白馬三山縦走＊栂池〜天狗山荘〜鑓温泉経由〜猿倉＊

2014年07月20日(日) 〜 2014年07月22日(火)

• GPS: 56:00
• 距離: 22.1km
• 登り: 1,921m
• 下り: 2,486m

コースタイム

1日目
栂池自然園 7:35 〜 天狗原 8:55 〜 乗鞍岳山頂 10:35 〜 白馬大池山荘 11:15
2日目
白馬大池山荘 5:45 〜 小蓮華山山頂 7:45 〜 三国境 8:30 〜 白馬岳山頂 9:50 〜 白馬山荘 10:25-11:35（昼食）〜 杓子岳山頂 13:05 〜 鑓ヶ岳山頂 14:35 〜 天狗山荘 15:30
3日目
天狗山荘 6:10 〜 分岐 6:35 〜 白馬鑓温泉 9:05-9:20（15分休憩） 〜 小日向のコル 11:00 〜 猿倉荘 12:50

天候

1日目　晴れのちガス　夜は雨少々のち満点の星
2日目　晴れのちガス　夜は真っ白ガス＆一晩中強風
3日目　強風＆ガスのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

行き
新宿から栂池まで夜行高速バス　前夜23:00発 栂池ゴンドラ乗り場下 6:10到着
栂池パノラマウェイ 1,920円　栂池ゴンドラ始発 6:30
帰り
猿倉から白馬八方まで路線バス 13:35発 930円
白馬八方から新宿まで高速バス 14:20発 4,850円

コース状況／危険箇所等

乗鞍岳手前と鑓温泉の前後に雪渓あります。
鑓温泉小屋下の雪渓、山と高原地図の（迷）マークのところで雪渓から上がる登山道が見つけずらくて本当に迷いました。人が少ない平日（私の時は誰もいなかった）は要注意です。

写真

7/20 6:55

栂池ゴンドラに乗って栂池自然園へ。雨だった天気予報に反して山並みがくっきり見え、みんな喜んでいました。

7/20 8:54

しかし天狗原あたりにくるとガスが出てきました。でも湿原なのでこんな雰囲気もいいでしょう。

7/20 9:03

去年行った尾瀬を思い出しながら木道を歩きます。

7/20 9:52

乗鞍岳手前の雪渓。もちろんアイゼンを装着しました。

7/20 10:34

乗鞍岳山頂。

7/20 10:44

白馬大池が見えてきた〜♪

7/20 11:16

白馬大池に到着。今日は頑張りすぎずにここで1泊します。

7/20 14:59

午後になったらテントの数も増えましたねぇ。今日は混んでいるそうです。

7/20 15:04

私は早くに到着したので、景色のいいお花畑の前に張ることができました。

7/21 5:45

2日目の朝。昨日はガスガスだった景色もご覧のとおり。

7/21 5:51

出発して振り返ったら大池が朝日に輝いていました。

7/21 6:41

本日最初の山、小蓮華山への稜線。

7/21 7:07

遠くに槍ヶ岳と剱岳が見えているよ。

7/21 7:11

小蓮華山へ向かう稜線から振り返ったところ。

7/21 7:43

小蓮華山山頂。

7/21 7:59

白馬三山。今日はこれから全部歩くよ。

7/21 8:13

白馬岳に向かってGO！

7/21 8:32

長池はきれいな青色でした。

7/21 8:49

ウルップソウ。

7/21 8:59

タカネヤハズハハコ。

7/21 9:07

タカネシオガマ。

7/21 9:11

アゲハチョウ。

7/21 9:28

ミヤマアズマギク。

7/21 9:48

白馬岳山頂に到着〜。

7/21 10:00

白馬山荘。本当に大きい〜。

7/21 11:46

旭岳。

7/21 11:49

丸山から白馬岳を振り返って。

7/21 12:03

ハクサンイチゲ。

7/21 12:10

お花畑。チョウチョもいるよ。

7/21 12:36

杓子岳。登り、キツカッタ…。

7/21 13:07

杓子岳頂上。ガスです…。

7/21 13:10

杓子岳から白馬岳。ガスで隠れたり見えたりしてました。

7/21 13:33

ミヤマキンバイ。

7/21 13:35

まるでハイジの世界。

7/21 13:49

ミヤマオダマキ。

7/21 13:56

イワベンケイ。

7/21 14:10

空と雲。

7/21 14:14

鑓ヶ岳へ。

7/21 14:27

鑓ヶ岳山頂〜。

7/21 15:12

コマクサ。

7/21 17:48

本日のテント場、天狗山荘。

7/21 17:48

テントからのながめ。

7/22 6:45

3日目はガスと強風。ひょえ〜。テント畳むのも大変だったよぉ。

7/22 7:07

しかし下っているうちにだんだん空が見えてきた。

7/22 8:01

1時間下ったらこんな青空に。ミヤマサクラソウです。

7/22 9:04

鑓温泉手前の雪渓。この上を歩きますよ。

7/22 9:07

落ちないようにね。

7/22 9:12

鑓温泉。気持ちよさそうだったけど通過。

7/22 10:44

キヌガサソウ。

7/22 10:48

カラマツソウ。

7/22 11:03

水芭蕉。小日向のコルあたり。最後の一厘って感じでした。

7/22 11:03

キヌガサソウいっぱい。

7/22 11:24

ニッコウキスゲ。小日向のコルあたりで咲いていました。見頃。

7/22 11:39

山のアジサイは小さくてかわいかった。

撮影機器：

DMC-FT2 Panasonic

感想

peachy

憧れの白馬岳に花の時期に登りたいとずっと前から思っていて、やっと登ることができました。
どこのルートも全部歩いてみたいけど、今回は白馬大池から天狗山荘まで縦走し、
鑓温泉経由で猿倉に下山するコースに決定！

1日目は距離が短いけど、無理せず大池でテント。
ここでテントを張りっぱなしにして、白馬を往復し、1泊で下山する人が多いみたいです。
天気はガスと太陽が交互、夜も雨が降ったと思ったら満点の星と、だいぶ慌ただしい感じでしたが、景色がよくて、目の前のお花畑を眺めながらのんびり過ごすにはとてもいい場所でした。

2日目は、メインの縦走ルート。
晴れ渡った青空に気分もあがり、お花もかわいらしい。
白馬岳までは人がとても多くてにぎやか。
三山と周りの山の景色も美しく写真もいっぱい撮りました。
が、白馬岳から先になると、登山者がぐっと減り、午後になってガスもだいぶ上がってきてしまい,杓子岳は石がゴロゴロしているだけの急なところを山頂を踏むためだけに登る感じで、ガスも濃くなってきて景色もなさそうだったし、登るのつらかったなぁ。
杓子岳を下ると、あとは鑓ヶ岳を登れば白馬三山制覇だ、と気合いが入り頑張れたけど。

天狗山荘のテント場は、景色がとても良いです。
でも期待していた星空もご来光もガスで真っ白の世界。白すぎてトイレにもたどり着けず途中撤退。そして、一晩中ものすごい強風でテントごと吹っ飛ばされるかと思いました。
3日目
強風は朝になっても止まずガスも濃くて、どうしようかものすごく悩んだけど、
周りの人は皆出発していくので、私も頑張ってテントを畳み、何とか出発。
単独、強風、ガス、稜線歩き、
これで雨が降ったら遭難の条件が揃っちゃうのかなぁと思いながら
20分歩いて分岐から下山ルートに入ってからは、山が風を遮ってくれ歩きやすくなり、
そのうちどんどんガスも晴れて青空になって、あっという間にとても暑いっ。
昨日も一昨日もそうだったけど、とにかく天気が変わりやすいです。
白馬岳で遭難のニュースを聞くけれど、お天気が変わったらすぐに装備を替えられるように
"天気が変わりやすい"と思いながら山行をすすめることが大切だと感じました。
鑓温泉のルートは、何度も雪渓を通過することになります。
危険は感じませんでしたが、「安全のためにアイゼンを着けてくださいね」と
途中であった救助隊の方に爽やかな笑顔で言われました。

白馬三山縦走〜がんばりましたー！