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Yamareco

記録ID: 4710283
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山

俵真布〜扇沼山〜三川台〜オプタテシケ山

2022年08月24日(水) 〜 2022年08月25日(木)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
36.3km
登り
2,637m
下り
2,414m

コースタイム

1日目
山行
10:05
休憩
0:30
合計
10:35
4:25
95
上俵真布林道ゲート
6:00
0:00
284
10:44
11:14
210
14:44
0:00
16
15:00
宿泊地
2日目
山行
11:41
休憩
0:21
合計
12:02
4:50
62
宿泊地
5:52
0:00
202
9:14
9:24
140
11:44
11:55
125
14:00
0:00
172
天候 8/24 曇り→雨→晴れ
8/25 曇り→晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
上俵真布林道ゲート〜登山口まで林道約9km

※美瑛富士登山口にバイクデポ
上俵真布林道のゲートから出発。
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上俵真布林道のゲートから出発。
上俵真布林道は少し藪っぽくなっているが、致命的な崩落もなく、四輪での通行もできそうな感じ。
上俵真布林道は少し藪っぽくなっているが、致命的な崩落もなく、四輪での通行もできそうな感じ。
台地林道のゲートに到着。
かつてはここまで車で入れたらしい。
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台地林道のゲートに到着。
かつてはここまで車で入れたらしい。
台地林道に入ると一気に道が悪くなり、川底のような路面に。
台地林道に入ると一気に道が悪くなり、川底のような路面に。
草被りも酷くて足元が見えない。
草被りも酷くて足元が見えない。
看板の類は何もないので分からないけど、1140mでかつての登山口と思われる場所まで来た。
ここで、目の前の藪から熊っぽい動物の気配が・・・
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看板の類は何もないので分からないけど、1140mでかつての登山口と思われる場所まで来た。
ここで、目の前の藪から熊っぽい動物の気配が・・・
登山道に入ると、足元には明瞭な道があるものの笹被りがひどい。
登山道に入ると、足元には明瞭な道があるものの笹被りがひどい。
ちょうど目線の高さに笹が密生しているので、泳ぐように歩かないと前が見えない。
ちょうど目線の高さに笹が密生しているので、泳ぐように歩かないと前が見えない。
雨のジャングルを進む・・・
雨のジャングルを進む・・・
木道の残骸を見ると、昔はちゃんとした道だったんだな〜と思う。
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木道の残骸を見ると、昔はちゃんとした道だったんだな〜と思う。
岩が混じると笹藪は薄くなって多少歩きやすい。
岩が混じると笹藪は薄くなって多少歩きやすい。
1400mあたりでロックガーデンに出る。
目印はないので適当にそれっぽい方向に進む。
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1400mあたりでロックガーデンに出る。
目印はないので適当にそれっぽい方向に進む。
ロックガーデンの上で道を外すも、少しの藪漕ぎで復帰。
しかし上部でハイマツ帯に出るまで草被りの道は続く。
ロックガーデンの上で道を外すも、少しの藪漕ぎで復帰。
しかし上部でハイマツ帯に出るまで草被りの道は続く。
扇沼山に到着。(ここは本当の山頂ではない?)
視界は0、横殴りの風雨で寒い。
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扇沼山に到着。(ここは本当の山頂ではない?)
視界は0、横殴りの風雨で寒い。
低いハイマツを漕いで1615.4mの三角点があるところまで行ってみたが、三角点は見つけられず・・・。
低いハイマツを漕いで1615.4mの三角点があるところまで行ってみたが、三角点は見つけられず・・・。
三川台への稜線。
部分的に藪っぽくなるが道ははっきりしていて、下部の笹藪よりは歩きやすい。
三川台への稜線。
部分的に藪っぽくなるが道ははっきりしていて、下部の笹藪よりは歩きやすい。
辺別川の源頭を渡って三川台へ登り返し。
辺別川の源頭を渡って三川台へ登り返し。
辺別川の渡渉地点から先は背の高い笹藪に覆われていて、踏み跡も消えかけていた。
一度渡渉地点まで戻って確認したけど間違ってはいないようだ。
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辺別川の渡渉地点から先は背の高い笹藪に覆われていて、踏み跡も消えかけていた。
一度渡渉地点まで戻って確認したけど間違ってはいないようだ。
「トムラウシ5.7km 三川台1.4km」の看板が転がっていて、道であることを確信。
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「トムラウシ5.7km 三川台1.4km」の看板が転がっていて、道であることを確信。
標高を上げていくと笹の背は低くなって少し楽になった。
標高を上げていくと笹の背は低くなって少し楽になった。
扇沼山〜・1675の岩峰。
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扇沼山〜・1675の岩峰。
天候は回復し、ツリガネ山〜オプタテシケ山の稜線が姿を現した。
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天候は回復し、ツリガネ山〜オプタテシケ山の稜線が姿を現した。
三川台に到着。
看板が割れていて、扇沼山からのルートは無いもの扱いされているっぽい。
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三川台に到着。
看板が割れていて、扇沼山からのルートは無いもの扱いされているっぽい。
硫黄沼から白金温泉へのコース、これは面白そう。
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硫黄沼から白金温泉へのコース、これは面白そう。
三川台のカールとトムラウシ山方向。
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三川台のカールとトムラウシ山方向。
2日目、オプタテシケ山を目指して出発。
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2日目、オプタテシケ山を目指して出発。
まずはツリガネ山を越える
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まずはツリガネ山を越える
少しずつガスが流れてきた・・・
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少しずつガスが流れてきた・・・
縦走路からツリガネ山のピークまでは近くに見えるが、ハイマツが濃くて意外に時間がかかりそうな気がする。
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縦走路からツリガネ山のピークまでは近くに見えるが、ハイマツが濃くて意外に時間がかかりそうな気がする。
コスマヌプリは簡単にピークを踏めそうだったが、今回は省略。
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コスマヌプリは簡単にピークを踏めそうだったが、今回は省略。
双子池周辺にはテン泊適地が至る所にあったけど、指定キャンプ地とはどこなんだろう?
双子池周辺にはテン泊適地が至る所にあったけど、指定キャンプ地とはどこなんだろう?
双子池。この時期は雪渓が残っていないので、ここが貴重な水場になるかもしれない。
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双子池。この時期は雪渓が残っていないので、ここが貴重な水場になるかもしれない。
オプタテシケ山への標高差600mの登り。
亀の歩みで進む
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オプタテシケ山への標高差600mの登り。
亀の歩みで進む
ナキウサギが何度も出てきて癒された。
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ナキウサギが何度も出てきて癒された。
三川台から歩いてきた方向。
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三川台から歩いてきた方向。
昨日歩いた扇沼山の稜線と硫黄沼。
こうして見ると確かに扇のような形をしている。
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昨日歩いた扇沼山の稜線と硫黄沼。
こうして見ると確かに扇のような形をしている。
オプタテシケ山に到着。
前回(3年前)はガスで視界のない中の登頂だったので嬉しい。
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オプタテシケ山に到着。
前回(3年前)はガスで視界のない中の登頂だったので嬉しい。
美瑛富士の小屋へ下る
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美瑛富士の小屋へ下る
十勝連峰の稜線を歩くのは久々だったけど、好天だとこんなに気持ち良い道だったんだな〜
藪もないし・・・
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十勝連峰の稜線を歩くのは久々だったけど、好天だとこんなに気持ち良い道だったんだな〜
藪もないし・・・
美瑛富士小屋から登山口へ。
美瑛富士小屋から登山口へ。
天然庭園から下が意外に長かった。
天然庭園から下が意外に長かった。
誰もいない美瑛富士登山口
下山後、俵真布まで車の回収へ。
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誰もいない美瑛富士登山口
下山後、俵真布まで車の回収へ。

感想

トムラウシ山への登山道といえばトムラウシ温泉か天人峡かクチャンベツからのコースが思い浮かぶが、これ以外にも俵真布から扇沼山〜三川台を経由するルートがある。ここはアプローチの林道が閉まっているせいか、最近記録があまり上がっていなくて気になっていた。
単純なピストンでは面白くないので、俵真布からトムラウシ山に登り、南沼で1泊してオプタテシケ山までの縦走予定で行ってみた。

しかし、1日目の午後に三川台の手前まで来たところで昨年秋の右膝の痛みが再発してしまう。悪化して翌日に下山できなくなるとまずいので、トムラウシへの往復は中止。やむを得ず三川台の下でテン泊にした。
2日目は右膝に負荷をかけないように慎重に歩いてオプタテシケ山へ。それでも少しずつ痛みが増してきて、美瑛富士登山口に下りる頃にはコースタイムを超過して亀のようなスピードになってしまっていた。


下山後数日経ってから整形外科を受診。今回はMRIまでは撮っていないので分からないが、昨年秋の時と同じく膝蓋骨の疲労骨折だろう、とのことだった。
それから1ヶ月ほど山を休んで良くはなったけど、今も微妙に違和感が残る。もうしばらくは短時間で行ける山で様子見になりそう・・・。

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