初の尾瀬ヶ原漫遊と至仏山
- GPS
- 27:54
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 923m
- 下り
- 915m
コースタイム
- 山行
- 3:46
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 4:59
天候 | 初日晴れ、二日目晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
感想
7/9
この日は山の鼻まで行ってテント張ってウロチョロするだけ予定。
道も楽勝っぽいのでサンダルのまま進む。
ここの道は沢筋を木道で下っていくルート。
よそではなかなか見られない巨木が美しい。
しかし出られそうな河原があるところにはロープが張ってあり、基本木道から出るなルール。
歩きながら思ったが、この整備されすぎルートは体力、技術、経験がない人でも安全にこういった場所に来られるように作られたもので、道なき道を行ける人は別に来なくてよかったなと。むしろ制約が多くて息苦しさしか感じない。来る前に気が付けよって感じですが。
まぁ確かにこれだけたくさんの人が来るのに自由にあちこち入られたらすぐに荒れてしまうの間違いなしなのでしょうがないか。
あとはこの道で徒歩の郵便局員とボッカさんとにすれ違った。歩いて配達してんのかなぁ。あとボッカは空荷だったので積んでるときに子どもに見せたかったなぁと。あとで尾瀬ヶ原でももう一人ボッカさんとすれ違ったな。
山の鼻について手続きをしてテントを張る。
予約不要とのことだったのでさぞ広大なテンバがあるのだろうかと思ってたら意外とこぢんまりした場所で10張りほど、我々のあとにももう数張りは来たであろうか。でもまぁキャパ範囲内ではあった。自炊場とトイレあり。
テントを張って持参したビールで乾杯してから尾瀬ヶ原の見物へ出かける。
まぁ適当な範囲を歩いたが、期待していたより花の密度が薄く9割がたは湿原の中の木道をぼーっと歩いてる感じ。
あと場所によって人は多くてやっぱり大変(空いてる場所もあった)
そして暑い…まぁしょうがないか。
まぁ景色は悪くないがやっぱ、ここにしかない感のあるものは見つけられず。
湿原の水の中にサンショウウオがいたのは見れたけど。
暑さに負けてテンバに戻って宴会開始も睡眠不足のため一旦昼寝。
1時間ほど寝てから晩の宴会。
暗くなってからクワガタ探しに出かけたが残念ながら見つけられず。
7/10
明るくなってから起きて準備して出発。
山の鼻からの登山道は登り専用の一方通行なので必然的に全装備を背負ってく必要あり。
至仏山への道は最初のうちは樹林内で単調だが森林限界が近づくと空が広くなってくる。
日が照ってて暑いのはしょうがないが景色がよくて気分がいい。
しかし噂の蛇紋岩は確かに猛烈に滑るので、足元をよく見て歩く必要がある。
出発1時間くらいで朝に富士見峠を越えて追いついてきた@yonetchと合流。
見えているがなかなか近づいてこない山頂を目指してひたすら登る。
森林限界上はお花畑も出てきてなかなか飽きさせない。
あともうちょっとなのにガスが…
そして山頂…かなり人がいっぱいだった。
今回の登山の目的の一つである奥利根側の残雪状況調査だが、ガスに阻まれてあまり見えず。
至仏山の西側山頂直下の岸壁をじっくり観察。
下りは鳩待峠への尾根ルート。
小至仏への登り返しがめんどいが、そのあとは眺めの良い快適ルートや池塘などを巡るルート。
登山道脇すぐまで雪渓が迫り、ずっとチングルマの綿毛しか見れなかったのがここにきて白と黄色で咲いている姿が見られた。
なぜかコゴミなどもまだ丸まっておりこの辺の季節はだいぶのんびりしている様子。
樹林に入ると木道を交えながら下って鳩待峠へ。
無雪期の尾瀬は初めてだった。まぁ私向きの場所ではないことがわかった。
あと尾瀬だから、至仏と燧ケ岳をまとめて登る人も多いだろうが、特にこの暑い時期に大荷物背負って固い靴で尾瀬ヶ原を移動するのは罰ゲーム以外の何物でもないなと思った。小さい荷物でクロックスでふらふら歩くぐらいがちょうどよし。
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