山行記録: 北岳

haemosu その他2人

GPS: 32:00
距離: 12.0km
登り: 1,738m
下り: 1,720m

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コースタイム

一日目
東京（2：30）→芦安（4：30）→広河原（6：00、6：40）→白根御池小屋（9：25、10：00）→肩の小屋（13：15、14：00）→北岳山頂（14：40）→肩の小屋（15：20）

二日目
肩の小屋（5：40）→二俣（7：20）→白根御池小屋（7：50、8：30）→広河原（10：10）→芦安（11：00）→東京（13：30）

天候	晴れ
過去天気図（気象庁）	2011年10月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車広河原アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	危険箇所なし

感想

haemosu

腹ごしらえをしっかりして標高差1700mの第一歩を踏み出した
20分ほど登って白根御池小屋への分岐を過ぎるといきなり尾根道の急登となる
ハーハー、ゼーゼー、登っては休み、休んでは登る
「なんでこんなしんどいことをわざわざやっているのか」と自問するほどきつい登りが2時間ほど続いたあと白根御池小屋に到着

御池小屋からはさらなる急登、鳳凰三山を背に草すべりをひたすら登る。
下りてくる人が「こんにちは」、「がんばって」と声をかけてくれるのに、返事は「ハーハー、こんひちゃあ」って感じでまともに話せなくて笑われる
草すべりを2時間半ほど登って小太郎尾根分岐を越えると甲斐駒がいきなり目前に現われ苦しさを一気に吹き飛ばしてくれた。
稜線から仙丈ヶ岳のなだらかでどっしりとした姿を右手に見ながらさらに登るとほどなく肩の小屋に到着

急登と寝不足のせいで疲労困ぱいもリュックをおろし少し休んだあと、いざ頂上へ
脚がガクガクしているのでゆっくり慎重に登ってついに日本第二の高峰に立つ

小屋に戻って夕食を食べたあと6時半から次の日の4時半まで10時間ぐっすり
朝焼けにシルエットで浮かぶ富士山を飽きることなく眺めた
これがあるから苦しくてもやめられないんだな

下山は草すべりを避け、ダケカンバの中を二俣経由で御池小屋に下り、広河原までは来た道を戻った。