【GW2日目】火山館コースから浅間山・黒斑山周回(浅間山荘⇒浅間山⇒仙人岳⇒蛇骨岳⇒黒斑山⇒浅間山荘)



- GPS
- --:--
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,487m
- 下り
- 1,486m
コースタイム
行動時間:8時間47分(休憩含む)
天候 | 5月4日:快晴⇒午後くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
浅間山荘前の駐車場(日帰りの場合普通車500円) 今回は下山後山荘でテント泊したので、駐車料金は普通車1,000円+消費税(その他テント料) GWのためか、6:30に到着した時には山荘の方が駐車場へ誘導案内していました。 下山後、宿泊料金と一緒に受付&会計をしました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■道の状況■ ・全体的に危険箇所はありません 現在は前掛山まで登山可能ですが、浅間山山頂は立入禁止です (まぁぶっちゃけ登ってる人もいましたが・・・見ててハラハラしました) <浅間山荘〜火山館> ・登山口付近は林道歩き ・二の鳥居を過ぎる頃から登山道っぽくなってきますが、道がドライで踏み固められているのでとても登りやすいです ・火山館の手前にザレたトラバースがあります。少し滑りやすいので注意 またこの付近は火山ガスが出ているのか硫黄の匂いがキツかったです <火山館〜賽の河原> ・賽の河原周辺は樹林帯のなかの残雪歩き(ノーアイゼンで通行可能) <賽の河原〜前掛山> ・ここから本格的な登りが始まります 多少ガレていますが踏み固められているので登りやすいです (下山時にはスリップしそうですが) ・標高があがると風を遮るものが無くなるので強風が吹き付けてきて寒かった <賽の河原〜Jバンド取付き> ・賽の河原方面からだと夏道が出ていないので、トレースを頼りに雪原を歩くことになります (夏道が直線道だとすると、トレースは西側に大きく迂回するように付いているのでちょっと遠回りした気分になります) ・それ程踏抜きはありませんでした。 <Jバンド> ・とにかく落石注意! ・かなりの急傾斜なので、ここを下りに使う時は滑りやすそうで怖いなと感じました。 ・登る分には急登ながらもあっという間に通過できて、それほど大変ではなかった。 <仙人岳〜トーミの頭> ・Jバンド入り口から蛇骨岳までは見晴らしの良い稜線歩き 浅間山を堪能しながら歩けます ・蛇骨岳から先は樹林帯のなかの残雪歩きがメイン それほど酷い踏抜きはなかったが、時折日当たりの良い稜線へ出ると溶けた雪がぬかるんでいて歩きにくかった。 ・黒斑山からは高峰高原(車坂峠)からの登山者と合流するので、途端に人が多くなります。 雪道に慣れてない観光客や家族連れも多く渋滞する箇所もありました。 <トーミの頭〜草すべり〜湯の平分岐> ・見た目は吸い込まれそうな急斜面だが、下ってみるとそれ程でもなかった (でも登ってくる人はみなとても辛そうだった) ・所々残雪があるのでスリップ注意。特に危険な感じではなかったが少し下りにくかった。 <湯の平分岐〜浅間山荘> ・此処から先は朝通った道と同じなので割愛 ・朝は不動滝コースを通ったが、帰りは山道コース(?)へ アップダウンのない山腹をダラダラと巻いていく感じで妙に距離が長く感じられた。 ■トイレ・水場■ ・浅間山荘登山口(登山口に自販機あり・もしくはキャンプ上の自炊場の水道) ・火山館(飲料用の水場あり) トイレは共に綺麗なトイレでした ■宿泊■ 浅間山荘キャンプ場 http://www.tenguspa.com/ (音楽が鳴るHPなので注意!) 料金:駐車場1,000円+使用料700円+テント1張1,000円+入浴料500円+消費税 (2名利用で合計4,752円……下界のオートキャンプ場並みに高い!) テントサイトはとても静かな森林の中で平坦。柔らかい土質でペグも打ちやすい。 車もテントのすぐ脇に駐車できるので便利だった。 サイト内に炊事場と簡易トイレあり (しかし簡易式のトイレなので少し遠いが登山口の水洗トイレを利用した) ■温泉■ 浅間山荘『天狗の湯』 日帰り入浴は800円(キャンプ利用者は500円) 日本一赤い湯だとかで温泉自体はとても良かった! ただ、女湯の洗い場で普通に立つと目の前の駐車場が丸見え! 外からは見えないようになってるのかもしれないけど、腰をかがめて湯槽に移動するなど落ち着いて入浴できなかった。 また脱衣場の清掃が行き届いていないのが残念!特に足ふきマットが髪の毛やゴミまみれで不潔だったのが耐えられなかった。 |
写真
感想
GW後半2日目は浅間山へ!
私が登山を始めた2005年頃は浅間山は噴火警戒レベル2で黒斑山までしか登山出来なかったけど、今はレベル1ということで前掛山まで登山可能。
危険が少ない今のうちに登っておきたかったし、やはり浅間山からの景色も楽しみのひとつ!なので4日間の休みのうち一番天気が安定しているこの日を狙ってGW山行のメインとしました。
とりあえず今回は温泉に入りたかったので浅間山荘(天狗温泉)にキャンプを張り、浅間山から黒斑山を周回するコースでのんびりと浅間山を満喫しようという計画。
とりあえず4:00に起床し、4:50には四阿山の麓のオートキャンプ場を出発。
昨夜の濃霧が嘘のような快晴のなか浅間山へと移動し、小諸付近のコンビニで朝ごはんと行動食を調達。コンビニの駐車場からは山頂付近だけ雪で白くなった蓼科山と八ヶ岳がとても綺麗に見えた。
その後高峰林道から浅間山荘への林道へと進むと道路は舗装路から砂利道へと変わった。砂利道とはいえ道幅は意外と広かった。しかし以前バスを利用して浅間山荘へ行くという計画を建てたことがあるが、高峰林道のバス停から浅間山荘まで歩くとなると思ったよりも大変そうだなと思った。
そして6:45頃浅間山荘に到着。
山荘に着くとすぐに駐車場案内の人がやってきた。今日は下山後ここでテント泊するというと、そのままオートキャンプ場に案内され幕営地と駐車場所を指定……ここで登山準備をして7:30には登山口を出発した。
浅間山登山は思ったよりも迫力があって楽しかった!
火山館までの道は笹道の向こうに荒々しい外輪山の姿が見えて視覚的にも楽しかったし、賽の河原付近では真っ白な残雪を踏みしめつつその先に聳える浅間山の雄大な姿に感動!
ガレ場を踏みしめながら淡々と高度を上げていく登りも、前掛山までの外輪山の歩きも、荒涼とした活火山の活動を味わえて別世界のような雰囲気だった。勿論風もかなり強くて寒かったけどそれも独立峰ならではの醍醐味!前回登った那須岳といい最近活火山が好きになってきたかもしれない。
さて、復路は賽の河原まで戻りJバンドを登って第1外輪山を周回して下山。
第1外輪山は多少アップダウンはあるものの、ほぼ水平道な稜線歩きのようで疲労感はまるで感じなかった。
それになんといっても浅間山の眺めが最高に素晴らしかった!
蛇骨岳から先は樹林帯の残雪と泥濘が多く大変だったけど、黒斑山について目の前に浅間山が見えた時には疲れは吹き飛んでいた。
そしてトーミの頭付近から草すべりを下り浅間山荘へ……到着した時には16:00をまわっていたけど、なんとも言えない充実感があった。
下山後は山荘でテントの受付をし、ビールを購入してテントサイトへ。
ビールを飲みながらダラダラとテントを設営すると、先ずは楽しみにしていた温泉へ!
昨日の渋沢温泉も赤褐色の湯だったが、天狗温泉の湯はそれ以上に高濃度の赤い湯で体の芯まで温まった。
というか入浴後に山荘前のテーブルでしばらくビールを飲みながら涼んでいたのだが、かなり気温も下がっていたにも関わらずずっとポカポカしていた。
その後はテントに戻り夕食の準備。(非常食として持ってきた米と中華丼のレトルト)
本当は山荘の喫茶で食事を取ろうと思ったのだが、宿泊者の夕食の準備で忙しい時間帯だったのか断られてしまった。
その後ビール補充のため再び訪れた所、喫茶室で食事をしているお客さんがいて解せない気持ちに……時間はちょうど宿泊者の夕食が終わった頃合……時間帯が悪かったのならそう言ってくれればよかったのに〜と少し残念な気持ちになった。
そんなこんなでGW2日目は終了。
明日の天気予報は曇り〜お昼頃から雨。
雨が降り出す前の午前中に荒船山に登り下山する予定だけど……それまで天気が持ちますように!
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