北岳(肩の小屋テント泊) 初のテント泊。大好きな山になりました


- GPS
- 09:42
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 2,159m
- 下り
- 2,151m
コースタイム
- 山行
- 4:44
- 休憩
- 2:31
- 合計
- 7:15
- 山行
- 3:57
- 休憩
- 2:02
- 合計
- 5:59
天候 | 快晴(夜は暴風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所なし |
その他周辺情報 | 芦安駐車場前の入浴施設。施設はしょぼいけれど、露天風呂がぬるいので、ぬるめ好きであれば。 |
写真
感想
いろいろあってテント泊道具を買ったので、さっそく試すことに。天気予報とにらめっこし、どうせならばと北岳に挑戦することにしました。
初の南アルプス、初の3000m峰、初の山泊まり、初のテント泊。やりすぎな気もしますが、およそ半年ぶりの単独行なので少しは困難な旅程にしようかと。大きく3つの大変さを味わうことになりました。
一つ目は、テント泊の荷物の多さ。
水・スポドリだけで7kg、そこにテント道具が加われば重さは12〜15kg程度。重い上にバランスをとるのが難しくなるので、鎖場など難しい場所があるわけでもないのに一歩一歩に気を遣いました。
足に大した筋肉が付いているわけでもないので、トレッキングポールをガッツリ使って足の負担を緩和したつもりではありますが、かつてない筋肉痛に襲われています。
二つ目は、標高の高さによる体への影響。
とりわけ肩の小屋以降のアタックでは呼吸も荒くなってしまい、判断力が落ちているなと思いながら岩場を登っていました。
アタックを終えて肩の小屋のテント場に戻ってからは頭痛と若干の吐き気を催してしまい、あくびも何度も出る。恐らく高山病に罹っていたのでしょう。後述する夜の荒天も相まって、睡眠不足気味でした。今回はゆとりのある旅程でしたが、二泊三日などになると体が持たないかも?
三つ目は、テントで一晩を明かすことの大変さ。
夕刻から朝の撤収に至るまでずっと爆風が吹き荒れており、テントの中は常に風に叩かれる音が鳴り響いていて、テント泊に慣れない私はなかなか眠ることができませんでした。
家のふかふかベットで静かに眠るのとは環境が違いすぎるので、ある程度図太くならないと翌日に疲労を残してしまうなと痛感しました。
いろいろ困難や想定外に見舞われた初テント泊ではありましたが、疲れも睡眠不足も山頂から見るご来光で全て報われた気がしました。
体調が万全なら朝のうちに間ノ岳まで行ってみたかったのですが、それはまた次回に。
北岳は冬季登山でもいつかは挑戦したいと思っている憧れの山。冬でも踏破できる経験と体力を身に付けて、また訪れたいと思っています。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する