黒部五郎岳(飛越トンネルから)
- GPS
- 15:44
- 距離
- 27.6km
- 登り
- 2,327m
- 下り
- 2,318m
コースタイム
所要時間 15:45 距離 33:3km 平均速度 1.8km
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
前日、白山登山後、北陸自動車道 富山IC 〜R41〜R484 飛越トンネル登山口まで移動。 飛越トンネル登山口駐車場で車中泊。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
飛越トンネル登山口まで雪がなく、車で来られた。 下山時に神岡新道で、寺地山を少し直進しすぎルートミス。少し広くなった尾根でもルートミスをしている。GPSで強制修正して戻る。 踏み跡が少ない。それに帰りはサングラスを掛けていたのでさらに見つけづらかった。 |
写真
感想
飛越トンネル登山口まで雪がなく、車で来られた。
1:02飛越トンネル登山口 全行程は14時間を予定している。天気は安定している。昼の時間が長いこの時期、残雪期の黒部五郎岳に行くには、今しかないと思った。
昨夜から星空、起きてみれば満月に近い月がてらしている。夜間登山にはありがたい。
踏み跡を探しながら行く、前日の人の足跡とスキー跡が樹林の雪面にかすかについている。
4:40北ノ俣避難小屋 行きには小屋は確認できなかった。樹林帯を抜け、登りの雪面になる。雪面にはシュプールが描かれている。昨日登った人の深いステップを道案内に登る。
6:20 尾根分岐 一挙に展望が開けた。薬師岳、水晶岳、鷲羽岳、槍ケ岳、黒部五郎岳。北ノ岳の直下にテントがみえる。
6:29 北ノ俣岳 山頂は雪がなくなっていた。山頂木柱は凍てついている。
赤木岳への下りはすごく楽しく感じた。広い尾根で足跡も無い緩斜面。晴天でここは風もほとんどなかった、最高の眺めを堪能しながら、ゆっくりと下る。
7:13中俣乗越 P2578へは夏道を行く。
黒部五郎岳への途中まで夏道が現れている、夏道を使うことにする。アイゼンをはいたままだったのだが、石と岩の急斜面が疲れるので途中で外した。ジグザグに登る。
夏道が切れるところで、アイゼンを取り付け、急雪面を登る、温度が低くアイゼンの爪が入るが、踏み跡はつかない。少し登っては休み、息を調整する。進みが遅い。
9:12 黒部五郎岳9:27 10時を予定していたが、少し早く着いた。山頂は岩が現れていて、低い山頂標識もすぐに見えた。風が強い。しかし最高の展望だ。笠、乗鞍、御嶽が一直線に並んで見える。穂高、槍が素晴らしい。
早々に下る。薬師岳、その右に立山の雄姿素晴らしい。
降りは夏道を使わずに、急雪面をヒールキックで降りる。あっさりと降りられた。
10:35中俣乗越 これからの登りは息が上がった。足が動かない、代わりに絶景をたびたび楽しむことができる。振り返れば、私の深い踏み跡が続いている。
12:16 北ノ俣岳 小休止。朝の山頂とは違い、暖かく穏やかだ。これからほとんど降り、気分が楽だ。最後の360度の展望を楽しむ。
12:28 尾根分岐 ハイマツの中、石の夏道を降る。アイゼンのままなので、ゆっくりだ。雪面から、ヒールキックで降りる、速度が上がる。シュプール跡が目立つ。
13:19北ノ俣避難小屋 来るときは確認できなかった、三角屋根の小さな北ノ俣避難小屋が見えた。これから森林の尾根歩き、振り返ると北ノ俣岳、高層雲が少し出てきている。
14:05 寺地山 山頂から直進しすぎ、コースアウト、GPSでコース変更。その後もコースアウトをたびたびした。サングラスのせいで踏み跡が見つけづらかった様だ。
16:47 飛越トンネル登山口 明るいうちに戻れた。寺地山から疲れた。コースアウトのもあるが、足が動かなかった。この時期踏み跡が見つけづらかった。
今までの山行で一番時間がかかった。
長い一日だった。天候に恵まれた。残雪期の黒部五郎岳、完登、充実した一日だった。私の人生に必ず残る山行になった。今度は秋の日に来てみたい。
明日は乗鞍岳、焼岳、登山。ほおのき平に向かう。途中、奥飛騨・薬師の湯本陣で日帰り入浴、500円。
暗くなってから、ほおのき平駐車場に到着、車中泊車、数台あり。
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