六甲山 東おたふく・西おたふく
- GPS
- 05:20
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,209m
- 下り
- 1,199m
コースタイム
- 山行
- 5:03
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 5:20
最高峰まで行き、有馬に降りず西おたふく山に向かうというコース取りも少ないかと思います。西おたふく山山上部は初夏から竹藪に覆われ、足元が見えない状態で、歩きなれてないと通過は難しいと思います。その辺りからの眺めは良いのですが。笹薮地帯を抜けると地味な道で静かなルートです。途中、西滝ヶ谷の上部が崩落してぎりぎり通れる状態ですが、また大きな台風が来たら道が無くなってしまうかもしれません。通過に関しては登りの方が怖く感じないと思います。住吉道と合流すると、右岸道の方が平坦なのでそちらを通常選びますが、若干藪で嫌な感じですが、山上部の大藪を通ってきたらもう気にならないという感じです。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
六甲最高峰を見て右方に東おたふく山、右に西おたふく山が鎮座します。一回で両方通る人はあまりいないのではないでしょうか。東おたふくは山頂から一度それなりに高度を下げ蛇谷北山か七曲りへ大きく登り返すのが大変ですし、西おたふくは地味ということで登山者少なめです。夏場は山上領域はひどい笹薮です。
阪急岡本から踏切を渡り山側へ行くと保久良神社の登り口があるのでまず登ります。ここは梅の名所で春は賑わいます。神社裏手から山道に入り、道なりに金鳥山を通過し、魚屋道と合流すると間もなく風吹き岩です。猫達が岩を守っています。猪もよく出ます。芦屋ロックガーデンルートからの登山客でにぎわっており、ここから緩い下りが続き、ゴルフ場から一気に高度を上げます。
雨が峠から七曲り方面の道(左方)を行かず、東おたふく山(右方)に登ります。ススキの再生のために木々が伐採されており眺めの良い快適なところです。一段目の平原、二段目、三段目で山頂です。三段目の山頂広場奥の標識、右が奥池バス停方面、真っすぐが六甲山方面と案内されております。この時は六甲方面の方にすぐ向かいましたが、バス停方面に少し行くと、見晴らしの良い平原があります。別の記事で写真含め紹介していますが、東側の眺望が素晴らしいところです。甲子園球場、舞洲、梅田、生駒方面が良く見えます。お薦めですので立ち寄ってみてください。
正面の道は下りで100mまでは行かないですがそれなりの高さを降りて行きます。やや笹薮が多いですがこれから行く、北山や西おたふく山の藪に比べればなんでもありません。しばらく進んで土樋割り峠に出ます。そこから直進の蛇谷北山ルートで石の宝殿(六甲山神社)を目指します。この道はやや荒れてますが、七曲りが崩落で通行止めだった時はメインルートでした。北山は840mで芦屋市の最高峰になってますが、もっと高い後鉢巻山(898m)をなぜ最高峰に指定しないのかわかりません。さらには六甲山神社やドライブウェイの方が標高が高いのです。後鉢巻山は西宮市との境なので最高峰指定を外しているとの説を聞いたことがあります。
ドライブウェイに出てトンネル方面に向かい、最高峰を通過し、西おたふく登山道へ着きます(JR住吉駅方面と案内があります)。カーブ99のちょっと先ですね。しばらく舗装された管理道ですが、ここからの眺めは良いと思います。アンテナ塔から遊歩道がいくつか分かれますが、左から下りました。この季節、笹薮で道が見えません。知っていなければ歩けないと思います。この園地は木々が無いので見晴らしもいいのですが、それゆえに笹薮が非常に成長するのでしょう。数人登りの人と会いましたが、笹薮通過には苦労されたでしょう。
この後は木々の間を下って行きます。途中、西滝ヶ谷上部で大崩落個所があり注意しながら下ります。山上部からの下りが一段落し(治山の看板有り)左に折れる地点のちょっと先です。この左折地点は真っすぐ行ける道もあるように見えますが道はありません。雨水を誘導する溝でしょう。崩落地点を慎重に進むと緩い下りで住吉川に到達します。ここで住吉道と合流ですが、右岸道が起伏が少ないので好んで使います。大平岩から丸太橋を渡り左岸道に合流し、五助堰堤を通り、住吉台住宅地に入ります。
このあたり200〜300m弱の標高で車が無ければ生活できないでしょうね。お隣の渦森台の住宅地の最上部は300m越えです。バスに乗るならエクセル住吉や赤塚橋にバス停はありますが、JR住吉駅まで歩きます。最初100段超の階段を降り、さらにコープの横から200数十段の階段を下ります。落合橋、白鶴美術館、住吉中の横を通り、駅に到達すれば登山終了です。白鶴美術館からは阪急御影にも行けます。
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