大普賢〜行者還〜弥山(和佐又から天川川合へ抜けるロングルート)
- GPS
- --:--
- 距離
- 28.2km
- 登り
- 2,325m
- 下り
- 2,426m
コースタイム
和佐又登山口バス停10:00
和佐又小屋ふきん11:00/11:20
朝日窟12:20
笙の窟12:25
鷲の窟12:28
日本岳12:40/12:50
小普賢岳13:10
大普賢岳13:45/14:00
稚児泊15:15/15:25
七つ池15:35
七曜岳15:55/16:05
行者還岳17:15
行者還避難小屋18:00
6/15(日)
行者還避難小屋6:00
一の垰7:30
トンネル西口分岐8:00
弁天の森8:25
聖宝の宿9:00/9:10
弥山小屋9:50/10:30(弥山往復含む)
狼平11:20/11:30
日裏山分岐11:50
カナビキ尾根分岐12:40/12:50
栃尾辻避難小屋13:20
天川川合登山口15:45
天候 | 6/14 晴時々曇 6/15 晴のち曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
天川川合→近鉄下市口(奈良交通バス) |
コース状況/ 危険箇所等 |
日本岳〜大普賢岳〜七曜岳付近は岩場が続きますが、鎖やはしごが設置されています。 |
写真
感想
6/14(土)
出発地点の和佐又へはバスでアプローチ。
10時登山口、和佐又小屋まで1時間かかるが、このバス1本しかない。
2〜3日前から胃腸炎を患っており、うどんしか食べてない体力で、ロングルートが歩けるのか不安で不安で。
和佐又小屋についた時にもあまりに調子が悪いので、小屋前の気持ちのよさそうな芝生にツェルト張って、明日、軽い荷物で周回することにしようかどうしようか・・・とひたすら右往左往。
とりあえず、行けるところまで行こう。
時間も時間なので、大幅にコースタイムより遅れそうなら、引き返そう・・・と決めて出発。
ところが、山を歩き出すと、ひんやりとした空気につつまれ、緑の風が吹き、花は咲き、とても気持ちがいい。
圧倒的な岩場を越え、日本岳へ。時々「六根清浄」とかつぶやきながら、ハシゴにしがみつき、鎖場を越えれば、そこは大普賢山頂だ。
週末とあって、和佐又小屋からの日帰りの方々がたくさん登っておられたが、さきほど、降りる人々とすれ違って、今はおじさんがひとりだけの静かな山頂を満喫。
さて、2時。
自分的には七曜まで2時間。行者還まで2時間とみている。
日の長い6月なので、7時頃までは明るいだろう。
ここで小屋に引き返すとゆうのもありなのだが・・・
と考えていると、行者還方面からお兄さんがひょっこり現れた。
朝6時ころに、トンネル西口を出て、ゆっくり登ってきてこの時間だそうだ。
今から行者還に向かおうと思ってるとゆうと
「いけるっしょ」と(笑)
彼も山上ケ岳を目指して、お互い、まあ、到達できない場合は途中でビバークするか。。。ってことで(笑)
最初山頂におられたおじさんも、2人の会話を聞いて、驚きの様子w
七曜へ向かうとかなりの急な下り。
シロヤシオが咲き乱れていて、心を和ませてくれる。
楚々としたこの花が大峰には、よく似合う。
岩場を下り、1時間ほどゆくと稚児の泊。
見晴らしよく、「ああ、ここでツェルトビバークでもいいかなあ」とか思うが、まだ時間が早い。
明日天川まで抜けるならできるだけ前へ前へ。
鎖場やハシゴをまた越えて、やっと七曜岳へ到着。
16時。
もちろん誰もいない。
ココからも岩場をいくつか下ると、やがて道は歩きやすくなって、思ったより少し早く行者還岳への分岐に着いた。
ここから小屋はすぐ近くなはずなので、山頂まで往復することにする。
道標には7分と書かれていた。
石楠花だらけの山頂を踏んで、小屋目指してラストスパート。
水場で水を汲んで、小屋着18時。
なんとか来ることができた。
小屋はすでに先客があり、大学生8人、4人グループとテント一張、結構たくさんの人が泊まっておられた。
空いていた2階部屋にシュラフなど寝具をあげ、外で夕食。
ここまで来れたことに感謝。
6/15(日)
4時半起床。6時出発。
朝の光を浴びながら、歩き出すと無性に嬉しくなった。
気持ちがいい・・・ほんとに、気持ちがいい・・・
清々しいとか・・・そんな言葉しか出てこない。
大峰奥駈の真髄はこんな山の空気なのではないだろうか。
すっかり穏やかになった道を、テクテクと歩く。
今日の予定は弥山まで4時間、弥山から5時間。
小屋で一緒だった大学生の足の早いチームにはあっとゆうまに追いつかれ見えなくなり、ゆっくりチームと前後しながら歩く。彼らはトンネル西口から降りてタクシーで帰るそうだ。
昨日、かなり疲れていたので、トンネル西口から降りるかな・・・と思っていたが、朝の空気に元気をもらって、どんどこ歩く。
弥山手前の1時間ののぼりをフウフウいいながら登りきって、予定どおり10時弥山到着。
弥山山頂にお参りして、今回はパスする八経を眺めながら、天川川合へ向けて下る。
ここは去年のこの時期にも歩いていて、勝手知ったる感じ。
どんどこどんどこ下り・・・
天川川合に15時45分着。
やったー!
ヘロヘロですが、歩けました。
大峰山、ありがとう。
最近和佐又ヒュッテに車で入りましたが、その時、ここを歩いて登るのはパスって思いました。
距離、標高差は普通の登山なら珍しくないですが、多分車で舗装道路をラクラク登る人が断然多そうなので。
バスで入られる方って、とても大変なんでしょうね(気分的にも)。
最近の私ならヒュッテ前の芝生でお茶飲んで、木陰で昼寝して、翌朝からスタート・・・
入山前の体調、気分が今一つでも、自然の中をマイペースで歩いているうちに気持ちよくなってくることが時々あります。
そんなときって、やはり来て良かったと少しうれしくなりますよね。
もうすぐ夏山本番、素晴らしい自然を満喫しましょう〜
mas811061さん、こんばんは!またまた、同じような所へ出没してしまい、さっきmas811061さんの記録を見て、あはは・・・同じだ・・・とわらってしまいました。
この調子でゆくと、今年中にあと5回は会いそうな(笑)
どこかでゆっくり山の話でもしたいですね!
ameyan さんは、山レコでは見えないところで結構渋い山行とかスキーを経験されてきたと見た。
地味だがどっぷりはまってる雰囲気ですね。
機会があれば聞かせていただきたいのは、こちらですよ。
よろしく、ご師匠w・・・
あはは!3年前に歩けなくなるほど腰を痛めてから、たいして歩けなくなりました。今だ爆弾かかえて歩いてるようなもんで、体に「大丈夫か?」と問いながらの山歩きです。今回、大学生の方々と同宿やったのですが、若さがうらやましいwww
はじめまして、大普賢岳手前でお声掛けさせて頂いた者です。
無事に縦走されたようですね。お疲れ様でした。
ヤマレコはいつも自分の行った処をチェックする位ですが、
「山想遊行」を見てコメントさせて頂きました。
K原さんとは昨年GWに一度お会いしたことがあり、懐かしく思いました。
(普段はK原さんの友人、K島さんと同じフォトクラブで活動しています)
今年は何処も花付きが良いので、八経のオオヤマレンゲも楽しみですね。
narakuma様、コメントありがとうございます。ヘロヘロになりましたが、なんとか天川まで歩きとおしました。
狼平でKさんの手作りタグを見つけて大変嬉しかったです。
もう10年以上お会いしていません。
会われる機会がありましたら、よろしくお伝えください。
今年はほんとにどの花も何年に一度かの咲きようで、オオヤマレンゲも楽しみです。
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