後立山南部縦走(蓮華岳−針ノ木岳−スバリ岳−赤沢岳-鳴沢岳-岩小屋沢岳)



- GPS
- 56:00
- 距離
- 23.6km
- 登り
- 2,542m
- 下り
- 2,544m
コースタイム
- 山行
- 8:08
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 9:36
- 山行
- 6:51
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 7:40
天候 | 3日曇り、4日雨、5日晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
扇沢登山口、臨時登山補導所 |
その他周辺情報 | 薬師の湯、山小屋で100円引き券で650円 |
写真
針の木山荘の朝食
食後相談の結果雨の縦走を選択、隣の二人ずれも下山するか縦走するか?迷っていたらしいが、我々が縦走するので次の新越山荘までも同じなので、同行する事になった。
理由は標識の方向板が落下しており、縦走方向が不明、混成チーム員のスマホの地図、山の地図、方向板の取り付けられていた位置、登山路の色テープから縦走方向を見極め選択、大勢いると各自の知恵が役立つ時であった。
針ノ木岳山頂
山荘から見える立山の山並みを観ながら談話室で乾杯、至極の世界を味わえた。
新越山荘の夕食
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
予備電池(1)
ガイド地図(1)
コンパス(1)
笛(1)
筆記具(1)
ライター(1)
ナイフ(1)
保険証(1)
ティッシュ(1)
バンドエイド(1)
タオル(1)
携帯電話(1)
計画書(1)
雨具(1)
防寒着(1)
手袋(1)
ストック(1)
ビニール袋(1)
替え衣類(1)
ザックカバー(1)
水筒(2.0L)
時計(1)
日焼け止め(1)
非常食(1)
サングラス(1)
インナーシーツ
体温計
マスク
|
---|---|
共同装備 |
ツェルト(1)
医薬品
ラジオ(1)
カメラ(1)
|
感想
日本三大雪渓の一つである針の木雪渓、昨年は白馬雪渓を登っていたからこの計画を聞いた途端に気持ちが傾き、今年の夏に行こうと決めた。
話を持ちかけた人は若きしころ同じコースを時計回りと反時計回りと経験しているそうだが、歩く速度は落ちたが、もう一度行きたいとのこと? 運命のいたずらか、話を持ち掛けた本人は、仕事の都合がつかず参加できなかった。
天候不順の今年、日程を決めるにあたり梅雨明けの青天日和を期待して8月の3日間に決めたが、予測は外れ中1日は雨にたたられた。
針の木岳山荘に着いた時も雲行きは悪かったので、昼食時間を余分にとり、話題に上っていた蓮華岳のコマクサを観に、ガスの中向かった。
急登を過ぎた辺りから、ガレバの斜面にコマクサが現れ最盛期は過ぎたようだが、沢山のコマクサが見られた。
夜半は雨音がするほど、激しく降っているようで、明日の行動をどうしようかと迷っていたが、何時しか、いびきをかいていた。
朝食後、同じ雨に濡れるのならば進むも退くのも変わらず、天候は良くなりそうだと判断から、縦走に決定したところ、同じく判断に迷っていたお隣さん2人組が、合同したいとの申し入れがあり、旅は道ずれ縦走するのは我々だけかと心細かったが、急遽新越山荘まで混成チームとなった。
針ノ木岳を過ぎスバリ岳辺りから時折霧が流れ、墨絵の様に白い霧の中から針ノ木岳の山頂が見え隠れ、下方は濃紺色のダム湖が姿を現したり消えたり、思わず歓声の声を上げる、山の7変化を体感した。
最終日は晴れ、山荘から見える立山連峰と剱岳の勇姿に見とれる、何年か前に登ったはずだが、剱岳や雄山のシルエットが記憶を目覚ましてくれた。
登山口まで後40分あまりのケルンからは、100名山を残り20座と話していた40代前半の方と登山談義、明日はザイティングラードから奥穂を登るというしかも、河童橋から横尾まで平地ではマラソンで向うとのこと、登山スタイルも様々である。
今回の山行も靴の中まで濡れて、吐く息も荒くなってきた昨今だが、登ってよかったと感じる、思い出深い心に残る山行になった。
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