ここは左のちょうど足型になってるくぼみを利用したけども、濡れてて滑ったら怖いので素直に鎖使ってもよかったかもしれない。

6/17 12:45

荒倉山…！？　何故ここに…。

6/17 12:45

しおれシャクナゲ。ンゲー

6/17 13:00

ちょっとずつ岩っぽさが増してきましたよ

6/17 13:06

かわいいイワカガミ。今回はここでしか見なかった気がする。

6/17 13:13

大日岩を登り切ったところ。すっかり晴天になりました。編笠の尾根がちらっと。

6/17 13:19

ようやく元気なシャクナゲがいました。

6/17 13:28

あつくなって…きたように見えて涼しいので湿度も高くありません。最高の日和です。

6/17 14:10

ニセ八ヶ岳こと茅ちゃん。

6/17 14:16

本物の八っちゃん。

6/17 14:18

よく写真で見る景色。いやぁいい天気ですなぁ。

6/17 14:19

こんなでも岩のスキマから下を覗くとぞっとしますね。

6/17 14:32

全然登ってる気がしないんですがこれでも100m単位で高度上げてるんですね。展望は偉大なり。

6/17 14:52

富士山もしっかり見えるようになりました。

6/17 14:55

ついに本日のまいほーむも。川上北方の山々も行ってみたいなぁ。

6/17 15:04

とうちゃこ。富士山バックに一枚。

6/17 15:06

ここから下れるなんてうそだぁ…。

6/17 15:07

これだけで絵葉書にできそう。

6/17 15:18

甲斐百山と紛らわしい…。もうここらへんそんな増やさないでもよくない？

6/17 15:19

山頂から見た五丈岩方面。時間も時間、独り占め状態なのでザックを下にデポしたらカラスにいたずらされてました。おのれ！

6/17 15:19

八ヶ岳方面の山稜。なんだかんだ歩いてきたんだなぁ。

6/17 15:19

ひそかに見える中央アルプスと南アルプスの稜線。これでも贅沢すぎる！

6/17 15:20

街から稜線が伸びているのが大菩薩。右に見えるダム湖は今回のゴールです。ゲンナリ…

6/17 15:30

本日は晴天なり！

6/17 15:43

それでは本日のお宿にまいります。ほんとすごいロケーションだな。

6/17 17:19

9000円でこの夕食はすごすぎる。しかも「足りない人はカレーどうぞ」って！？　ふつーカレーだけじゃろ…！

6/17 18:11

暮れ泥む八ヶ岳。

6/17 18:45

後光さす八ヶ岳とアルプスの稜線。

6/17 18:56

この色の太陽久々に見たな〜！嬉しい！

6/18 4:12

日が昇る予感！　小川山は相変わらず存在感ありますな。

6/18 4:14

なんかすごいの撮れた。

6/18 4:19

金峰稜線に佇む月。ちなみに夜は薄雲状態であまりよくありませんでした。

6/18 4:21

すばらしい朝焼けと打って変わって「う、うーん」な朝。これから霧が上がると信じてる！

6/18 5:17

おかゆうめぇ…桜エビのだしがうめぇ…！

6/18 5:30

誰もいなくなった談話室を独り占め。

6/18 5:31

大変お世話になりました。

6/18 5:52

皆さん出立が早すぎて不安になるも、遠慮なくシャッター切れるのは美味しい。

6/18 7:16

編笠の稜線が糸のようにしか見えない…。瑞牆ちゃんは安定のマスコット。

6/18 7:49

なんだかんだ金峰につきっきりの小川山もこれきり。今度瑞牆来るついでに寄るからな！！

6/18 7:50

そして本日のラスボス北奥千丈岳を目指します。本当はラスボスの後の方が辛かったです。

6/18 7:55

早速樹林帯に入る。ここら辺は本当に快路なのでかっ飛ばせます。でも人が多すぎる…！

6/18 8:09

師が旧字体！　ってことはこれ70年以上前のものでは…？

6/18 8:10

ところどころぴょっこり生えてるこの子は何…。

6/18 8:27

朝日岳から振り返り金峰。

6/18 8:42

富士山見える!と思ったらモニターの汚れでした…。中央のぽっこりは今思えば剣ガ峰なのかな。地味だけども後にまた出てきます。

6/18 8:55

石積みの朝日峠をかっ飛ばし。

6/18 9:01

立ち枯れを越えて。

6/18 9:13

八ヶ岳のような森を抜け。

6/18 9:16

小走りで大弛峠へ到着。すれ違いもすごかったし駐車台数もすごいです。

6/18 9:45

クラムチャウダー500円をいただきます。んあああ〜うまいッ！

6/18 9:51

落ち着いた小屋。金峰甲武信縦走の際はお世話になりそうですね。でも早朝バーナー野郎は死あるのみ。

6/18 9:51

ソフトクリームお待ち！　これがまた濃厚で甘くて体に染みたのです。お茶目なポッキーもたすかる。

6/18 10:10

小屋でてすぐは階段地獄。最初は息が上がりましたが丹沢ほどでもないのですぐに落ち着きました。

6/18 10:31

ラスボス、すぐそこに。

6/18 10:33

国師の前座扱いなのがちょっともったいない。

6/18 10:34

なんかバナナみたい。

6/18 10:41

国師ヶ岳。展望いまいちなので飛ばしますね。

6/18 10:56

戻って北奥千丈岳！　天皇皇后両陛下の写真の写真にあった場所！　こちらは300度ぐらいの展望ありまして最高です！

6/18 10:56

はえ〜〜水墨画の世界…。よく見ると八ヶ岳映ってるので方向がわかりますね。その奥に中央も見えてる？

6/18 10:59

雲取方面。3月の武甲山よりよく見えてる！

6/18 10:59

左にうっすら見えてるのが八ヶ岳でして、実は昨日熱望しながらも見えなかった浅間が「これか？」ってレベルでうっすら見えてたんですよね…。あ、北は映ってます。

6/18 11:16

ひょっこり金峰山！　その横八ヶ岳っぽい茅ちゃんの奥に南アルプスも見えるはずですが、残念ながら本日は休業状態でした。北も中央も見えてるのに…。

6/18 11:17

ぐへへへへネコババしてやる。

6/18 11:20

というわけでここからおさらば！　人いっぱいだったこれまでとは違い、静かな山歩きへいざ行かん！

6/18 11:24

いきなりゲンナリ半藪。

6/18 11:30

でも直下を抜けるとすぐに歩きやすい道になります。そして半端ない数のピンクテープもあってすごいたすかる。

6/18 11:43

ちょくちょくすさまじい急坂あり。やっぱ山はこうでなきゃあ…。

6/18 11:46

下からみたところ。登って来る人御愁傷様すぎる…。

6/18 11:58

静謐な秘奥ピーク、奥千丈岳。…しかし落ち着いている暇はありません。

6/18 12:03

このあたりから倒木ゾーンが始まり歩きにくいです。

6/18 12:07

くぐって頭ぶつけたり、跨いだり、くぐりながら下がってずっこけたり…。

6/18 12:14

なにこの道気持ちよすぎだろ！

6/18 12:22

思わず寝転びたくなる広場。わずかながら前方に展望も。

6/18 12:30

ようやく車道に着いた…。予定タイムギリギリです。北奥からここまですれ違い3人。さながら修験者ですね。

6/18 12:48

この林道は崩落跡が目立ちますが一応通れます。

6/18 12:53

さっきのシラビ平からゴトメキへ登りそこから降下するほぼ直線ルートも考えたのですが、さすがにゴトメキから先は踏み後も少なく、その上写真の如く600m以上降下するルートなのでバス時間に合わせるには不安があったのでこちらへ。

6/18 13:01

さっき言った剣ガ峰ですね。2つほどケルンがあるんですがなんなんでしょ。

6/18 13:08

ぴょっこり金峰山がここから見えるとは！　林道歩きも悪くないもんですね手の平クルー

6/18 13:11

左側の緑豊かな斜面が剣ガ峰。この下【牧丘の千貫岩】に説明が書いてあったのですが、約200万年前は火山だったようです。どおりでこの存在感にして登る人がいるわけだ。

6/18 13:43

ようやく大弛からの車道と合流、閉鎖ゲート地点。…あれ？ でもここさっき釣り爺のバイクが4台ほど通ったような…。

6/18 13:59

光が反射しているわけではなく真っ白になっている葉。調べたらうどんこ病ですって。

6/18 14:05

およ！　こんなところにヤマツツジが咲いている！

6/18 14:39

金峰山小屋から本日のゴール、金峰山荘に辿り着きました。休憩がてら飲み物でも…と思ったけれど、家族のふれあい中で入っていいのかどうなのかよくわからず…。

6/18 15:25

上から見えてた琴川ダムこと乙女湖。バス待ちしてたら下から霧がもや〜っと湧いてきてちょっと怖かったです。あと寒い。

撮影機器：

HUAWEI P20 Pro HW-01K docomo HUAWEI

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック 携帯トイレ ゲイター 目出し帽

感想

Barklay

1日目
体感気温 10℃前後
消費水量 1.1L
風 午後やや強

2日目
気温 6-18℃
消費水量1L
風 朝やや強

天気がまともそうなことがわかったので甲武信ヶ岳行こうか八ヶ岳いこうか乗鞍岳いこうか甲斐駒ヶ岳いこうか色々と迷いましたが、前泊なしで行けてなおかつ開通状況や山小屋の状況を見て急遽金峰山に。最初は瑞牆経由も考えたのですが、こちらはこちらで別の日に清里縦走のついでに登ろうかと思いパス。大大大正解でした。
行きのバスの中では南アルプスにも雲がかかっていて、金峰山嶺すら見えないなんとも嫌な感じでしたが鷹見岩あたりでは曇ってはいるものの富士山と八ヶ岳が見える状況に興奮。なにより涼しいのがいいです。
途中若干脚がすくむ場所もありましたが、さしたる難所もなく、思う存分金峰山嶺を楽しめました。何より天気予報のせいか時間のせいか、山頂ほぼ独り占めですからね！後半からはほぼ晴れといっていい模様で、唯一浅間が見えなくて口惜しかったくらいです。金峰山を勧められたのが2019年黒姫山のときで、だいぶ期間は空いてしまいましたが今日でよかったとおもいました。
そして何より料理もおいしかった…。最初はカレーの匂いがしたので「なんだぁ今日はカレーかぁ…」なんて思ってたのですが、まさかのプレートの後のおかわり分でした。しかも挽き肉から炒めたらしきものが！おかわりしすぎたせいか眠りは浅くなりましたが、翌日の行動に支障なかったのでまぁヨシということで…。
二日目の天気は朝焼けに反して悪化の一途とのことでしたが、途中浅間や北、中央アルプス、おまけに八ヶ岳まで見えたので十分です。それに最後までなんとか雨も降らなかったのは幸運でした。山頂は最後の方ガスガスだったようなので、途中林道からでも金峰山嶺が見えたのはまさしく幸運という他ありませんね。
大弛峠までの道は歩きやすく飛ばしてしまったので大弛小屋で休憩…しすぎたせいで北奥千丈岳以降が時間に追われ気味だったのですが、最後の林道&車道歩きが思ったより早く終わってしまったため、なんだか時間に振り回される形になりました。これだったらゴトメキ方面からバリで攻めてみてもよかったかなぁ…と思ったり思わなかったり。ただ歩いてる人も少ない稜線を600m下るのはやはり心配なのでやめてよかったかな。
ちなみに帰りのバスはものすごい霧の山道の中快走してました。運転手さんすごいわ。