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Yamareco

記録ID: 4460503
全員に公開
ハイキング
甲信越

八海山トレッキング(二合目in/out)

2022年07月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:20
距離
10.6km
登り
1,579m
下り
1,569m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:30
休憩
1:51
合計
9:21
6:02
6:03
64
8:15
8:21
8
8:29
8:47
7
8:54
8:54
13
9:07
9:10
3
9:13
9:14
18
不動岳
9:32
9:42
4
白河岳
9:46
9:46
7
釈迦岳
9:53
9:54
6
摩利支岳
10:00
10:01
2
剣ヶ峰
10:03
10:05
7
10:12
10:12
23
10:35
11:12
19
11:31
11:31
8
12:46
12:47
32
カッパン倉
13:19
13:33
45
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
【二合目〜千本檜小屋】
登り専用。急傾斜にかけられた鎖場数多で、危険満載。鎖に頼りすぎず、足置き場を慎重に選び、愚直な三点支持で進むしかない。

【千本檜小屋〜薬師岳】
普通の登山道

【千本檜小屋〜大日岳〜新開道分岐】※私の脚力でちょうど1時間ほど
八海山の核心部であり、とても危険な岩峰群。初心者は2ndの不動岳で折り返すように、という案内板あり。1stの地蔵岳は、進行方向から1分ほど逆走することになるため、立ち寄り忘れないよう注意!。
確かに2ndの不動岳を過ぎると、3rdの七曜岳までの間はもちろん、それ以降もクライムダウン(山側を向いて下りる)でないと下りれないような岩場のアップダウンが続き、一定の技量・経験がないと危険。右も左も切れ落ちた崖で、どちらに転倒してもタダでは済まない緊張感に、最低1時間は耐える胆力が必要。
4htの白川岳と書かれた石碑が実は5thの釈迦岳なのでは?との噂もあり、釈迦岳の石碑は見つけられず。
5thの釈迦岳と6thの摩利支岳の間で鞍部に下り、巻き道と合流し、再びハシゴを使って6thの摩利支岳へ登る。摩利支岳から剣ヶ峰、大日岳は短時間で到達。大日岳から新開道分岐の鞍部までは、八ッ峰で一番長いクライムダウンが待っている。鎖に全体重をかけずに、両足で体重を支えながら、一歩ずつ下りることが肝要!

【新開道分岐〜入道岳】
普通の登山道

【新開道分岐〜二合目】
上部は急傾斜で鎖場・ハシゴも多く、慎重に足の置き場を選ぶ必要がある難所。倒れた7合目石碑あたりからは普通の登山道。稲荷社の木碑がある箇所から90度左に折れて数分進むと、か細い水場の稲荷清水がある。時折砂も交じるが、夏場は大変貴重な水源。浄水カートリッジを持参すれば安心して飲める!
その他周辺情報 魚沼市の薬師温泉(JAF割で100円引かれて550円)にて日帰り入浴!
前夜、麓では北斗七星が!
2022年07月01日 23:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/1 23:04
前夜、麓では北斗七星が!
来週は七夕!上空には、薄っすらと天の川!
2022年07月01日 23:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/1 23:11
来週は七夕!上空には、薄っすらと天の川!
本日は飲料500ml×3を含め、5.5kgでアタック!
2022年07月02日 04:39撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
7/2 4:39
本日は飲料500ml×3を含め、5.5kgでアタック!
朝5時前、登山口より、八海山核心部の八ッ峰&入道岳が見えてます!
2022年07月02日 04:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 4:47
朝5時前、登山口より、八海山核心部の八ッ峰&入道岳が見えてます!
左に下り、屏風道コース(登り専用)で八ッ峰の稜線を目指します!
2022年07月02日 04:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 4:56
左に下り、屏風道コース(登り専用)で八ッ峰の稜線を目指します!
いきなり渡渉とカゴが!このカゴを使わないと渡渉できないような条件の日は登山を慎むべきですね!
2022年07月02日 04:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 4:58
いきなり渡渉とカゴが!このカゴを使わないと渡渉できないような条件の日は登山を慎むべきですね!
カゴはオブジェのよう・・・。容易な渡渉。
2022年07月02日 04:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 4:59
カゴはオブジェのよう・・・。容易な渡渉。
ツルアリドオシ(蔓蟻通)!
2022年07月02日 05:14撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
7/2 5:14
ツルアリドオシ(蔓蟻通)!
ガクアジサイ!
2022年07月02日 05:21撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
7/2 5:21
ガクアジサイ!
オトギリソウ!
2022年07月02日 05:23撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
7/2 5:23
オトギリソウ!
入山から30分、豊富な沢で給水!
2022年07月02日 05:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 5:29
入山から30分、豊富な沢で給水!
急傾斜な腐った雪渓。つぼ足で慎重に進みます!
2022年07月02日 05:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 5:33
急傾斜な腐った雪渓。つぼ足で慎重に進みます!
等高線が詰まった急傾斜に、鎖が数え切れないほど設置されてます!
2022年07月02日 05:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 5:47
等高線が詰まった急傾斜に、鎖が数え切れないほど設置されてます!
振り返ると自分がV字谷を登っていることがわかります!
2022年07月02日 05:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 5:50
振り返ると自分がV字谷を登っていることがわかります!
入山から1時間で5合目を通過!
2022年07月02日 06:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 6:02
入山から1時間で5合目を通過!
色々な種類の鎖が!
2022年07月02日 06:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 6:10
色々な種類の鎖が!
5合目過ぎた辺りから、巻機山が常時右手に見え始めます!
2022年07月02日 06:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 6:21
5合目過ぎた辺りから、巻機山が常時右手に見え始めます!
右奥には未踏の三百名山・米山が!
2022年07月02日 06:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 6:32
右奥には未踏の三百名山・米山が!
黙々と急傾斜の鎖場を登っていきます!
2022年07月02日 06:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 6:38
黙々と急傾斜の鎖場を登っていきます!
越後平野越しに火打山&妙高山も見えてきました!
2022年07月02日 06:47撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
7/2 6:47
越後平野越しに火打山&妙高山も見えてきました!
巻機山が美しい!
2022年07月02日 06:47撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
7/2 6:47
巻機山が美しい!
ゴツゴツした八ッ峰がだいぶ近くなってきました!
2022年07月02日 06:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 6:53
ゴツゴツした八ッ峰がだいぶ近くなってきました!
右側が切れ落ちてて、左手に鎖をつかみながら慎重に進みます!
2022年07月02日 06:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 6:59
右側が切れ落ちてて、左手に鎖をつかみながら慎重に進みます!
キバナニガナ!
2022年07月02日 07:02撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
7/2 7:02
キバナニガナ!
ここらへんから、ヒメシャガが多数群落し始めます!
2022年07月02日 07:04撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
7/2 7:04
ここらへんから、ヒメシャガが多数群落し始めます!
涸沢を詰めて岩場を登っていきます!
2022年07月02日 07:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 7:09
涸沢を詰めて岩場を登っていきます!
あまりの急傾斜に危険を感じ、ヘルメット装着!どうやら、この時点で少し正規道を外していたようです・・・。
2022年07月02日 07:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 7:17
あまりの急傾斜に危険を感じ、ヘルメット装着!どうやら、この時点で少し正規道を外していたようです・・・。
なんとか正規道に復帰し、再び鎖場を直登します!
2022年07月02日 07:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 7:29
なんとか正規道に復帰し、再び鎖場を直登します!
今度はシロバナニガナ!
2022年07月02日 07:34撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
7/2 7:34
今度はシロバナニガナ!
イワカガミ!
2022年07月02日 07:36撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
7/2 7:36
イワカガミ!
火打、妙高、高妻&北アルプスが見えてきました!
2022年07月02日 07:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 7:39
火打、妙高、高妻&北アルプスが見えてきました!
火打山!
2022年07月02日 07:39撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
7/2 7:39
火打山!
妙高山!
2022年07月02日 07:39撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
7/2 7:39
妙高山!
高妻山&乙妻山!
2022年07月02日 07:40撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
7/2 7:40
高妻山&乙妻山!
左上に千本檜小屋が見えました!
2022年07月02日 07:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 7:55
左上に千本檜小屋が見えました!
アカモノ!
2022年07月02日 07:57撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
7/2 7:57
アカモノ!
ウラジロヨウラク!
2022年07月02日 08:02撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
7/2 8:02
ウラジロヨウラク!
入山から3時間15分、ついに稜線(千本檜小屋)へ到着。100円でトイレをお借りします!
2022年07月02日 08:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 8:16
入山から3時間15分、ついに稜線(千本檜小屋)へ到着。100円でトイレをお借りします!
中央の鋭峰左は上越国境の下津川山、左奥は武尊山!
2022年07月02日 08:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 8:19
中央の鋭峰左は上越国境の下津川山、左奥は武尊山!
千本檜小屋は淡々と通過します!
2022年07月02日 08:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 8:21
千本檜小屋は淡々と通過します!
小屋から進行方向と少し逆走し、薬師岳へ立ち寄ります!
2022年07月02日 08:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 8:22
小屋から進行方向と少し逆走し、薬師岳へ立ち寄ります!
ついに威風堂々、越後駒ヶ岳とご対面!
2022年07月02日 08:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 8:22
ついに威風堂々、越後駒ヶ岳とご対面!
左は未踏の二百名山・守門岳、右奥は飯豊連峰!
2022年07月02日 08:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 8:24
左は未踏の二百名山・守門岳、右奥は飯豊連峰!
ゴゼンタチバナ!
2022年07月02日 08:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 8:25
ゴゼンタチバナ!
入山から3時間半、最初のピーク薬師岳へ到達!
2022年07月02日 08:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 8:30
入山から3時間半、最初のピーク薬師岳へ到達!
何度見ても格好いい巻機山!
2022年07月02日 08:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 8:30
何度見ても格好いい巻機山!
右は中ノ岳、左は越後駒ヶ岳!
2022年07月02日 08:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 8:31
右は中ノ岳、左は越後駒ヶ岳!
越後三山&巻機山の大パノラマ♪
2022年07月02日 08:32撮影 by  SO-41B, Sony
7/2 8:32
越後三山&巻機山の大パノラマ♪
飯豊連峰!
2022年07月02日 08:45撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
7/2 8:45
飯豊連峰!
いつか登る二百名山の守門岳!
2022年07月02日 08:46撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
7/2 8:46
いつか登る二百名山の守門岳!
越後駒と中ノ岳の間より、明日登る予定の荒沢岳がちょこんと!
2022年07月02日 08:46撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
7/2 8:46
越後駒と中ノ岳の間より、明日登る予定の荒沢岳がちょこんと!
薬師岳より、千本檜小屋越しに、これから向かう八ッ峰を望む!左奥は中ノ岳!
2022年07月02日 08:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
7/2 8:48
薬師岳より、千本檜小屋越しに、これから向かう八ッ峰を望む!左奥は中ノ岳!
雪渓&タニウツギ越しに越後駒!
2022年07月02日 08:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 8:52
雪渓&タニウツギ越しに越後駒!
さぁ、再び千本檜小屋へ戻り、即時に八ッ峰へ向かって歩を進めます!
2022年07月02日 08:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 8:54
さぁ、再び千本檜小屋へ戻り、即時に八ッ峰へ向かって歩を進めます!
タニウツギ!
2022年07月02日 08:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 8:54
タニウツギ!
白・黄のニガナ祭♪
2022年07月02日 08:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 8:59
白・黄のニガナ祭♪
八ッ峰は左へ、巻く場合は右へ!
2022年07月02日 09:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 9:02
八ッ峰は左へ、巻く場合は右へ!
ここから八ッ峰。トレッキングポールを畳みます!
2022年07月02日 09:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 9:03
ここから八ッ峰。トレッキングポールを畳みます!
最初のピーク地蔵岳へ到達!
2022年07月02日 09:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 9:09
最初のピーク地蔵岳へ到達!
続けて、右手前の不動岳を目指します!
2022年07月02日 09:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 9:10
続けて、右手前の不動岳を目指します!
地蔵岳から3分ほどで2番目のピーク不動岳へ!初心者はここで引き返すように、とのこと。ここから八ッ峰核心部に突入します!
2022年07月02日 09:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 9:13
地蔵岳から3分ほどで2番目のピーク不動岳へ!初心者はここで引き返すように、とのこと。ここから八ッ峰核心部に突入します!
まずは次のピーク七曜岳へ向けて一旦下ります。
2022年07月02日 09:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 9:13
まずは次のピーク七曜岳へ向けて一旦下ります。
このような足元が見えない岩壁をクライムダウンします!
2022年07月02日 09:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 9:25
このような足元が見えない岩壁をクライムダウンします!
下ってから仰ぎ見る!こんな鎖場が数多!鎖に全体重をかけないよう、極力足の置き場を確かめながら三点支持を愚直に実行!
2022年07月02日 09:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
7/2 9:26
下ってから仰ぎ見る!こんな鎖場が数多!鎖に全体重をかけないよう、極力足の置き場を確かめながら三点支持を愚直に実行!
左手側(水無川)は常時切れ落ちた崖で、滑落したら助かりません!
2022年07月02日 09:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 9:31
左手側(水無川)は常時切れ落ちた崖で、滑落したら助かりません!
どうやら別名「五大岳」という石碑があるらしい3番目のピーク七曜岳に気づかないまま、不動岳から20分弱で4番目のピーク白河岳へ。石碑は読めません。
2022年07月02日 09:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 9:32
どうやら別名「五大岳」という石碑があるらしい3番目のピーク七曜岳に気づかないまま、不動岳から20分弱で4番目のピーク白河岳へ。石碑は読めません。
白河岳で軽食を摂ります!
2022年07月02日 09:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 9:36
白河岳で軽食を摂ります!
白河岳から5分ほどで5番目のピーク釈迦岳へ。4番目のピーク白河岳と発音が同じ「白川岳」と書いてありますが、ここが釈迦岳です(苦笑)。
2022年07月02日 09:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 9:46
白河岳から5分ほどで5番目のピーク釈迦岳へ。4番目のピーク白河岳と発音が同じ「白川岳」と書いてありますが、ここが釈迦岳です(苦笑)。
さぁ、再び下り、次の摩利支岳を目指します!
2022年07月02日 09:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 9:47
さぁ、再び下り、次の摩利支岳を目指します!
一旦鞍部に下りると、ここが巻き道との合流点のよう。
2022年07月02日 09:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 9:49
一旦鞍部に下りると、ここが巻き道との合流点のよう。
再びはしごを登り・・・
2022年07月02日 09:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 9:50
再びはしごを登り・・・
手前の釈迦岳より、6,7分で6番目のピーク摩利支岳!
2022年07月02日 09:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 9:53
手前の釈迦岳より、6,7分で6番目のピーク摩利支岳!
越後ブルーの下、中ノ岳と越後駒ヶ岳が美しい!
2022年07月02日 09:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 9:54
越後ブルーの下、中ノ岳と越後駒ヶ岳が美しい!
剣ヶ峰へ直登する垂直ハシゴ&チェーン!
2022年07月02日 09:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 9:59
剣ヶ峰へ直登する垂直ハシゴ&チェーン!
7番目のピーク剣ヶ峰!
2022年07月02日 10:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 10:01
7番目のピーク剣ヶ峰!
剣ヶ峰から1分ほどで、8番目、八ッ峰最後のピーク大日岳に!長い鎖場を下りきるまで安心できません!
2022年07月02日 10:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
7/2 10:03
剣ヶ峰から1分ほどで、8番目、八ッ峰最後のピーク大日岳に!長い鎖場を下りきるまで安心できません!
鎖を頼りにクライムダウンで慎重に下ります!
2022年07月02日 10:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 10:05
鎖を頼りにクライムダウンで慎重に下ります!
振り返るとこんな感じ!
2022年07月02日 10:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 10:12
振り返るとこんな感じ!
6,7分で巻き道との合流点となっている鞍部まで下りて来ました!ここからは安全な(普通レベルの)登山道となります!
2022年07月02日 10:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 10:12
6,7分で巻き道との合流点となっている鞍部まで下りて来ました!ここからは安全な(普通レベルの)登山道となります!
再びトレッキングポールを出し、最高峰・入道岳を目指します!
2022年07月02日 10:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 10:16
再びトレッキングポールを出し、最高峰・入道岳を目指します!
フデリンドウ!
2022年07月02日 10:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 10:24
フデリンドウ!
キジムシロ!
2022年07月02日 10:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 10:27
キジムシロ!
振り返ると八ッ峰&薬師岳!左下は登山口のある二合目付近!
2022年07月02日 10:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 10:29
振り返ると八ッ峰&薬師岳!左下は登山口のある二合目付近!
二合目登山口から入道岳は見えていたので、こちらからも見えているはず!
2022年07月02日 10:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 10:29
二合目登山口から入道岳は見えていたので、こちらからも見えているはず!
八海山(入道岳)より、越後駒ヶ岳(左)&中ノ岳(右)♪
2022年07月02日 10:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
7/2 10:36
八海山(入道岳)より、越後駒ヶ岳(左)&中ノ岳(右)♪
中ノ岳より右側、尾瀬・日光方面の峰々!
2022年07月02日 10:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/2 10:36
中ノ岳より右側、尾瀬・日光方面の峰々!
八ッ峰を全山踏破後、二百名山55座目(+百名山100)となる八海山の最高峰・入道岳へ初登頂!
2022年07月02日 10:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
7/2 10:38
八ッ峰を全山踏破後、二百名山55座目(+百名山100)となる八海山の最高峰・入道岳へ初登頂!
入道岳は、別名「丸ヶ岳」とも言うようです!
2022年07月02日 10:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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入道岳は、別名「丸ヶ岳」とも言うようです!
山頂はほぼ無風で、28℃もあります・・・。とっても暑いです。
2022年07月02日 10:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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山頂はほぼ無風で、28℃もあります・・・。とっても暑いです。
越後駒と中ノ岳の間に見えるのが鋭鋒・荒沢岳!翌日に向かいます!
2022年07月02日 11:05撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
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越後駒と中ノ岳の間に見えるのが鋭鋒・荒沢岳!翌日に向かいます!
中央は平ヶ岳、左奥は燧ヶ岳!
2022年07月02日 11:06撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
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中央は平ヶ岳、左奥は燧ヶ岳!
燧ヶ岳!
2022年07月02日 11:06撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
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燧ヶ岳!
日光白根山!手前に小屋らしきものが見えるが、どの稜線だろう?
2022年07月02日 11:06撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
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日光白根山!手前に小屋らしきものが見えるが、どの稜線だろう?
至仏山!
2022年07月02日 11:07撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
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至仏山!
武尊山!
2022年07月02日 11:08撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
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武尊山!
奥は未踏の三百名山・朝日岳!
2022年07月02日 11:08撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
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奥は未踏の三百名山・朝日岳!
左奥は巻機山!
2022年07月02日 11:08撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
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左奥は巻機山!
下山開始!往路で気づかなかった一輪咲きのニッコウキスゲ!
2022年07月02日 11:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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下山開始!往路で気づかなかった一輪咲きのニッコウキスゲ!
八ッ峰との鞍部まで下ります!
2022年07月02日 11:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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八ッ峰との鞍部まで下ります!
大日岳からの下り岩壁はロープウェイ組渋滞か!?危険ですね・・・。
2022年07月02日 11:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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大日岳からの下り岩壁はロープウェイ組渋滞か!?危険ですね・・・。
復路は八ッ峰を通らず、ここを左折して、新開道で下ります!
2022年07月02日 11:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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復路は八ッ峰を通らず、ここを左折して、新開道で下ります!
新開道上部はハシゴや鎖が多い急傾斜が続きます。慎重に下ります!
2022年07月02日 11:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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新開道上部はハシゴや鎖が多い急傾斜が続きます。慎重に下ります!
2022年07月02日 11:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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八ッ峰を迂回しながら千本檜小屋へ続く巻き道と新開道の分岐点!
2022年07月02日 11:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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八ッ峰を迂回しながら千本檜小屋へ続く巻き道と新開道の分岐点!
ここから右下が新開道!さぁ、ここからは一本道だ!
2022年07月02日 11:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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ここから右下が新開道!さぁ、ここからは一本道だ!
中腹より、八ッ峰南壁を仰ぎ見る!よくまぁ、あんなジグザクを通れること・・・。
2022年07月02日 12:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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中腹より、八ッ峰南壁を仰ぎ見る!よくまぁ、あんなジグザクを通れること・・・。
右が入道岳、左が八ッ峰ですね!
2022年07月02日 12:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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右が入道岳、左が八ッ峰ですね!
入道岳から1時間半で、カッパン倉と思しき開けた場所にて!特段"カッパン倉"といった類の標識はありません。
2022年07月02日 12:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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入道岳から1時間半で、カッパン倉と思しき開けた場所にて!特段"カッパン倉"といった類の標識はありません。
横に倒れた「7合目」の石碑!
2022年07月02日 12:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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横に倒れた「7合目」の石碑!
稲荷社と木碑がある場所が、水場(稲荷清水)の分岐点。現地には「水」の一文字もなく、ヤマレコの「みんなの足跡」がなければ、探せない可能性大。
2022年07月02日 13:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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稲荷社と木碑がある場所が、水場(稲荷清水)の分岐点。現地には「水」の一文字もなく、ヤマレコの「みんなの足跡」がなければ、探せない可能性大。
稲荷社で上を見上げると、改めて新緑の色合いに感動!
2022年07月02日 13:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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稲荷社で上を見上げると、改めて新緑の色合いに感動!
入道岳から下ること2時間強。飲料が尽きかけていた折、細いけどありがたい水場!ただ、時折砂も混じり、決して清水ではありません。
2022年07月02日 13:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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入道岳から下ること2時間強。飲料が尽きかけていた折、細いけどありがたい水場!ただ、時折砂も混じり、決して清水ではありません。
稲荷社から下ること50分で2合目登山口まで下山完了!振り返ると、今日歩いた薬師岳〜八ッ峰〜薬師岳までが一望できます!
2022年07月02日 14:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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稲荷社から下ること50分で2合目登山口まで下山完了!振り返ると、今日歩いた薬師岳〜八ッ峰〜薬師岳までが一望できます!
少し車を走らせ、酒屋前の自販機でコーラを調達!そしてこの酒屋で・・・
2022年07月02日 14:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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少し車を走らせ、酒屋前の自販機でコーラを調達!そしてこの酒屋で・・・
ポン酒・八海山を調達し、再び八海山方面へ戻り、八海山&タチアオイと一緒に♪
2022年07月02日 15:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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ポン酒・八海山を調達し、再び八海山方面へ戻り、八海山&タチアオイと一緒に♪
この週末は運転が待っているので、地酒・八海山は、帰京後に冷酒で頂きます♪
2022年07月02日 15:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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この週末は運転が待っているので、地酒・八海山は、帰京後に冷酒で頂きます♪
南魚沼市辺りの麓より八海山(八ッ峰&入道岳)を望む!
2022年07月02日 15:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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南魚沼市辺りの麓より八海山(八ッ峰&入道岳)を望む!
魚沼市の薬師温泉へ立ち寄ります!
2022年07月02日 16:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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魚沼市の薬師温泉へ立ち寄ります!
奥中央の山は「城山」と言うそうです!水分不足で脱水症状気味(攣り気味)だった足指をしっかりとほぐします!
2022年07月02日 16:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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奥中央の山は「城山」と言うそうです!水分不足で脱水症状気味(攣り気味)だった足指をしっかりとほぐします!
薬師温泉内でガッツリと栄養補給し、翌日の荒沢岳登山に備えます!
2022年07月02日 18:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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薬師温泉内でガッツリと栄養補給し、翌日の荒沢岳登山に備えます!
下山から1週間、翌週末に自宅で八海山を嗜みます♪。複数回に分けてチビチビ飲みます!
2022年07月09日 19:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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下山から1週間、翌週末に自宅で八海山を嗜みます♪。複数回に分けてチビチビ飲みます!

感想

6月から毎週のように全国の二百名山巡りをしていて、今週末は未踏の二百名山がひしめく中越地区の越後四山(越後駒、中ノ岳、八海山+荒沢岳)エリアへ♪。Day1は日本酒で有名な八海山へ。田中陽希さんがグレトラ3で辿った最難関の屏風道↑新開道↓というコース取りでチャレンジします。

予報では土日共に晴れで、猛烈な暑さが予想されるため、普段より飲料を多めに持参したつもりが、結果的に足りなくて、今後の夏山シーズン本格化に向けて反省すべき山行となりました。

金曜の終業後、ETC割引の利かない時間帯であることは承知しつつも、睡眠時間確保のため、高速をかっ飛ばして、夜11時頃、登山口となる二合目まで乗りつけます。1台先行車&テントがありました。予報通り星空がキレイで、天の川も見えてました。

翌朝、4時に起床すると、次から次に車がやってきます。私が5時に出発する時点で、私含めて6〜7台停まっていたかな。前夜気づきませんでしたが、登山口の1分ほど手前の路肩が広い所は、空が開けていて、今日登る薬師岳〜八ッ峰〜入道岳が一望できました。

多分この日の4パーティ目として、屏風道コースへ入山します。入山直後に、皆さんのレポで見る渡渉用カゴがありますが、あのカゴを使わないと渡渉できないような天候の日は、この上級コースで八海山を目指すのは危険なのでやめたほうがよいと思います!

入山直後からお花が色々咲いてて、目を楽しませてくれますが、結構なガチ急登が続きます。前半は沢をいくつか越えていくので、給水は容易です。入山から30分ほどでこの日最大規模の腐った雪渓を通過します。結構傾斜がついているので、つぼ足の場合は慎重に進む必要があります。この雪渓上部で1組4名を追い抜きます。

雪渓を越えた辺りから、鎖場・岩場が数え切れないほど現れます。田中陽希さんが水浴びした4合目の清滝は普通にスルーし、上を目指します!5合目過ぎでもう1組1名を追い抜き、この時点で先行者1組2名がいたはずですが、その2名は背中すら見えず、追いつくことはできませんでした(笑)。5合目以降は、右手方面にずっと巻機山が見えます。また、振り向くと火打山・妙高山・高妻山の百名山トリオ、そして未踏の三百名山・米山などが見えます。

7合目の「ノゾキの松」というのは、どこだったのかよくわかりませんでしたが、涸れ沢の巨石を直登する辺りだと思います。この辺から特徴的な花・ヒメシャガが群落し始め、薬師岳山頂部でも多数見かけました。またキバナニガナ、シロバナニガナがそれぞれ咲いてて、モチベーションが高まります。

7合目と思しき、直登が必要な巨石群は赤矢印がペイントされており、途中で右に90度折れるのですが、どうやら登り口を間違えたようで、かなり急な足場も不安定な場所を直登する羽目となり、ここでヘルメットを装着します。草木につかまるも、抜けたら終わりなので、手も足も三点支持を遵守し、特につかまるものは、本当に体重をかけても大丈夫か慎重に調べながら、時間をかけて登ります。どうも道が尽きていることで誤りに気づくも、ヤマレコMapを拡大すると、10mほどで本線に戻れるとわかり、慎重に急斜面をトラバースすると正規登山道に復帰!復帰するや否や、鎖場ラッシュで、やはり屏風道コースは上級者向けと言われる所以がわかります。

仁王像的な石像まで登り詰めると、概ね危険な直登は終わりを告げ、アカモノやウラジロヨウラク、イワカガミ、ゴゼンタチバナなどが現れ、花を愛でているうちに、ほどなく千本檜小屋へ到達します。結局、3時間15分かかりましたが、標準コースタイムは5時間なので、順当なペース配分だったと思います。

千本檜小屋からは薬師岳をピストンします。この稜線に入り、この日初めて中ノ岳〜越後駒〜飯豊連峰〜守門岳と続く、登り口と反対側にそびえる高峰がドーンとそびえ立ちます。特に雪渓をまとった越後四山の盟主・越後駒ヶ岳の存在感は圧倒的で、深田久弥が最高峰の中ノ岳でなく、越後駒を百名山指定したのが、なんとなくわかる気がします。

薬師岳は丸みを帯びた山頂で、先っちょだけ見えている荒沢岳(翌日登頂)を含め、越後四山を一望できるベストビュースポットですねー。山頂部はトンボが大量に飛んでて、害虫はゼロ!トンボ様々です♪。

ほどなく千本檜小屋まで戻り、タニウツギを眺め終わると、いよいよ核心部の八ッ峰へ入ります。剱岳の早月尾根でさえしまわないトレッキングポールを畳み、三点支持しやすい状態で挑みます。数ある高峰へは必ずポールを駆使して登っていますが、ポールを畳んだのは、昨年末の九州・大崩山の象岩トラバース以来です。それほど危険な岩峰だと思います。

八ッ峰というからには8つのピークを経由するはずですが、結論から言うと3つ目の七曜岳(石碑は「五大岳」)は気づかず巻いてしまったようです。また、4つ目の「白河岳」は石碑はあるものの解読不能で、5つ目の「釈迦岳」は4つ目と発音が同じ「白川岳」という立派な石碑があり、中々事前学習していないと、この辺の真相は現地ではわかりません。7つ目の「剣ヶ峰」も石碑はなく(グレトラ3でも、田中陽希さんが困惑していた)、知らないと気づかないうちに通り過ぎてしまうようですね。

結局、1st地蔵岳を起点とすると、8th大日岳を下り終えるまで、私の脚力で休憩込み1時間でした。鎖に全体重をかけずに、足場を確保して、両足に体重を乗せて、鎖は安全のためつかむ、といったスタイルで登り下りしないといけませんね。そういう意味では、久々にハイカットシューズ(スポルティバのトランゴアルプ)を履きましたが、岩場でつま先立ちできるシューズは必須だと思います。

大日岳から下って鞍部に下りると、あとは入道岳へは普通の登山道。再びトレッキングポールを出し、タニウツギ、フデリンドウ、キジムシロ、ニッコウキスゲなどを愛でながら進んでいくと、20分強で八海山連峰の最高峰・入道岳へ到達します。山頂は360度のパノラマビューが待ってて、青空の下、多数の名山がそびえ立ってました。眼前には越後四山の一角、越後駒・荒沢岳(先っぽだけ)・中ノ岳がそびえ、中ノ岳より右には、燧ヶ岳〜日光白根山〜至仏山〜武尊山〜朝日岳〜巻機山〜鳥甲山など、上越方面の山がスッキリ!ただ、灼熱地獄で、山頂でも28℃もありました。ゆえに飲料が不足気味で、途中からセーブし始めたので、後半は足指が攣り気味で、反省点となりました。

入道岳からの戻りで、私は通らない大日岳を見上げると、ロープウェイ組と思しき大量のハイカーが数珠つなぎに鎖の岩斜面に群れており、とっても危険に感じました。剱岳もそうですが、岩場の渋滞は落石リスク、前後のハイカーへの気遣いなど、精神的に疲弊しそうです。やはり、ロープウェイ組が稜線に大量に押しかける前に稜線を通過するべく、二合目を早出するが大事ですね。

新開道ルートは、上部はハシゴや鎖が連続し、これまた危険な登山道です。滑落事故は大体下りで起きるので、慎重に下ります。やはり、飲料が不足気味で、飲料消費を抑え気味に進むので、振り返ると、いつものような力強さが下り時にはなかったような気がします。

カッパン倉なる眺望が開けたスポット(7合目)からは、越えてきた薬師岳〜八ッ峰〜入道岳が一望できます。八ッ峰のジグザグは、本当によくあそこを歩けるなー、という見えっぷりです。

そして、山と高原地図にある「稲荷清水」という水場表記に心躍らせ、飲料消費を抑えつつ下り、ついにその分岐点たる稲荷社という木碑ポイントへ。現地には水場を想起させる表記は一切なく、知らないと絶対に通過してしまいますね。ヤマレコの「みんなの足跡」が、90度左折して、チョロッと伸びて行き止まっており、その道の先が稲荷清水と信じて、ハズレ覚悟で突っ込むと、1,2分で水場があります。ただ、か細くて、500mlペットボトルを満タンにするのに、推定3分はかかるかな。また、時折小さな砂も混じり、決して清流ではないけど、贅沢は言えません。ここで残っていた最後の麦茶200mlほどを飲み干し、水へ詰め替えます。そこまでキンキンに冷えてない(涙)のですが、一応「冷たい」と表現できるほどの温度だとは思います。

そこから登山口までは50分ほど。もはや危険な箇所はなく、黙々淡々と下るのみ。沢音が近づいてくると、ほどなく2合目登山口です。往路5合目で追い越したオジサマが先に下山してて、登山口直下で水浴びしたようでした。その方は熱射病にやられ、千本檜小屋から巻き道で新開道分岐まで行って、新開道を下りて周回したようです。この夏はいつも以上に猛暑につき、そうした自分の体力・飲料に見合った現地での適時適切な判断力が必要ですね。

下山後、大好きな地酒・八海山を調達し、帰京後、冷やで飲むことを決意!見事、1週間後の週末、東京自宅でチビチビと頂きましたとさ(笑)。

Day2 荒沢岳へ続く)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4460506.html

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