奥穂-西穂縦走

2022年08月28日(日) [日帰り]

• GPS: 12:54
• 距離: 18.5km
• 登り: 2,806m
• 下り: 1,744m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:48
• 休憩: 4:01
• 合計: 12:49

1:19 新穂高温泉バス停
1:23 1:23 新穂高温泉駅
1:35 1:35 小鍋谷ゲート
2:01 2:01 穂高平小屋
2:34 2:36 白出沢出合
3:25 3:29 重太郎橋
3:37 3:57 白出大滝
4:13 4:14 荷継小屋跡
6:13 7:03 穂高岳山荘
7:31 7:41 穂高岳
7:57 7:58 馬の背
8:03 8:15 ロバの耳
8:19 8:37 ジャンダルム
9:22 9:38 天狗のコル
9:47 9:52 天狗岩
9:55 10:07 逆層スラブ
10:13 10:38 間ノ岳
10:53 11:05 赤岩岳
11:14 11:17 P１
11:20 11:27 西穂高岳
11:43 11:46 チャンピオンピーク４峰
11:54 12:00 ピラミッドピーク
12:13 12:20 西穂独標
12:46 12:46 西穂丸山
12:56 13:22 西穂山荘
13:47 13:48 旧ボッカ道分岐
14:08 西穂高口

天候

6時まで雨、その後曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高登山者無料駐車場（土曜21時でガラガラ）

コース状況／危険箇所等

破線コースです。解説したyoutube動画など多数ありますので参考に。

その他周辺情報

直帰

写真

8/28 2:34

今日はここで右折、小雨が降ってます。予報では3時には止むはず…

8/28 3:37

渡渉（重太郎橋）してから恐怖。暗いうちに通る道では無い。

8/28 3:57

あるがままに…

8/28 4:13

この沢の前に右岸からの枝沢を渡る時にルートロスト。やばい所に登って行ってしまった。こんな斜面のはずは無い、と、引き返したら正しいルートを見つけた。

8/28 5:18

明るくなってきた。稜線は遠い…

8/28 5:21

あーこれねー
モンベルのトレイルグリッパーは滑らないです。

8/28 5:52

人工物が見えてきた。

8/28 7:25

行けそうな気がするー

8/28 7:30

遠くに槍

8/28 7:30

奥穂高はお初

8/28 7:32

前穂と明神
次はあそこかな

8/28 7:32

お天気アプリを何個も確認して、これから雨は無い。
進みます。

8/28 7:47

うーん、高度感がえぐい。

8/28 7:51

これ、全部浮いてるんじゃ…

8/28 7:54

振り返る。高度感がやばいだけだったかな…

8/28 7:54

上高地を眼下に。

8/28 7:54

将棋崩しのような…

8/28 7:55

ジャンの手前の登りを目視で確認する。

8/28 8:08

こういうところの方が怖い。

8/28 8:09

奥穂側の緩やかな一段目は良いが、その上が難しそう。

8/28 8:26

さらば

8/28 8:28

天使、はじめまして！

8/28 8:29

奥が西穂かな。

8/28 8:29

再度天気を確認。晴れそうには無いが大丈夫そう。進む。

8/28 8:38

8/28 9:07

こんなところを降りる。結構標高落とすのね…

8/28 9:14

天狗の頭あたりに二人

8/28 9:15

新穂高側。緑が眩しい。

8/28 9:30

ここから岳沢に下るのか。ガスで見えない。

8/28 9:30

小屋の残骸？

8/28 9:46

天狗の頭。
だいぶん登り返したよー。以下、同じなんだが…

8/28 9:48

8/28 9:50

8/28 9:57

ここが逆スラブか！
斜度が無いのでトレイルグリッパーだとそのまま歩いていけそうです。
もちろんそんなことはしませんが…

8/28 10:00

見上げるとエグい。ブロック落としゲーム。

8/28 10:02

8/28 10:09

とんがってんなー。

8/28 10:15

新穂側に面白い岩壁が。

8/28 10:17

ジャンも遠くなりました。

8/28 10:22

西穂に人影。

8/28 10:31

ガスしかないので…

8/28 10:54

まだピークが間にあります。

8/28 11:02

この小ピークは巻いてくれるんですね！
ありがとうございます。

8/28 11:14

8/28 11:21

そして到着、振り返る。

8/28 11:43

ここからは大量の人が…

8/28 12:55

着いたー。ラーメン、ラーメン！

感想

しんもん

お友達（といっても一度白馬山荘でたまたま同じ部屋だっただけ）登録のtaksizmさんが白出沢からの奥穂-西穂縦走ワンディをしていた。白出沢通れるようになったんだーとかそういうことも出来るのかーと心に刻まれた。
で、二番煎じさせてもらいました。
（ちなみにtaksizmさんの山行は「旅」を感じさせる素晴らしいレコばかりです。）

自分がやるともっと時間がかかりそうなので稜線日の出くらいを目標に新穂高を出発した。
予報では3時までは雨らしい。傘をさして歩く。白出沢コースに入っても樹林帯は傘をさして歩きます。橋に向けてトラバースを開始してからはヤバそうな斜面。橋を渡ると… こ、これは一般道なのか…
暗いので高度感はあまり無いが、落ちたらもうダメなことは分かります。暗いからいいのか暗い時は歩いてはいけないのか…

途中で左から小さな沢が入ってきて渡るが、そこで変な踏み跡を追ってしまい迷った。かなり危ない斜面に出てしまったので、これは間違いだろうと引き返してリルート。何とかなった。
荷継沢を超えてからも薄い薮の中に複数のトレースがあって迷う。なんとなく上に向かえばいいのだが、ここでもプチロスト。行ったり来たりしているうちにリルートした。
枯れ沢になってからはとても分かりやすい。トレースの上を歩けば石は崩れない。外せば崩れる。
道のありがたさが身に染みた。

なお、3時を過ぎても雨は続き、山荘に着く頃には本降りになった。おかしい…
小屋内でコーヒーで温まりながら待つと雲が去った。どのお天気アプリももう雨は無いと示している。
とりあえず奥穂へ。
なんとなくすぐそこにあるのだと思っていたが意外と遠い。
一人ピークで写真を撮る。天気は曇りだが大丈夫そうだ。使わないと思いつつハーネスと最低限のガチャ類をぶら下げて再スタート。
ジャンダルムの奥穂側基部まで難なく到達。普通は西穂側からの登山道から登るらしい。が、折角なのでこちらから登らないと。
少し離れたところから斜面を見ると、スリングが残置してある壁が登れそうにない。が、右側のオーバーハングした岩の下をくぐり奥の岩に取り付くと容易に上に出れそうだ。よし行こう。
決めた通りに進むと難なく登れた。
おー天使の看板がある。写真を撮る。
また天気を確認する。大丈夫そう。進むことにする。
以後、ピークのたびに大きく標高を落とし、登り返の最初にはクライミングが少しあり、というのを繰り返す。
所々難しい斜面もあって気が抜けない。
体力的に疲れたというよりもスタンスホールド探しや、浮石を見極めるために精神的に疲れた感じ。
西穂に着いた時は本当にクッタクタだった。
でも早く降りてラーメンが食べたい、ラーメンがー
頑張って進む。もうコースタイムよりも遅いんじゃないか…
兎に角気を抜かずにゆっくり進んで小屋に着いた時はもう感激。
味噌ラーメンをいただき、コーラを飲んだ。生き返ったー
計画では歩荷道を使うことも考えていたが、今日はもう絶対にロープウェイです。快適でした…

コメント

taksizm

shinmonさん、こんばんは。どうもご無沙汰してます。まさかレコでメンション頂くとは思ってもおらず。。
私の方、奇遇にも同じ日に白山登っていて、朝ずっと小雨で昼前までガスでした。ジャンは雲の間に出てたのですね。ワンデイお疲れ様でした
トレイルグリッパー初めて知りました。沢でアクアグリッパー履いてますが、登山靴のグリップ力も凄そうですね。

しんもん

taksizmさん
コメントありがとうございます。いつも素晴らしいレコに感動させてもらっています。
地元民の私も経験できないディープな白山を楽しまれたようで、さすがと唸ってしまいます。
トレイルグリッパーですがmont-bellで靴を買えばほぼ自動的に付いてきます。あまりにグリップするので山歩きが上手になったのではないかと勘違いしてしまっている自分がいます。

全く別の話ですが、
kuma-sanともなにやら高松山⁉のルートでやり取りされたようで、どういう知り合い？って聞かれました。レコに書いた経緯と共に、彼のレコを見れば一目瞭然ですがと前置きして大絶賛しておきました。

また素晴らしいレコを楽しみにしています。