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Yamareco

記録ID: 446079
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ハイキング
丹沢

五月晴れの丹沢前衛 大山〜ヨモギ平〜三ノ塔〜大倉

2014年05月11日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:20
距離
15.8km
登り
1,644m
下り
1,670m

コースタイム

6:30 大山ケーブルバス停発。
6:40 男坂に入る。
7:20 下社着。
7:35 出発。途中、写真撮影のため小休止繰り返し。
9:00 大山山頂着。
9:40 出発。途中、写真撮影のため小休止繰り返し。
10:00 イタツミ尾根の展望地で休憩。10:10発。
10:50 ヤビツ峠着。10:55発。
11:15 青山荘通過。車道歩き。
11:30 BOSCOオートキャンプ場着。係員氏に挨拶し登山道の案内を受ける。
11:35 ヨモギ平への登山道に入る。
12:30 ヨモギ平着。昼食休憩。
13:00 去りがたい気持ちを抑えてヨモギ平発。
14:00 三ノ塔着。14:10発。
15:50 大倉バス停着。荷物整理の後ビールを購入し休憩。
16:28 臨時便の渋沢行バス発車。(終了)
天候 暑いけど最高に爽やかな快晴
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路……小田急伊勢原駅から神奈中バスで大山ケーブル行き終点下車。
復路……大倉から神奈中バスで小田急渋沢へ。
コース状況/
危険箇所等
*大山ケーブル〜下社〜大山山頂〜ヤビツ間、及び三ノ塔〜大倉はとくに危険ではありません。しかしイキナリの男坂でヒザが笑った……(滝汗)。

*ヤビツ峠から青山荘に抜けるまでの旧道登山道は、豪雨災害などのためか荒れた雰囲気になっていますが、道標・リボン・踏み跡はちゃんとありますので、見落とさなければ安全に通行できると思います。

*BOSCOオートキャンプ場からヨモギ平への上りは、まずキャンプ場受付で挨拶ののち、川沿いの場内メインストリートを真っ直ぐ行って2つ目の橋を渡り、そのまま林業用ユンボが群れているあたりを目指して歩いて行くと登山口の道標があります。ここから先は、途中までユンボ道となっていますが (雨後はぬかるみ?)、途中からのさらなる登山道入口を見落とさなければ、そのままヨモギ平まで踏み跡がしっかりついており、総じて安全に上れると思います。

*ヨモギ平から三ノ塔までは急勾配の連続で、しかも足場が狭いため、バランスを崩して奈落の底に滑落しないよう注意。とくに三ノ塔直下の勾配はヤバいです。私はヘタレなので、登りで精一杯ですが、ヨモギ平では計5名の下ってきた方がいらっしゃいました。お疲れ様です……。とにかくこの区間が曲者であるために、ヨモギ平をめぐるコースは正式な登山道ではなくバリエーションルート扱いなのだろうと思われます (三ノ塔からヨモギ平に進むところには立入を防ぐロープが張られていますし)。

*ヒルについて……『東丹沢登山詳細図』によりますと、ヤビツ〜青山荘およびヨモギ尾根ルート、そして三ノ塔尾根が「ヒル指数1」となっていますが、今回は食われませんでした。乾燥した状態が続いているためでしょうが、これから夏にかけては要注意でしょうか。
今月の小田急広報誌は女性利用客に、美味しいランチを持参しての優雅な大山登山をアピールしています。そんな洒落たノリに背を向けて、私は今日もさすらいの単独行者 (^^;)。
2014年05月11日 18:31撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
5/11 18:31
今月の小田急広報誌は女性利用客に、美味しいランチを持参しての優雅な大山登山をアピールしています。そんな洒落たノリに背を向けて、私は今日もさすらいの単独行者 (^^;)。
小田急線車内からの大山。天気良すぎ! あのてっぺんに行くと思うとドキドキワクワクです。
2014年05月11日 18:33撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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5/11 18:33
小田急線車内からの大山。天気良すぎ! あのてっぺんに行くと思うとドキドキワクワクです。
伊勢原駅朝イチの大山ケーブル行は、神奈中では激レアな部類の日野ブルーリボンシティで登場! この当たりの良さに今日の幸運を確信しました (笑)。
2014年05月11日 18:42撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
5/11 18:42
伊勢原駅朝イチの大山ケーブル行は、神奈中では激レアな部類の日野ブルーリボンシティで登場! この当たりの良さに今日の幸運を確信しました (笑)。
大山ケーブルは9時から。ええ、もちろん下から登りますよ……。車体の傾き具合が何とも言えません。
2014年05月11日 18:45撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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5/11 18:45
大山ケーブルは9時から。ええ、もちろん下から登りますよ……。車体の傾き具合が何とも言えません。
いよいよ男坂に突入!
2014年05月11日 18:47撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
5/11 18:47
いよいよ男坂に突入!
男坂は今日の行程で一番ヒザがヤバくなるハードさだったかも……。
2014年05月11日 18:49撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
5/11 18:49
男坂は今日の行程で一番ヒザがヤバくなるハードさだったかも……。
良い感じになってきました!
2014年05月11日 18:51撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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5/11 18:51
良い感じになってきました!
去る黄金週間に滑落事故が起きた下社〜見晴台ルートは、来週月曜から約2ヶ月間通行止め。
2014年05月11日 18:53撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
5/11 18:53
去る黄金週間に滑落事故が起きた下社〜見晴台ルートは、来週月曜から約2ヶ月間通行止め。
参道のモミジ若葉は絶頂!
2014年05月11日 18:57撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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5/11 18:57
参道のモミジ若葉は絶頂!
台湾にも信者がいるとは!さすが大山。
2014年05月11日 19:49撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
5/11 19:49
台湾にも信者がいるとは!さすが大山。
阿夫利神社下社……神奈川県内に住みながら26年ぶりに来たとは恥ずかしい話です。
2014年05月11日 19:52撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
5/11 19:52
阿夫利神社下社……神奈川県内に住みながら26年ぶりに来たとは恥ずかしい話です。
江ノ島&三浦半島の山々遠望。超逆光のため思い切り絞って撮影。
2014年05月11日 19:59撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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5/11 19:59
江ノ島&三浦半島の山々遠望。超逆光のため思い切り絞って撮影。
さて、いよいよ登拝門をくぐります。
2014年05月11日 20:01撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
5/11 20:01
さて、いよいよ登拝門をくぐります。
巨木の原生林はまさに神域。
2014年05月11日 20:04撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
5/11 20:04
巨木の原生林はまさに神域。
神木・夫婦杉のシルエット。
2014年05月11日 20:05撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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神木・夫婦杉のシルエット。
次第に展望が。
2014年05月11日 20:08撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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5/11 20:08
次第に展望が。
富士見台で富士山の大展望! 俄然ファイトが湧きます。
2014年05月11日 20:13撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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5/11 20:13
富士見台で富士山の大展望! 俄然ファイトが湧きます。
ブナの若葉が実にまぶしい……。
2014年05月11日 20:16撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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5/11 20:16
ブナの若葉が実にまぶしい……。
大山にもこんなに見事なブナがあったとは!
2014年05月11日 20:20撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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大山にもこんなに見事なブナがあったとは!
というわけで大山山頂着! 阿夫利神社からの富士山。
2014年05月11日 20:23撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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5/11 20:23
というわけで大山山頂着! 阿夫利神社からの富士山。
秦野市街の奥に箱根もよく見えます。
2014年05月11日 20:28撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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5/11 20:28
秦野市街の奥に箱根もよく見えます。
頂上の御神木「雨降木」にも新たな若葉が。
2014年05月11日 20:31撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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頂上の御神木「雨降木」にも新たな若葉が。
大山山頂から本日の富士山! 今年はさすが雪が依然多め。
2014年05月11日 20:39撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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5/11 20:39
大山山頂から本日の富士山! 今年はさすが雪が依然多め。
このあと目指すヨモギ平を見下ろす! 谷を挟んで結構遠い。
2014年05月11日 20:43撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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5/11 20:43
このあと目指すヨモギ平を見下ろす! 谷を挟んで結構遠い。
丹沢三峰の奥に雲取方面がよく見えます♪
2014年05月11日 21:02撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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5/11 21:02
丹沢三峰の奥に雲取方面がよく見えます♪
塔〜丹を望む。現在の新緑の状態がよく分かります。
2014年05月11日 21:03撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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5/11 21:03
塔〜丹を望む。現在の新緑の状態がよく分かります。
爽やかな大展望に感謝!
2014年05月11日 21:02撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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爽やかな大展望に感謝!
逆光に照らされた若葉が斜面を覆い尽くしています。
2014年05月11日 21:15撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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逆光に照らされた若葉が斜面を覆い尽くしています。
大山三峰山。ゴツいですなぁ……。
2014年05月11日 21:18撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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大山三峰山。ゴツいですなぁ……。
登山道の脇にはスミレが乱舞。
2014年05月11日 21:20撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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5/11 21:20
登山道の脇にはスミレが乱舞。
イタツミ尾根上部の展望地から。文句のつけようのない眺めです。
2014年05月11日 21:26撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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5/11 21:26
イタツミ尾根上部の展望地から。文句のつけようのない眺めです。
イタツミ尾根から頂上部を振り返ります。
2014年05月11日 21:29撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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イタツミ尾根から頂上部を振り返ります。
ヤビツ峠はチャリでいっぱい。
2014年05月11日 21:33撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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ヤビツ峠はチャリでいっぱい。
ヤビツから青山荘までの荒れ気味な道の出口近くにて。新緑が終わればヒルゾーンに?
2014年05月11日 21:34撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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ヤビツから青山荘までの荒れ気味な道の出口近くにて。新緑が終わればヒルゾーンに?
BOSCOオートキャンプ場。
2014年05月11日 21:36撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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BOSCOオートキャンプ場。
ヨモギ平への登り口はこんな感じ。
2014年05月11日 21:41撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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ヨモギ平への登り口はこんな感じ。
実に見事な巨木だらけの尾根をじっくり登ります。
2014年05月11日 21:44撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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5/11 21:44
実に見事な巨木だらけの尾根をじっくり登ります。
大山北尾根を望む。険しそうですね……。
2014年05月11日 21:55撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
5/11 21:55
大山北尾根を望む。険しそうですね……。
大山をバックに見事な巨木が並んでいます。
2014年05月11日 21:51撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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大山をバックに見事な巨木が並んでいます。
そして夢の別天地・ヨモギ平に到着!
2014年05月11日 22:18撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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5/11 22:18
そして夢の別天地・ヨモギ平に到着!
昼寝したくなる雰囲気!
2014年05月11日 22:21撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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5/11 22:21
昼寝したくなる雰囲気!
詩情の世界……。
2014年05月11日 21:54撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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5/11 21:54
詩情の世界……。
若葉のシンフォニー。
2014年05月11日 22:02撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
5/11 22:02
若葉のシンフォニー。
風にそよぐ新緑。
2014年05月11日 22:04撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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5/11 22:04
風にそよぐ新緑。
光に包まれる森。
2014年05月11日 22:06撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
5/11 22:06
光に包まれる森。
切ないほどの緑の輝き。
2014年05月11日 22:09撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
5/11 22:09
切ないほどの緑の輝き。
大樹と目指す尾根。
2014年05月11日 22:15撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
5/11 22:15
大樹と目指す尾根。
次々に現れる緑の錦絵。
2014年05月11日 22:25撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
5/11 22:25
次々に現れる緑の錦絵。
後ろ髪を引かれつつ三ノ塔への急傾斜に取りつきます。
2014年05月11日 22:29撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
5/11 22:29
後ろ髪を引かれつつ三ノ塔への急傾斜に取りつきます。
本日の「何じゃこりゃ大賞」はこれ!!
2014年05月11日 22:33撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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5/11 22:33
本日の「何じゃこりゃ大賞」はこれ!!
かなり登って来たあたりは結構良い感じの尾根ですが、何故こんなところにモノレールを敷設中??
2014年05月11日 22:35撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
5/11 22:35
かなり登って来たあたりは結構良い感じの尾根ですが、何故こんなところにモノレールを敷設中??
表尾根が良く見えるようになって来ました。
2014年05月11日 22:37撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
5/11 22:37
表尾根が良く見えるようになって来ました。
そしてついに表尾根〜塔〜丹の大展望が!
2014年05月11日 22:41撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
5/11 22:41
そしてついに表尾根〜塔〜丹の大展望が!
三ノ塔頂上にて。あの大山頂上からここまで、実に夢のような道程でした。
2014年05月11日 22:45撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
5/11 22:45
三ノ塔頂上にて。あの大山頂上からここまで、実に夢のような道程でした。
午後になっても富士山が実に良く見え、最高の山日和でした! 日焼けはヤバいですが……。
2014年05月11日 22:49撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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5/11 22:49
午後になっても富士山が実に良く見え、最高の山日和でした! 日焼けはヤバいですが……。
三ノ塔尾根を延々と下る間はビールの三文字しか頭になく (笑)、一気に大倉の吊り橋へ!
2014年05月11日 22:51撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
5/11 22:51
三ノ塔尾根を延々と下る間はビールの三文字しか頭になく (笑)、一気に大倉の吊り橋へ!
吊り橋の真ん中から三ノ塔・二ノ塔を望む。嗚呼……芽吹きが弾ける世界から下ってきてしまったのですなぁ。
2014年05月11日 22:55撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
5/11 22:55
吊り橋の真ん中から三ノ塔・二ノ塔を望む。嗚呼……芽吹きが弾ける世界から下ってきてしまったのですなぁ。
静寂のヨモギ平〜三ノ塔尾根をめぐって大倉に着くと、何なのでしょうか!この人の多さは! バスは当然臨時便あり。
2014年05月11日 22:58撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
5/11 22:58
静寂のヨモギ平〜三ノ塔尾根をめぐって大倉に着くと、何なのでしょうか!この人の多さは! バスは当然臨時便あり。
ビールを購入し、来し方を振り返り、最高の山旅に乾杯!!
2014年05月11日 23:02撮影 by  Canon EOS 5D Mark II, Canon
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5/11 23:02
ビールを購入し、来し方を振り返り、最高の山旅に乾杯!!
撮影機器:

感想

 神奈川県内のとある高校の校歌には「阿夫利の高嶺、相模の流れ、高きに憧れ、長きを慕う」という文句があります。それほどまでに、神奈川県内のどこからでも分かり、海上からも目印とされてきた阿夫利山(あふりやま。雨降山と書くことも)=大山の存在感は大きなものがあります。しかし、個人的には高校の遠足で日向薬師から下社まで登っただけで、長年「一応山だけど観光地じゃね?」という印象が強く、20代になって山登りを始めてからというもの、周りのもっと高い山に登るばかりで、大山は「周りから見下ろす山」になってしまっておりました (苦笑)。

 とはいえ、一昨年に山登りを再開して以来、低山や観光地・山岳信仰地の山にもそれなりの面白みがあると思うようになりまして、なるべく早いうちに、ベストなシーズンを選んで、自宅周辺から真正面にドーンと見える大山に登ろうと狙ったのでした。なお、単にケーブル下やヤビツ峠から往復するだけでは歩き足りないような気もしましたので、ヤビツ峠に下山してからさらに、『東丹沢登山詳細図』購入以来気になっていたヨモギ平界隈をめぐる山旅をくっつけ、三ノ塔から大倉に下ることで、弾ける新緑を浴びまくりながらのプチ・ハードな山行とすることにしました。

 そこで、休みの日と新緑のピークと乾いた好天という三条件がドンピシャと重なった11日、この計画を決行! 個人的には休みが不特定で、出来れば平日に登る方が良いため、日曜日にこのルートをとれば大山山頂〜ヤビツ間で混みそうでアレだな……という懸念もあったのですが、他の条件(新緑+好天)が余りにも完璧なため、やはり行かない手はありません。実際、イタツミ尾根を下降しているあいだは、ヤビツ峠にバスが着くたびに大量に下車した登山客の皆様が大行列をなして登るところとすれ違い、道が狭いところでは2〜3分ほど待たされることもありました。
 それでも早朝出発に努めたため、、最初の大山への登りは人の少ない快適な道程となりましたし、ヤビツからBOSCOキャンプ場〜ヨモギ平〜三ノ塔とめぐる間は、登山者計5名とすれ違ったのみで静寂そのもの! 三ノ塔〜三ノ塔尾根は、もちろん表尾根からの帰りの皆様と合流するわけですが、帰りにこのルートをとる向きは余り多くないとみえ、子供連れ団体を3回追い抜いたのを除けば、やはり静寂の中での下降となりました。それだけに、大倉に着いてから遭遇した大倉尾根軍団の余りの多さにビックリ仰天でした (汗)。

 何はともあれ、下社から上の原生林の見事さといい、大山からの文句ない大展望といい、ヨモギ尾根の人知れず巨木が佇み鳥がさえずる別天地ぶりといい、三ノ塔や大倉で眺めた午後の峰々といい、小田急線から距離的に遠くない前衛の山々でも素晴らしい山旅を楽しめるとは新たな発見でした。稼いだ標高及び歩行距離も、だいたい大倉からの丹ピストンと同じで、体力確認&涵養という点でも上々のコース設定だったように思います。そして、高校時代の遠足以来このかた大山に登らなかったという失礼を解消できたのも何よりです (汗)。やっぱり丹沢は最高です♪
 以上、ご覧頂き誠にありがとうございました。

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コメント

ヨモギ平は素敵なところですね。
噂には聞いたところではありましたが、静かな山行のできるところですね。
大山は今の時期はこみ過ぎていて疲れました。
最近は早朝登山をしているので、静かな山に憧れますね!
そして写真も素敵ですね
2014/5/13 20:41
>kitausagiさま
 こんばんは、ご覧頂き誠にありがとうございます!
 ヨモギ平は、『東丹沢登山詳細図』の説明やヤマレコの過去記事に刺激されて、今回初めて行ってみたのですが、いや本当、ここだけを目的地にしてのんびりとするのも最高かも……と思うほどのところでした。BOSCOからの往復でしたら、道を外さなければ特に危険ということはありませんし、ヤビツから往復4時間というのも丁度良い距離です。帰りは青山荘でコーヒーというのもオツなものかも知れませんし……(青山荘の脇を通過したときに良い匂いを感じたのですが、時間の関係で通過。汗)。

 人出の多い山は、それなりに素晴らしい景色や雰囲気があるからでしょうけど、渋滞や喧噪はやっぱり休日の使い方としては萎えるわけで (^^;)、丹沢も場所と時間帯を選べば土日でも結構イケる!ということで今後も研究したいと思っています (笑)。

 写真は……長年来のカメヲタですので、お楽しみ頂けて本当に嬉しいです m(_ _)m 足がイマイチ弱くスピードが出ませんので、しょぼい記録を写真でカバーするという意味もあります (汗)。
2014/5/13 21:25
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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ハイキング 丹沢 [日帰り]
大山(ヤビツ峠~阿夫利神社)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

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