絶景広がる八方尾根と唐松岳

2022年08月29日(月) [日帰り]

• GPS: 06:56
• 距離: 13.7km
• 登り: 1,383m
• 下り: 1,054m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:30
• 休憩: 1:25
• 合計: 6:55

3:56 黒菱駐車場
4:46 4:48 八方池山荘
5:13 5:13 第2ケルン
5:19 5:20 八方ケルン
5:29 5:33 第三ケルン
5:33 5:38 八方池
6:20 6:24 扇雪渓
6:35 6:41 丸山
7:22 7:23 唐松岳頂上山荘
7:39 8:08 唐松岳
8:24 8:25 唐松岳頂上山荘
8:53 9:07 丸山
9:14 9:17 扇雪渓
10:01 10:08 八方池
10:08 10:10 第三ケルン
10:15 10:15 八方ケルン
10:19 10:25 第2ケルン
10:51 10:51 八方池山荘
10:51 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

黒菱駐車場に至る林道上部の運転は注意が必要です（舗装されていますが、道幅が狭く、カーブが続きます）。駐車場にある建物「カフェテリア黒菱」は開いてませんでしたが、1階のトイレは利用可能でした。下山時は、グラートクワッドリフトと第3リフト（片道900円）を使用しました。

コース状況／危険箇所等

全体的に、よく整備されています。唐松岳頂上山荘に至る尾根の上部は狭いので、すれ違い時に気をつける必要があります。あと、今回は朝早かったため、上部の木道は霜でうっすらと白くなっていて滑りました（初霜？）。ペースダウンして慎重に歩けば問題なし（因みに朝4:00の駐車場の気温は10度）。晴れていても山頂は風が強く寒かったでした（防寒着が必要）。

その他周辺情報

八方の湯に行きました。全く無色透明、無味無臭のお湯なのに、入浴すると直ぐに肌がすべすべ（ぬるぬる）になります。pH11だそうです。

写真

前日夕方の第3リフト乗り場（黒菱駐車場前）。歩いて登る場合は左側へ延びる林道を使用します。

午後から下り坂との予報。景観を楽しむのはアサイチ勝負のようなので、気合いを入れて4:00前に駐車場を出発。平日のリフト運転は8:00頃からなので歩いて登ります。

朝焼けをバックに頸城山塊

いよいよ白馬連峰のモルゲンタイムの始まりです。

天狗ノ頭も赤く染まってきました。

双耳峰の鹿島槍ヶ岳と五竜岳

右から、天狗ノ頭、不帰嶮I, II, III、そして山頂部がちょっとだけ見えているのが唐松岳でしょうか

右から、白馬三山、天狗ノ頭、不帰嶮I峰

モルゲンタイムにワンテンポ遅れて八方池到着（10分程度の違いなので、ちょっと悔やまれます）。それでも鏡のような見事な逆さ白馬連峰。今日の1st Mission達成！

白馬連峰

天狗ノ頭と不帰嶮I,II,III峰

重量感ある五竜岳

ハクサンシャジン

ピンク色のシモツケソウの花が一番目立っていたかも。全体的に8月末にしては、意外に花が豊富でした。

（タテヤマ？）ウツボグサ

カライトソウ：背後の桃色の花は全てカライトソウです。

トリカブト：この花を見ると、秋を感じますよね

セリ科の花

扇雪渓

ヤマハハコ

ミヤマアキノキリンソウ

オヤマリンドウ：秋の代表的な花ですね

雲海に浮かぶ南アルプス

細い稜線を歩きますが、慎重に歩けば問題ないです。

尖った剱岳と立山、手前の赤い屋根は唐松岳頂上山荘

唐松岳山頂（左）から不帰嶮、天狗ノ頭

赤い屋根の唐松岳頂上山荘と五竜岳

唐松岳山頂到着。今日の2nd Mission達成！あと、雷鳥に会えれば言うことないのですが...

遠く日本海を望む

雲海に浮かぶ八ヶ岳と富士山

遠くに尖った槍ヶ岳、その左側の奥穂高岳はガスの中で、さらに左側の尖っているのは前穂高岳でしょうか。大展望を堪能したあとはブラブラと下ります。

トウヤクリンドウ

ホタルブクロ

上から高層雲、下からガスが湧いて、五竜岳と鹿島槍ヶ岳はこれが見納め

ハクサンシャジン

可愛いウメバチソウも沢山見かけました。

タカネマツムシソウ

アザミ：綺麗なのですが、葉っぱが痛いので避けて歩きます。

深い色の八方池。平日ですが人が沢山来ています。

八方池に映る白馬三山。明け方の荘厳な雰囲気とは違って、爽やかな夏山の雰囲気。

八方池に映る天狗ノ頭

八方池に映る不帰嶮

白馬三山にも雲が湧き上がってきた。

本日の山歩きはここで終了。グラートクワッドリフトと第3リフトを使って黒菱平駐車場に戻りました。

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 革手袋 防寒着 雨具 靴 ザック 食物 飲料(水0.5L+ｼﾞｭｰｽ2.0L) ﾚｼﾞｬｰｼｰﾄ 地図 コンパス ナイフ 笛 計画書 筆記用具 ﾌｧｰｽﾄｴｲﾄﾞｷｯﾄ ｶﾞﾑﾃｰﾌﾟ 常備薬 携帯トイレ 日焼け止め 保険証 携帯電話(GPS) 時計 タオル カメラ 虫除け 熊除け

感想

mic-kun

8月の山歩きは諦めていたのですが、月曜日29日は乾いた高気圧に覆われ天気（特に視界）が良くなりそうだったので、前の週に休暇をゲットして八方尾根・唐松岳に行ってきました。
八方尾根（スキー場）には昔は時々来ていましたが、グリーンシーズンは初めて。八方池を見るのも初めてでしたが、意外に小さくて、これに雄大な白馬連山が殆ど全て映し出されるというのは奇跡ですよね。
今回は景色を見るのが主目的でしたので、白馬連峰と立山連峰のダイナミックな姿のみならず、その他の北アルプスの山々、頸城山塊、遠くは富士山、南アルプス、八ヶ岳等々まで見ることが出来て大満足です。
好天だったせいか雷鳥には会えませんでしたが、夏終盤の花（シモツケソウ、トリカブト、タカネマツムシソウ、ミヤマアキノキリンソウ、アザミ、ハクサンシャジン、セリ科の花等々）が意外に沢山咲いていて、花の写真撮りに忙しくなりました（これは想定外）。