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Yamareco

記録ID: 4548699
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

北岳 初めての南アルプス

2022年08月02日(火) 〜 2022年08月03日(水)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
13:34
距離
11.6km
登り
1,729m
下り
1,720m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:01
休憩
1:15
合計
7:16
6:35
6:37
27
7:04
7:10
39
7:49
8:04
27
8:31
8:44
74
9:58
10:03
135
12:18
12:35
6
12:41
12:58
48
2日目
山行
5:06
休憩
1:12
合計
6:18
13:46
18
5:48
5:49
30
6:19
6:35
20
6:55
7:01
7
7:08
7:19
23
7:43
7:48
9
7:57
8:00
72
9:13
9:36
57
10:33
10:39
20
10:59
11:00
34
11:34
11:34
16
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
市営芦安駐車場で車を止め、近くから広河原行のバスに乗り換え。50分かかります。
コース状況/
危険箇所等
白根御池小屋、草すべり、肩の小屋経由で山頂を目指しました。第二ベンチから小屋までは平坦である以外全て急登で、登山道も所々木製階段が設けてありますが、大木の根っこ、大小の石で歩きづらい(登山道なんで当たり前と言えば当たり前)です。初めて南アルプスの道を歩きましたが、槍穂高の登山道より、相当疲れます。草すべりは、道に草こそありませんが、小石のザレ場が多くて急登に加えて歩きづらい。広河原から肩の小屋まで一気に登るのはとても辛かったです。広河原から白根御池小屋までが1回分の登山、御池小屋から山頂までが1回分の登山と考えたほうがよいと思いましたね。従いまして、余裕のある登りかたは、1日目は白根御池小屋で泊まり、2日目に登頂するのが良いのではないでしょうか。ただ、荷物は小屋に置いておくとしても、2日目に一気に山頂から広河原まで下るのはそれはそれで辛いので、白根御池小屋でもう一泊するのがベストでしようか。とにかく厳しい山行きでした。
市営芦安駐車場(無料)前の広河原行バス乗り場
1460円(内300円は協力金)
市営芦安駐車場(無料)前の広河原行バス乗り場
1460円(内300円は協力金)
新築された広河原山荘。前がバス停。乗合タクシーもあります。バスの出発時刻の間をタクシーの発車時刻としています。1500円なんで時間に合わせて使い分けできます。帰りはタクシーにしました。
新築された広河原山荘。前がバス停。乗合タクシーもあります。バスの出発時刻の間をタクシーの発車時刻としています。1500円なんで時間に合わせて使い分けできます。帰りはタクシーにしました。
広河原山荘の予約したスペース。布団も新品。個室もあるし、風呂もあり。シャンプー、石鹸も用意されてます。食事も美味しい。市営なんです。
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広河原山荘の予約したスペース。布団も新品。個室もあるし、風呂もあり。シャンプー、石鹸も用意されてます。食事も美味しい。市営なんです。
ここから入って吊り橋に向かいます。吊り橋の入り口には注意書きで下山時の転倒事故多発とのこと。実際に下山してみて実感です。とにかくハードな登山道です。
ここから入って吊り橋に向かいます。吊り橋の入り口には注意書きで下山時の転倒事故多発とのこと。実際に下山してみて実感です。とにかくハードな登山道です。
吊り橋を渡ると樹林帯に。ずっと白根御池小屋まで続いていきます。
吊り橋を渡ると樹林帯に。ずっと白根御池小屋まで続いていきます。
沢コースは通行止め。
沢コースは通行止め。
第二ベンチまでは木の階段が多くて、急な尾根コースです。小屋まで行くのにひと山登るのと同じです。北アルプス登山道より厳しそうな道です。
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第二ベンチまでは木の階段が多くて、急な尾根コースです。小屋まで行くのにひと山登るのと同じです。北アルプス登山道より厳しそうな道です。
小屋のほとりにある池。
小屋のほとりにある池。
池の近くから草すべりコース(右)と二股行(左)に別れます。今回は右。多くは草すべりコースを選んでいるようです。
池の近くから草すべりコース(右)と二股行(左)に別れます。今回は右。多くは草すべりコースを選んでいるようです。
草すべりは高山植物の宝庫と言われています。花を何枚か撮りましたが、名前が分からずアップを見送る。
草すべりは高山植物の宝庫と言われています。花を何枚か撮りましたが、名前が分からずアップを見送る。
右股コースと合流するところ。草すべりは、本当に急登です。小刻みのジクザグが延々と続いていきます。大半の方が根を上げてました。
右股コースと合流するところ。草すべりは、本当に急登です。小刻みのジクザグが延々と続いていきます。大半の方が根を上げてました。
長い草すべりを抜けてようやく稜線へ。視界が一気に広がります。いやでも目に入るのは甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳。
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長い草すべりを抜けてようやく稜線へ。視界が一気に広がります。いやでも目に入るのは甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳。
北方に聳え立つ甲斐駒の勇姿。火山の山。
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北方に聳え立つ甲斐駒の勇姿。火山の山。
左手には大きな谷が刻まれた山体が丸みを帯びた仙丈ヶ岳。目の前なんで圧倒的迫力。
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左手には大きな谷が刻まれた山体が丸みを帯びた仙丈ヶ岳。目の前なんで圧倒的迫力。
雲で隠れたところが北岳か。肩の小屋出前のテン場からとりました。
雲で隠れたところが北岳か。肩の小屋出前のテン場からとりました。
午前4時55分が山梨の日出時刻。数分前に撮った富士山。雲海も見えます。
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午前4時55分が山梨の日出時刻。数分前に撮った富士山。雲海も見えます。
翌朝山頂へ。前日午後2時頃肩の小屋に着きましたが、体力消耗ゆえ、小屋でバタン。結果的には翌朝は快晴で大正解。山の高いところは山頂ではありません。よくある偽山頂。
翌朝山頂へ。前日午後2時頃肩の小屋に着きましたが、体力消耗ゆえ、小屋でバタン。結果的には翌朝は快晴で大正解。山の高いところは山頂ではありません。よくある偽山頂。
両股小屋への分岐。
両股小屋への分岐。
山頂から見た富士。別格の山。
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山頂から見た富士。別格の山。
山頂から見た仙丈ヶ岳。
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山頂から見た仙丈ヶ岳。
遅くなりましたが山頂。
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遅くなりましたが山頂。
山頂から見た甲斐駒
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山頂から見た甲斐駒
遠くに槍穂高が見える。
遠くに槍穂高が見える。
さっきの富士は望遠ですが、こちらの写真の方が実際に近いです。
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さっきの富士は望遠ですが、こちらの写真の方が実際に近いです。

感想

富士山は登ったんで、二番目に高い北岳を前から登りたいと思っていました。去年までは3000メール級の山は北アルプスだけだったんで、今年は思い切って南アルプスへウイングを広げました。昔山登り初めた時、たまたま出会った方から、北アルプスより南アルプスの方が難しいとか聞いたことがありました。何を言っておられたのか今でも分かりませんが、自分なりに考えると、槍穂高の登山道より体力の消耗度は激しかったですね。北岳だけかもしれませんが。かなり高齢になってきたんで冒険は程々にしようとは思っております。今月は西穂高に行きます。昨年は独標までだったんで次は本番です。

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