覚悟して行くべし！光岳日帰りピストン

2022年08月28日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 25.9km
• 登り: 2,578m
• 下り: 2,564m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:50
• 休憩: 1:50
• 合計: 10:40

3:30 芝沢ゲート
4:20 4:20 易老渡
5:10 5:15 面平
6:40 6:40 三角点
6:55 7:00 易老岳
7:30 7:30 三吉平
8:00 8:10 静高平(水場)
8:20 8:35 県営光岳小屋
8:45 8:45 光岳
8:50 9:10 光石
9:20 9:20 光岳
9:25 9:40 県営光岳小屋
9:55 10:30 イザルヶ岳
10:40 10:40 静高平(水場)
11:05 11:05 三吉平
11:45 11:50 易老岳
12:00 12:00 三角点
12:45 12:45 面平
13:20 13:20 易老渡
14:10 芝沢ゲート

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

芝沢ゲート前の駐車場を利用(無料、約30台)。
現在林道は芝沢ゲートから先はマイカー通行不可、易老渡登山口前の駐車場までは行けません。脆く崩れやすい地質のため、通行できなくなることが時々ありますので事前のご確認を推奨します。
易老渡までの林道はほとんど斜度がなく、7,8割は舗装路で、自転車の方も多いです。

コース状況／危険箇所等

易老渡から登りはじめてすぐの辺りは崩れやすく道も細いので注意、易老岳下に痩せた岩場あり、滑落注意。その他危険箇所ありません。

写真

8/28 3:22

AM3:30芝沢ゲートを出発。現在易老渡登山口前の駐車場までは車で行けません。しばらく林道歩きです。(自転車もok)

8/28 4:08

ようやく易老渡に到着。AM4:20入山。帰りの林道歩き面倒だなぁ…

8/28 5:08

AM5:10面平に到着。開けてて絶好の休憩スポットです。

8/28 6:35

延々と続く樹林帯の登り。明るくなったけど予想通り真っ白け。景色はないかもな。

8/28 6:39

AM6:40三角点を通過。特になにもありません。

8/28 6:55

AM6:55易老岳到着。易老渡から標準CT6時間ですが、2時間半でつきました。距離が長いのでバテないよう飛ばしすぎないようにしたつもりでしたが、案外早くついてしまいました。ここは茶臼岳方面との分岐点でもあります。

8/28 7:33

AM7:30三吉平通過。

8/28 7:38

スーパーロングミミズ。40センチくらいあります。こんなミミズいるの？？？

8/28 7:42

ゴーロ帯の急登がぼちぼち。

8/28 8:05

AM8:00森が開けて静高平に到着。やっぱガッスガス。ハクサンフウロやミヤマトリカブトなどお花がたくさん。

8/28 8:07

静高平の水場。

8/28 8:11

やっぱ南アルプスは水がめちゃくちゃ美味いわー。

8/28 8:16

静高平からちょっと行くとセンジヶ原に出ます。イザルガ岳はここから往復15分。イザルガ岳は景色が良いのですが、今行っても何も見えないので後回し。

8/28 8:17

ずーっと樹林帯だったのがいきなりパァーっと開けて天国です。亀甲状土といわれるもこもこがたくさんありました。

8/28 8:23

AM8:20光岳小屋に到着。

8/28 8:26

トイレはチップ制。深い山奥でトイレが使えることに感謝して100円は入れましょう。

8/28 8:29

小屋の売店でバッジをゲット。700円、1種類のみでした。今日は距離が長く、軽量化のためコーヒーセットを置いてきたのでお預けと思っていましたが、ドリップコーヒー700円なる貼り紙を発見！あとで絶対のもう！

8/28 8:44

コーヒーの前に山頂へ。山頂は木があり景色がありませんが、10メートル先に展望台があります。

8/28 8:44

8/28 8:45

ま、ガスでなんも見えないんだけどね(笑)

8/28 8:46

と思ったらなんかガスが切れそう。予報だと晴れ間は15時くらいからなんだけどもしかしたら景色見れそう？

8/28 8:52

光石に着くとタイミング良くどんどんガスが取れてきました。真っ白ガッスガス、最悪少し降られるかなくらいのつもりだったのでこれは予想外！光石は光岳の名前の由来になった巨岩です。

8/28 8:53

8/28 8:53

8/28 8:53

8/28 8:53

8/28 8:53

8/28 8:53

8/28 8:54

8/28 8:54

8/28 8:54

8/28 9:01

居合わせた方に撮っていただきました。

8/28 9:03

8/28 9:07

8/28 9:07

8/28 9:10

ソバナ。

8/28 9:23

木の幹にびっしりキノコ。

8/28 9:34

AM9:25光岳小屋に戻り、速攻でコーヒーをオーダー。注文してから豆を引いてドリップしてくれます。

8/28 9:30

めちゃくちゃ綺麗だし今は1人1つのベッドで仕切りカーテンもあり、超快適そう。山小屋というよりオシャレなペンションみたい。新しいのかと思いきや、平成10年竣工らしい。木ってすごいですねー

8/28 9:31

採光窓と切り株くりぬいたみたいなランタンシェードが超おしゃれ。

8/28 9:31

天気が良ければ富士山ビューの食堂。ごはんも美味しいらしい。すごく泊まってみたくなりました。

8/28 9:37

外でコーヒーをいただこうと出てみると、、

8/28 9:37

イザルガ岳右奥になんと富士山が顔を出してくれました。

8/28 9:37

今日は絶対みられないと思ってました。

8/28 9:38

富士山と南アルプスの山々を眺めながら至福のコーヒータイム。最高だった。この後すぐに富士山は隠れてしまったのでかなりラッキーでした。

8/28 9:37

この後行くイザルガ岳。山頂だけ木がなく360度の大展望らしい。この後いきます。

8/28 9:45

センジヶ原と光小屋。

8/28 9:48

さて、右に見えてるイザルガ岳いきますかー

8/28 9:54

だだっ広い山頂のイザルガ岳。ここだけ異世界感がすごい。

8/28 10:06

雲が流れるのを待ちながらのんびりごはんを食べていたら4割くらい青空になってくれました。

8/28 10:07

撮っていただきました。

8/28 10:02

8/28 10:02

8/28 10:03

8/28 10:03

8/28 10:05

8/28 10:05

8/28 10:13

8/28 10:13

8/28 10:08

最高だったーーーー！！

8/28 10:11

最後には青空バックの光岳の写真も収めることができました。さて、長い長い下山にとりかかりますか。

8/28 10:44

静高平はお花がたくさんあって気持ちのいい場所です。

8/28 10:43

秋の訪れを感じさせるミヤマトリカブト。

8/28 10:45

ハクサンフウロがたくさん咲いていました。

8/28 10:46

可愛いなあ。

8/28 10:50

オトギリソウ。

8/28 10:50

シラネニンジンとオトギリソウ。

8/28 11:33

アキノキリンソウ。

8/28 11:59

ダイモンジソウ。

8/28 11:06

8/28 11:27

三吉ガレ。大分崩れています。雲であまり見えませんが、唯一西側を見渡せる場所。

8/28 11:16

苔が美しい。

8/28 11:13

キノコパラダイスでした。特に易老渡から易老岳までがいっぱい。

8/28 11:16

苔とキノコ。いい森だあー。

8/28 11:17

8/28 11:38

南アルプスらしい苔とシラビソの美しい森。南アルプスの森が1番好きですが、南アルプスはどこも森が長いんだよなあ、、

8/28 11:48

AM11:45易老岳に到着。

8/28 11:49

易老渡まで標準CTで3時間20分。さらに易老渡から芝沢ゲートまでの長い林道歩き。まだまだだ。

8/28 11:57

三吉平ちょい上で一部痩せた岩場があります。滑落注意。

8/28 12:00

PM0:00三角点を通過。

8/28 12:03

ピンぼけしてるけど高さ20センチ級のビッグキノコ。

8/28 12:17

8/28 12:17

8/28 12:18

8/28 12:18

8/28 12:19

8/28 12:37

こいつも傘の直径が手のひらサイズのビッグキノコ。

8/28 12:47

PM0:45面平を通過。

8/28 13:24

PM1:20易老渡の登山口に無事下山。いやー長かった！けどここからがこれまた長い！

8/28 13:29

こんな感じの林道が延々と続きます。7,8割は舗装路です。

8/28 13:24

落石が直撃してグニャグニャになったガードレール。脆く崩れやすい地質のため、こんなのばっか。恐ろしい、、

8/28 13:53

晴れてるし(笑) 私が登頂した頃、運良く晴れ間がありましたが、後続の方たちは景色見れたでしょうか。

8/28 14:11

PM2:10ようやく芝沢ゲートに帰ってきました。林道歩き長かったーーーー！

8/28 14:11

芝沢ゲートには登山相談所、靴洗い場、登山ポスト、仮設トイレがあります。

撮影機器：

OM-D E-M1 Mark II ボディ オリンパス

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 雨具 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） 計画書 ヘッドランプ 予備電池 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

ra-men

Instagram(@akfm59)にも少し投稿しています。

易老渡に至る林道は現在車両通行止め(自転車はok)、芝沢ゲートスタートのため、かなり距離が長いです。芝沢ゲートから易老渡まで林道を歩くこと約1時間(距離で言うと約5km)、ここから易老岳まで標準CTで6時間、光岳まではそこからさらに2時間40分。登りだけでトータル10時間近いえげつないコースタイム。バテないよう飛ばしすぎないよう意識して歩いたつもりでしたが、思ったよりも早く着いてしまい、芝沢を出てから5時間で着いてしまいました。

だいぶ時間ができたので、光石まで散歩したり、光岳小屋でコーヒータイムにしたり、イザルガ岳で景色を見ながらごはんを食べたり、写真を撮ったり、2時間くらい上でのんびりできました。しかもこの日は天気予報がイマイチで、朝は雨に降られる可能性あり、山頂は真っ白ガッスガス覚悟で出発したのに、運が良いことに、ちょうど山頂についた頃に晴れ間が出始め、イザルガ岳では4割くらい青空となり、予想外の展望が迎えてくれました。

ずーーーーっと樹林帯だったのに急に開けた静高平とセンジヶ原は気持ち良いし、イザルガ岳はそこだけ木がなく360の大展望が広がる天国空間が最高でした。光岳小屋も超良かったので、イザルガ岳へ散歩したりのんびりしながら小屋泊でまた来たいと思います。

※下山後に知りましたが、光岳は結構ヒルが多いようです。私は平気でしたが、他の方の記録を見るとやはり襲われている方もいらっしゃるのでご注意を。