夏だ!テントだ!縦走だ! 将監小屋から和名倉山


- GPS
- 14:43
- 距離
- 33.0km
- 登り
- 1,726m
- 下り
- 2,319m
コースタイム
- 山行
- 4:29
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 4:55
- 山行
- 8:43
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 9:38
天候 | 初日 曇り一時雨 二日目 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
他に3人ハイカーさんが乗っており、皆さんここから登られているようでした。
装備
MYアイテム |
重量:0.34kg
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感想
海の日の連休、前から気になっていた奥秩父の寂峰和名倉山へ、
公共交通機関利用なので将監小屋から秩父湖へ抜ける行程で計画してみました。
塩山駅から市民バスで落合バス停へ、
何故か終点の落合バス停の200mくらい手前で降ろされた。
一緒に乗っていたハイカーさん3人は降ろされた場所から鶏冠山へ、
なるほど鶏冠山に登るんだと思われて登山口で降ろしてくれたのか。
マット外付けの大型ザックを担いでいるwata-waさんを見て
今日の目的地は将監小屋だと察して欲しかったなぁ。
そして沢沿いの車道をてくてく歩く、
沢沿いってだけで少し涼しい気がするのは気のせいか。
3時間くらい舗装路歩き、
途中でパラパラ雨が降ったり晴れ間が見えたり。
ザックカバー装着すると雨が止む、
ザックカバーは雨が止むおまじないだよって前向きに考えよう。
作場平では公衆便所新設の為に駐車場が狭くなっており、
臨時駐車場が設けられていたが、そんなに車は多くなかった。
民宿みはらしさんの先で登山道入口の看板から砂利道を進む、
小屋までは軽自動車が通れるくらいの道幅の砂利道です。
クルマが走れる道なので段差は無いし、急坂も無いです。
徐々に標高を上げて砂利道2時間くらいで小屋に到着です。
受付を済ませて設営、
段々畑状のテン場、一段あたり3〜4張りくらい張れそう。
上の方から埋まっている、空いていたのでお手洗いに近い中段で3張り設営した。
設営が終わったらもちろんビール♪
小屋で買えるって分かっているのにみんな自分で呑む分は持参(笑)
まあ初日は林道歩き5時間ですから、ビールくらい担げるか。
テントに戻って宴(うたげ)の時間、
枝豆とか塩だれキャベツとかなんてことないおつまみでも山で食べるとご馳走。
ご飯を炊いてカレーライス、19時頃にはお開きにしました。
夕立を心配していたけど、パラパラって一瞬降っただけでよかった。
翌朝は3時半に朝食、ご飯炊いて納豆と味噌汁。炊きたてご飯は美味い!
撤収して4時半過ぎに出発予定です。
少しだけ撤収に時間が掛かり4時50分頃に出発、
ひと登りで将監峠、ここから稜線を西へ、山ノ神土へ向かいます。
山ノ神土から和名倉山方面はずっと腰くらいまでの笹原、
夜露に濡れた笹原を軽く藪漕ぎしながら進むのでトレッキングパンツは濡れ濡れ、
レインスパッツを装備していたんだけど屁のツッパリにもならない。
レインウェアのパンツを履いていれば良かったんだけど、時すでに遅し。
結局は靴下まで濡れて足元不快な下山になっちゃいました。
藪漕ぎ始めてしばらくして3人パーティーとすれ違い、挨拶して少し話す。
和名倉山までピストンのつもりで山ノ神土から進んだけどあんまり悪路なので、
帰りにも同じ道を通るのが嫌になって引き返したとか。
(秩父側に)抜けるなら覚悟決めて突っ込めるけど、
山梨県側に車を停めているから笠取山とか登って帰る事にするって。
腰くらいまでの笹薮を軽く漕ぎながら進むルートですが、
踏み跡は明瞭で迷うような箇所は特に無いように思いました。
途中、南側の眺望が広がる個所では富士山が綺麗に見えました。
東仙波の山頂から進む方向を間違えた、
直ぐに気付いたので引き返して正解ルートを辿る。
東仙波からは苔むした原生林、八ヶ岳を彷彿とさせるトレイルです。
やがて辿り着いた頂上への分岐、
ここでザックをデポ、片手に飲み物だけ持って山頂へ向かいます。
ああ、荷物が無いとなんて軽快なんだろう(笑)
樹林に囲まれ眺望の無い頂上、
何となく周りより少し高いだけって山頂です。
苗場山とか大菩薩嶺とか、まああんな感じ(笑)
そして不人気の山なので誰もいません。
分岐に戻って一休み、
ここから秩父湖までは破線ルートです。
過去には道迷い頻発の難ルートだったのが、
最近は割と良く歩かれて迷うような所は無いらしい。
15分程歩いて北ノタルって草地の横を通過、
ここからしばらく二瀬尾根南東面をトラバースで降りていく。
やがて尾根に乗ったらしばらく進んでまた南東側のトラバース、
以前、この辺りは背丈ほどのスズタケの藪で道迷いを誘発していたらしいんだけど、
植生が変わったのか笹薮は有りませんでした。
明らかな沢地形のガレ場を降っていくと造林小屋跡、
この沢地形の下りが激下りで、疲労した足にはキツく感じました。
造林小屋跡から昭和20〜30年代まで使われていたという森林軌道跡を行く。
反射板跡地までの概ね水平移動なんだけど、
60年くらい前の軌道跡は落石、倒木、崩落などで障害物多し!
あんまり楽をさせてくれない水平移動でした。
反射板跡からは急傾斜の降りですが、
道は明瞭なので特に迷うような心配もなく進みます。
奥多摩でよくある急登って感じの登山道をグングン降って
やがて秩父湖の湖面が木々の間から見えるようになるとゴールは近い。
吊り橋を渡って車道に出て、
20分くらい歩いて秩父湖バス停で行動終了。
三峰神社からのバスは何時も混んでいたので途中乗車出来るか
心配でしたがさほどでもなく乗車、西武秩父駅前の祭りの湯で汗を流し、
飯能駅までクロスシートの列車でのどを潤して帰りました。
ここから備忘録
クロージングはいつも通り
長袖ハーフジップシャツにトレッキングパンツ
プラスアルファで新しい試み
amazonのプライムセールで安い空調服が有ったのでポチってみた。
初日は民宿を過ぎて小屋の手前まで1時間半くらい
2日目は和名倉山山頂分岐から秩父湖まで5時間くらい使ってみた。
安物なので電源は市販のモバイルバッテリーを使う仕様、
バッテリーの減り具合が分からないので
20000mAhのモバイルバッテリーを持参して使ってみた。
初日の1時間半と2日目の3時間くらい使ったところでバッテリーの残量表示は
全く減っていなかったので、風量を中から強に変更してみた
変更して1時間くらい歩いてゴールのバス停に着く。
残量表示は1つ減って3つ点灯(満充電で4つ点灯)
これだと日帰りの山なら10000mAhの容量で足りそうだな。
着用した感じ、小さな扇風機の目の前でずっと風に当たっているくらいに涼しい。
ショルダーベルトで通り道を塞がれてしまうのか、
汗で長袖シャツの腕部分がビッショリ濡れていた。
山登りで使うなら袖無しのベストがいいかもね
夏のテント泊では定番、マットは90cmの半身タイプ
シュラフはポリゴンネスト2×2でちょうど良かった
ザック重量は初日15kg、酒とか減ったので2日目は13.5kgくらいか
結露で濡れたテントはかなり重量を稼いだような気がするww
飲み物
初日は持参した水500mlくらい飲んだ
2日目は水500ml、お茶600mlと300mlのペットボトル、殆ど飲み切った。
以前よりは随分と登りやすくなったと思われる和名倉山、
迷うような箇所は無くても一般登山道ではないのでキツイ道でした。
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