三ツ岳（百高山68座目）、野口五郎岳、南真砂岳（百高山69座目）

2022年09月11日(日) 〜 2022年09月13日(火)

• GPS: 56:00
• 距離: 24.6km
• 登り: 2,602m
• 下り: 2,602m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:21
• 休憩: 0:23
• 合計: 4:44

6:26 高瀬ダム
6:50 6:58 濁沢渡渉（丸太橋）
7:00 7:00 ブナ立尾根取付
8:00 8:05 1740m（休憩）
8:50 8:55 中休み(No.6)
9:42 9:42 三角点
9:58 10:03 2275m（休憩）
11:00 11:00 烏帽子小屋
11:10 烏帽子小屋テント場

2日目

• 山行: 6:48
• 休憩: 1:59
• 合計: 8:47

5:58 烏帽子小屋テント場
6:38 6:55 三ツ岳
8:06 8:17 野口五郎小屋
8:23 8:33 野口五郎岳
9:06 9:06 真砂岳分岐
9:49 10:23 南真砂岳
11:08 11:08 真砂岳分岐
11:28 11:33 野口五郎岳上り分岐
12:50 13:00 三ツ岳西峰
13:05 13:11 三ツ岳コル部
13:20 13:46 三ツ岳
14:45 烏帽子小屋テント場

3日目

• 山行: 2:43
• 休憩: 0:05
• 合計: 2:48

6:48 烏帽子小屋テント場
6:53 6:53 烏帽子小屋
7:37 7:37 三角点
7:50 7:55 No.5（休憩）
9:15 9:15 ブナ立尾根取付
9:17 9:17 丸太橋
9:36 高瀬ダム

天候

霧　時々晴れ　時々雨

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

自宅 ⇔ 七倉山荘：自動車
駐車場：七倉山荘前 駐車場
七倉山荘 ⇔ 高瀬ダム：タクシー

コース状況／危険箇所等

＜七倉山荘→高瀬ダム＞
七倉山荘にはゲートがあり、一般車両は通行止め。その先はタクシー利用で片道2400円/1台 でした。

＜高瀬ダム→烏帽子小屋＞
9/11の時点では、濁沢の丸太橋が流失していた為、登山靴を脱いで渡渉。9/13には修復されていました。ブナ立尾根の登山道は、途中12,11・・・・1,0 の位置番号が印されていて、休憩の目安に便利でした。日本三大急登と言われているだけあり、登り始めは急登で、延々と続きました。しかし、南ア・鋸岳の超直登を経験していたので、九十九折れの良く整備された親切な登山道だと思いました。時折聞こえる濁沢斜面の崩落音が不気味でした。

＜烏帽子小屋→野口五郎岳→真砂岳分岐＞
典型的な北アルプスの緩やかな稜線で、歩き易いアップダウン、時々岩稜帯の通過有りで、久々に大展望を堪能しながらの山歩きが出来ました。また、いつか訪れたい山域です。

＜真砂岳分岐→南真砂岳（竹村新道）＞
メジャーな主稜線の登山道から外れ、一気に雰囲気が変わりました。崩落個所有り、登山道が完全にハイマツに覆い隠され、心の目でルート探しをする箇所有りで、これはこれで楽しい登山道でした。但し、このまま竹村新道を下って、湯俣温泉まで行くのは、かなりタフな行程になると思いました。

写真

9/11 6:04

七倉山荘に車を停めて、ここからタクシーに乗り換えて、出発。

9/11 6:10

（告）濁沢の丸太橋流出のため渡渉です。と記されていました。
野口五郎小屋のFBより、この情報を得ていたので、サンダルを持参しました。

9/11 6:27

高瀬ダムに到着。稜線は晴れ！

9/11 6:30

濁沢に向かうダム横のトンネル。照明が点灯されていて、歩き易かったです。

9/11 6:36

不動沢の吊橋

9/11 6:39

濁沢キャンプ場は利用禁止

9/11 6:49

濁沢の丸太橋が流失した現場。登山靴を脱いで渡渉しました。

9/11 7:01

ブナ立尾根の取付

9/11 7:11

最初は階段の急登

9/11 8:54

No.6で休憩

9/11 9:41

三角点通過。ここで時計の標高をキャリブレーション。

9/11 11:06

烏帽子小屋に到着。

9/11 13:38

早い時間にテント場に到着出来たので、良い場所をゲット。

9/11 16:04

夕方、霧が晴れて来たので、前烏帽子まで散歩。

9/11 16:31

ガスが晴れて、烏帽子岳が姿を現す。

9/12 5:41

2日目の朝は好天で、三ツ岳の山腹がモルゲンロートに染まる。

9/12 5:47

三ツ岳の上りに取付く

9/12 5:53

朝日に輝く雲海

9/12 6:02

振り向けば、烏帽子岳と遠方には針ノ木岳

9/12 6:02

三ツ岳中腹から山頂を望む

9/12 6:15

ちょこっと槍ケ岳を望む

9/12 6:27

三ツ岳山頂への取付き部

9/12 6:34

もうすぐ三ツ岳山頂

9/12 6:35

三ツ岳山頂の岩稜

電子地図のGPSで、山頂を確認

9/12 6:41

山頂に到着！

9/12 6:49

三ツ岳に登頂！

9/12 7:50

野口五郎岳に向かう途中、振り返り、三ツ岳を望む

9/12 7:59

もうすぐ、野口五郎岳

9/12 8:07

途中、野口五郎小屋に立ち寄り、飲み物を補給。

9/12 8:14

野口五郎小屋の全貌

9/12 8:21

野口五郎岳の山頂標識が見えてきた。

9/12 8:29

野口五郎岳に登頂！

9/12 8:36

野口五郎岳から水晶岳を望む

9/12 8:47

真砂岳の分岐に向かう途中、振り返れば野口五郎岳

9/12 8:53

真砂岳が見えてきた

9/12 8:58

振り返り、野口五郎岳の山腹

9/12 9:00

鷲羽岳頂上が見えそうで見えない

9/12 9:04

真砂岳分岐から水晶岳を望む

9/12 9:07

真砂岳分岐。ここから竹村新道を下る。

9/12 9:12

ラスボスの南真砂岳が見えてきた。

9/12 9:16

ピラミッド形状の南真砂岳

9/12 9:31

途中、ハイマツで覆われた登山道

9/12 9:33

どんどん、南真砂岳の山頂が近づく

9/12 9:38

山頂への最後の上り

9/12 9:51

山頂広場に到着

9/12 10:01

南真砂岳に登頂！
百高山69/100座目

9/12 10:25

この標識より、右側の道を進むと山頂

9/12 10:47

一瞬だけ鷲羽岳の山頂が見えた

9/12 10:48

帰路は、霧に覆われたルートを進む

9/12 11:52

野口五郎小屋も霧の中

9/12 12:06

霧の主稜線を進む

9/12 12:33

時間があったので、帰りは三ツ岳の稜線コースを辿る

9/12 12:56

三ツ岳西峰の行先表示板で撮影

電子地図で三ツ岳西峰の場所を確認

9/12 13:09

三ツ岳主峰と三ツ岳西峰の間のコルにある「ここは三ツ岳」の看板の前で、一応撮影。

9/12 15:27

烏帽子小屋のテント場に戻る

9/13 6:54

3日目の朝、ここから初めて赤牛岳を望む

9/13 7:22

ブナ立尾根途中から（たぶん）不動岳を望む

9/13 7:38

三角点通過

9/13 7:51

No.5で休憩

9/13 9:15

ブナ立尾根取付（No.12）に到着！

9/13 9:17

なんと、濁沢の丸太橋が修復されていた。渡渉せずに、楽々通過

9/13 9:35

高瀬ダム堰堤に到着！

9/13 10:43

タクシーで七倉山荘まで

9/13 10:44

七倉山荘の駐車場

9/13 11:07

七倉山荘の日帰り温泉で疲れた体を癒す。
すごく雰囲気の良い温泉でした。

9/13 13:07

山形村・唐沢そば集落にある「水舎」
ここのお蕎麦は絶品です。

9/13 13:16

粗びき蕎麦と天ぷらの盛り合わせを注文。

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

ウインドブレーカー 長袖ジップシャツ Tシャツ トレッキングパンツ 手袋 帽子 靴下 登山靴 ステッキ ザック（バルトロ65) 筆記用具 水筒 鈴 時計 スマホ ホルダー カメラ カメラの電池 カメラの防水対策 水平器 地図 身分証明書+財布 ベアスプレー 自撮り棒 三脚 サングラス ザックカバー ココヘリ発信機 ｵｰﾙｳｴｻﾞｰｽｰﾂ フリース ライトダウン 夜用タイツ 保温黒シャツ 冬用靴下 サブザック タオル 替え靴下 替え下着 替えTシャツ マスク ヘッドライト(含電池） 予備電池(3本） ヴィクトリノックス 温度計＋磁石 スマホ予備電池(10000) スマホケーブル エマージェンシーシート 救急薬品 虫よけ ポイズンリムーバー ホイッスル カット版 耳栓 テルモス コッヘル コンロ EPIガス（燃料） ライター テント本体 フライシート ポール・ペグ シュラフ 銀マット マット 武器 ティッシュ セロハンテープ ポリタン ゴミ袋 食品 洗面用具

感想

Mt-monkey

夏休み前から、ずーっと天気予報を見ながら、登山タイミングを伺っていたら、このタイミングになってしまいました。何年か前に、奥黒部ヒュッテ→赤牛岳→雲の平→野口五郎岳→烏帽子小屋→高瀬ダムのコースを歩いたのですが、その頃は百高山には全く興味がなかったので、南真砂岳は行きませんでした。今回は南真砂岳のピークハントが主目的でした。また、正式には、三ツ岳のピークを踏んでいなかったので、今回、改めてアタックしてみました。但し、正規な山頂標識が無く、地図上では登山道がピークを通っていないので、どこが三ツ岳の山頂なのか迷いました。三ツ岳本峰？と三ツ岳西峰との間のコル部には、「ここは三ツ岳」の標識があり、三ツ岳西峰には登山道が通っており、電子地図のGPSでは、登山道の東側に2844.8m（ヤマレコでは2844.6m）のピークがあり。結局、よく判らないので、3箇所全部踏んで来ました。やっと、百高山・北アルプス奥の自身未踏峰ピークを登頂することが出来ました。お手製の山頂プレートをピークに忘れてきたので、このあとに登られる方は、ご活用下さい。ヤマレコの山行記録を見てみたら、既に そのプレートが使用されてアップされていました。