ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4581237
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

富士山 0mから山頂へ 村山古道を通って

2015年09月20日(日) 〜 2015年09月21日(月)
 - 拍手
GPS
22:03
距離
43.8km
登り
3,924m
下り
1,558m

コースタイム

1日目
山行
10:52
休憩
1:05
合計
11:57
5:03
33
JR吉原駅前の宿
5:36
5:36
7
5:43
5:43
113
9:00
9:35
101
11:16
11:16
49
12:05
12:25
37
富士山麓山の村
13:02
13:12
228
2日目
山行
6:47
休憩
0:40
合計
7:27
5:28
77
6:45
6:45
55
7:40
7:40
55
8:35
8:55
60
9:55
9:55
105
銀明水
11:40
12:00
40
12:40
12:40
15
六合目雲海荘
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
19日(土)仕事が終わってから新幹線・在来線を乗り継いで吉原駅へ 駅前のビジネスホテルに泊まる 宿に着いてから南の海岸に行き海に手を付ける これで0m 宿に帰る途中で偶然にも鈴川の富士塚に出くわす 写真を撮ろうとしたがストロボが作動せず真っ黒だった

20日(日)早朝に宿を出発する 六合目の雲海荘に泊まる

21日(月)早朝に宿を出発する 山頂に登り、宝永山を通って五合目へ下る バスで新富士駅へ行き、新幹線・在来線で自宅に帰る
その他周辺情報 六合目雲海荘――富士山で9月に営業している山小屋は少ない。ここははその中の一つだ。30年程前にシュラフですし詰めの北穂高小屋へ泊まって以来の小屋泊だった。布団もあるし食事も出してもらえるので、別世界へ来たような感じだった。しかし吉原から登って来て非常に疲れているのに、ほとんど眠れなかった。それでも翌日しっかり歩けているので、横になっているだけで寝ているのとよく似た効果はあるのだろう。
予約できる山小屋
八合目池田館
御殿場口七合四勺・わらじ館
左富士
2015年09月20日 05:36撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/20 5:36
左富士
平家越
2015年09月20日 05:43撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/20 5:43
平家越
村山古道 道標2
2015年09月20日 07:36撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/20 7:36
村山古道 道標2
村山古道 道標3
2015年09月20日 07:43撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/20 7:43
村山古道 道標3
村山古道 道標4
2015年09月20日 08:04撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/20 8:04
村山古道 道標4
富士山が見える
2015年09月20日 08:09撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/20 8:09
富士山が見える
村山古道 道標5
2015年09月20日 08:17撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/20 8:17
村山古道 道標5
村山古道 道標7
2015年09月20日 08:48撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/20 8:48
村山古道 道標7
村山浅間神社
2015年09月20日 09:23撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/20 9:23
村山浅間神社
村山浅間神社
2015年09月20日 09:24撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/20 9:24
村山浅間神社
札打場跡の大ケヤキ
2015年09月20日 11:16撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/20 11:16
札打場跡の大ケヤキ
中宮八幡堂
2015年09月20日 13:02撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/20 13:02
中宮八幡堂
雲海と日の出(御来光山荘辺りから)
2015年09月21日 05:36撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/21 5:36
雲海と日の出(御来光山荘辺りから)
元祖七合目山口山荘からの雲海
2015年09月21日 06:45撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/21 6:45
元祖七合目山口山荘からの雲海
九合目万年雪山荘からの雲の流れ
2015年09月21日 07:40撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/21 7:40
九合目万年雪山荘からの雲の流れ
九合目万年雪山荘から上部を見上げる
2015年09月21日 07:40撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/21 7:40
九合目万年雪山荘から上部を見上げる
富士宮口頂上までもう少し
2015年09月21日 08:12撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/21 8:12
富士宮口頂上までもう少し
剣ヶ峰
2015年09月21日 08:45撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/21 8:45
剣ヶ峰
剣ヶ峰
2015年09月21日 08:46撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/21 8:46
剣ヶ峰
剣ヶ峰から火口を望む
2015年09月21日 08:47撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/21 8:47
剣ヶ峰から火口を望む
天子山塊
2015年09月21日 09:00撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/21 9:00
天子山塊
天子山塊
2015年09月21日 09:00撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/21 9:00
天子山塊
下方は大沢崩れ
2015年09月21日 09:03撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/21 9:03
下方は大沢崩れ
剣ヶ峰
2015年09月21日 09:04撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/21 9:04
剣ヶ峰
小内院
2015年09月21日 09:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/21 9:10
小内院
火口にできたツララ
2015年09月21日 09:30撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/21 9:30
火口にできたツララ
剣ヶ峰
2015年09月21日 09:30撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/21 9:30
剣ヶ峰
剣ヶ峰と火口
2015年09月21日 09:32撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/21 9:32
剣ヶ峰と火口
白山岳と火口
2015年09月21日 09:47撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/21 9:47
白山岳と火口
銀明水から少し下った所
2015年09月21日 09:59撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/21 9:59
銀明水から少し下った所
御殿場口への下り道
2015年09月21日 10:24撮影 by  DSC-HX50V, SONY
9/21 10:24
御殿場口への下り道

感想

 富士山に登る時には、0mから山頂まで行こうと思っていた。どの道を通ったら良いか調べていたところ、村山古道というのがあることが分かった。昔の富士講の登山ルートで今でも登る人があり、踏み跡程度の道が付いているようだ。

 19日、吉原駅前の宿に着いてから海岸に行き海の水に手を付ける。帰りに偶然にも鈴川の富士塚を見た。かなり高い立派な塚で、今回の登山を後押ししてくれるような気持ちになった。

 20日、早朝の暗いうちに宿を出発し、旧東海道を西に向かって歩く。岳南電車の踏切を越え吉原宿を過ぎると、右に曲がり村山古道に入る。新東名高速道路を越える所が少し分かりにくかったが、後は村山浅間神社までは舗装してある歩きやすい道が続く。

 途中には道標がいくつもあり、昔からの信仰の道だったことがよくわかる。「富士山に登るのですか」と声を掛けてくれた人がいた。鈴川の富士塚から富士山に登る人も何人かはいるようだ。9時過ぎに村山浅間神社で昼食にする。5時から歩いている私には昼食だったが、神社で作業している方には朝食に見えたようだ。

 村山浅間神社から少し進むと登山道になる。ここで運動靴から登山靴に履き替える。札打場跡の大ケヤキや富士山麓山の村を順調に通過して、中宮八幡堂で休憩する。ここから道は右方向に行くのが正解なのだが、正面に道路が見えたので真っ直ぐ進んで道路に出た。しかし次の登山道が分からずにうろうろしていたら、右方向に登った所にピンクテープが見えて無事合流できた。

 ここからは道も細くなり薮状になってくる。次の道路を越えてからは傾斜もどんどんきつくなる。疲れもたまってきているので50分歩くことができなくなり、30分歩いては休憩を繰り返しながら、何とか六合目雲海荘に着いた。ここの標高が2493mなので、登った高さも歩いた距離も今までで一番だっただろう。

 21日、5時に朝食を食べて出発する。登山道に入って新七合目御来光山荘あたりで、日が昇ってくる。下の方は雲海が広がっている。赤い岩がごろごろした道は、だんだん急になりジグザグに登るようになる。九合五尺の胸突山荘辺りは、名前の通り非常に急だった。やっとの思いで浅間大社奥宮の前に出る。氷が張っていた。

 ここから剣ヶ峰までは、また非常に急な道になる。剣ヶ峰には日本最高峰の碑があり、大きな火口が見える。御鉢巡りををするために北の方に向かうと、大沢崩れ上部に出た。朝霧高原がはるか下に見える。この高度差は今までに見たことがなく、富士は日本一の山というのが体感できた。吉田ルートの上部まで来ると、久須志神社や多くの山小屋があった。火口越しに剣ヶ峰や白山岳を見ながら銀明水へ向かう。

 赤茶けた岩まじりの砂の道を下る。途中でいくつかの山小屋の前を通り、ブルドーザー道を横切りながら下って行く。下山道に入り馬ノ背を通って宝永山に登る。下には大きな宝永火口が見える。宝永火口まで下ると上から見ていたよりも迫力のある壁が目の前に見える。雲海荘で飲み物を買い小休止して、五合目へ下った。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:39人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら