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Yamareco

記録ID: 454626
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲信越

守門岳(入塩川コース) 地元・入塩川山岳会の「愛」を感じた山開き

2014年05月25日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
19.4km
登り
1,391m
下り
1,391m

コースタイム

6:55登山口-8:00三角点(カラクリ峰)-8:10〆掛小屋-8:30雨乞造林地-8:55雨晴清水-9:15雨晴-9:50中津又岳-10:05大岳-10:50青雲岳-11:10守門岳(袴岳)-11:30下山開始-11:45青雲岳-12:20大岳-12:40中津又岳-13:00雨晴-13:15雨晴清水-13:30雨乞造林地-13:45〆掛小屋-13:50三角点(カラクリ峰)-14:50登山口
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■北陸自動車道・三条燕ICより50分(すべて舗装道路)
三条燕ICを降りてから、国道289号線で旧下田村方向へ向かう。「荻堀」信号機から国道290号線に入り、栃尾方面に向かう。「人面」信号機から県道210号そして県道317号と進む。入塩川集落の車道脇に「登山口」方向を示す看板がある。

■登山口に駐車場あり(ここは舗装されていない)。道路脇を含めれば、およそ30台。
コース状況/
危険箇所等
■登山口に登山ポストあり。登山口付近にトイレは無し。
■登山口から三角点まで、渡渉地点多数。数えたらおよそ40ヶ所あった。
■危険箇所は特になかった。
新潟県道317号・上塩栃尾線の途中、白い守門岳がちょこんと見える。今日は少しガスっている。
by  N-05D, NEC
新潟県道317号・上塩栃尾線の途中、白い守門岳がちょこんと見える。今日は少しガスっている。
道路脇には「入塩川コース」への看板がある。
by  N-05D, NEC
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道路脇には「入塩川コース」への看板がある。
登山口まではすべて舗装されている。登山口の0.7km手前の水場のある車道脇に、「様(さま)小屋」という古い避難小屋があるとのことだったが、見つけることができなかった。
by  N-05D, NEC
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登山口まではすべて舗装されている。登山口の0.7km手前の水場のある車道脇に、「様(さま)小屋」という古い避難小屋があるとのことだったが、見つけることができなかった。
6時50分。登山口に到着。今日は山開きだけに、もう車がいっぱいだった。
by  N-05D, NEC
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6時50分。登山口に到着。今日は山開きだけに、もう車がいっぱいだった。
道路の左側に駐車場広場。駐車場自体は舗装されていない。右の車道奥に登山口がある。
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道路の左側に駐車場広場。駐車場自体は舗装されていない。右の車道奥に登山口がある。
車道脇にも車がいっぱいだった。地元「入塩川山岳会」の方々が交通整理をされていた。ご苦労様です。
by  N-05D, NEC
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車道脇にも車がいっぱいだった。地元「入塩川山岳会」の方々が交通整理をされていた。ご苦労様です。
登山口(280m)には登山ポストあり。トイレ無し。
by  N-05D, NEC
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登山口(280m)には登山ポストあり。トイレ無し。
登山ポストのすぐ先、左手に砂防ダムがある。登山者が歩いているのが見える。
by  N-05D, NEC
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登山ポストのすぐ先、左手に砂防ダムがある。登山者が歩いているのが見える。
6時55分。小さな木の橋を渡って登山開始。
by  N-05D, NEC
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6時55分。小さな木の橋を渡って登山開始。
沢沿いの道を歩く。こんな感じ。天気予報では「晴れ」だったが、あいにく今日はガスってますね。
by  N-05D, NEC
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沢沿いの道を歩く。こんな感じ。天気予報では「晴れ」だったが、あいにく今日はガスってますね。
山の神。ロウソクに灯がともっていた。
by  N-05D, NEC
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山の神。ロウソクに灯がともっていた。
渡渉。このコースは渡渉が多い。そのせいかゴム長を履いている人をたくさん見た。ゴム長の人はさすがに渡渉をパスするのが速い。
by  N-05D, NEC
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渡渉。このコースは渡渉が多い。そのせいかゴム長を履いている人をたくさん見た。ゴム長の人はさすがに渡渉をパスするのが速い。
今回、私は登山靴で来た。石から石へと渡れば、靴の中を水で濡らさずに済んだ。
2014年05月26日 16:18撮影 by  N-05D, NEC
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5/26 16:18
今回、私は登山靴で来た。石から石へと渡れば、靴の中を水で濡らさずに済んだ。
渡渉が実に多い。大学時代、渓流釣りをしていた頃の沢歩きの経験が少し役に立った。
by  N-05D, NEC
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渡渉が実に多い。大学時代、渓流釣りをしていた頃の沢歩きの経験が少し役に立った。
ナメ滝が登場。あそこも渡る。
by  N-05D, NEC
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ナメ滝が登場。あそこも渡る。
ナメ滝ではフリクションが効き、何も問題なかった。
2014年05月26日 16:18撮影 by  N-05D, NEC
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5/26 16:18
ナメ滝ではフリクションが効き、何も問題なかった。
おや?これってミズバショウ…ですかね?
by  N-05D, NEC
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おや?これってミズバショウ…ですかね?
沢沿いの道が続く。高度は稼げない。
by  N-05D, NEC
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沢沿いの道が続く。高度は稼げない。
赤布が至る所に下がっていた。完璧でした。
by  N-05D, NEC
赤布が至る所に下がっていた。完璧でした。
守門大岳まで6km。こうした看板も多く見かけた。
by  N-05D, NEC
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守門大岳まで6km。こうした看板も多く見かけた。
沢の源頭付近。ここを越えると長かった渡渉地帯が終わり、まもなく三角点となる。
2014年05月26日 16:18撮影 by  N-05D, NEC
5/26 16:18
沢の源頭付近。ここを越えると長かった渡渉地帯が終わり、まもなく三角点となる。
三角点までの登り。きつくはない。
by  N-05D, NEC
三角点までの登り。きつくはない。
8時00分。三角点(715m)に到着。ここは「カラクリ峰」とも言うらしい。
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8時00分。三角点(715m)に到着。ここは「カラクリ峰」とも言うらしい。
この三角点付近は、休憩にちょうどいい広場となっている。数人の登山者が休んでいた。
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この三角点付近は、休憩にちょうどいい広場となっている。数人の登山者が休んでいた。
イワウチワ。ところどころで群生していた。
by  N-05D, NEC
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イワウチワ。ところどころで群生していた。
少しブナが出てくる。
by  N-05D, NEC
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少しブナが出てくる。
8時10分、〆掛小屋(760m)到着。築年は1972年(昭和47年)で古い。収容人数は3人くらいですね。
by  N-05D, NEC
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8時10分、〆掛小屋(760m)到着。築年は1972年(昭和47年)で古い。収容人数は3人くらいですね。
〆掛小屋の真正面には守門岳の各コースを記した立派な看板があった。
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〆掛小屋の真正面には守門岳の各コースを記した立派な看板があった。
ブナの緑が濃くなってきた。
by  N-05D, NEC
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ブナの緑が濃くなってきた。
タムシバ。もう終わりを迎えており、あまり見つからなかった。
by  N-05D, NEC
タムシバ。もう終わりを迎えており、あまり見つからなかった。
〆掛小屋の先からは、すこし雪が出てくる。
by  N-05D, NEC
〆掛小屋の先からは、すこし雪が出てくる。
8時30分、「雨乞造林地(826m)」に到着。
by  N-05D, NEC
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8時30分、「雨乞造林地(826m)」に到着。
この辺りからブナが林立し、その間を縫うようにして歩く。ひんやりしている。
by  N-05D, NEC
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この辺りからブナが林立し、その間を縫うようにして歩く。ひんやりしている。
登山道の真ん中にブナの巨木が立っていた。堂々としていた。すばらしい。
2014年05月26日 16:18撮影 by  N-05D, NEC
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5/26 16:18
登山道の真ん中にブナの巨木が立っていた。堂々としていた。すばらしい。
左手側、本来ならば川内の山々が見えるはずだが、何も見えない。
by  N-05D, NEC
左手側、本来ならば川内の山々が見えるはずだが、何も見えない。
雨晴清水へと向かう。しだいに傾斜がきつくなってくる。
by  N-05D, NEC
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雨晴清水へと向かう。しだいに傾斜がきつくなってくる。
女性3人パーティーを追い越し、後ろを振り返る。入塩川コースはロングコースで体力が要るが、女性登山者の姿もわりと見かけた。
by  N-05D, NEC
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女性3人パーティーを追い越し、後ろを振り返る。入塩川コースはロングコースで体力が要るが、女性登山者の姿もわりと見かけた。
8時55分。雨晴清水(1000m)付近に到着。だが、どこに清水があるのか分からない。雪が溶け、チョロチョロと流れていた。
by  N-05D, NEC
8時55分。雨晴清水(1000m)付近に到着。だが、どこに清水があるのか分からない。雪が溶け、チョロチョロと流れていた。
雨晴清水を探して周りを見回す。清水は雪の下ですかね…?
by  N-05D, NEC
雨晴清水を探して周りを見回す。清水は雪の下ですかね…?
雨晴への急登が始まる。この急登は往路で一番きつかった。
by  N-05D, NEC
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雨晴への急登が始まる。この急登は往路で一番きつかった。
雪道、こんな感じ。雪が固くなっていて滑りやすかった。
by  N-05D, NEC
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雪道、こんな感じ。雪が固くなっていて滑りやすかった。
お、あそこが雨晴ですかね…?みんなが景色を眺めている。
by  N-05D, NEC
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お、あそこが雨晴ですかね…?みんなが景色を眺めている。
上まであがると、守門岳のスカイラインが見えた。あぁ、また守門にやって来た…と感じる。
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上まであがると、守門岳のスカイラインが見えた。あぁ、また守門にやって来た…と感じる。
ところが、入塩川山岳会の人から「ここはまだ雨晴ではないよ」と聞かされる。ガックリ…あの先が本当の「雨晴」でした!
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ところが、入塩川山岳会の人から「ここはまだ雨晴ではないよ」と聞かされる。ガックリ…あの先が本当の「雨晴」でした!
周りを見渡すが、眺望は得られない。うっすらと見えるのは粟ヶ岳だろうか?
by  N-05D, NEC
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周りを見渡すが、眺望は得られない。うっすらと見えるのは粟ヶ岳だろうか?
9時15分、雨晴(1120m)に到着。「雨晴」の読み方は「あばらし」「あばらせ」「あばせ」と、本によって違っている。この違いはなまりでしょうか?
by  N-05D, NEC
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9時15分、雨晴(1120m)に到着。「雨晴」の読み方は「あばらし」「あばらせ」「あばせ」と、本によって違っている。この違いはなまりでしょうか?
私の愛読書である傑作、藤島玄著『越後の山旅』によると、雨晴は「その地点の気候が上下にひどく違うからだ、という説もある」と記してあった。なるほど…
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私の愛読書である傑作、藤島玄著『越後の山旅』によると、雨晴は「その地点の気候が上下にひどく違うからだ、という説もある」と記してあった。なるほど…
さて、中津又岳に向けて出発。左端に烏帽子山(1350m)のピークが見える。
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さて、中津又岳に向けて出発。左端に烏帽子山(1350m)のピークが見える。
そこから右に目を移す。右端のピークが中津又岳。
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そこから右に目を移す。右端のピークが中津又岳。
皆さん指呼をして山談義に盛り上がっていた。いかにも「山に来たなぁ…」という雰囲気。私の好きな情景。
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皆さん指呼をして山談義に盛り上がっていた。いかにも「山に来たなぁ…」という雰囲気。私の好きな情景。
歩みを進めるとちょっとした岩場があり、そこから景色が眺められる場所があった。もしかして、ここが「深谷のカッチ(1350m)」になるのかな?
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歩みを進めるとちょっとした岩場があり、そこから景色が眺められる場所があった。もしかして、ここが「深谷のカッチ(1350m)」になるのかな?
ショウジョウバカマ
by  N-05D, NEC
ショウジョウバカマ
そして、ようやく中津又が見えてきた!
by  N-05D, NEC
そして、ようやく中津又が見えてきた!
9時50分、「中津又岳(1388m)」到着。入塩川山岳会の方がおられ、声をかけてもらった。休憩せずに進む。
by  N-05D, NEC
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9時50分、「中津又岳(1388m)」到着。入塩川山岳会の方がおられ、声をかけてもらった。休憩せずに進む。
もう3時間歩いているが、まだまだ先は長い。なにせ、あの向こうまで行くんだから…
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もう3時間歩いているが、まだまだ先は長い。なにせ、あの向こうまで行くんだから…
雪が溶け、しずくがしたたり落ちていた。
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雪が溶け、しずくがしたたり落ちていた。
マンサク
残雪にポッカリ穴が開いていた。
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残雪にポッカリ穴が開いていた。
大岳まであと少し…
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大岳まであと少し…
よし、登り切った!
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よし、登り切った!
10時05分、「大岳(1432m)」に到着。皆さんワイワイと賑やかだ。11時から開山祭が行われる予定だが、私は袴岳を目指して先へ進む。
by  N-05D, NEC
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10時05分、「大岳(1432m)」に到着。皆さんワイワイと賑やかだ。11時から開山祭が行われる予定だが、私は袴岳を目指して先へ進む。
あちこちでシートを広げ、盛り上がっていた。子供からお年寄りまで大勢いた。
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あちこちでシートを広げ、盛り上がっていた。子供からお年寄りまで大勢いた。
さて、あの稜線をたどりましょうか。
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さて、あの稜線をたどりましょうか。
そばにいた登山者にお願いし、写真を撮ってもらった。ありがとうございました。
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そばにいた登山者にお願いし、写真を撮ってもらった。ありがとうございました。
大岳からの下りはグリセード。急な下りに迫力があった。
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大岳からの下りはグリセード。急な下りに迫力があった。
女性2人組と挨拶をし、後ろを振り返る。
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女性2人組と挨拶をし、後ろを振り返る。
雪が崩れないよう、なるべく右側を歩く。
by  N-05D, NEC
雪が崩れないよう、なるべく右側を歩く。
後方、振り返って大岳方面を見る。
by  N-05D, NEC
後方、振り返って大岳方面を見る。
10時50分、「青雲岳(1490m)」に到着。標柱が雪で埋まっていました。
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10時50分、「青雲岳(1490m)」に到着。標柱が雪で埋まっていました。
そして最終目的地の袴岳へと向かう。
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そして最終目的地の袴岳へと向かう。
袴岳への途中の木道では、カタクリが群生していた。この辺りはようやく春ですね。
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袴岳への途中の木道では、カタクリが群生していた。この辺りはようやく春ですね。
木道を抜け…
最後の急登。登山者の皆さんと声を掛け合う。
2014年05月26日 16:19撮影 by  N-05D, NEC
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5/26 16:19
最後の急登。登山者の皆さんと声を掛け合う。
あと少し…
11時10分、ついに「袴岳(1637.3m)」山頂!いや〜長かった。往路は休憩を含め、4時間20分もかかりました。
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11時10分、ついに「袴岳(1637.3m)」山頂!いや〜長かった。往路は休憩を含め、4時間20分もかかりました。
みんな賑やかに食事をしていますね〜。ただ残念ながら、ガスっていて眺望はいま一つ。
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みんな賑やかに食事をしていますね〜。ただ残念ながら、ガスっていて眺望はいま一つ。
袴岳山頂にはこの道標のほかに、石祠が祭られ二等三角点が置かれている。
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袴岳山頂にはこの道標のほかに、石祠が祭られ二等三角点が置かれている。
北方向、たった今たどってきた尾根。
by  N-05D, NEC
北方向、たった今たどってきた尾根。
北東方面、左端のピークが烏帽子山(1350m)
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北東方面、左端のピークが烏帽子山(1350m)
そこから少し右に目を移す。中央の手前が中岳、奥の一番高いピークが袴腰(1520m)
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そこから少し右に目を移す。中央の手前が中岳、奥の一番高いピークが袴腰(1520m)
南東方向、中央より左にうっすらと見えるピークが浅草岳(1585.5m)。さらにその右には本来なら越後三山や毛猛山が見えるのだが、今日はムリでした。
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南東方向、中央より左にうっすらと見えるピークが浅草岳(1585.5m)。さらにその右には本来なら越後三山や毛猛山が見えるのだが、今日はムリでした。
私は今日はピザポテト。休憩中、隣にいた登山者の方々が「オレはこのあいだ矢筈から毛無、それから中ノ又に行ってきたてぇ…」などと話していた。矢筈岳などは、私にとっては夢のような話。まったく、すごい人もいるものだなぁ〜
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私は今日はピザポテト。休憩中、隣にいた登山者の方々が「オレはこのあいだ矢筈から毛無、それから中ノ又に行ってきたてぇ…」などと話していた。矢筈岳などは、私にとっては夢のような話。まったく、すごい人もいるものだなぁ〜
頂上の石盤には、見渡せる山々の名前が刻まれていた。
by  N-05D, NEC
頂上の石盤には、見渡せる山々の名前が刻まれていた。
11時30分、下山開始。
2014年05月26日 16:19撮影 by  N-05D, NEC
5/26 16:19
11時30分、下山開始。
木道を歩く。ガスがあり依然としてスッキリしない。
by  N-05D, NEC
木道を歩く。ガスがあり依然としてスッキリしない。
左端に人が小さく見える。当然のことながら、復路も長旅になる。
by  N-05D, NEC
左端に人が小さく見える。当然のことながら、復路も長旅になる。
11時45分、「青雲岳」通過。
by  N-05D, NEC
11時45分、「青雲岳」通過。
歩きながら前方
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歩きながら前方
歩きながら右手
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歩きながら右手
歩きながら後方
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歩きながら後方
大岳への登りにさしかかる。急登。復路ではここが一番きついポイントだった。
2014年05月26日 16:19撮影 by  N-05D, NEC
5/26 16:19
大岳への登りにさしかかる。急登。復路ではここが一番きついポイントだった。
雪まじりの笹ヤブ。笹のうえの雪はつるつる滑る。ここは要注意。
2014年05月26日 16:19撮影 by  N-05D, NEC
5/26 16:19
雪まじりの笹ヤブ。笹のうえの雪はつるつる滑る。ここは要注意。
右手後方、二口コースの稜線が見える。
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右手後方、二口コースの稜線が見える。
12時25分、「大岳」に戻ってくる。皆さんそろそろ帰り支度ですね。
by  N-05D, NEC
12時25分、「大岳」に戻ってくる。皆さんそろそろ帰り支度ですね。
大岳山頂では開山祭りの神事も終わり、後片付けをしていた。登山安全祈願の木札をいただいた。もらえてよかった。
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大岳山頂では開山祭りの神事も終わり、後片付けをしていた。登山安全祈願の木札をいただいた。もらえてよかった。
「宴のあと」といった雰囲気だったが、それでもまだまだ賑やかだった。保久礼コースへと下山していく人が大半だった。
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「宴のあと」といった雰囲気だったが、それでもまだまだ賑やかだった。保久礼コースへと下山していく人が大半だった。
中津又岳へ向かう。
by  N-05D, NEC
中津又岳へ向かう。
危険のため立入禁止。う〜ん、これは赤花コースのことですかね?入塩川コースには特に危険箇所は無かった。
by  N-05D, NEC
危険のため立入禁止。う〜ん、これは赤花コースのことですかね?入塩川コースには特に危険箇所は無かった。
12時40分、「中津又岳」を通過。
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12時40分、「中津又岳」を通過。
最後に後方を振り返る。守門岳よ、さらば。また必ず来ます!
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最後に後方を振り返る。守門岳よ、さらば。また必ず来ます!
そして烏帽子山にも、さらば。
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そして烏帽子山にも、さらば。
13時00分、「雨晴」を通過。少しだけガスが晴れてきた。写真の中央に、雪をいただいた「粟ヶ岳」がうっすら見える。
by  N-05D, NEC
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13時00分、「雨晴」を通過。少しだけガスが晴れてきた。写真の中央に、雪をいただいた「粟ヶ岳」がうっすら見える。
右手を見る。中央の奥に見えるなだらかなピークは、私が2週間前に大苦戦をした「御神楽岳」ではないでしょうか…
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右手を見る。中央の奥に見えるなだらかなピークは、私が2週間前に大苦戦をした「御神楽岳」ではないでしょうか…
雨晴からはグリセードであっという間に下る。
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雨晴からはグリセードであっという間に下る。
ブナ林に入る。ガスが消えてきたせいか、新緑がさわやかだ。
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ブナ林に入る。ガスが消えてきたせいか、新緑がさわやかだ。
ブナ林は周りがどこも同じに見えるが、目印の赤布がしっかりと誘導してくれる。こうした細かいところで、地元山岳会のこの山に対する「愛情」を感じた。
by  N-05D, NEC
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ブナ林は周りがどこも同じに見えるが、目印の赤布がしっかりと誘導してくれる。こうした細かいところで、地元山岳会のこの山に対する「愛情」を感じた。
13時15分、「雨晴清水」を通過。往路では見つけなかった標柱を見つけた。
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13時15分、「雨晴清水」を通過。往路では見つけなかった標柱を見つけた。
そしてブナの巨木を通過し…
2014年05月26日 16:20撮影 by  N-05D, NEC
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5/26 16:20
そしてブナの巨木を通過し…
ブナ林を歩き続け…
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ブナ林を歩き続け…
13時30分、「雨乞造林地」の入り口に到着。ここでしばし休憩。
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13時30分、「雨乞造林地」の入り口に到着。ここでしばし休憩。
13時45分、「〆掛小屋」を通過。
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13時45分、「〆掛小屋」を通過。
13時50分、「三角点」通過。
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13時50分、「三角点」通過。
そしてまた渡渉が始まる。帰りついでに、渡渉地点が何ヶ所あるのかを数えてみた。
2014年05月26日 16:20撮影 by  N-05D, NEC
5/26 16:20
そしてまた渡渉が始まる。帰りついでに、渡渉地点が何ヶ所あるのかを数えてみた。
渡渉とは「川を横切って歩いて対岸に渡ること」と、もし自分勝手に定義付けをしたとすれば…
by  N-05D, NEC
渡渉とは「川を横切って歩いて対岸に渡ること」と、もし自分勝手に定義付けをしたとすれば…
本コースの渡渉は合計39ヶ所であった。
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本コースの渡渉は合計39ヶ所であった。
それにしても、ロングコースに疲れた。もう7時間以上行動している。脚がクタクタですね…
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それにしても、ロングコースに疲れた。もう7時間以上行動している。脚がクタクタですね…
これは…う〜ん…マルバスミレと見た。
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これは…う〜ん…マルバスミレと見た。
14時50分、ようやく登山口まで来る。トータル8時間、いや〜実に長いコースだった…
あれ?でも何だかガヤガヤしているような…人の声が聞こえる。もしかして熊でも出た…!?
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14時50分、ようやく登山口まで来る。トータル8時間、いや〜実に長いコースだった…
あれ?でも何だかガヤガヤしているような…人の声が聞こえる。もしかして熊でも出た…!?
ん…!?
「お疲れさまです、さあ豚汁をどうぞ!」
なんと入塩川山岳会の皆さんが笑顔で迎えてくれた。これは何ともうれしいサプライズだった。もう遠慮なく豚汁を受け取りました。
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「お疲れさまです、さあ豚汁をどうぞ!」
なんと入塩川山岳会の皆さんが笑顔で迎えてくれた。これは何ともうれしいサプライズだった。もう遠慮なく豚汁を受け取りました。
腰をかけ、あつあつの豚汁をいただく。あぁ、実にうまい!味噌のしょっぱさが全身にしみわたった〜。
2014年05月26日 16:20撮影 by  N-05D, NEC
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腰をかけ、あつあつの豚汁をいただく。あぁ、実にうまい!味噌のしょっぱさが全身にしみわたった〜。
山岳会の人から「あんたも疲れたげの顔してるね〜」と声をかけられる。「はい、おっしゃる通りです。ハハハ…(^^;)」
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山岳会の人から「あんたも疲れたげの顔してるね〜」と声をかけられる。「はい、おっしゃる通りです。ハハハ…(^^;)」
コゴミ、コシアブラ、ウルイの天ぷら。もちろん遠慮なくすべていただきました。山の楽しみ…実にいい!やっぱりこれですよ、これ!
by  N-05D, NEC
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コゴミ、コシアブラ、ウルイの天ぷら。もちろん遠慮なくすべていただきました。山の楽しみ…実にいい!やっぱりこれですよ、これ!
ヤマレコをごらんの皆さんに、声を大にして言います。もてなしてくれたの『入塩川山岳会』の方々ですよ〜!!!
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ヤマレコをごらんの皆さんに、声を大にして言います。もてなしてくれたの『入塩川山岳会』の方々ですよ〜!!!
帰りに手作りの「しおり」をいただく。そして「来年もまた登山に来て下さいね!」と声をかけていただいた。何だか熱いものが胸にこみ上げてきた。
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帰りに手作りの「しおり」をいただく。そして「来年もまた登山に来て下さいね!」と声をかけていただいた。何だか熱いものが胸にこみ上げてきた。
地元山岳会の守門岳に対する「愛」、そして登山者を大切にする気持ちが感じられました。
by  N-05D, NEC
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地元山岳会の守門岳に対する「愛」、そして登山者を大切にする気持ちが感じられました。
満足した1日だった。「またひとつ、山のいい思い出ができたなぁ…」としみじみ感じながら、愛車「ワゴンR」とともに守門岳を後にした。
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満足した1日だった。「またひとつ、山のいい思い出ができたなぁ…」としみじみ感じながら、愛車「ワゴンR」とともに守門岳を後にした。

感想

昭文社発行の『山と高原地図』をみると、守門岳には全部で6ヶ所の登山コースがある。私はこれまでに「大白川コース」と「保久礼コース」をたどったことがあった。

実は、昨年度も友人とともに守門岳の山開き登山に参加していた。そのときは「保久礼」からであった。初心者でも登れるコースということもあってか、子供からお年寄りまで大勢の登山客で賑わい、大盛況であった。あの雰囲気をまた味わってみたいと思い、今年は一番のロングコースである「入塩川コース」をたどってみることにした。

■ロングコースではあるが、全体的に傾斜は緩やかである。登山道も歩きやすい。
■前半は渡渉がたいへん多い。数えたら39ヶ所あった。そのせいか、このコースの半分以上の登山者がゴム長をはいていた。
■特に危険箇所は無かった。
■目印の赤布や看板が至るところにある。まず迷うことはない。
■雨乞造林地からのブナ林は実に美しい。本コースの見所ポイントの1つ。
■ブヨがたくさんいた。虫除けの携行をおすすめする。
■まだまだ残雪があるが、アイゼンなどは必要なかった。

残念ながらガスがかかっていたため、眺望は良好とは言えなかった。だが、新緑の見事なブナ林や、大岳から袴岳へとつづく秀麗なスカイラインが見れてよかったと思う。

そしてなによりも、地元役場の職員の方々、入塩川山岳会の皆さんのこの山に対する愛情が伝わる山旅だった。ルートを見失わぬよう随所に赤布が取り付けてあり、登山道も荒れたところなど1ヶ所も無かった。きっと山開きに際して、刈払いも行われたのだと思う。そして下山してきた登山者に、豚汁や山菜でもてなしてくれた。「この山にまた来てほしい」という想いが伝わってきた。

私たちがふだん何気なく歩いている登山道も、こうした人々の努力によって支えられているのだということを、あらためて認識させられる山旅であった。

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コメント

いいですね
山よし!人よし!で、すべてよし!

ふふふ・・新潟の朴訥とした人柄がとてもいいですね

ふふでわ倶楽部もお隣の浅草岳を企画してます!!

一足遅い季節の残雪が、なんともいいですね

無事故を祈りたいものです

         でわでわ
2014/5/27 17:01
Re: いいですね
uedayasujiさん、こんばんは!

山に登って汗をかき、おいしいものを食べて疲れを癒す…
ごく単純なことですが、これが実に心地よく、「登山をやっていてよかったなぁ」と感じる瞬間でした

6月には浅草岳の山開きがありますが、私はその日に山の仲間たちと「鬼ヶ面山」からの縦走を予定しております。

浅草岳にはぜひ気をつけてお越し下さいm(_ _)m
2014/5/27 21:10
今年の山開き行ってきました
初めまして。
昨日、入塩川コースからの山開きに行ってまいりました!
大変参考になりました。
ありがとうございます(^_^)
2015/5/25 19:58
rarabaiさん、こんばんは(^^)
rarabaiさん、初めまして〜♪
私の拙いレコをご覧いただき、ありがとうございます

早速ですが、rarabaiさんの『守門岳・入塩川コース』のレコを拝見いたしました。
残雪で「まだら」となった守門岳の北面は、やっぱりすばらしい風景でしたね

入塩川山岳会のみなさんの豚汁サービスも健在でしたね

今年は忘れていて行きそびれてしまいましたが、来年は私も守門岳の山開きに行ってみたいと思います(^^)/
2015/5/25 20:45
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