つなげた！（雁坂峠〜将監峠〜飛龍山禿岩）

2022年10月14日(金) 〜 2022年10月16日(日)

• GPS: 28:22
• 距離: 50.6km
• 登り: 3,245m
• 下り: 4,822m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:30
• 休憩: 0:41
• 合計: 4:11

距離 8.4km 登り 1,161m 下り 306m

10:28 道の駅みとみ
10:36 10:37 雁坂峠登山道入口
10:51 10:54 雁坂トンネル有料道路料金所駐車場
11:28 11:46 沓切沢橋
12:12 沓切沢出合
13:13 13:22 井戸ノ沢出合
14:13 14:23 雁坂峠
14:39 雁坂小屋

2日目

• 山行: 6:11
• 休憩: 1:31
• 合計: 7:42

距離 12.2km 登り 822m 下り 1,041m

5:34 雁坂小屋
6:23 6:30 水晶山
7:59 8:04 燕山
8:37 8:55 雁峠
9:07 9:08 小さな分水嶺
9:15 笠取山西
9:24 9:41 水干
9:47 9:50 水干尾根
10:18 黒槐山
10:26 10:38 黒槐の頭
10:59 11:04 独標2044m
11:37 11:56 唐松尾山
12:51 12:53 山ノ神土
13:02 牛王院平
13:09 13:11 将監峠
13:16 将監小屋

3日目

• 山行: 7:12
• 休憩: 0:35
• 合計: 7:47

距離 30.0km 登り 1,262m 下り 3,545m

5:26 将監小屋
5:23 5:26 将監小屋
7:26 7:35 大ダル
8:23 8:24 禿岩
8:25 8:30 飛龍権現神社
9:14 前飛竜
9:16 9:31 露岩
10:36 熊倉山
11:06 サオラ峠
11:14 丹波山
11:45 丹波天平
13:00 13:02 丹波山温泉バス停
13:04 道の駅たばやま
13:10 丹波山温泉のめこい湯

天候

終始霧の3日間

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：中央本線山梨市駅からバスで道の駅みとみ
帰り：丹波山温泉からバスで奥多摩駅

コース状況／危険箇所等

濡れた道は滑りやすく何回かコケた。

その他周辺情報

丹波山温泉のめこいの湯900円
お風呂は広さ、お湯、お風呂の数、共にいい。
ただし、食堂は味はいいが、テーブル席のみで何だか落ち着かない。

写真

10/13 20:50

初めてベースウエイト10キロ切りました！
テント⛺、シュラフを軽量のものにせず、そのままに、レイン、マットを新調。あとは、持ち物を徹底して断捨離。

10/14 10:28

道の駅みとみ。前回ゴールのここからスタート。

10/14 10:36

道の駅から向かい側に渡って、左に入ってこの道から登り始めます。

10/14 11:43

前回はここまできたら、もうゴールだーと思ってしまった橋。ここから雁坂峠までが沢沿いで長いんだった〜。

10/14 11:45

せせらぎを聴きながら登ります

10/14 11:45

勾配はそこそこ急なところもあります。

10/14 14:20

着いたー。雁坂峠、前回の離脱地点に合流。ここからが奥秩父縦走の再開です。

10/14 14:22

雁坂峠の案内板。今回は下の断面図を左から右にいきます。

10/14 14:36

雁坂小屋前の案内板。北から眺めてる感じ。右の雁坂峠から左の飛龍権現までいきます。

10/14 14:39

雁坂小屋に到着。なんと！無人。。。でした。
今日はビールなしかーーーーーーい😂
そうだよね、平日だもの。明日は土曜日、ビール飲むぜ！

10/14 15:06

霧が濃くて雨が降り続けてるので、小屋の管理人、山中さんに連絡して、今日は小屋に泊まることにしました。
テントは0人、小屋には我々2名のみです。この山域に我々2人のみです。
真っ暗な中、シュラフに入ると梁を何かが走る音が。。。
でも広くて、雨風を凌げてありがたい。

10/14 15:58

昭和39年のテントは30円とのこと

10/15 5:26

将監小屋もですが、ここ雁坂小屋も水はじゃんじゃん出てました。ありがたい。

10/15 5:26

おせわになりました。

10/15 5:26

今度来る時はビール飲みたいです。

10/15 5:33

ガスガスな中、5：30に出発〜！

10/15 6:00

霧の奥秩父だなぁ

10/15 6:13

奥秩父な感じの中を歩く

10/15 6:17

いやいや、奥秩父ですよ〜

10/15 6:17

ありがとう、苔は元気です

10/15 6:19

「梅雨空の奥秩父を歩く」PEAKS6月号の表紙

10/15 6:23

今回の行程の最高峰、2,158mの水晶山に到着。

10/15 6:42

色づいてる木はある

10/15 6:43

グラデーションがよき

10/15 7:01

いい構図と思う

10/15 7:04

古礼山は巻いたのだけど、景色が良さそうなので、登ってもよかったと少し後悔

10/15 7:17

霧が幻想的、と負け惜しみを言っても、やっぱり青空が好き。

10/15 7:18

雲海の向こうに富士、絵になります

10/15 7:24

ドーン

10/15 7:25

熊笹の向こうに富士

10/15 7:44

いい雲

10/15 8:00

つばくらやま

10/15 8:24

また霧も出たりして

10/15 8:29

そしていい色のグラデーション

10/15 8:34

笠取山には、今回行きません。巻きます。

10/15 8:37

雁峠に

10/15 8:38

月もいいアクセント

10/15 9:05

ちいさな分水嶺

10/15 9:26

多摩川の最初の1滴を見てきました。ふうん、という感じです。

10/15 9:39

10/15 9:43

色づき始めた木々もあれば

10/15 10:52

すっかり染まってる木もある

10/15 12:53

「ヤマノカンド」はいろんな道が行き交う交差点だった。

10/15 13:10

ようやく将監峠、小屋（ビール）まであと少し〜。やた〜！！

10/15 16:07

着いた！と思ったら、またもや小屋は無人。。。
ニギャー、週末なのにぃ、今日もビール無しかよーーー

10/15 16:07

しょうがないので、各自のテントで動画見たり、Kindle読んで過ごす。

10/15 16:07

一瞬陽が出たけど、数分で雲隠れ。靴乾かしたかったなぁ・・・

10/15 16:07

唯一の楽しみは、アルファ米の食事と歩荷してきた焼酎のお湯割りのみ。何もないよりマシです、はい。
水もじゃんじゃん出てるし。トイレも綺麗だし。

10/15 17:18

到着時に我々だけだったテン場には他に2張。このあと夜19時ごろにトレラン二人組が1張追加。静かだったけど、ビカビカのライト照らしてテント設営してた。4日間かけて瑞牆山から奥多摩駅まで行くとのこと。ヒャー。

10/16 4:24

朝のラーメン「横浜家」。これは美味かった。リピートしたい。てか、家でも具材入れて作りたいわ。

10/16 7:51

最終日も霧ですかー

10/16 7:51

はい、霧です。

10/16 9:03

前飛龍。眺望なし。

10/16 9:12

木々の隙間から

10/16 9:19

花も少しはありました

10/16 9:50

足元に目を向けると、黄色が明るくさせます

10/16 10:13

茶色と黒の地面が、そこだけ黄色に染まってる

10/16 10:13

あとで調べたらトチノキでした。

10/16 10:44

こちらはブナ（だと思う）

10/16 10:45

葉っぱに興味を持つことになろうとは。。。

10/16 11:06

サヲラ峠。前は丹波から上がってきて三条の湯方面にピストン。今回はその道を横切る飛龍山方面から来て、丹波天平に向かう。
この道にこっちから来ることになろうとは。

10/16 11:39

他の木に吸い付くように育っているこの木はナンダ？
丹波天平に結構あったな。

10/16 11:39

葉っぱはこんな感じ

10/16 11:46

丹波天平（たばでんでいろ）が終わった地点。ここからの下りが長かった。あと少しが長いんだもんなぁ・・・

10/16 12:33

光ファイバーが山道の上を通過してます。

10/16 12:33

場所によっては、かなり低い位置を通ってます。

10/16 12:53

下山。小学校の中を通らせてもらいます。

10/16 12:53

ここからは、丹波山村内を街歩き。

10/16 13:05

温泉着いたー。風呂は6種類、サウナの時計は壊れてるけど、問題なく整います。
風呂上がりに二日ぶりのビール。渇望というスパイスが満足感を劇的にアップ。
食堂は小上がり無しのテーブル席のみ。生姜焼き定食、美味し！

10/16 18:38

（おまけ）3日間GPS使ってもなんと残64％！スゴ過ぎ。

撮影機器：

iPhone 8 Apple

感想

liebe-02

ついにつながった奥秩父〜奥多摩縦走。
2022.5.28-30 十文字峠〜雁坂峠
2022.10.14~16 雁坂峠〜飛龍山禿岩(今回)
2021.5.1-3 飛龍山禿岩〜三条の湯
2022.5.1-4 三条の湯〜雲取山〜長沢背稜〜さわらび温泉

◆初日は楽勝！？たどり着いたらそこは・・・
　久しぶりの道の駅みとみ。こないだここに帰り着いた時は暑かったなぁ。その面影もないくらい寒々しい空。何はともあれまたここに戻って来れたことに感謝。さてスタート。沢沿いをドンドン登ってく。渡渉もある。とはいえ、3時間過ぎた頃、傾斜をぐいっとあげて雁坂峠。ここまで戻ってきたー。日本3大峠の一つ雁坂峠だ。眺望は今ひとつなので、小屋へと急ごう。霧が濃くなってきた。たどり着いた小屋はというと。。。人気がない。「こんにちわー」と扉を開けると、封筒とお金を入れるポストが。誰もいないの？いないようだ。テン場はどんな感じか視察。広々として且つある程度の区切りもあり居心地は良さそう、晴れてれば。今日は霧で雨模様、そうだ、小屋泊まろう！そうと決まれば、管理人さんに連絡して、他に予約がなければ小屋泊だ。幸か不幸か他に予約客もなく2人だけの小屋泊となった。ビール無しかよーー。明日は週末だから、あるよ、きっと。

◆眺めのいい長目の二日目、今日も？
　天気予報が分からない霧のなか、将監峠に向けて縦走開始。これぞ奥秩父な山道を歩く。古礼山を巻いたあたりで空が明るくなり雲がひらけて青空が。爽やかー。そして富士山が。ずーっと霧の中歩いてきたので、青空が嬉しい。そして富士山も嬉しい。長い長い道を歩いていく。将監峠に着いた頃には、もうゴール気分。もうビール気分。さてさて小屋に向かいますかな。と。坂道を降りて小屋にとうちゃこ。なぬ、人気がない。「こんちにわー」恐る恐る扉を開ける。そこには、お金を入れるポストが。なろーーーー、またこのパターンかよ！水はじゃんじゃん出てる、やったーありがたい。と思うことにして、テント設営して夕食まで優雅に動画鑑賞。17時半には寝る体制という何と健康的なことか。とはいえ、寝られず体制変えたり、タイツ脱いだりしながら、眠りにつく。締め付けられると寝られないのだよ。

◆最終日が一番長いぞー
　5時半前に将監小屋のテン場を出る。余り通ってないのか道が荒れてる。天気は相変わらず霧の中。最終日は下り基調だけど長い〜。前飛龍を過ぎて禿岩に着いた。よし、繋がった。奥秩父の十文字峠から奥多摩の長沢背稜を経てさわらび温泉まで、つなげたどー！！そこからは、あと少し、あと少しと言い聞かせながら下りに下って13時過ぎに丹波山温泉のめこいの湯に到着。よしっ、ビール飲むぞー！！

◆反省コーナー
✖持っていったが不要だったもの
・ツェルト：テントがあるから不要だったなぁ

☠持っていくべきだったもの
・予備食：最後には食料がほぼゼロになった。何かあったらマズかった。カロリーメイトを入れておくかー。
・つまみ：ビールなくても焼酎あれば過ごせる。が、つまみが無いのは味気なさ過ぎる。やっぱり柿の種とカルパスだ。
・使えるヘッデン予備：レッドレンザーの予備として持参したブラックダイヤモンドのヘッデンが接触悪くてチラチラしていつ消えるかと不安だった。電池交換してもチラチラは直らず…まぁ今回はもったものの前触れなく消えるというのは怖いな。

◎持っていってよかったもの
・短い動画：寝られない夜のお供に。映画は長いので、TVドラマがちょうど良い。本はかさばるのでイマイチなのさ。
・アームウォーマー：半袖にこれをつけておいて、上げ下げして温度調節するのは、お手軽でよろしい。

持っていかなくて問題なかったもの
・サンダル：あった方が断然いいが、無くても過ごせる。
・コーヒーミル：インスタントで充分
・メスティン：食事が殺風景になってしまうが、軽さ重視なら割り切れる。