大石ダムから朳差岳

2022年07月09日(土) 〜 2022年07月10日(日)

• GPS: 27:49
• 距離: 15.2km
• 登り: 1,851m
• 下り: 1,854m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:29
• 休憩: 0:32
• 合計: 7:01

8:59 林道終点
11:11 11:12 カモス峰
12:05 12:15 権内ノ峰
13:15 13:27 千本峰
14:59 15:08 前朳差岳
15:55 15:55 朳差岳
16:00 朳差小屋

2日目

• 山行: 5:31
• 休憩: 0:52
• 合計: 6:23

6:23 朳差小屋
6:49 7:02 鉾立峰
7:36 7:47 朳差小屋
7:50 7:50 朳差岳
8:55 9:03 前朳差岳
9:39 9:45 千本峰
10:14 10:15 権内ノ峰
10:48 11:01 カモス峰
12:46 ゴール地点

この前後に片道4.6kmの林道を自転車で移動した。

天候

一日目、晴れのち曇り。関川村の最高気温31℃
二日目、晴れ。最低気温20℃、最高気温32℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

特になし。地元の方がご夫婦で整備中でした。ありがとうございます。

写真

7/9 7:02

関川村を移動中、大石川と朳差岳とがセットで見えた場所。

7/9 7:14

大石ダムの管理棟。トイレはこの手前にある。

7/9 7:13

大石ダム。羽越水害のあと治水と発電を兼ねて建設されたとか。

7/9 7:34

東俣彫刻公園前の駐車場から自転車でスタート。

7/9 8:16

水量調節の施設。飯豊の新潟側ってダムの設備を使って山奥に行くのが多い気がする。

7/9 8:17

真下の渓谷の水が青い。

7/9 8:21

この工事現場まで道はしっかりしていた。

7/9 8:36

こちらにオーバーハングした岩盤。この他いろいろ崩落しかかっている個所を通過した。

7/9 8:47

林道終点。片道4.6kmほどだった。

7/9 8:54

鉄橋の脇から河床に降りられるので、ここで水を補給。以降は小屋まで有効な水場はない。

7/9 8:53

登山開始。GPSもここから。

7/9 9:12

樹の間から飯豊らしいスラブ状の岩盤が見える。

7/9 9:24

二番目の橋。ここは高くて河床には降りられない。

7/9 9:54

以降は急登。大日杉から登るときと似たような眺めだな〜

7/9 10:42

標高750mくらいで空に突き出たピークが見えて、「あそこに登るのか」と憂鬱になった。

7/9 11:11

カモス頭（847m）に到着した。地元の方が整備している途中だった。草刈り機を持ってここまで登るなんて！

7/9 11:22

左手で大境山と枯松山が高い。それぞれ1100mくらいで標高の目安にした。

7/9 12:05

空に突き出たピークは権内ノ峰（1001m）という名前。

7/9 12:06

同地点から見た朳差岳方向。おそらく前朳差岳が露わ。

7/9 12:15

朳差岳北東を流れる滝。

7/9 12:47

ツルアリドオシ。この区間は暑さでペースが落ちてしまい、日陰で頻繁に休んだ。

7/9 13:15

千本峰。カモス頭からここまで小さなアップダウンがある。暑さのダメージが蓄積した。

7/9 13:24

蟻んこの餌食になったイモムシたち。

7/9 14:41

前朳差岳を登っているところ。後ろの関川村の眺め。

7/9 14:58

山頂でガスる直前に二王子岳方向を撮った。

7/9 15:10

今日はもう日差しを浴びたくないので、この天候はありがたかった。

7/9 15:39

ヒメサユリも長者平の湿原も明日に期待して通過。

7/9 15:57

朳差岳山頂。

7/9 16:00

頂上直下の小屋。今夜はここに泊まる。

7/9 16:11

水場の雪渓。急斜面なのでサンダルとかでは来れない。

7/9 16:24

融雪水は手を突っ込んでられないほどに冷たかった。

7/9 17:22

小屋で食事をしていると外が晴れてきた。

7/9 17:22

北股岳方向。

7/9 17:43

少しズームイン。画像真ん中に頼母木小屋がある。

7/9 17:45

鉾立峰、大石山、一ノ峰・二ノ峰、烏帽子山という飯豊・新潟側の山が勢ぞろい。

7/9 18:01

夕焼けがキレイそうなので小屋の南へ。

7/9 18:06

日本海と新潟県の平野。うっすらと佐渡島も見える。

7/9 18:10

ニッコウキスゲでいっぱいの朳差岳避難小屋と山頂。

7/9 18:12

7/9 18:14

三角が縦に並んだ、なんかの冗談みたいな構図を強烈な影が引き立てている。

7/9 18:20

お花たちと山頂。

7/9 19:07

夕焼け。ブヨが盛んに湧いてきたので小屋に逃げた。

7/10 4:23

翌朝は強風。ブヨが活動できないので助かった。

7/10 4:33

4時33分、奥羽山脈の面白山の辺りから日の出。

7/10 4:34

朝焼けの縦走路。

7/10 4:35

同北股岳方向。

7/10 4:37

頼母木小屋と右上に門内小屋。一番奥の山は北股岳なのか大日岳なのか最後まで分からず。

7/10 4:43

草原と飯豊連峰。

7/10 4:43

二王子岳が朳差岳の影を映しこむスクリーンになっている。

7/10 5:09

今回からシュラフを軽いのに換えた。高額だったけど、40Lザックでの小屋泊が考えやすくなった。

7/10 6:03

水場に咲き残っていたハクサンコザクラ。

7/10 6:13

水場から鉾立峰と大石山。魅惑の縦走路。

7/10 6:30

朝の越後平野。

7/10 6:49

鉾立峰の山頂に立った。

7/10 6:50

同地点から大石山。

7/10 6:59

同地点から朳差岳。

7/10 7:05

植物撮影しながらUターンを開始。ガクウラジロヨウラク。

7/10 7:07

ハクサンオミナエシ。

7/10 7:15

鞍部から見上げた鉾立峰。見事なピラミッド。遠い我が家からもハッキリと形が分かる。

7/10 7:23

センジュガンピ。

7/10 7:36

避難小屋のところでシロツメクサ？ 登山者によって持ち込まれた外来生物？

7/10 7:56

山頂の北でタカネヨモギ。

7/10 7:57

廃道化したという大熊尾根に池塘がある。

7/10 7:59

山頂北でヒメサユリ。

7/10 8:00

ニッコウキスゲとヒメサユリ。

7/10 8:01

奥行きのある構図でヒメサユリ。

7/10 8:04

今の時期定番のシロバナニガナ。

7/10 8:06

長者平を見下ろす。

7/10 8:10

池塘とヒメサユリ。

7/10 8:11

朳差岳周辺には幾つかレリーフがあった。代表して高橋千代吉氏のを撮った。

7/10 8:12

山頂方向。飯豊では珍しい高層湿原が、、、

7/10 8:14

こんな北端部分にあるとは…。

7/10 8:16

山頂から400mなので毎回足を伸ばしてもいいかも。

7/10 8:18

昨日は見えなかった前朳差岳への縦走路。

7/10 8:21

ここのヒメサユリが一番豊かだった。

7/10 8:22

7/10 8:24

7/10 8:26

あと多かったのはミヤマママコナと、、、

7/10 8:30

ミヤマコウゾリナ。

7/10 8:39

前朳差の東は切れ落ちている。

7/10 8:43

こちらも結構ピラミダルな山容。

7/10 8:49

朳差岳からの吊り尾根。

7/10 9:03

北側から見た朳差岳。

7/10 10:16

あとは一気に下山。権内ノ峰から見た朳差岳。

7/10 10:26

昨日今日でキレイに刈払いされた道。本当に頭が下がる思いだった。この日の関川村は朝から暑かった。

7/10 11:01

カモス峰で休憩中、ブナの樹に頭を突っ込んだメスのクワガタムシ。樹液はないのでは？

7/10 11:07

関川村の山々。手前から権六ノ峰（806m）、葡萄鼻山（798m）、光兎山（967m）。

7/10 12:52

最初の鉄橋まで下山し、水浴びをした。

7/10 12:59

朳差岳から大境山までのU字型地形の水を集めている川らしい。

7/10 13:52

林道入り口まで帰ってきた。登山ポストはここにある。

撮影機器：

D5600 ボディ ニコン

感想

りがとみ〜ぬ

新潟県の山は初めてです。
標高が低いのに1500mちょっとでもう森林限界を迎えるのが不思議でした。
たとえば連峰反対側の地蔵岳とは同じ標高でも眺めが大きく違います。

夏の飯豊は3回目で、過去2回は吐き気に苦しみましたが、今回は回避できました。
でもやっぱり暑さのため休憩を頻繁に取りました。主にザックと背中の間の放熱のためです。10秒登って10秒休むような、、、まだ上手く自分のペースで登れません。
次回からはナイトハイクを考えます。

今回で飯豊の北端部分を平地からきちんと登った気がします。
私の飯豊連峰の足あとは3つの”まだら模様”に分かれました。
次はどこから登ってどのように足あとを繋ごうかと、今から想像を膨らませています。