三伏峠小屋に連泊し塩見岳と烏帽子岳・小河内岳を満喫！

2022年07月31日(日) 〜 2022年08月02日(火)

• GPS: 21:04
• 距離: 30.2km
• 登り: 2,770m
• 下り: 2,909m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:31
• 休憩: 0:27
• 合計: 2:58

8:44 鳥倉林道登山口
9:48 9:58 豊口山のコル
10:38 10:44 ほとけの清水
11:12 11:23 塩川・鳥倉ルート合流点
11:42 三伏峠小屋

2日目

• 山行: 6:52
• 休憩: 2:07
• 合計: 8:59

5:24 三伏峠小屋
5:40 5:40 三伏山
6:21 6:24 本谷山
7:47 8:00 塩見小屋
8:58 9:06 塩見岳西峰
9:07 9:59 塩見岳
10:04 10:10 塩見岳西峰
11:05 11:11 塩見小屋
12:43 13:11 本谷山
13:53 14:04 三伏山
14:23 三伏峠小屋

3日目

• 山行: 7:21
• 休憩: 1:46
• 合計: 9:07

5:08 三伏峠小屋
5:54 6:03 烏帽子岳
6:37 6:44 前小河内岳
7:13 7:13 小河内岳避難小屋
7:31 7:31 小河内岳
7:38 8:07 小河内岳避難小屋
8:16 8:19 小河内岳
8:50 8:56 前小河内岳
9:34 10:00 烏帽子岳
11:04 11:19 三伏峠小屋
11:33 11:37 塩川・鳥倉ルート合流点
12:07 12:07 ほとけの清水
12:48 12:48 豊口山のコル
13:27 13:34 鳥倉林道登山口
14:15 鳥倉林道ゲート（駐車場）

連日午後になると雨が降っていたので樹林帯の中の登山道は全体的に湿気が残っていて滑りやすいので注意しながら歩いた（特に木の階段や橋の部分）

天候

7月31日(日) 晴れのち雨、8月1日(月) 晴れのち雨、8月2日(火) 晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

中央道松川インターから車で30分程行くと大鹿村に入り、さらに鳥倉林道を30分ほど進むとゲートがあり一般車はその先へは行けない。ゲート前が第1駐車場（トイレあり）でここが満車なら手前に第2駐車場がある（トイレなし）いずれも登山バスが停まるので時間が合えば登山口まで歩かずに済む（ただし1日2本しかないので要時間確認）

その他周辺情報

道の駅「歌舞伎の里大鹿」でジェラートをいただいたが、すごくおいしかった。
ブルーベリーと塩バニラがあり、ブルーベリーと塩はどちらも地元産のものを使用し、名物の「塩もなか」も道の駅で箱詰めしているんです。と店員さんが熱心に語ってくれたので全部買いました。全部良かったので買って損は無いと思います。

山奥なのに塩分濃度が濃い独特の泉質である大鹿の温泉に入りたかったが、山塩館はコロナ渦で立ち寄り湯をやってないのとの事なので、中央道松川インター近くに「信州まつかわ温泉・清流苑」があると聞きそちらを利用した。(入浴料５００円）お風呂から南アルプスが見渡せて、今回登った塩見岳を見ながらお風呂に浸かれて良かった。

写真

7/31 7:42

鳥倉林道ゲートに7時40分頃到着

7/31 7:42

ゲート前の第1駐車場が2・3台だけ空いていて良かった

7/31 8:20

初めてなので林道歩きはせず、バスで鳥倉登山口へ

7/31 8:38

ここから登山開始！ゲートから歩くと約50分なので体力温存できたはず

7/31 8:51

はじめは針葉樹林の急登

7/31 9:00

この看板を励みに歩きました

7/31 9:35

3日目に行く予定の小河内岳が見えた

7/31 9:38

キバナヤマオダマキ

7/31 9:48

歩き始めて約一時間、ほぼコースタイム通りといったところ

7/31 10:02

小屋まで、ずーっと樹林帯の中を登ります

7/31 10:07

手作り感満載の階段

7/31 10:21

連日の雨の影響か、滑りやすいので下る時は特に注意が必要

7/31 10:41

ほとけの清水

7/31 11:39

本当に200歩だった！

7/31 11:42

小屋に着いたらすっかり曇ってしまった。その後、雨が降りました。(連泊の予定）

7/31 14:50

テント場は空いてました

7/31 16:55

初日の夕食

8/1 5:21

2日目の朝　塩見岳を往復し、ここに戻る行程

8/1 5:34

三伏山の山頂は開けていて眺めも良い

8/1 5:37

塩見岳は朝日が眩しすぎて直視できません！

8/1 5:35

中央アルプスと乗鞍岳

8/1 5:35

北アルプスの槍・穂高と後立山連峰

8/1 5:38

恵那山から後立山連峰の北端まで見渡せました

8/1 5:41

いったん下って樹林帯へ

8/1 5:55

本谷山へ登り返す

8/1 6:23

本谷山山頂　ここでも眩しくて塩見岳を直視できない状態

8/1 6:23

北西方向のみ眺望あり

8/1 6:41

本谷山から下る途中、立ち枯れてる場所があり荒川岳が見える

8/1 6:57

三伏峠小屋から塩見小屋までの区間は、ほとんどがこのような樹林の中を歩く

8/1 7:31

塩見新道は通行止めでロープが張ってある

8/1 7:42

樹林を抜けると三伏峠小屋から歩いてきた稜線が見渡せる

8/1 7:48

塩見小屋到着！

8/1 8:01

休憩後、いざ塩見岳へ！

8/1 8:19

岩場の急登が始まる

8/1 8:22

鎖場もある

8/1 8:27

高度感のある道

8/1 8:41

慎重に歩きます

8/1 8:47

ミヤマシオガマかな？

8/1 8:51

イワベンケイ

8/1 8:51

8/1 8:58

塩見岳西峰3047m到着！他に誰もいないみたいです

8/1 8:59

仙丈ヶ岳・甲斐駒・北岳・間ノ岳・農鳥岳といった南ア北部の山々が一望出来た

8/1 9:02

東峰と西峰を我々2人で独占しております

8/1 9:11

塩見岳東峰3052mです。これで3000m峰21座を完登しました

8/1 9:11

荒川岳

8/1 9:12

塩見岳から仙丈ヶ岳へ向かう稜線（仙塩尾根）

8/1 9:12

西峰

8/1 9:15

ここから見る富士は両耳が立っているように見えます

イワヒバリが近くに来ました

8/1 9:38

8/1 9:50

ミネウスユキソウ

8/1 10:04

8/1 10:04

8/1 10:06

8/1 10:08

風も無く穏やかで、1時間ほど滞在しました

8/1 10:11

チシマギキョウ

8/1 10:17

眼下に塩見小屋を見ながら下る

8/1 11:14

塩見小屋付近より　夏空って感じです

8/1 11:18

ここから再び長い樹林帯歩き

8/1 12:48

だいぶ雲が増えてきました

8/1 13:53

三伏山に戻る頃には灰色の雲に覆われました

8/1 13:54

塩見岳もこんな感じ

8/1 14:04

8/1 14:06

余談ですが静岡県のこの部分、全部この会社の土地！

1羽が鳴きまくってもう1羽から直接食べ物をもらっていたので、大きさは同じくらいだが親子と思われる。

8/1 14:10

木の先端に移動したらどっちがどっちだか、もう分からない！？

8/1 14:18

小屋について間もなく雨がザーッと降り出した

8/1 17:02

2日目の夕食

8/2 5:14

3日目の朝　烏帽子岳と小河内岳に行ってきます

8/2 5:22

烏帽子までは結構登りますね

8/2 5:29

三伏峠と三伏山

8/2 5:45

前小河内岳と小河内岳

8/2 5:55

烏帽子岳山頂　お二人連れの方が先に山頂にいたので、お互いに撮影し合いました。ありがとうございました。

8/2 5:56

8/2 5:57

8/2 5:57

8/2 5:58

8/2 6:00

8/2 6:04

8/2 6:06

8/2 6:37

前小河内岳山頂

8/2 6:40

山頂から小河内岳と荒川岳の眺望

8/2 6:59

山頂と避難小屋が見えます

8/2 7:04

富士山の右奥に愛鷹山、左の奥に丹沢山塊

8/2 7:22

小河内岳山頂

8/2 7:29

小河内岳避難小屋

8/2 7:28

荒川岳・赤石岳・聖岳・兎岳や深南部の池口岳も見えます

8/2 7:32

烏帽子岳〜前小河内岳の稜線があるので塩見岳見るならそちらでしょうか

8/2 7:33

蝙蝠岳と蝙蝠尾根（長〜い）。二軒小屋に降りられるが山と高原の地図だと点線（難路）のルート

8/2 7:39

山頂との分岐で避難小屋の管理人さんに会いました。看板付け替えのため三伏峠に行くので無人になるけど、小屋の中には入れるよとおっしゃってました。無人でも飲み物とかTシャツとか買える仕組みになってます

8/2 7:44

小屋の中を拝見しましたが、コーヒー持参してたのでお湯を湧かして飲みました

8/2 7:45

このベンチ最高の眺めでした

8/2 8:09

ウサギギク

8/2 8:18

山頂に戻ると、三伏峠小屋でお話しした光岳まで縦走する男性がいたのでご挨拶してから出発

8/2 8:22

太陽が上がってきたので空の青と山の緑が鮮やか！

8/2 8:35

8/2 8:51

8/2 8:53

右奥に万三郎岳などの伊豆半島の山々が見えた！

8/2 8:58

8/2 8:59

8/2 9:13

8/2 9:14

8/2 9:16

崖ギリギリを通ります

8/2 9:27

烏帽子岳に戻ってきました

8/2 9:27

まだ時間もあるのでしばらくここにいることにした

8/2 9:27

ここが目的地の方が山頂におられたが、その気持ち理解できました。

8/2 9:28

8/2 9:28

8/2 10:00

三伏峠小屋に戻ります

8/2 10:24

8/2 11:05

11時から昼食メニューが頼めるので手作りカレーを注文。うまかった！

8/2 11:19

名残惜しいが下山いたします

8/2 11:27

樹林帯の下りで最後の塩見岳

8/2 11:41

黙々と下りていたら目の前に鳥がいた

ルリビタキでした

8/2 13:16

8/2 13:28

思ったより早く着いてしまった。バスの時間まであと1時間ある

8/2 13:39

林道を歩いてゲートまで行くことにした。（小河内岳見えました）

8/2 13:40

駐車場あそこか！

8/2 14:13

歩き始めて40分で駐車場のあるゲートに到着！

撮影機器：

iPhone 8 Plus 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ シュラフ

感想

3000m21za

　コロナ渦で山小屋が完全予約制になっているので天気予報と予約状況を見ながら予約が取れそうな小屋を探すのが大変だった。当初は唐松岳〜五竜〜鹿島槍〜爺ヶ岳への縦走を検討していたが、唐松岳頂上山荘でコロナ陽性者が出てしばらく営業中止となったため、五竜山荘のHPを見たら希望日が予約で埋まっていたので諦めた。

　剱岳の剣山荘と塩見岳の三伏峠小屋はHPから予約状況が見られて空きもある状態だったので、天気予報を見て2日前に決断して予約をしました。

　一般的には1泊2日で鳥倉登山口から塩見岳を往復するみたいですが、せっかく南アルプスの中央部まで行くのでこのエリアをゆっくり堪能したいと思い、2泊3日で三伏峠小屋を起点に塩見岳と烏帽子岳・小河内岳を巡ることにした。

　くしくも、2人とも日本の3000m21座のうち未踏の山は塩見岳のみとなっていたため今回頂上を踏めて感慨深いです。塩見岳へのルートは樹林帯歩きが長いですが、翌日の烏帽子・小河内岳は好天の中の稜線歩きが楽しめました。南アルプスのダイナミックな景観を眺めながら歩けるルートで、三伏峠小屋のご主人がお勧めするだけあるなぁと思いました。

コメント

mcmc1973

小河内岳は行って良かったです。本当に素晴らしい山行でした。ありがとうございました😁
２１座登頂しましたが、次は１００高山目指して行きましょう！？

3000m21za

行程に余裕があると好天の時は山頂で絶景を満喫できるし、天候が悪化しても焦らなくて済むからいいですよね。
それと１００高山の話が出ましたが、
ヤマレコに１００高山リストが掲載されていて、あなたの達成状況というのが分かるようになってました。それによると自分は４８座登っている事が判明しました。ヤマレコを始める前にすでに登っている山も含めると６９座なので、目指そうと思えば目指せそうな感じです。ただ今回は近くから眺めただけの蝙蝠岳などメインルートから少し外れた所にある山が残っているので難儀するかも

mcmc1973

蝙蝠岳か〜💦難儀しますな😅