全米が泣いた！「グロッキー4」怒りのキレット！猿倉〜白馬三山〜不帰キレット〜唐松岳

2014年07月12日(土) 〜 2014年07月13日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 21.0km
• 登り: 2,713m
• 下り: 2,114m

コースタイム

＜7/12 DAY1＞
05:30　猿倉
06:30　白馬尻小屋　06:50
08:30　岩室跡　08:45
10:15　白馬岳頂上宿舎（昼食）　11:15
11:50　白馬岳山頂
12:50　白馬岳頂上宿舎（本当に天狗山荘まで行くか緊急会議(笑)）
14:00　杓子岳山頂
15:25　鑓ヶ岳山頂
16:15　天狗山荘（テン泊）

＜7/13　DAY2＞
05:30　天狗山荘
06:10　天狗の大下り（始）
08:30　不帰二峰北峰
09:30　唐松岳山頂
09:45　唐松岳頂上山荘（大休止）11:20
13:30　八方池山荘

天候

7/12　晴れのちくもり
7/13　曇のち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■八方第二駐車場に車をデポ（トイレ・温泉がすぐ近くなので便利）
猿倉まで八方の友人に送迎していただきました、あざっす！

コース状況／危険箇所等

＜危険箇所＞
■大雪渓
アイゼンなし、もしくは軽アイゼンで登っている方もみえましたが、滑って登りづらく体力を余計に消耗するので、10本or12本歯のアイゼンで登ることをおすすめします。
また、リアルに落石が衝突しかけ命の危険を感じました。目の前に来るまでまったく音がしませんので、しんどいですが、なるべく顔を上げて上からの落石に十分注意して登ってください。
■不帰キレット
雪もなく、危険箇所には鎖などのホールドもしっかりありますので、慎重に通過すれば問題ありません。

＜登山ポスト＞
猿倉荘にあります。あらかじめ下記HPから登山届をダウンロードし記入して持参すれば、すぐにスタートできますよ！（ページ最下部PDF）
http://vill.hakuba.nagano.jp/privilege/09sangaku/index.html

＜温泉＞
八方第二駐車場スグの第一郷の湯に入りました。露天もなく小じんまりとしてますが、いいお湯でした。ただ温度が高めで靴擦れした足を入れると泣きそうでした笑

写真

7/12 5:22

猿倉から出発！

7/12 5:27

7/12 5:42

お！

7/12 5:42

白馬岳いーね！

7/12 6:59

楽しみにしてた大雪渓。まだたっぷり雪が残ってる！

7/12 7:18

沢登り用のザックでハッスルする先輩N

7/12 7:45

青空がキレイだ〜。の数分後、全米が震え上がる！！

7/12 8:03

このもうひと回り大きい岩が上を見ていなかった3人の間を猛スピードで通過！！一瞬3人が固まる・・・。慌てて下へ「ラーーク！！！」
生きた心地がしなかった・・・。

7/12 8:54

落石'sハイでアドレナリンが出まくり、気づいたら葱平。花に興味のない先輩2人はさっさと登っていく・・・。

7/12 8:55

7/12 9:06

7/12 9:09

7/12 9:13

このトラバースはめんどくさくてもアイゼン履きましょう！履かずに渡ったらちょー怖かった！！

7/12 10:18

1，2，3，4...KANKANKAAANN!!
TKO!!Referee Stop!!!

7/12 10:18

あの〜、今日天狗山荘まで行く予定なんですけど・・・。

7/12 11:28

昼メシもりっと食って何とか息を吹き返す。
空身で白馬岳へ！

おっしゃー！白馬ピークハントー！
旭岳まで行きたいんですが・・・とは言えず笑

7/12 11:58

「ここで泊まるか」って言いそうな雰囲気だったんで、2人に闘魂ビンタで気合を入れ直す！俺も張ってもらう笑

7/12 13:01

いやー、いいね！テンションの上がる稜線歩きだー！

7/12 13:01

絶対に巻き道の誘惑に負けないぞ！と自分に言い聞かせる。

7/12 13:04

7/12 13:09

7/12 13:11

7/12 13:13

7/12 13:15

相変わらず、花には見向きもしない先輩方。

7/12 14:07

ここでもロッキー・バルボアのボディをもらうが、10カウントぎりぎりで立ち上がる。

杓子岳ピークハント！！

7/12 14:53

白馬鑓までの間、シャッターを押すが疲れがピークのためピントが・・・。

7/12 15:24

おっしゃー！白馬三山コンプリート！！

7/12 15:24

立つんだジョーォォ！！！

白馬鑓ヶ岳ピークハント！！

7/12 15:24

白馬鑓への登りで3人は瀕死の状態。亡霊のように後ろからついてくる先輩Y

7/12 15:26

歩いてきた縦走路がバッチリ！

7/12 16:07

て、て、天国山荘？？天狗山荘！！！

7/12 16:15

宿泊地「天狗山荘」到着！！料理は美味しいし、水はフリーだし、なによりスタッフの方々が温かい！今までの小屋でBEST3に入るなー。
3人ともビールを飲んで明日の予定をあやふやにしたまま各々テントで撃沈zzz

7/13 5:33

翌朝、天気が崩れる予報も早いうちならもつと判断し、予定通り「不帰キレット」へ！

7/13 5:49

あれだけ寝ても昨日の疲れはたっぷり引きずる笑

7/13 6:13

さー、こっから大下り！安全第一で行きましょー！

7/13 6:13

ツルタテ！

7/13 6:13

天気は良くないけど槍さまも見える。

7/13 6:31

クライマーの先輩Nはここに来てスイッチが入る！危険な岩場になるほど目がキラキラしていた笑

7/13 6:32

一方、高所恐怖症の先輩Yは、終始へっぴり笑

7/13 7:00

大下りの名に恥じない、がっつり急降下させられ、その先はいよいよ不帰キレット！

7/13 7:41

先行パーティが取り付いてる。お気をつけてー！

7/13 7:49

不帰(かえらず)なんて縁起でもないんで、必帰(ぜってーかえる)に変更！

7/13 7:52

ポップ笑

7/13 8:25

あとちょっと！

7/13 8:32

雨に降られる前に核心部通過！
ひやっとするポイントは個人的にひとつもなかったかなー。

最後のピーク「唐松岳」！

7/13 9:36

予報通り雨が激しくなり、ここでカメラをザックイン！お疲れ様でした！

撮影機器：

サイバーショット DSC-HX30V SONY

PENTAX K-5 II s ペンタックス

感想

atsushi-kun

前日までの台風の影響で川が増水し、カヌー+沢登りで遊ぶはずだった先輩方2人が前日に急遽山登りへ参加表明！
ソロで中アに行く予定だったが、先輩方をOMOTENASHIすることになったため、白馬へプラン変更。

予想以上に重いテン泊装備ではこのルートは厳しく、3人共K.O寸前！笑
雪渓では落石が真横を通り、失禁寸前！！

テントで宴会しようと担ぎあげた食材も、疲れきって宴会をする気力もなく、小屋でカレーとビールを注文すると、THE END。
たくさん食べて、2日目は軽くする作戦も見事に失敗し、前日とさほど変わらない重量のザックを背負ってキレットへ！
雨に降られるとイヤらしいなーと思っていたが、本降りになる前に通過でき、無事に男塾登山をコンプリートすることができました！

一生忘れることができない山旅になりました。ありがとー！

コメント

soundnuos

感動した！
コメントがいちいち面白くて最高です（笑）
ハードだけどそう感じさせないくらい楽しそうでした。お疲れ様です。

atsushi-kun

Re: 感動した！
soundnuosさん
コメントありがとうございます！
しょーもないキャプションに笑っていただき、嬉しいやら恥ずかしいやらです。
ヤマレコユーザーの方々は、ハードなコースも何事もなかったようにレコを書かれているため、勘違いして行ってしまうと大変な目に合うこともしばしばなので笑、僕は正直にキツイ！疲れた！死にそー！っていうのを表現できればと思ってます笑
今後ともよろしくお願い致します！

niko-n

グロッキー４ エピソード１ 本日公開|дﾟ)
Referee Stopとその次の写真を見てとても勉強になりました。
私たちのレコには欠けていた何かを感じました
圧倒的な山の存在感や、壮大さ...
こそに果敢にも立ち向かう人間のちっぽけさ...
そんなすべてを見事に表現していますね
全米が泣いた！っていうのは陣内のコントを思い浮かべましたが、
スピルバーグも認める友達の表現力には脱帽です〜

atsushi-kun

Re: グロッキー４ エピソード１ 本日公開|дﾟ)
nikoさん
アカデミー賞最有力！感動の話題作いかがだったでしょうか？笑
笑いあり、涙あり、激動の二日間でした。
nikoさん達のレコも相当ハードなはずなのに、サラっと書かれてるんで、今度は大股開いて大の字で伸びてる写真も載せてくださいね！笑
いつもコメントありがとうございます！

satoru-kt

お初
アツシクン、こんにちわー。同級生satoru-ktですw
訪問遅くなりましたm(_ _)m

噂通り、大雪渓は怖い怖い。落石の怖さを知らない人が
沢山登ってるあたりが、なお怖いですな…

同日、俺が ゆるふわハイクで八方池を楽しんでたその時に
カエラズを超えていたとは…！漢だ…！

atsushi-kun

Re: お初
みっちゃん、Welcom!!
マジで落石ヤバイよ！
TVや雑誌で紹介されて人気のルートだから沢山の人が登ってるけど、落石に対する怖さも、もう少し浸透したほうがいいよね。

今回の不帰で三大キレットコンプリート！
不帰が一番やさしかったかな。
俺もたまにはゆるふわハイクしよーっと笑
今度ゆるふわハイク誘ってよー！