ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 480616
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

唐松岳から不帰嶮〜撤退と思いきや、晴れ間を縫って天狗山荘へ

2014年07月19日(土) 〜 2014年07月20日(日)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
32:13
距離
18.4km
登り
1,701m
下り
2,322m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目:6:10ゴンドラリフト乗車。クワッドリフトを乗り継ぎ、6:30八方池小屋−7:00八方山−7:25八方池−8:25丸山ケルン−9:10唐松山荘着
2日目:4:45唐松山荘出発。4:55唐松岳山頂−5:35二峰南峰−6:00二峰北峰−7:05一峰−7:20天狗の大下り(の登り)開始−8:50天狗の頭−9:10天狗山荘9:30−10:10鑓温泉分岐−11:20鑓温泉11:40−12:20杓子沢通過−13:30双子岩−14:55猿倉荘−15:05白馬駅行バスに乗車
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
八方第2駐車場に駐車、八方ゴンドラリフトアダム、アルペンクワッドリフト, グラートクワッドリフト(合計1550円)を乗り継いで、八方池小屋へ
下山時:猿倉からバスで八方バスターミナルへ(930円)
コース状況/
危険箇所等
 不帰嶮以外は極めてメジャーなルートであり、整備もよい。ただ、連日の雨の影響で、鑓温泉から猿倉までのルートで泥濘箇所が多く、かなり滑った。何でもない道でも、木の根や泥に足をとられて滑落の危険性がある。大事には至らなかったようであるが、少し滑落して手に怪我を負った方にも会った。
 ある解説本には、「唐松岳から天狗山荘への不帰嶮の縦走は、核心部の二峰北峰が下りになるため、勧められない」とあった。その割には、核心部の下降に1時間もかからず、あっけなく切り抜けた感じがする。しかし、これは風がなく、岩の濡れも少なく、天狗山荘から来る人もまだいない早朝の時間帯であり、全くプレッシャーなしで自由に通過できたためと思われる。
八方第2駐車場を出発
1
八方第2駐車場を出発
空はどんより
6時少し前にゴンドラ発券所が開いた
1
6時少し前にゴンドラ発券所が開いた
木道でクワッドリフト乗り場へ
木道でクワッドリフト乗り場へ
アルペンクワッド、グラードクワッドを乗り継いで
アルペンクワッド、グラードクワッドを乗り継いで
八方池山荘に到着(去年のゴールデンウィークはここにお世話になった)
八方池山荘に到着(去年のゴールデンウィークはここにお世話になった)
かろうじて、ふもとの景色が見える。
1
かろうじて、ふもとの景色が見える。
遊歩道を登る
花の名前は後で。。
2
花の名前は後で。。
タテヤマウツボグサ
1
タテヤマウツボグサ
ハッポウウスユキソウ
1
ハッポウウスユキソウ
雲が上にも下にも
2
雲が上にも下にも
ニッコウキスゲの群落
ニッコウキスゲの群落
チングルマ。ここはもう咲き終わってますね
1
チングルマ。ここはもう咲き終わってますね
ワタスゲ
小さな雪渓も残っている
1
小さな雪渓も残っている
顔がカワイイ第3ケルン
2
顔がカワイイ第3ケルン
八方池から、徐々に雨が強くなる
八方池から、徐々に雨が強くなる
樹林帯を通る道
積雪量が多いのだろう。曲がっても強く生きていく
1
積雪量が多いのだろう。曲がっても強く生きていく
唐松岳への稜線
今が盛りのチングルマ
2
今が盛りのチングルマ
行く手をガスが阻む
行く手をガスが阻む
ミヤマキンバイ
安全にあるけるように、雪渓にステップが切ってある
2
安全にあるけるように、雪渓にステップが切ってある
キヌガサソウ、ですか?
キヌガサソウ、ですか?
丸山ケルン(風雨が強くなり、ケルンまで近づかず)指までかぶってますね。
2
丸山ケルン(風雨が強くなり、ケルンまで近づかず)指までかぶってますね。
コイワカガミ
シラタマノキ
ミヤマダイコンソウ
1
ミヤマダイコンソウ
アカモノ
これは何? 雨だと花を撮るしかありません
1
これは何? 雨だと花を撮るしかありません
ガスの中、唐松小屋へ急ぎます
1
ガスの中、唐松小屋へ急ぎます
小屋はガスの中
到着です。とりあえず、休憩料300円を払って(宿泊受付の際に返金して頂きました)休みます。乾燥室は、定期的にジェットヒーターが稼働し、半端なく乾きます
2
到着です。とりあえず、休憩料300円を払って(宿泊受付の際に返金して頂きました)休みます。乾燥室は、定期的にジェットヒーターが稼働し、半端なく乾きます
夕方、少し小止みになり、景色が見えてきました。剣岳も見えます。下はテント場
3
夕方、少し小止みになり、景色が見えてきました。剣岳も見えます。下はテント場
剣岳のアップ
暇だし。景色が見えるとなれば、小屋2階の喫茶室でワインを頂くことに。
6
暇だし。景色が見えるとなれば、小屋2階の喫茶室でワインを頂くことに。
窓からばっちり剣岳(相席の方、写真ごめんなさい)
1
窓からばっちり剣岳(相席の方、写真ごめんなさい)
2日目。まずはコマクサをパチリ
3
2日目。まずはコマクサをパチリ
剣岳も見守ってくれています
剣岳も見守ってくれています
唐松岳頂上は少しガス
1
唐松岳頂上は少しガス
唐松岳頂上
不帰嶮へのルートはこちらです。
1
不帰嶮へのルートはこちらです。
まずは、3峰へ
ガスの中ですごい景色が広がっていきます
3
ガスの中ですごい景色が広がっていきます
3峰(だと思う)から2峰南峰を眺める
1
3峰(だと思う)から2峰南峰を眺める
唐松岳から剣岳、猫又山、毛勝山?
2
唐松岳から剣岳、猫又山、毛勝山?
不帰嶮の峰々から天狗山方面
3
不帰嶮の峰々から天狗山方面
不帰2峰南峰に到着
1
不帰2峰南峰に到着
北峰に向かって。最初の峰の北面が核心部
3
北峰に向かって。最初の峰の北面が核心部
唐松岳を振り返る。頂上にはたくさんの人(見えますか?見えない?)
1
唐松岳を振り返る。頂上にはたくさんの人(見えますか?見えない?)
では、唐松岳頂上のアップ
4
では、唐松岳頂上のアップ
ここで、ミヤマダイコンソウを撮る余裕
1
ここで、ミヤマダイコンソウを撮る余裕
這松もなかなかかわいい
這松もなかなかかわいい
晴れてきた
2峰南峰と剣岳
岩場を登る
2峰北峰。いよいよ核心部
2
2峰北峰。いよいよ核心部
ウォ〜 高度感半端ない
7
ウォ〜 高度感半端ない
どこからどう降りろと言うのだ
5
どこからどう降りろと言うのだ
垂直の壁だ(ここを降りたのではない(^^;))
2014年07月21日 10:06撮影
1
7/21 10:06
垂直の壁だ(ここを降りたのではない(^^;))
梯子を降りて、下を見たくないので見上げている。。
3
梯子を降りて、下を見たくないので見上げている。。
まだまだ下りが続く
4
まだまだ下りが続く
ここを降りて、そんで、あの梯子か ^^;)
4
ここを降りて、そんで、あの梯子か ^^;)
くさりの手すりはあるが。。
3
くさりの手すりはあるが。。
ここは、梯子もくさりもなく。。
2
ここは、梯子もくさりもなく。。
見上げれば、降りてきた岩場。。
2
見上げれば、降りてきた岩場。。
あのてっぺんから降りてきた。最後に、「滑落注意」とは何事? って、私がコースを逆走しているだけ。。
2014年07月21日 10:06撮影
6
7/21 10:06
あのてっぺんから降りてきた。最後に、「滑落注意」とは何事? って、私がコースを逆走しているだけ。。
2峰と1峰の間の鞍部。核心部は終了。劔がカッコいい
3
2峰と1峰の間の鞍部。核心部は終了。劔がカッコいい
あとは1峰の攻略のみ
1
あとは1峰の攻略のみ
とりあえず、ピース(汗)
6
とりあえず、ピース(汗)
北峰と後ろに南峰
3
北峰と後ろに南峰
1峰のピーク
天狗山への稜線
向こうからの最初の登山者
1
向こうからの最初の登山者
すごい景色
1峰から3峰まで
天狗の大下りを逆に登る。ガレ場の登りにくい道
1
天狗の大下りを逆に登る。ガレ場の登りにくい道
またしても、ミヤマダイコンソウ
またしても、ミヤマダイコンソウ
ガスってきたが、4人の若者とすれ違い、励ます
1
ガスってきたが、4人の若者とすれ違い、励ます
天狗の頭までに、2か所の鎖場
1
天狗の頭までに、2か所の鎖場
天狗の頭に到着
チングルマ、だよね
チングルマ、だよね
天狗山荘まであとすこし
1
天狗山荘まであとすこし
山荘スタッフが雪渓にステップを切ってくれていた。高所での重労働、ごくろうさまです
2
山荘スタッフが雪渓にステップを切ってくれていた。高所での重労働、ごくろうさまです
天狗山荘到着
時折、素晴らしい空が広がる
4
時折、素晴らしい空が広がる
不帰嶮への道
チシマギキョウ
雪渓を登る途中で、天狗小屋を見下ろす
雪渓を登る途中で、天狗小屋を見下ろす
急な雪渓。慎重に登る
1
急な雪渓。慎重に登る
ガスの中に、白馬鑓ヶ岳が姿を現す
2
ガスの中に、白馬鑓ヶ岳が姿を現す
薄くて見えにくいが、途中の鞍部には大勢の登山者がいる
1
薄くて見えにくいが、途中の鞍部には大勢の登山者がいる
雪をまとったように白いが、雪ではない。石や砂の色
6
雪をまとったように白いが、雪ではない。石や砂の色
西への稜線
たくさんの人
鑓温泉への分岐点
2
鑓温泉への分岐点
鑓温泉へ降りる
途中の雪渓
ハクサンイチゲの群落
2
ハクサンイチゲの群落
鑓ヶ岳方向を振り返る
2
鑓ヶ岳方向を振り返る
と、大きな蛇が。。動かないので、ちょっとつついて退いて頂く
5
と、大きな蛇が。。動かないので、ちょっとつついて退いて頂く
今度また来よう
雪融け水がさわやかな音をたてる
1
雪融け水がさわやかな音をたてる
数ヶ所、くさり場がある。滑るので注意して通過する
数ヶ所、くさり場がある。滑るので注意して通過する
こんなところも
先行者に落石しないように気を付けて降る
先行者に落石しないように気を付けて降る
鑓温泉への最後の下り
1
鑓温泉への最後の下り
結構、急な雪渓だ
結構、急な雪渓だ
小屋が見えてきた
2
小屋が見えてきた
魅力的な「温泉」の看板
3
魅力的な「温泉」の看板
女性専用時間もあります
1
女性専用時間もあります
下から見上げる
テント場
足湯もあります
少し降ると、また雪渓が現れる
2
少し降ると、また雪渓が現れる
旗をたよりに、ここも慎重に降る
1
旗をたよりに、ここも慎重に降る
いくつか急な雪渓をトラバース
いくつか急な雪渓をトラバース
杓子沢:白馬の町が見えます
1
杓子沢:白馬の町が見えます
フキノトウ。今頃なんですね
1
フキノトウ。今頃なんですね
雪渓の模様がおもしろい
1
雪渓の模様がおもしろい
だんだん気温が高くなり、風もなくなる。ミヤマキンポウゲの群落
1
だんだん気温が高くなり、風もなくなる。ミヤマキンポウゲの群落
キヌガサソウ。存在感抜群
1
キヌガサソウ。存在感抜群
雲が流れて、稜線を覆う
雲が流れて、稜線を覆う
何となく、低山様の道に
何となく、低山様の道に
水芭蕉が咲いていた
2
水芭蕉が咲いていた
ここの花はもうおしまい
ここの花はもうおしまい
ニッコウキスゲ
中山沢(涸れ沢)で休憩。ここでサングラスを放置(写真にはあるのに。。結構歩いた後で気づくも戻る気力なし。。)
3
中山沢(涸れ沢)で休憩。ここでサングラスを放置(写真にはあるのに。。結構歩いた後で気づくも戻る気力なし。。)
比叡山の修行の道に似ている。。(汗)
2
比叡山の修行の道に似ている。。(汗)
どんどん高木が増えてくる
どんどん高木が増えてくる
林道に合流
ヤマアジサイが登山の終わりを告げる
4
ヤマアジサイが登山の終わりを告げる
猿倉荘が見えた

感想

 このところ天気は悪いが、久々の連休である。実は、金曜日に仲間と釣り遠征の約束をしていたのだが、出張が入ってしまった。これでは欲求不満がたまるばかりで、奇跡の天候回復に賭けて、八方に向かった。

 昨年、扇沢から爺ヶ岳−(冷池テント場泊)−鹿島槍ヶ岳−五竜岳(五竜テント場泊)−唐松頂上山荘、と歩いたが、白岳付近から天候が悪くなり、展望もなくなったことから、右折して、八方に降りてしまった。そのやり残しが、不帰嶮のコース逆走である。あわよくば、白馬三山も歩き、栂池から降りたいものだと願いながら、金曜の深夜に白馬へと車を走らせた。第2駐車場は半分工事中であったが、車はそれほど多くなく、自由に駐車することができた。コンビニで飲食料を調達し、WiMAXをオンしたら、圏外である。これで仕事から逃れられると思ってホッとしたのもつかの間、フリースポットが3つも入るではないか。セキュリティは少し心配だが、ストレスなくしっかり入るため、2時過ぎまでメール対応。それで逆にぐっすり眠れ、翌5時半にばっちり目覚めることができた(単に、興奮しているだけという意見もあるかも。。)

 空はどんより濃い曇り空。ゴンドラ、リフトを乗り継いで、第2ケルンぐらいまでは何とかもっていた天気も、一旦ポツポツ降り出したら、止む気配はない。丸山付近では、前からの雨霧混じりの強風で、息ができなくなることも。9時過ぎという普通の休日ならば起床時間というのに、早くも唐松小屋で停滞となった。さて、やることもない。まずは、300円払って休憩させて頂き、半室内の調理場所(強風時は雨が少し吹き込む)で湯を沸かし、コーヒータイムとする。その辺にある山岳雑誌や普段はどうでもいいような、えちぜん鉄道のアテンダントの様子をえがいたドキュメンタリー「ローカル線ガールズ」など。時々、外に出るも雨は止まず、テントを張る気にもならず、ウダウダしていたら、どんどん宿泊者が増えてきている。山小屋なので断られることはないが、こんなに混んだ山小屋泊は初めてである(ただ1回の小屋泊の経験は、6人部屋を一人で貸切状態だった)。ぎゅうぎゅう詰めで、果たして寝られるものなのか、興味はあるが、恐ろしくもあり、ラーメン(餅トッピング)を作り、昼食とする。

 雨は止まず、しかたなく宿泊手続き(素泊り6,700円+南館割増800円)を支払い、割り当てられた部屋に行ってみると、3つの布団に6個の枕 ((+_+))。食堂で時間をつぶし、たまに外の様子をうかがい、がっかりすることを繰り返し、やることもないので、部屋へ。なんと、枕が7個に増えている。これじゃ、寝返りどころか腕を横に置くこともできない。両脇の方々が寝転んでいたので、その間に滑り込んでみる。幸い感じのいい方々で、山の話をしながら時間をつぶす。「なんとかなるかな。。」と思い、もう一度外に出ると天気は回復気味。劔岳もよく見えてきた。天気予報も明日午前中は大丈夫そうである。短気を起こさず、下山しなくて良かったと気を良くして、2階の喫茶でゆったりとワインを飲む。窓には劔の威容が暮れていく。

 8時には就寝。と願ったが、爆弾(失礼!)が近くに居て、記憶が無くなるまで3時間以上かかった。やはり、テン泊がいい。2時に1回起きたら、雷が盛大に鳴っており、3時にトイレに起きたら、外は大雨と強風の音。やはり、日頃の行いが、、、と、八方への撤退を覚悟して、もう一度寝に戻る。ウツラ、ウツラして目を開けたら、隣はもう出発準備を整えて「晴れてきたよ」という。4:30を過ぎ、昨日の計画ではもう第3峰に取りかかる頃の時間である。慌てて準備し、唐松岳に向かう。ともかくも何とか寝られて良かった。

 唐松岳頂上から、3峰(場所確認できず)、2峰南峰、北峰、第1峰と誰もいない不帰嶮を独り占めしながら、ゆっくりと進む。劔岳も顔を出し、唐松岳の山頂からの大勢の視線を感じながら、核心部の2峰北峰北壁降下も、楽しくもあっけなく終了。達成感はあるものの、これから「天狗の大下り」を大登りしなければならない。約300メートルのガレ場の急登である。途中、ボチボチ、天狗山荘方面からの方々とすれ違う。大汗をかきながら登る。天狗山荘では、小屋の方々が、雪渓に新しいステップを切っている。仕事とはいえ、頭の下がる重労働である。天気はまだもっており、唐松岳方面へ次々出発していく。

 雪渓を登り、白馬鑓ヶ岳を真正面に見ながら、鑓温泉小屋への分岐点にさしかかると、色とりどりのウェアーの大勢の登山者で溢れている。やはりメジャーなコースである。老若男女、健脚そうな人から、どうしてここまで登って来られたのか、というくらい疲れ切った人まで、様々に多くの人が登ってくる。ここから、白馬三山の縦走を目指すと、どこかでテン泊することになり、帰りは月曜。少し思案し、白馬鑓から栂池までのコースは次回に残すことにした。急坂を下り、これまた急な雪渓をおりると鑓温泉小屋に着いた。ここまで、休憩を入れてもコースタイムより短めに進んでいる。ヤマケイ地図のコースタイムは3時間10分。今は11:40。猿倉からの最終バス時刻は16:37。5時間もあるのだから、温泉に入ろうかと思う。日本一高い温泉は、立山室堂のみくりが池温泉のようであるが、鑓温泉の露天風呂もものすごく魅力的である。小屋のお兄さんに相談すると、最低4時間は必要と言われる。風呂に入って、すぐ出発するのも何だし、汗を流して、また汗をかくのも何である。午後からは天気が崩れるとの予報であり、後ろ髪を引かれながら、猿倉に降りることにした。

 高度が下がると風が無くなり、気温も上がって、ますます暑くなる。今回、全く使わなかったテン泊用具の重さが肩と腰にのしかかり、ドロドロの道に足をとられる。途中、足を滑らせ少し滑落したという方ともすれ違い、途中ゆっくり休みをとりつつ集中力を切らさないように猿倉に降りる。猿倉荘には15時前に到着。最終一つ前のバスに間に合った。

 今回の不帰キレット、昨年の八峰キレット、一昨年の大キレットで、とりあえずキレットは終了だが、次の目標もいくつか決めている。そのためには、もう少し体力をつけること、あとはダイエット(減量)が必要である(汗)。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:974人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜大雪渓(秋道)〜白馬山頂〜白馬鑓温泉〜猿倉
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
後ろ立山 北半分を縦走するルート
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら