丹沢主脈ツツジの錦絵 塔ノ岳&丹沢山
- GPS
- --:--
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,632m
- 下り
- 1,654m
コースタイム
7:03 見晴茶屋着。 7:05 出発。
7:40 駒止茶屋着。 7:45 出発。
8:23 天神尾根分岐着。 8:25 出発。
8:55 花立山荘着。 9:00 出発。
9:20 金冷シ通過。
9:40 塔ノ岳到着。 9:50 出発。
10:35 日高着 10:38 出発。
11:08 竜ヶ馬場着。 11:10 出発。
11:30 丹沢山到着。昼食休憩。
12:10 丹沢山出発。
12:30 竜ヶ馬場通過。
13:00 日高通過。
13:23 塔ノ岳到着。 13:30 出発。
14:05 花立山荘着。 14:10 出発。
14:40 堀山の家着。 14:48 出発。
15:03 駒止茶屋通過。
15:23 見晴茶屋着。 15:28 出発。
15:55 大倉尾根登山口通過。
16:00 大倉バス停着。
16:22 渋沢行きバス発車。(終了)
*四十路のカメヲタのオッサンが重いカメラ・レンズを担ぎ、以前怪我したヒザをかばいながら、あちこちで撮影小休止を繰り返してチンタラ歩いているものですので、『山と高原地図』のコースタイムをまるで無視したペースで恐れ入ります (汗)。とくに塔ノ岳〜丹沢山間は、花が見事すぎてバンバン歩けるはずがないという……♪
天候 | 蒸し暑い晴れ、ときどき薄曇り。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
復路……大倉から神奈中バスで小田急渋沢駅へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険なところはとくにありません。 ヒルにもとりあえず食われませんでした。 |
写真
感想
花と新緑を求めて、三浦半島から丹沢の稜線へと少しずつ高いところを歩くのが楽しい神奈川県の山の春。そんな楽しい季節のフィナーレとしてふさわしいのがツツジ満開の丹沢めぐり……と思っているのは私だけではないでしょう。個人的には、静かな雰囲気の中でシロヤシオとブナの組み合わせを満喫出来る畦ヶ丸あたりを逍遥できれば文句なしなのですが、ここしばらく多忙のため完全に行くタイミングを逃してしまっておりました。しかも、ヤマレコで皆様の記録を拝見するにつけ、今年はどうやら丹沢全山でシロヤシオの当たり年であるらしく、何かクヤシーという気分がムラムラと……(^^;)。そして、半月以上山登りしないでいると、体がなまってくる感覚もひしひしと……。
そこで、何とかギリギリセーフでも良いのでシロヤシオに間に合わないものか、そして運動不足も解消できないものかと思っていたところ、昨29日に約1年がかりの大きな仕事がめでたく一段落し、しかも今日は休みに出来ることに加え(今日を逃すと梅雨入りまで山に登るヒマなし……)、塔ノ岳から北側でシロヤシオが辛うじて今週いっぱい見頃である旨をヤマレコで拝見しましたので、これは千載一遇のチャンス到来!! 天気も、暖気と寒気の混ざり合いで午後からヤバいかも知れない旨の予報が出ていましたが、昨日の夕方うっすらと富士山も見えたほどですので、まぁ何とかなるだろうと期待……。というわけで、一発勝負のギャンブル気分で早起きし、小田急線とタクシーを乗り継いで6時半に大倉尾根を登り始めました。
しかしそれにしても、今日は暑かった!! (泣) 塔ノ岳〜丹沢山の稜線では、たまにユーシン側から風が吹き上げて来ると涼味も感じられましたが、基本的にムレムレの南風または無風……。大倉尾根の上りでは、日焼け止めの成分を含んだ汗が容赦なく眼に入ってイタタタ……。それ以外の区間でも、余りの暑さで気分はフラフラ。寒いのは得意ながら暑いのは苦手なため、思わず歩みも屁っ放り腰気味になり、悪い歩行姿勢が帰宅後の筋肉痛につながってしまいました。反省です……。
また、水分は4リットル以上持参したのですが (うち1.8リットルはポカリスエット)、下山までに全部飲みきってしまいました。そして大倉ではビールをイッキ飲み! 帰宅までに5リットル近い水分を飲んだことになりますが、何だか未だに体内の水分が足りない気分です。それほど蒸し暑かったということで……もう丹沢は完全に春山から夏山に移ったということなのかも知れません。
とはいえ、こうしてヒーヒー言いながらも何とか登った分、稜線のシロヤシオにトウゴクミツバツツジ、そして徐々に深い色になりゆく緑の組み合わせは素晴らしい!!のひとことでした。これほど鈴なりの花をつけたツツジの巨木 (?) が登山道の脇で圧倒的な存在感を見せ、稜線からの大展望に華を添えまくっているという光景は、とてもとても神奈川県内とは思えないものがありました♪ 少々残念ながら、シロヤシオのピークは過ぎ、多少しおれた感じの花が少なくなく、恐らくこの週末を最後に散ってしまうものと思われますが、トウゴクミツバツツジはまだまだつぼみも多く、恐らく梅雨入り手前まで楽しめるものと思います。暑さが続くという予報ですので、どうなるか分かりませんが……。
何はともあれシロヤシオ尽くしの塔〜丹を歩くことが出来て幸せです。
結論はやっぱりこの一言に尽きます。丹沢最高!!!!!
私がこの前、丹沢山に行った時とだいぶ景色が違っていますね!
新緑とお花満開で最高です!その時々によって山は変化して、いつ行っても楽しめますね!
写真とっても素敵です。私もこんな写真が撮りたいです。もっとカメラの勉強しないと
こんにちは、お楽しみ頂きどうもありがとうございます〜。m(_ _)m
この季節の山は本当にナマモノと申しますか、微妙な変化を楽しむのも春〜初夏の山めぐりの奥の深さでしょうね。逆に、これほど見事な山の花や新緑を楽しんでしまいますと、下界の観光地などがショボく見えるので困るほどです (笑)。
写真につきましては、絞りとピントが合う範囲の関係ですとか、ネイチャー&山岳系写真を撮るためのお約束がいろいろあります。が、それを全部書くとそれこそ写真ハウツー本になってしまいますので、詳しくはそういう本に載っている作例やプロの方々の作品(登山ガイドの写真も含む)を頭に入れたうえで、さらに自分なりのアレンジを……ということになると思います。ただ、個人的に「これをやるだけでも見映えアップ」と思っているポイントとして、いくつか書いてみますと
1)PLフィルター (偏光フィルター。サングラスのようなものです) をレンズの前にはめる。クルクル回して画面が暗くなると、余計な反射が消えて色が引き立つ効果あり。
※但し、やり過ぎてド派手になることもあり、それを嫌う向きもあるので注意。また、日陰では装着の意味なし。花のドアップ・マクロ撮影も、装着しないのが一般的。暗いフィルターをつけるとシャッター速度が下がり、風で花がブレるのに対応出来なくなりますので……。
2)目の前にある風景、または花の群落のうち、とくに感動のピークに当たる部分だけをズームレンズで切り取る。花を撮るときは、群落のうち一番枝振り・房振りの良い先端、アップで撮る場合は、一番撮りたい花のめしべの先にピントを合わせる。
3)お気に入りの風景写真作家を早く見つける。
……これだけでも想い出に残る写真をたくさん撮れると思います〜。
ありがとうございました。(*^_^*)
PLフィルターはつけていますが、日陰日向関係なくつけっぱなしでした。
そういえば、シャッター速度が遅い場合がありました。
山にいって撮るのがほとんどの為、急いでるので、ゆっくり調整していませんでした。
好きな写真家を見つけることが早道ですね。
次回は教えていただいたことを念頭に置いてシャッターを切りたいと思います。
こんばんは、レスのレスどうもありがとうございます〜。
PLフィルターは、画面が鮮やかになってとても便利ではあるのですが、なにせレンズに入る光の量が4分の1に減ってしまうというシロモノです (汗)。とにかく手ブレと被写体ブレ(山ではとくに風ブレ)に気をつけて、急いでいてもちゃんとクルクル回して効果を確かめながら (複数メンバーの行動ですと待たせてしまうという問題もありますが……)、是非山行の想い出を彩るカットを楽しんで下さい〜。
ちなみに、私の場合は、20代の頃から余りにも多くの写真教本に手を出しすぎて、誰の作風が一番ベースにあるのか忘れてしまいました (笑)。意外と、花を撮るときなどはポートレート撮影と同じようなノリになっているかも知れません
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