南アルプス 南部縦走<椹島~千枚岳~荒川岳(悪沢岳)~赤石岳~聖岳~上河内岳~茶臼岳>


- GPS
- 53:16
- 距離
- 58.0km
- 登り
- 7,287m
- 下り
- 7,463m
コースタイム
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 9:40
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 9:20
- 山行
- 9:05
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 10:10
時間調整のため、こまめに休んだり、河原遊びをしたりしているので、ペースがぐっと落ちていますので、参考タイムです。
天候 | 7月21日:晴れのち曇り(山頂部にはガスがかかっているが、時々晴れ) 7月22日:朝はガス、10時頃から晴れ(早朝の赤石岳山頂は、ガスの中、強風が吹いていました。) 7月23日:朝から快晴! |
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過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
往路:毎日あるぺん号畑薙ダム行きを利用 http://www.maitabi.jp/parts/detail.php?t_type=&course_no=8182 22:40に毎日新聞本社出発。24人乗りのマイクロバスに8人の客だったので、ストレスは無かった。 海老名SAと清水PAて休憩。清水PAで時間調整(2時にならないと清水PAを出発しなかった。) 井川観光外観でもトイレ休憩し、畑薙ダムに着いたのは、5時。 6時までバスがいてくれた。 畑薙ダム~椹島 東海フォレストのバス使用。3000円で、小屋泊まり用の金券購入。 (この区間は、営業バスはやっていないそう。) http://www.t-forest.com/alps/bus_sawara.html 7:30に臨時便が来て、8:30に椹島に到着した。 東海フォレスト以外では、井川観光協会のバスもあり。 (指定の山小屋または、民宿に泊まると聖沢登山口まで送迎してくれる。) 復路 茶臼小屋から畑薙ダムへ下山。畑薙ダムから静岡駅までしずてつジャストラインのバス利用。 http://www.justline.co.jp/rosenn/noriai201405151800.html 途中、井川駅ともう一ヶ所で休憩あり。自販機で飲み物が買える。 静岡から東京まで、新幹線ひかりに乗車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【椹島~千枚小屋】 ・椹島から林道へ、林道を歩いて滝見橋を渡らず左へ。 ・千枚小屋までは南アルプスらしい樹林帯歩き。 ・見晴台では、ベンチに上がると林道へ。ベンチ下を登ると山道歩き。見晴台からの赤石岳、荒川岳の景色が良く、林道へ行ってしまったが、見晴台付近以外は展望無し。舗装路と砂利道の連続。歩きやすいが、オススメはしません。 【千枚小屋】 ・トイレ、水場あり。千枚小屋からすぐ上にも水場あり、そちらのみしが美味しいという噂も。(自分は飲んでいません。) ・千枚小屋はドコモの電波無し。 【千枚小屋~千枚岳~丸山~悪沢岳】 ・山毎に登ったり、下ったりの繰り返し。アップダウンで疲れます。 ・丸山からの下りで、一部危険と感じる箇所あり。慎重に行けば大丈夫です。 【悪沢岳~荒川中岳~荒川小屋】 ・荒川中岳までは登り。中岳から荒川小屋までは下り。 ・荒川小屋までの下りで、高山植物保護用の柵を通る。 ・荒川小屋までの下りが意外と長い。 【荒川小屋】 ・東海フォレストのバスに乗車する際に購入したチケット(3000円)で素泊まり。 料金は、5500円+トイレ代100円。 ・他にコーラ、バッチ×2を購入。 ・ドコモの電波無し。 ・素泊まりの小屋は暖かく快適でした。 【荒川小屋~赤石岳】 ・小屋から少し上がった所に残雪あり。トラバースしてくが、アイゼン不要。 トレランシューズでも大丈夫だった。 ・当日は稜線上でガス+強風だったが、迷う所は無い。 ・小赤石岳の肩でドコモ電波あり。 【赤石岳~百間洞山の家】 ・下り基調。ザレ場もあるが、基本的に問題無し。 ・展望が良いコースみたいだが、当日はガスで眺望無し。 【百間洞山の家~兎岳】 ・百間洞下降点までは、樹林帯をひたすら登る。 ここで、モンベルの防水手袋(アウトドライ)を落としてしまった。 ・中盛丸山、小兎岳、兎岳ともに急な登りだが、30分ほど。 ・ここから辺は晴れてきて、特に小兎岳からは赤石岳、聖岳の眺望が素晴らしかった。 【兎岳~聖岳~聖平小屋】 ・兎岳から聖兎のコルまでは急な下り、そこからしばらく急な登り。 半分以上過ぎると割りとなだらかな登りだが、大分バテてきつかった。 ・聖岳に近づくと、土や岩が赤くなる。 ・聖岳から小聖岳までは、急な下りで脚を使う。ザレ場てけっこう下り難い。 【聖平小屋】 ・ツエルト泊で、一張り500円。カップラーメンは300円。 ・ここは越冬ビール(賞味期限切れ)が安く、350ml缶が300円茶臼小屋でも越冬ビールあり)。 ・テン場は、平日ということもあって、6割くらいのテントの数。 【聖平小屋~上河内岳~茶臼岳】 ・聖平小屋から南岳の途中までは、樹林帯を進む。 ・稜線にでると富士山が大きく見えた。北岳からみるより大分大きい。 ・南岳から風が少しでてきた。 ・上河内岳の肩から上河内岳の往復は山と高原地図通りで20分ほど。 ・奇岩竹内門を通り、草原まで下り、草原から茶臼岳、茶臼小屋分岐まで登り基調。 【茶臼小屋~畑薙ダム】 ・基本的に下りで、登り返しはほとんど無い。 ・横窪沢小屋の主人が気さくな方で、冷たいお茶を一杯頂いた。 TJARの選手がトレーニングに来ているそうで、メッセージを書いた色紙や望月選手と小屋の主人のツーショット写真など見せてもらった。 ・横窪沢小屋からは時々吊り橋が出てくる。 ・ウソッコ沢小屋は無人の小屋。 ・ウソッコ沢小屋からは沢が出てくるので、気持ちの良い山道歩き。 |
写真
感想
去年、白峰三山を縦走した際にお話した方から、荒川岳、赤石岳、聖岳の縦走路がオススメと聞いて、今年、必ず行こうと思っていた。
会社の休みを利用して、天気の良さそうな3日間で計画。ロングコースになるため、装備の軽量化を図って望んだ。
TJARの選手の装備を参考にULスタイルを取り入れる。
靴: トレランではいているサロモンのXTウイングス3
幕営: ファイントラックのツエルト�鵺
SOLのエマージェンシーヴィヴィサック
マットはサーマレストの座布団×2
ザック: バーグハウスの26リットル
1日目は、荒川小屋に素泊まりで泊まったが、2日目は、聖平小屋に幕営。
ツエルトやエマージェンシーヴィヴィサックのため、寒さが予想されたので、ダウン上下を持って行った。
それでも夜中は寒く、2時頃起きてしまった。雨が降らなければ、ツエルトで問題無いが、寒がりの自分なので、マットは通常サイズのものや、寝袋にするなどの変更が必要と感じた。この装備でも天気が良ければ、縦走できる手応えはあった。
装備を軽くしたため、朝早く出れば、ロングルートでもテン場に15時頃着いた。
また、通常はテント泊縦走をすると、肩がかなり痛くなるが、今回はそういう事はあまり無かった。
天候次第ではあるが、今後の山行のバリエーションの1つになると思う。
南アルプス南部縦走については、天気が崩れる事なく、縦走を楽しむ事ができた。
予定していたコースも全て周る事ができ、2日目の昼間、3日目は天気にも恵まれ、景色を堪能した。
特に、上河内岳から見た富士山がとても大きく、朝焼けに染まった赤色がとても印象的だった。
北岳から見る富士山とは大きさが全然違い、南アルプス南部から見る富士山はとても大きいという事を初めて知った。
北アルプスのような危険箇所も少ないため、重い荷物を背負い、何日もかけて、どっぷりと山の世界に入るには良いコースだと思う。
ただ、登山口である畑薙ダムへのアクセスはとても長く、なかなかまとまった時間が取れないと、来るのは難しい。
次回はもう少し長い時間をかけて、じっくり歩き、光岳までの稜線を楽しみたい。
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