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Yamareco

記録ID: 464830
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

大普賢〜行者還〜弥山(和佐又から天川川合へ抜けるロングルート)

2014年06月14日(土) 〜 2014年06月15日(日)
 - 拍手
GPS
--:--
距離
28.2km
登り
2,325m
下り
2,426m

コースタイム

6/14(土)
和佐又登山口バス停10:00
和佐又小屋ふきん11:00/11:20
朝日窟12:20
笙の窟12:25
鷲の窟12:28
日本岳12:40/12:50
小普賢岳13:10
大普賢岳13:45/14:00
稚児泊15:15/15:25
七つ池15:35
七曜岳15:55/16:05
行者還岳17:15
行者還避難小屋18:00

6/15(日)
行者還避難小屋6:00
一の垰7:30
トンネル西口分岐8:00
弁天の森8:25
聖宝の宿9:00/9:10
弥山小屋9:50/10:30(弥山往復含む)
狼平11:20/11:30
日裏山分岐11:50
カナビキ尾根分岐12:40/12:50
栃尾辻避難小屋13:20
天川川合登山口15:45
天候 6/14 晴時々曇
6/15 晴のち曇
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
近鉄大和上市→和佐又登山口(奈良交通バス 1日1本)
天川川合→近鉄下市口(奈良交通バス)
コース状況/
危険箇所等
日本岳〜大普賢岳〜七曜岳付近は岩場が続きますが、鎖やはしごが設置されています。
私がが初めて大峰へ行ったころからずっとある天理大の道標。
2014年06月14日 11:57撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
6/14 11:57
私がが初めて大峰へ行ったころからずっとある天理大の道標。
シダンの窟
2014年06月15日 21:38撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
6/15 21:38
シダンの窟
笙の窟
2014年06月15日 21:38撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
6/15 21:38
笙の窟
鷲の窟
2014年06月15日 21:38撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
6/15 21:38
鷲の窟
日本岳
2014年06月14日 12:38撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
6/14 12:38
日本岳
こんなハシゴや鎖場が続く
2014年06月15日 21:39撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
6/15 21:39
こんなハシゴや鎖場が続く
山また山
2014年06月14日 12:57撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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6/14 12:57
山また山
2014年06月14日 12:57撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
6/14 12:57
小普賢
2014年06月14日 13:08撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
6/14 13:08
小普賢
大普賢へ向かう道からみた小普賢
2014年06月14日 13:26撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
6/14 13:26
大普賢へ向かう道からみた小普賢
大普賢
2014年06月15日 21:40撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
3
6/15 21:40
大普賢
盛は過ぎつつあったが、シロヤシオが咲き乱れている。
2014年06月14日 14:15撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
6/14 14:15
盛は過ぎつつあったが、シロヤシオが咲き乱れている。
小普賢がだいぶ低くなった
2014年06月14日 14:17撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
2
6/14 14:17
小普賢がだいぶ低くなった
鎖場
2014年06月15日 21:42撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
6/15 21:42
鎖場
2014年06月14日 15:06撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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6/14 15:06
左から国見岳、大普賢、小普賢
2014年06月14日 15:06撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
3
6/14 15:06
左から国見岳、大普賢、小普賢
左から大普賢、小普賢、日本岳
2014年06月14日 15:27撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
6/14 15:27
左から大普賢、小普賢、日本岳
七曜山頂
2014年06月14日 15:54撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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6/14 15:54
七曜山頂
行者還山頂
2014年06月14日 17:17撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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6/14 17:17
行者還山頂
行者還の避難小屋
2014年06月14日 18:08撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
1
6/14 18:08
行者還の避難小屋
小屋と行者還岳
2014年06月15日 21:44撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
1
6/15 21:44
小屋と行者還岳
6/15朝。強風とガスで目覚めたが、陽が昇るにつれて、風はおさまり、清々しい朝となった。
2014年06月15日 06:02撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
6/15 6:02
6/15朝。強風とガスで目覚めたが、陽が昇るにつれて、風はおさまり、清々しい朝となった。
行者還岳
2014年06月15日 06:02撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
6/15 6:02
行者還岳
雛の鳴き声がするので、どこからだろと探すと、この穴の中。
2014年06月15日 21:47撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
1
6/15 21:47
雛の鳴き声がするので、どこからだろと探すと、この穴の中。
大峰奥駈道
2014年06月15日 06:19撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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6/15 6:19
大峰奥駈道
大峰奥駈道
2014年06月15日 06:24撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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6/15 6:24
大峰奥駈道
2014年06月15日 06:35撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
6/15 6:35
2014年06月15日 06:41撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
6/15 6:41
大峰奥駈道
2014年06月15日 21:47撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
3
6/15 21:47
大峰奥駈道
来し方をのぞむ。
2014年06月15日 06:51撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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6/15 6:51
来し方をのぞむ。
行く方をのぞむ。弥山と八経。弥山の小屋が見える。とおいなあ・・・
2014年06月15日 07:25撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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6/15 7:25
行く方をのぞむ。弥山と八経。弥山の小屋が見える。とおいなあ・・・
2014年06月15日 08:40撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
6/15 8:40
奥の右のピークが和佐又山。そこから、日本岳〜小普賢〜大普賢〜国見岳〜七曜岳と歩いて、手前に低くぽっこりと黒い頭がのぞいているのが行者還。ここから続く尾根の上を大峰の奥駈道が走っている。
2014年06月15日 09:43撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
1
6/15 9:43
奥の右のピークが和佐又山。そこから、日本岳〜小普賢〜大普賢〜国見岳〜七曜岳と歩いて、手前に低くぽっこりと黒い頭がのぞいているのが行者還。ここから続く尾根の上を大峰の奥駈道が走っている。
弥山から見た八経。今回は時間と体力の都合で割愛(笑)
2014年06月15日 09:58撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
6/15 9:58
弥山から見た八経。今回は時間と体力の都合で割愛(笑)
弥山山頂
2014年06月15日 10:00撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
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6/15 10:00
弥山山頂
狼平へ続くながーい階段
狼平へ続くながーい階段
なつかしす。Kさん。
2014年06月15日 11:30撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
1
6/15 11:30
なつかしす。Kさん。
狼平の避難小屋。いつみてもステキなところ。
2014年06月15日 11:32撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
3
6/15 11:32
狼平の避難小屋。いつみてもステキなところ。
2014年06月15日 13:20撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
6/15 13:20
低い位置からみると行者還は個性的でかっこいい。避難小屋は切れ落ちたほうの鞍部にある。
2014年06月15日 14:22撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
1
6/15 14:22
低い位置からみると行者還は個性的でかっこいい。避難小屋は切れ落ちたほうの鞍部にある。
ひたすら下って天川河合の登山口へ下山。
2014年06月15日 15:48撮影 by  PENTAX Optio W10, PENTAX Corporation
1
6/15 15:48
ひたすら下って天川河合の登山口へ下山。

感想

6/14(土)
出発地点の和佐又へはバスでアプローチ。
10時登山口、和佐又小屋まで1時間かかるが、このバス1本しかない。

2〜3日前から胃腸炎を患っており、うどんしか食べてない体力で、ロングルートが歩けるのか不安で不安で。
和佐又小屋についた時にもあまりに調子が悪いので、小屋前の気持ちのよさそうな芝生にツェルト張って、明日、軽い荷物で周回することにしようかどうしようか・・・とひたすら右往左往。

とりあえず、行けるところまで行こう。
時間も時間なので、大幅にコースタイムより遅れそうなら、引き返そう・・・と決めて出発。

ところが、山を歩き出すと、ひんやりとした空気につつまれ、緑の風が吹き、花は咲き、とても気持ちがいい。
圧倒的な岩場を越え、日本岳へ。時々「六根清浄」とかつぶやきながら、ハシゴにしがみつき、鎖場を越えれば、そこは大普賢山頂だ。

週末とあって、和佐又小屋からの日帰りの方々がたくさん登っておられたが、さきほど、降りる人々とすれ違って、今はおじさんがひとりだけの静かな山頂を満喫。
さて、2時。
自分的には七曜まで2時間。行者還まで2時間とみている。
日の長い6月なので、7時頃までは明るいだろう。
ここで小屋に引き返すとゆうのもありなのだが・・・
と考えていると、行者還方面からお兄さんがひょっこり現れた。
朝6時ころに、トンネル西口を出て、ゆっくり登ってきてこの時間だそうだ。
今から行者還に向かおうと思ってるとゆうと
「いけるっしょ」と(笑)
彼も山上ケ岳を目指して、お互い、まあ、到達できない場合は途中でビバークするか。。。ってことで(笑)
最初山頂におられたおじさんも、2人の会話を聞いて、驚きの様子w

七曜へ向かうとかなりの急な下り。
シロヤシオが咲き乱れていて、心を和ませてくれる。
楚々としたこの花が大峰には、よく似合う。
岩場を下り、1時間ほどゆくと稚児の泊。
見晴らしよく、「ああ、ここでツェルトビバークでもいいかなあ」とか思うが、まだ時間が早い。
明日天川まで抜けるならできるだけ前へ前へ。

鎖場やハシゴをまた越えて、やっと七曜岳へ到着。
16時。
もちろん誰もいない。
ココからも岩場をいくつか下ると、やがて道は歩きやすくなって、思ったより少し早く行者還岳への分岐に着いた。
ここから小屋はすぐ近くなはずなので、山頂まで往復することにする。
道標には7分と書かれていた。
石楠花だらけの山頂を踏んで、小屋目指してラストスパート。
水場で水を汲んで、小屋着18時。
なんとか来ることができた。

小屋はすでに先客があり、大学生8人、4人グループとテント一張、結構たくさんの人が泊まっておられた。
空いていた2階部屋にシュラフなど寝具をあげ、外で夕食。
ここまで来れたことに感謝。

6/15(日)
4時半起床。6時出発。
朝の光を浴びながら、歩き出すと無性に嬉しくなった。
気持ちがいい・・・ほんとに、気持ちがいい・・・
清々しいとか・・・そんな言葉しか出てこない。
大峰奥駈の真髄はこんな山の空気なのではないだろうか。

すっかり穏やかになった道を、テクテクと歩く。
今日の予定は弥山まで4時間、弥山から5時間。

小屋で一緒だった大学生の足の早いチームにはあっとゆうまに追いつかれ見えなくなり、ゆっくりチームと前後しながら歩く。彼らはトンネル西口から降りてタクシーで帰るそうだ。

昨日、かなり疲れていたので、トンネル西口から降りるかな・・・と思っていたが、朝の空気に元気をもらって、どんどこ歩く。

弥山手前の1時間ののぼりをフウフウいいながら登りきって、予定どおり10時弥山到着。
弥山山頂にお参りして、今回はパスする八経を眺めながら、天川川合へ向けて下る。

ここは去年のこの時期にも歩いていて、勝手知ったる感じ。
どんどこどんどこ下り・・・
天川川合に15時45分着。

やったー!
ヘロヘロですが、歩けました。
大峰山、ありがとう。




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コメント

体調不良のなか、お疲れ様でした !(^^)!
最近和佐又ヒュッテに車で入りましたが、その時、ここを歩いて登るのはパスって思いました。
距離、標高差は普通の登山なら珍しくないですが、多分車で舗装道路をラクラク登る人が断然多そうなので。
バスで入られる方って、とても大変なんでしょうね(気分的にも)。
最近の私ならヒュッテ前の芝生でお茶飲んで、木陰で昼寝して、翌朝からスタート・・・

入山前の体調、気分が今一つでも、自然の中をマイペースで歩いているうちに気持ちよくなってくることが時々あります。
そんなときって、やはり来て良かったと少しうれしくなりますよね。

もうすぐ夏山本番、素晴らしい自然を満喫しましょう〜 
2014/6/16 14:07
Re: 体調不良のなか、お疲れ様でした !(^^)!
mas811061さん、こんばんは!またまた、同じような所へ出没してしまい、さっきmas811061さんの記録を見て、あはは・・・同じだ・・・とわらってしまいました。
この調子でゆくと、今年中にあと5回は会いそうな(笑)
どこかでゆっくり山の話でもしたいですね!
2014/6/16 21:20
Re[2]: 体調不良のなか、お疲れ様でした !(^^)!
ameyan さんは、山レコでは見えないところで結構渋い山行とかスキーを経験されてきたと見た。
地味だがどっぷりはまってる雰囲気ですね。
機会があれば聞かせていただきたいのは、こちらですよ。
よろしく、ご師匠w・・・
2014/6/16 23:05
Re[3]: 体調不良のなか、お疲れ様でした !(^^)!
あはは!3年前に歩けなくなるほど腰を痛めてから、たいして歩けなくなりました。今だ爆弾かかえて歩いてるようなもんで、体に「大丈夫か?」と問いながらの山歩きです。今回、大学生の方々と同宿やったのですが、若さがうらやましいwww
2014/6/17 7:01
無事に天川川合まで行かれたようですね
はじめまして、大普賢岳手前でお声掛けさせて頂いた者です。
無事に縦走されたようですね。お疲れ様でした。
ヤマレコはいつも自分の行った処をチェックする位ですが、
「山想遊行」を見てコメントさせて頂きました。
K原さんとは昨年GWに一度お会いしたことがあり、懐かしく思いました。
(普段はK原さんの友人、K島さんと同じフォトクラブで活動しています)
今年は何処も花付きが良いので、八経のオオヤマレンゲも楽しみですね。
2014/6/16 18:39
Re: 無事に天川川合まで行かれたようですね
narakuma様、コメントありがとうございます。ヘロヘロになりましたが、なんとか天川まで歩きとおしました。
狼平でKさんの手作りタグを見つけて大変嬉しかったです。
もう10年以上お会いしていません。
会われる機会がありましたら、よろしくお伝えください。
今年はほんとにどの花も何年に一度かの咲きようで、オオヤマレンゲも楽しみです。
2014/6/16 21:28
プロフィール画像
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