伊東新道ー裏銀座周回

2022年10月08日(土) 〜 2022年10月11日(火)

• GPS: 24:04
• 距離: 36.7km
• 登り: 2,375m
• 下り: 2,408m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:39
• 休憩: 0:18
• 合計: 2:57

7:13 スタート地点
7:55 7:56 東京電力高瀬川第五発電所
8:14 8:20 林道終点
8:44 8:54 名無避難小屋
9:58 10:01 湯俣山荘
10:11 湯俣温泉晴嵐荘

2日目

• 山行: 9:18
• 休憩: 0:15
• 合計: 9:33

6:06 宿泊地
6:21 6:21 湯俣
6:56 6:57 第一吊橋跡
7:45 7:54 衝立岩
8:32 8:32 第三吊橋跡
9:16 9:22 第四吊橋跡
10:29 10:30 第五吊橋跡
13:03 13:03 伊藤新道展望台
15:41 三俣山荘

3日目

• 山行: 11:01
• 休憩: 0:25
• 合計: 11:26

15:41 三俣山荘
5:35 5:36 鷲羽岳
6:11 6:19 ワリモ岳
6:33 6:33 ワリモ北分岐
7:10 7:23 水晶小屋
8:03 8:06 東沢乗越
9:24 9:24 真砂岳分岐
9:29 9:29 真砂岳
10:07 10:07 野口五郎岳
10:27 10:27 野口五郎小屋
12:39 12:39 烏帽子ひょうたん池
13:00 13:00 烏帽子小屋
13:40 13:40 三角点
14:41 14:42 権太落し
15:12 15:12 ブナ立尾根取付
15:22 15:22 高瀬ダム テント場
15:31 15:31 高瀬ダム濁沢登山口
15:36 高瀬ダム湯俣登山口

天候

晴/晴雨/雨風/晴暴風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

七倉山荘へ駐車
七倉山荘から高瀬ダムまでタクシー(2340円)

コース状況／危険箇所等

伊藤新道は第二吊り橋まで完成済
渡渉多数有
増水時注意
道明瞭
沢靴推奨

写真

10/8 7:13

高瀬ダムから出発！

10/8 7:27

しばらく林道を進む

10/8 8:14

林道終点。ここから少し登山道らしくなる。

10/8 8:43

名無し小屋。
カビ臭かったけど最近まで使われている記録がある。ノートにメッセージ残した🐐

10/8 9:01

何度かトンネルを抜ける

10/8 10:09

小屋に行くのに渡渉してはしごを渡る。
絶対に濡れる仕様😂

10/8 17:32

念願の墳湯丘カレー！
こんなに本格的なスパイスカレーを山で食べられるなんて🍛

10/9 5:55

足湯あり?

10/9 5:47

２日目。出発！

10/9 6:21

水量少なめ。1人でも渡渉出来る◎
水際の土が黒いところはめちゃくちゃ熱いらしいので踏まないように気を付けて進む。(小屋で話した人は踏んでやけどしたらしい😨)

10/9 6:28

昨日は水量多くていけなかった墳湯丘🧅
となりの立木がドラゴンみたいだった

10/9 7:05

赤茶色の沢がかっこいい

岩を登ったり降りたり

10/9 7:22

ガンダム岩。
今回は胸の下くらいまでで済んだ。
前日は首の下まで浸かったそう。
フィックスが張ってあるからそこまで怖くない

明るくなって来た！
上陸に向かっていくと河原が広がってくる

吊橋
こんなところに作るのは本当に大変だと思う

10/9 7:55

悪そうなところにロープ
水量多いとあそこまで水がいくのかな？

10/9 8:21

噂のデカい樹脂
なんだったんだろう？

10/9 8:41

第二吊り橋！
私は見逃しちゃったけど、この橋の裏に"引き返す勇気　雨天時"が書いてあったみたい

10/9 8:44

なかなかな高さ。軋むから怖い

10/9 10:27

ところどころに古道の名残が

ルーファイ中😂

10/9 10:28

快適な河原歩きが続く

10/9 10:30

第三吊り橋の予定地であろうところ
もう資材が運ばれてた！

10/9 10:32

分かりにくいけど紅葉が綺麗

10/9 11:01

あっという間に赤沢出合

10/9 11:21

目印のホース
なんでホース😂？

10/9 12:29

急登を登っていくたびに姿を現す槍様

10/9 13:21

展望台から。
硫黄岳の向こうに見える北鎌と槍
ほんっっっとうにかっこいい、、、

10/9 13:43

急登終わればあとは緩やかに尾根を歩ける。

予報より早く雨が降り出すが、沢装備だから気にせず進む

10/9 14:26

最後のトラバースから。
このスケール感伝わらないの悔しい…！！！

やり切った！！！！！！！！

10/9 15:22

振り返ると通って来たトラバースが見える。

山荘着いたー！！！！！

10/9 16:57

夕ご飯はジビエシチュー🦌

10/9 18:14

夜はスライドショー見ながらお酒🍷

10/10 5:35

朝ごはん

10/10 8:02

３日目　雨風強いので停滞

10/10 10:07

りんごケーキとサイフォンコーヒー☕️

10/10 11:47

お昼はジビエ丼

10/10 13:52

暇だからチェスもやった😂

10/10 16:45

食べて飲んでたらあっという間に夕食
２日目はミックスフライ

10/10 18:30

夜はチェロの演奏とスライドショー

10/11 3:02

４日目　お弁当へのメッセージ嬉しい😭💓

10/11 4:06

出発！天気良し！が、風強すぎ😂

10/11 5:27

爆風を進んでいく。鷲羽池と槍。

10/11 5:30

ご来光間に合った！

あーーー、さいこうだ😭

10/11 5:36

霧氷ついてる。

10/11 5:49

ワレモ岳

10/11 7:09

こんなに綺麗なのに、風が強すぎて寒い😨

10/11 7:22

水晶小屋。
小屋締めは早くもうやってない

10/11 7:31

10/11 11:17

野口五郎周辺が一番風が強かった

10/11 11:27

東側に回り込むとやっとほっと出来る😢

10/11 11:50

ここまで来たらもう少し！

10/11 12:00

ダム見えて来た😭

10/11 15:16

にごりさわのはし！
立派になってる！！

10/11 15:31

ダム到着！！！
タクシーの時間間に合った😭💓

撮影機器：

iPhone 13 128GB SIMフリー Apple

感想

oyagi280

ずっと温めていた伊東新道計画。
開通前に絶対に行きたい！ということで、３日目天気が悪いことを見越して停滞覚悟で行って来ました。

この時期の北アルプスということでハードシェルにスリーシーズン、雪山の装備を用意し、雪の予報もあったことからチェーンスパイクも念のため準備。厳冬期用のグローブも2セット。(これは結果的にすごく助かった)中々の重量を担ぎながらの沢歩きとなりました。今回の装備で使わなかったのはチェーンスパイクくらい。下山は風が強すぎて寒すぎて、備えあれば憂いなしということで重たかったけれど結果的に担いでよかったなと。

一日目　高瀬ダム→晴嵐荘　
終日晴れ。七倉から高瀬ダムまではタクシー利用。帰りは16:30にゲートが閉まっちゃうから、タクシー使うなら間に合うように来てねと教えてもらう🚕
特に辛いことなく、ミルキーブルーをダムを観ながらひたすら平行移動。本当はそのまま三俣山荘まで行けたけど、墳湯丘カレーが食べたくて晴嵐荘で一泊することにしました。
小屋前は渡渉必須。水が冷たくて震えた😂
足湯はあるし、内湯は最高に気持ちいいし、是非一泊してみてほしいな。
この日は荷物を置いて源泉のほう見に行ったり、明日のルートを確認したり。水量多いからか河原で湯船は浸かれなかった🥺

2日目　晴嵐荘→伊東新道→三俣山荘
快晴の中出発。
昨日よりも水量少なく、渡渉もだいぶ楽に。
墳湯丘も間近で見られて嬉しかった🥰長沢くんみたいで可愛い！
ひたすら快適な河原歩き。工事をしている関係でか、道も明瞭。歩きやすい。流れが強いところが多いので、渡渉時は十分気を付けて進みます。数えきれないほど渡渉しました。伊東新道を紹介している記事を色々読んでみて、登山靴でも行けますって書いてあったのが何個かあったけど、断然沢靴推奨です。
赤茶色の沢に、後ろには燕岳、前には硫黄尾根に西鎌尾根。ロケーションも抜群で歩いててすごく楽しかった！随所に古道の跡が残されてて、テーマパークに来たみたい🥺
ルンルンで歩いているとあっという間に赤沢出合いに到着。マークを辿っていくとホースがあるのでそこから詰め。急登をぐぐっと上がって行きます。道は若干不明瞭。間違えやすいところも多いので注意。道もあまりよくない。ザック重いしめちゃくちゃしんどいけど、登るたびに頭が出てくる槍が励ましてくれました🥳

展望台に着くと硫黄岳の向こうに広がる北鎌と槍。
かっこよくてかっこよくて、涙が出た……

そこからは緩やかに尾根を上がっていく。本格的に雨も降り出したのでレインを着てガシガシ進みます。道は所々細いけれども歩きやすい。とても長く感じたけれど😂
土砂降りの中小屋に到着。乾いた衣類のありがたみを感じる…🙏

３日目　停滞　土砂降り
本を読んだりコーヒー飲んだりゲームしたり、持っていったトランプで占いしたり。あっという間に夕食。１９時就寝。

４日目　三俣山荘→ブナ立尾根→高瀬ダム
天気は良いが、風が強い。収まることを祈って出発。日の出は鷲羽岳山頂から。爆焼けで景色最高でした🥺そこからは強風と寒さの中をひたすら歩きます。
上はハードシェル、薄手のダウン、フリース、Tシャツ。下はタイツ、山道5ポケット、レイン。厳冬期用のグローブにニット帽で行動しても全然汗かかない寒さ⛄️ペットボトルの飲み物もシャーベットになってました。笑
どこも風が強かったけど、野口五郎岳周辺が特に凄まじい風。コル部分は体が浮くくらいで、スクラム組んで突破。瞬間風速20mはあった気がします…
野口五郎小屋にテン場がないのは、風の強さが理由なんだそう。納得🥺
普通に歩けないから耐風姿勢でジリジリと進んで行きました。はたから見たら可笑しいんだけど、命掛かってるから必死😭😭
三ヶ岳越えると風も落ち着いてやっと景色を楽しむ余裕が出てきました⛰名残惜しいけど、タクシーの時間があるので先を急ぎます。
風のせいで稜線で巻けなかった分タクシーの時間がギリギリになってしまったので、ブナ立は写真撮る余裕もなくとにかく急ぐ。滑りやすく木の根も多いので、転ばないように気を付けながら⚠️
15:35なんとかダム到着。公衆電話でタクシーを呼び、無事下山しました🙏

強風で谷底に押し出されて死ぬかもしれないと思ったし、とにかく寒くて怖くて辛かった😩一般登山道でこんなに怖い思いしたの初めて😢けど、大好きな黒部源流域の未踏だったエリアを歩けて大満足🥰久しぶりの裏銀座も本当に美しかった…
次は赤牛の方に足を伸ばしたいです！