ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 477033
全員に公開
ハイキング
丹沢

道志 椿〜大室山〜加入道山 周回

2014年07月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:28
距離
9.5km
登り
1,162m
下り
1,160m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

06:47 駐車スペース
06:57 大室山北尾根取り付き
07:56 943峰
09:13 雨乞岩
09:47 大室山 山頂
10:41 破風口
11:06 加入道山 山頂(避難小屋) 11:26
11:38 前大室 山頂
13:15 駐車スペース
天候 くもり。山上は時々霧、雨も。
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
道志の紅椿の湯、椿荘オートキャンプ場の先、テニスコートのそばのスペースに駐車。
コース状況/
危険箇所等
出発地点から大室山山頂までは、廃登山道です。不明瞭な箇所もあり。
前大室からゴール地点までは、前大室の道標にはしっかり案内されていますが、不明瞭な箇所もありますので、地図、コンパスなしだったら、自分は行きません。
駐車スペース。
駐車場所からオートキャンプ場方面へ少し戻り、道路の分岐で右折して、椿沢への林道を進む。登る予定の椿沢右岸尾根が見えます。
1
駐車場所からオートキャンプ場方面へ少し戻り、道路の分岐で右折して、椿沢への林道を進む。登る予定の椿沢右岸尾根が見えます。
椿三の橋を渡って、
1
椿三の橋を渡って、
尾根を回り込むと、「水源の郷・道志の森林分収育林地」の看板。この脇から登ります。
2
尾根を回り込むと、「水源の郷・道志の森林分収育林地」の看板。この脇から登ります。
ちょっとの登りで尾根に上がり、あとは尾根伝いに。
1
ちょっとの登りで尾根に上がり、あとは尾根伝いに。
国土地理院2.5万地図で破線と合流するところ。小さな岩が目印。
国土地理院2.5万地図で破線と合流するところ。小さな岩が目印。
さらに登ると、堰堤のような大岩。
1
さらに登ると、堰堤のような大岩。
全然ヤブっぽくなく、歩きやすいです。
1
全然ヤブっぽくなく、歩きやすいです。
943峰あたり。伐採された木が錯乱しています。
1
943峰あたり。伐採された木が錯乱しています。
黄色いかわいいきのこの群生。
1
黄色いかわいいきのこの群生。
標高1000メートルを越えたあたりで、古ぼけた道標が。
1
標高1000メートルを越えたあたりで、古ぼけた道標が。
ちょっと向きがズレてる気もしますが(^^;
ちょっと向きがズレてる気もしますが(^^;
朽ち掛けた階段が続きます。
朽ち掛けた階段が続きます。
やがて、大きな雨乞岩が見えてきます。右を回って上に登ると、
やがて、大きな雨乞岩が見えてきます。右を回って上に登ると、
景色いいですね! 前大室、加入道山、御正体山。本当は富士山も見えるらしいけど。。。
1
景色いいですね! 前大室、加入道山、御正体山。本当は富士山も見えるらしいけど。。。
上から見た雨乞岩は、ちょっとコンパクト。
1
上から見た雨乞岩は、ちょっとコンパクト。
岩の上は、平らな空間。焚き火の跡がありました。ここからまた急坂です。
岩の上は、平らな空間。焚き火の跡がありました。ここからまた急坂です。
なだらかになってくると、広いブナの森の斜面。なかなかいい雰囲気です。
なだらかになってくると、広いブナの森の斜面。なかなかいい雰囲気です。
頂上に着きました。
2
頂上に着きました。
犬越路分岐。霧が出てきました。
1
犬越路分岐。霧が出てきました。
分岐のベンチのそば、サンショウバラ?
1
分岐のベンチのそば、サンショウバラ?
木道を進んで、
破風口の下りは眺めがいいです。破風口の向こうの前大室と加入道山。左には、白石峠、鳥ノ胸山、御正体山が。
破風口の下りは眺めがいいです。破風口の向こうの前大室と加入道山。左には、白石峠、鳥ノ胸山、御正体山が。
箒沢権現山と畦ヶ丸。ブルーのシルエットが美しいです。
1
箒沢権現山と畦ヶ丸。ブルーのシルエットが美しいです。
破風口。すごい風。
破風口。すごい風。
破風口からの登り途中、大室山を振り返って。
破風口からの登り途中、大室山を振り返って。
前大室を越えて、後ろを振り返って。大室山の右に、檜洞丸が見えてきました。
1
前大室を越えて、後ろを振り返って。大室山の右に、檜洞丸が見えてきました。
緑の中の楽しい道。天気悪いけど(^^;
緑の中の楽しい道。天気悪いけど(^^;
加入道山の頂上。
加入道山の頂上。
風が強いし雨も降ってきたので、小屋の中で食事しました。この小屋は天気いい時はいまいち暗いけど、天気悪いと居心地いいなあ。
風が強いし雨も降ってきたので、小屋の中で食事しました。この小屋は天気いい時はいまいち暗いけど、天気悪いと居心地いいなあ。
前大室に戻って、道志村の方へ。道標はしっかりしているけど、道はいまいちはっきりしていないです。
前大室に戻って、道志村の方へ。道標はしっかりしているけど、道はいまいちはっきりしていないです。
こんな感じ。
社?の屋根だけ残っています。木の赤テープには「前権現」と書いてありました。
1
社?の屋根だけ残っています。木の赤テープには「前権現」と書いてありました。
前権現のすぐ先。ここで、左への道が分岐。田代沢方面に下るようです。
前権現のすぐ先。ここで、左への道が分岐。田代沢方面に下るようです。
こんな感じの踏み跡が続いています。動物? 人?
こんな感じの踏み跡が続いています。動物? 人?
ササヤブっぽいところも出てきました。
ササヤブっぽいところも出てきました。
動物の寝床でしょうか。シカ? クマ?(>_<;(この尾根上でシカは見かけましたが)
動物の寝床でしょうか。シカ? クマ?(>_<;(この尾根上でシカは見かけましたが)
ササヤブのわきを下っていくと、やがて造林看板が出てきました。
ササヤブのわきを下っていくと、やがて造林看板が出てきました。
尾根に沿って、溝が。これは登山道でしょうか。ということは、この尾根は昔はけっこう人が歩いていた? かなり下で、左手に消えていきました。
尾根に沿って、溝が。これは登山道でしょうか。ということは、この尾根は昔はけっこう人が歩いていた? かなり下で、左手に消えていきました。
駐車した道かと思ったら、行き止まりの林道。
駐車した道かと思ったら、行き止まりの林道。
ぴったり駐車した場所、車の脇に下山成功(^^;
1
ぴったり駐車した場所、車の脇に下山成功(^^;
駐車したところから、赤鞍ヶ岳、菜畑山(左)がよく見えました。
駐車したところから、赤鞍ヶ岳、菜畑山(左)がよく見えました。

感想

山梨方面は午前から昼にかけては晴れという予報だったので、一度道志から大室山に直登してみたいという希望をかなえることにしました。結果的に、下のほうでは時々陽の光もあったものの、上ではくもり、霧、時々雨も降るという天気でした。まあ山の上だから、仕方ないですね(^^; でも、霧が晴れると景色は結構よく見えました。
稜線上ではすごい南風で、おかげで暑さ知らず、むしろ休んでいると肌寒いくらいでした。
(大室山、加入道山の稜線上以外では人に会わず)

道志の赤椿の湯、椿キャンプ場の先の、テニスコートのそばに駐車しました。
少し戻って椿沢への林道に入り(洋館風の建物がある)、椿三の橋を渡り、尾根を回り込むように進んだ先、「道志の森」の看板のわきから山に入ります。尾根に出てしまえば、あとはぐんぐん急な尾根を進んでいくだけです。
昔はちゃんとした登山道があったようで、大室指方面への分岐もいくつかあります(ちゃんと確認はしていませんけど道筋はあまりはっきりしていない)。古い道標、階段もありますが、メンテ等は一切されておらず、すべて朽ち果てつつあります。赤テープはあります。
1380付近には、雨乞岩という大岩があり、上に登れます。尾根で唯一、眺めのいい場所です。
急坂ばかりできついですが、登っている間ずっと、小バエのような虫多数にとりつかれ、頭の周辺を飛び回られていたのが一番辛かったですね(^^;(頂上に着いたらあっという間に消えました)

大室山から加入道山は、雪のある時しか知らず、犬越路分岐から頂上までラッセルですごい時間がかかったのに、今回はあっという間に着いてしまい唖然としました(^^;
破風口への下りでは、天気の悪さにもかかわらず眺めがよく、西丹沢の展望が楽しめました。

加入道山頂上では強風でお湯が沸かせなかったので、避難小屋を借りることに。食事中は雨も結構降ってきましたが、天気が悪い時にはこのちょっと古くて暗い小屋も実に居心地がいいですね(^^;

前大室まで戻って、ここからまた椿まで下ります。道標にはしっかり「道志村」の表示があるけれど、稜線の道と比べると、道筋ははっきりしていません。薄い踏み跡レベル。特に下山では間違える可能性のある尾根の分岐もいくつかあって、当然道しるべもないので、こんなしっかりした道標があっていいのかな、とちょっと心配になるくらい(^^;
大室山の北尾根と比較しても、ちょっとヤブっぽいところもあって、動物の気配も濃い感じでした。

最後は、駐車した車のすぐ脇に降りるという、実にきれいなかたちで終われました。
距離も短めだったので(日曜だし(^^;)、早い時間に下山でき、雨も本降りにならなくてよかった。。。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:6353人

コメント

弱かったので台風一過でもないでしょうが
レポは感情移入とか地図見ながらですが
稜線攻めとかは飲みながら安心して読んでいました。
朽ちかけた階段は、昔の公式ルートだったのでしょうか。
このルートは犬越路しかいったことないですが、いづれ
2014/7/13 22:06
Re: 弱かったので台風一過でもないでしょうが
2000年ころの古いガイドブック見てみましたけど、椿〜大室山のルートは載ってないですね。昭和のルートでしょうか。でも、雨乞岩もあるし、ブナやカラマツ(らしい)の林もきれいで、もっと歩かれていい道だと思います。個人的には、大室山は丹沢でも一番好きな山かも。地味ですけど(^^;
2014/7/14 19:13
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら