薄ら雪化粧した天狗岳へ

2022年10月29日(土) [日帰り]

• GPS: 07:20
• 距離: 9.3km
• 登り: 886m
• 下り: 884m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:55
• 休憩: 1:23
• 合計: 7:18

距離 9.3km 登り 886m 下り 886m

6:28 唐沢鉱泉
7:32 7:37 唐沢鉱泉分岐
8:23 8:27 第一展望台
8:57 9:00 第二展望台
9:44 9:58 天狗岳
10:11 10:23 東天狗岳
10:25 10:31 天狗の鼻
10:39 天狗岳分岐
11:20 中山峠
11:25 12:01 黒百合ヒュッテ
12:43 12:46 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐
13:45 唐沢鉱泉
13:46 ゴール地点

　今回の行程は、唐沢鉱泉をスタートして第一展望台、第二展望台を経て西天狗岳、東天狗岳に登頂し、下山は、中山峠を経由して黒百合ヒュッテに行きヒュッテでランチ後、唐沢鉱泉に戻るコースとしました。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【アクセス】
　三井の森の別荘地を過ぎるとダート道となり、夏沢鉱泉との分岐が出てくるので、分岐を直進し、約3.5キロほど進むと唐沢鉱泉に到着です。
　なお、唐沢鉱泉までの道はダートとなりますが、美濃戸から赤岳山荘までの林道等と比べると大変綺麗に整備されています。

【駐車場】
　天狗岳登山口駐車場（唐沢鉱泉駐車場）無料
　約30台程度止めることが出来ます。それ以上になると林道の路肩に止めていきます。今回は6時過ぎに到着しましたがトイレ上の駐車場が空いている感じでした。

【トイレ】
　駐車場横にトイレがあります。（夏トイレは大が調整中でした。）
　登山道の途中では、黒百合ヒュッテにトイレがあります。（200円）

コース状況／危険箇所等

◆唐沢鉱泉〜西尾根分岐
　唐沢鉱泉前の橋を渡ってすぐに急傾斜の登山道を登ります。
　西尾根分岐まで基本的に展望はありません、斜度のキツイ樹林帯の中を淡々と登ってきます。
　西尾根分岐まで雪、凍結はありませんでした。

◆西尾根分岐〜第一展望台
　斜度のキツイ樹林帯は同じですが、木の根の階段や大きな岩が出てくると第一展望台手前となり、この辺りから多少展望が開けてきて、第一展望台に到着すると一気に展望が開けます。
　第一展望台からは八ヶ岳や南アルプスがよく見えます。
　
◆第一展望台〜第二展望台
　第一展望台を出発するとシャクナゲやハイマツの小道を抜けてすぐに樹林帯に戻ります。
　この辺りから少し雪が出てきますが、チェーンスパイクは必要を感じませんでした。
　第二展望台手前は結構な急傾斜となりますので気をつけて登りましょう。
　第二展望台からはこれから向かう西天狗岳や根石岳小屋等を見ることができます。

◆第二展望台〜西天狗岳
　第二展望台を出発すると鞍部まで急傾斜の坂道を一気に下ります。
　山頂直下の岩場は全体的に岩に薄ら雪？氷雪？があり所々滑ります。
　チェーンスパイク等はでは効かないと思いますので、慎重に登りましょう。

◆西天狗岳山頂
　西天狗岳の山頂は広いため、休憩や食事はゆっくりを取ることが出来ますが、今回は山頂前が霜が溶けてぐちゃぐちゃでした。
　風も無く穏やかでしたので休憩をしている方は端っこの方で休んでいました。
　展望は360度の展望を楽しめ、八ヶ岳や南アルプス、北アルプス等を望むことができます。

◆西天狗岳〜東天狗岳
　西天狗岳からはガレた急斜面となります。だんだんと崩落が進んでいる感じがします。
　西天狗岳から東天狗岳までは雪はありません。

◆東天狗岳山頂
　東天狗岳の山頂は少し狭く、休憩等は取れますが少し忙しい感じがします。
　展望は360度の展望を楽しめ、蓼科山、北横岳、北アルプス等を望むことができます。

◆東天狗岳〜中山峠〜黒百合ヒュッテ
　東天狗岳を出発するとすぐに急傾斜の下りとなります、慎重に道を選びながら進みましょう。
　所々残雪が残っており、岩が滑りますので慎重に下りましょう。
　分岐を過ぎて中山峠方向に進むと、急斜面の下りが出てきます。
　ここは残雪があり、滑ります出来ればチェーンスパイクを装着するのが良いと思います。
　私達はチェーンスパイクを装着せずにゆっくりくだりました。
　その後は樹林帯に入り、開けた所に出ればもうすぐ中山峠です。
　中山峠から黒百合ヒュッテは5分程度で到着します。

◆黒百合ヒュッテ〜唐沢鉱泉分岐
　黒百合ヒュッテからの下りは、下り始めの迂回路まで雪はあまり残っていません。　　
　迂回路に入ると木道等が凍結していて大変滑ります。
　今回一番怖かったのは木道です。
　次の迂回路は凍結等なく歩けました。
　
◆唐沢鉱泉分岐〜唐沢鉱泉
　唐沢鉱泉分岐から先は雪もほぼ無く夏道を下れます。

その他周辺情報

【日帰温泉】
　唐沢鉱泉（現在一時的に日帰り入浴中止です。）
　〒391-0213　長野県茅野市豊平4733-1
　TEL：[phone]
　URL：http://www.karasawakousen.com/
　日帰り入浴　700円/人
　営業時間：10:00〜15:30（日帰り入浴）

写真

10/29 6:28

唐沢鉱泉前の駐車場です。

10/29 6:28

トイレ上段は空いていました。

10/29 6:28

唐沢鉱泉です。

10/29 6:31

西天狗岳目指して出発です。

10/29 6:31

階段を登り。

10/29 6:35

苔むした森を進みます。

10/29 6:55

こんな感じです。

10/29 7:12

段差も多少あります。

10/29 7:14

大きな岩を越えて

10/29 7:34

分岐に到着です。

10/29 7:37

木の根が沢山出てきます。

10/29 8:02

木の根の階段を登ります。

10/29 8:18

ここを越えると

10/29 8:20

展望が開けます。
八ヶ岳です。

10/29 8:21

裾野の紅葉が綺麗です。

10/29 8:24

中央アルプス方面

10/29 8:26

南アルプス方面
紅葉が綺麗です。

10/29 8:26

第一展望台

10/29 8:56

目指す西天狗岳です。
薄ら白くなっています。

10/29 8:59

アップで見ると良くわかります。

10/29 9:01

松のも霧氷が

10/29 9:16

所々残雪が

10/29 9:18

振り返ると紅葉が綺麗です。

10/29 9:19

直下の岩場を登ります。
結構岩に霜や残雪があり登りづらいです。

10/29 9:19

松に霧氷が沢山着いています。

10/29 9:24

霧氷と紅葉のコラボです。
頑張って登っています。

10/29 9:34

なんとなく雪山

10/29 9:36

綺麗に霧氷が着いています。

10/29 9:36

この辺りはエビの尻尾がありました〜

10/29 9:38

山頂までもう少し

10/29 9:40

山頂手前からの景色です。

10/29 9:42

少し大きくエビの尻尾が育っていました。

10/29 9:45

西天狗岳山頂で記念撮影

10/29 9:48

東天狗岳方面は雲海がすごいです。

10/29 9:50

東天狗岳の山頂は人が沢山います。

10/29 9:51

八ヶ岳方面です。

10/29 9:51

アップです。

10/29 9:54

北アルプス方面です。
槍ヶ岳がよく見えます。

10/29 9:54

南アルプス方面です。

10/29 9:56

東天狗岳に向かいます。

10/29 10:02

八ヶ岳です。

10/29 10:04

東天狗を目指します。

10/29 10:12

山頂手前は霧氷で白くなっています。

10/29 10:14

東天狗からの八ヶ岳

10/29 10:15

山頂で記念撮影です。

10/29 10:16

記念撮影です。

10/29 10:17

にゅう、稲子岳方面の雲海がかっこいい

10/29 10:19

八ヶ岳バックに記念撮影

10/29 10:21

記念撮影

10/29 10:24

天狗の鼻

10/29 10:35

中山峠を目指します。
雪が残っています。

10/29 10:39

分岐です。

10/29 10:44

ここからが本番

10/29 10:46

結構雪がありました。
下りに使う場合はチェーンスパイクがあった方が良いかな？

10/29 10:48

場所により残雪の多さが変わります。

10/29 10:50

この辺りは氷になっていてよく滑ります。

10/29 10:55

慎重に下ります。

10/29 10:58

苔と雪が良い感じです。

10/29 11:01

岩場を下ります。

10/29 11:07

天狗岳がよく見えます。

10/29 11:20

中山峠に到着です。

10/29 11:20

木道が一部凍っていました。

10/29 11:26

黒百合ヒュッテに到着です。

10/29 12:03

初めは雪がありません。

10/29 12:08

途中から雪が出てきます。

10/29 12:18

下山、初めの迂回路は木道が凍結していて危険です。
慎重に下りましょう。

10/29 12:44

分岐です。

10/29 12:52

唐沢鉱泉方面は雪がありませんでした。

10/29 13:09

歩きづらいのはいつものこと

10/29 13:31

そろそろ林道

10/29 13:39

まだ光苔が元気でした。

10/29 13:43

唐沢鉱泉の源泉です。

10/29 13:45

鉱泉付近は紅葉していました。

10/29 13:45

唐沢鉱泉です。

10/29 13:45

駐車場も一杯になっていました。

10/29 14:17

下山後の八ヶ岳
中央は阿弥陀岳です。

10/29 14:17

パノラマです。

10/29 14:17

阿弥陀岳アップ

撮影機器：

E-M5MarkIII OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 登山地図 コンパス 笛 登山計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ツェルト ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ チェーンスパイク

感想

t-nao

　富士山も綺麗に雪化粧し、天狗岳にも雪が降ったとの情報があったので、雪山レッツゴーということで、天狗岳に登ってきました。
　雪は少なめで、逆に大変でしたが大変楽しく周回することが出来ました。
　ただ、朝からカメラの調子が悪く、シャッターが戻らない？ため、無駄に時間がかかった感じです。

　もう少し真っ白は天狗岳を来しましたが、まだまだ秋の天狗岳って感じでした。
　それでも、今シーズン初の雪を踏みしめながら歩くことができました〜。