唐松岳 八方アルペンライン〜


- GPS
- 07:47
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 947m
- 下り
- 940m
コースタイム
- 山行
- 6:23
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 7:45
5:55 黒菱林道入口でUターン
7:05 ゴンドラリフト乗車
8:00 八方池山荘出発
8:36 第2ケルン到着
8:42 八方ケルン到着
8:47 八方ケルン出発
8:55 第三ケルン到着
9:00 八方池到着
9:08 八方池出発
10:02 扇雪渓到着
10:11 扇雪渓出発
10:34 丸山ケルン到着
10:39 丸山ケルン出発
11:40 唐松岳頂上山荘到着
12:16 唐松岳山頂到着
13:01 唐松岳山頂出発
13:30 唐松岳頂上山荘到着
13:34 唐松岳頂上山荘出発
14:08 丸山ケルン到着
14:10 丸山ケルン出発
14:22 扇雪渓到着
14:24 扇雪渓出発
15:05 八方池到着
15:12 八方池出発
15:19 八方ケルン到着
15:24 第2ケルン到着
15:46 八方池山荘到着
平面距離 10.3km
沿面距離 10.7km
記録時間 07:47:34
最低高度 1,833m
最高高度 2,686m
累計高度(+) 1,097m
累計高度(-) 1,097m
平均速度 1.4km/h
最高速度 6.5km/h
天候 | 快晴から晴れ 朝雲海 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
八方アルペンライン利用 黒菱林道で黒菱駐車場に行きたかったが、朝4時には満車になったとのことで林道入口でUターン |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
---|
感想
7月下旬にグループでの次の山行を黒菱からの唐松岳に決めて、メンバーの日程調整をし好天予報を探していたら9月下旬になってしまった。
これを過ぎるとリフトの運行時間が短くなり、最終運航日が迫ってきてしまう。
10月1日の快晴予報に期待して待つか、快晴ではないかもしれないが直近の台風一過で好天そうな9月25日にするか直前まで迷った。
メンバー二人が参加出来ないことになってしまうが、行動時間の長くとれる9月中を選択した。
三連休最終日ではあるが混雑が予想されるので少し早めの出発をしたのだが、黒菱林道入口に誘導員の方がいて黒菱駐車場は満車でUターンしなさいとのこと。
黒菱林道を通ることが出来ないことは想定していなかった。
聞くと朝4時には満車になっていたそうで、すでに6時近くになっていることを考えると残念と思う気持ちも無く、黒菱ラインが無理なら八方ラインとすぐに気持ちを切り替えた。
ゴンドラは7時から運行するそうだ。
唐松岳山行を10月1日にしていたら今日は爺ヶ岳に行こうと思っていたので、もしソロだったら目的地を爺ヶ岳に変えていただろうが、お二人には八方池と白馬連峰の絶景を観てもらわなければならない。
ゴンドラアダムの出発駅近くに駐車し、すぐにチケット販売を待つ列に並ぶ。
既に50人以上は並んでいるが、後続の列もすぐに伸びていく。
6時半にはチケット販売が開始され、6時40分に運行が開始された。
登山計画書は八方池山荘に提出予定だったがチケット販売所の前に登山相談所が設けられていたのでそこに提出。
ゴンドラ乗車は7時を過ぎたが、八方池山荘出発予定が8時なので十分に間に合う。
八方池山荘前で用を済ませて予定通りの8時に出発して木道コースを登る。
雨上がりでわずかにぬかるんだ場所もあるが岩も木道も乾いており滑ることもない。
空気が澄んでいて日差しは眩しく風もほぼ無いので歩き始めてすぐに半袖Tシャツとなった。
木道を登り終えて夏季トイレの場所まで来ると白馬連峰が朝陽に白く輝いていた。
昨年の9月は八方尾根と白馬連峰の間にガスがあって、ガスの切れ間から白馬がかろうじて見える状態だった。
今日は八方池と白馬連峰の絶景は間違いなし。
予定より10分以上早く八方池に到着。先行者でにぎわっているが、八方池と白馬連峰のコラボが観られれば人がたくさん居ようと問題なし。
各自思い思いに絶景を写真におさめる。
少し紅葉している木々もある。次の週末は紅葉が最高潮かもしれない。
ここから先は登山装備をしっかりした登山者のみのルート。まずは丸山ケルンを目指す。
昨年から山歩きを始めたお二人を無事に唐松岳山頂に導かなければならない。
山行計画時、歩行速度係数をコースタイムの1倍にするとリフトの終了時間に戻って来られない時間になってしまったので0.9倍に再計画している。
ここまで歩いたところでは0.8〜0.85倍くらいで歩けているのでいいペース。
各ランドマークで予定より遅れたら疲労度や足の状態を確認して丸山ケルンまたは唐松岳頂上山荘手前までで下山する予定だ。
扇雪渓前後の急登では呼吸を整えるために小休憩をとったり扇雪渓で休憩をはさんだりしたが、丸山ケルンにも10分以上早く到着した。
ここまで一部渋滞していたり、すれ違い待ちもあったりしたがとても順調に登って来た。
この先は急登も少ないし絶景続きとなるが、危険な個所がなくもない。
速い人に道を譲り、滑落したらまずい思うような左側の谷を見たりしながら頂上山荘手前の稜線に上がる場所に到着。
旧道は通行止めになっているが、トラバース道と橋が見える。
急な登りですれ違い困難なためしばらく待つが、上りより下る人の方が多くなってきている。
稜線に上がると右側が大きく切れ落ちているので、あまり見ないようにして進んでもらう。
階段を登って頂上山荘手前に出ると一気に立山連峰と剱岳、そして美しい山容の唐松岳の景色が広がる。
そして、休憩する場所もない程に人があふれている。
すぐに山頂を目指して下り、トイレ休憩をしていよいよ山頂を目指す。
見た目には遠く長い登りだが、15分歩けば到着するはずと励まし、無理せずゆっくりと山頂に到着。
やはりピークの道標と白馬連峰を横から見る景色がいい。
剱岳も少しだけ近い。
飛騨の山友さんからは9時半前に剱岳からの唐松岳写真が届いていたので、既に登山口近くまで下山してしまっているだろうが、剱岳がより身近に感じられる。
山頂にも多くの人がいたが、休憩スペースをみつけて昼食と至福のコーヒー・紅茶タイムもできた。
予定では最小限の昼食休憩時間20分としていたが、順調に歩くことが出来たので45分以上山頂の景色を楽しんだ。
頂上山荘手前の広場は登り時よりかなり空いていたので静止画の空撮だけを行い下山を開始した。
下りも順調で「下りは足にくる」と言いつつも問題なさそうに歩いている。
自分は木道の途中から左ひざのお皿の下の腱に違和感が出たので段差は左ひざを曲げないようにしていた。
八方池山荘には予定より少し早く、最終リフトの時刻より30分以上前に到着した。
出鼻をくじかれた今回の山行、お二人にとっては初の北アルプス山行だったが、結果的には予定通りのものとなった。
期待以上に天候にも恵まれてとても満足できた。
唐松岳はやはり黒菱駐車場からリフト運行前(最近は以前にはなかったモルゲンロート運行がある)に登り始めて、下りで余裕があればリフトを使わず、余裕がなければリフトを利用するのが良さそうだ。
運行開始時刻に影響されずに行動できるのは、体力消耗以上に有益だ。
次回以降、唐松岳はソロでなくても登りはリフトなしにしよう。
次回のグループ山行はチェーンスパイクを装着して近所の山で雪山入門山行としたいと考えている。
チェーンスパイクは残雪期から積雪期まで幅広く利用でき、自分がザックに入れていないのは8月と9月のみ。
今後長く山歩きを楽しんでいくには必須のアイテムだと思う。
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