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Yamareco

記録ID: 4901780
全員に公開
ハイキング
丹沢

【鉄道】丹沢 焼山-蛭ヶ岳-塔ノ岳-鍋割山

2022年11月08日(火) 〜 2022年11月09日(水)
 - 拍手
GPS
12:55
距離
27.7km
登り
2,280m
下り
2,272m

コースタイム

1日目
山行
5:00
休憩
1:02
合計
6:02
8:08
0
スタート地点
8:08
8:08
104
9:52
10:00
40
10:40
10:40
12
10:52
10:52
10
11:02
11:02
18
11:20
11:20
24
11:44
12:15
10
12:25
12:25
19
12:44
12:44
63
13:47
14:10
0
2日目
山行
5:26
休憩
1:21
合計
6:47
6:40
30
7:10
7:10
28
7:38
7:38
28
8:06
8:14
9
8:23
8:23
46
9:09
9:30
10
9:40
9:40
8
9:48
9:48
15
10:03
10:03
17
10:20
10:20
0
10:20
11:12
38
11:50
11:50
36
12:26
12:26
61
13:27
13:27
0
13:27
ゴール地点
天候 11/8日(火):晴のち曇り  ☀/☁ 気温8〜14℃
11/9日(水):曇のち晴れ  ☁/☀ 気温2〜12℃
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【往路】※平日ダイヤ
■町田駅
↓ 06:15〜06:29
↓JR横浜線・八王子行
↓(片道220円)
■橋本駅
↓ 06:40〜07:20
↓神奈中バス・三ヶ木行
↓(片道440円)
■三ヶ木
↓ 07:40〜07:56
↓神奈中バス・月夜野行
↓(片道340円)
■焼山登山口

【復路】
■大倉
↓13:53〜14:06
↓神奈中バス・渋沢駅北口行
↓(片道210円)
■渋沢駅
↓14:13〜14:23
↓小田急線・新宿行
↓(片道220円)
■鶴巻温泉駅
↓16:11〜16:43
↓小田急線・町田行
↓(片道346円)
■町田駅

■神奈中バス 橋本駅北口〜三ヶ木
※橋本駅北口 1番乗り場(橋01系統・三ヶ木行)
https://www.kanachu.co.jp/dia/diagram/timetable/cs:0000803062-1/nid:00128969
■神奈中バス 三ヶ木〜焼山登山口
※三ヶ木 3番乗り場(三56系統・月夜野行)
https://www.kanachu.co.jp/dia/diagram/timetable/cs:0000800867-1/nid:00128750/rt:0/k:三ヶ木
■神奈中バス 大倉〜渋沢駅北口
(渋02系統・渋沢駅北口行)
https://www.kanachu.co.jp/dia/diagram/timetable01/cs:0000800127-1/nid:00127910

※バスはSuica、PASMOなどの交通系ICカード対応。
コース状況/
危険箇所等
■ルートは概ね明瞭、歩き易いと思います。

焼山付近の登山道は急坂に落ち葉が積もっていて登りでも滑り、
下りで通る時は慎重に通過する必要があります。

黍殻山は痩せ尾根で木が邪魔な箇所に注意。

蛭ヶ岳から丹沢山までの早朝は霜が凍結、
階段や木道が滑るので注意。結構危なかった。

西山林道から大倉は一部が木々伐採のため、
迂回ルートになります。標識に従って進んで下さい。

■トイレ 5か所
黍殻避難小屋/蛭ヶ岳/丹沢山/塔ノ岳/鍋割山
使用料:蛭ヶ岳山荘200円 その他100円
黍殻避難小屋は無料 ※紙無し。
蛭ヶ岳山荘以外は紙お持ち帰り。
その他周辺情報 ■蛭ヶ岳山荘
一泊二食付8,000円
現在は感染症対策のために定員30名まで
寝具は敷布団・毛布2枚・掛布団・枕
インナーシーツは持参不要とのことですが、
大部屋は夜間冷えるので防寒の意味であった方が良いです。
ひるカレー / 10:30〜13:30:1,000円
水500ml:500円 水2l:1,200円 ビール:500円
http://kitatan.com/hirutop.html

■鍋割山荘
営業時間:火水木土日祝 / 10:45〜13:00
鍋焼きうどん:1,500円 水500ml:400円
雨天、悪天候の日は予告なく休業する時があり
https://nabewari.net/

■鶴巻温泉 弘法の里湯 ※鶴巻温泉駅徒歩3分
泉質:弱アルカリ性Ca.Na塩化物泉
平日:大人800円 (10:00〜 20:00)
毎週月曜日休み 0463-69-2641
https://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1001000001157/index.html
※モンベルカード提示で100円引き
電車とバスを乗り継いで北丹沢の焼山登山口へ
2022年11月08日 08:02撮影 by  DSC-WX300, SONY
7
11/8 8:02
電車とバスを乗り継いで北丹沢の焼山登山口へ
バス停から暫くは林道を歩いて行きます。
2022年11月08日 08:15撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
11/8 8:15
バス停から暫くは林道を歩いて行きます。
焼山への登山口は右に入って行きます。
かなりひっそりしています。
2022年11月08日 08:18撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
11/8 8:18
焼山への登山口は右に入って行きます。
かなりひっそりしています。
植林された石畳の道を進みます。
2022年11月08日 08:35撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
11/8 8:35
植林された石畳の道を進みます。
暫くすると広葉樹の木々がでてきます。
2022年11月08日 09:06撮影 by  DSC-WX300, SONY
6
11/8 9:06
暫くすると広葉樹の木々がでてきます。
標高800mくらいから木々の色付きがいい感じ。
2022年11月08日 09:48撮影 by  DSC-WX300, SONY
5
11/8 9:48
標高800mくらいから木々の色付きがいい感じ。
カエデの紅葉が見事です。
2022年11月08日 09:45撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/8 9:45
カエデの紅葉が見事です。
焼山(1059m)に到着。
展望台は立ち入り禁止でした。
2022年11月08日 09:51撮影 by  DSC-WX300, SONY
5
11/8 9:51
焼山(1059m)に到着。
展望台は立ち入り禁止でした。
紅葉の中を黍殻山に進みます。
2022年11月08日 10:09撮影 by  DSC-WX300, SONY
6
11/8 10:09
紅葉の中を黍殻山に進みます。
日が照らしてくれて木々が輝いている。
2022年11月08日 10:13撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/8 10:13
日が照らしてくれて木々が輝いている。
見上げる紅葉も綺麗です。
2022年11月08日 10:06撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/8 10:06
見上げる紅葉も綺麗です。
カエデが輝いている。
2022年11月08日 10:06撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/8 10:06
カエデが輝いている。
樹木が無かったら怖そうな痩せ尾根を歩き…
2022年11月08日 10:32撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/8 10:32
樹木が無かったら怖そうな痩せ尾根を歩き…
黍殻山(1272m)に到着。
降雨計と木々に囲まれた静かなピーク
2022年11月08日 10:40撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/8 10:40
黍殻山(1272m)に到着。
降雨計と木々に囲まれた静かなピーク
大平分岐の水場は涸れていました…
2022年11月08日 10:51撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/8 10:51
大平分岐の水場は涸れていました…
黍殻避難小屋はまだ新しく快適そうです。
2022年11月08日 11:02撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/8 11:02
黍殻避難小屋はまだ新しく快適そうです。
樹間から宮ヶ瀬湖が見えます。
2022年11月08日 11:19撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/8 11:19
樹間から宮ヶ瀬湖が見えます。
姫次まで植生保護の木道が始まる。
2022年11月08日 11:29撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/8 11:29
姫次まで植生保護の木道が始まる。
ブナの巨木も数多くあります。
2022年11月08日 11:40撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/8 11:40
ブナの巨木も数多くあります。
姫次(1433m)に到着。
この日初めての富士山が薄っすら見えた。
2022年11月08日 11:45撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/8 11:45
姫次(1433m)に到着。
この日初めての富士山が薄っすら見えた。
富士山と黄金色のカラマツ。
2022年11月08日 11:46撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/8 11:46
富士山と黄金色のカラマツ。
青空とカラマツの紅葉が美しい。
2022年11月08日 12:00撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/8 12:00
青空とカラマツの紅葉が美しい。
地蔵平から延々と続く階段地獄…キ…キツい
2022年11月08日 12:44撮影 by  DSC-WX300, SONY
5
11/8 12:44
地蔵平から延々と続く階段地獄…キ…キツい
階段の終わりが見えない…
喘ぎながら無心で登ります。
2022年11月08日 13:33撮影 by  DSC-WX300, SONY
4
11/8 13:33
階段の終わりが見えない…
喘ぎながら無心で登ります。
ブナの巨木を見上げ一呼吸…
2022年11月08日 11:41撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/8 11:41
ブナの巨木を見上げ一呼吸…
蛭ヶ岳(1672m)に到着。
神奈川県で一番高い場所。
7年ぶり4回目の頂上です。
2022年11月08日 13:39撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/8 13:39
蛭ヶ岳(1672m)に到着。
神奈川県で一番高い場所。
7年ぶり4回目の頂上です。
山荘前の広場からは関東平野に東京湾が一望。
2022年11月08日 14:03撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/8 14:03
山荘前の広場からは関東平野に東京湾が一望。
お天気も良くて風景が素晴らしい。夜景が楽しみです。
2022年11月08日 14:04撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/8 14:04
お天気も良くて風景が素晴らしい。夜景が楽しみです。
今夜泊まる蛭ヶ岳山荘。
初めての宿泊。お世話になります。
2022年11月08日 14:08撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/8 14:08
今夜泊まる蛭ヶ岳山荘。
初めての宿泊。お世話になります。
この日の夕食はカレーライスでした。
2022年11月08日 17:44撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/8 17:44
この日の夕食はカレーライスでした。
夜になると蛭ヶ岳からの関東平野の夜景が一望。
空気も澄んでいて輝いています。
2022年11月08日 18:28撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/8 18:28
夜になると蛭ヶ岳からの関東平野の夜景が一望。
空気も澄んでいて輝いています。
山荘の小屋番さんが「100万ドルじゃなくて1000万ドル」と言っていたのが納得。素晴らしい夜景です。
2022年11月08日 18:28撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/8 18:28
山荘の小屋番さんが「100万ドルじゃなくて1000万ドル」と言っていたのが納得。素晴らしい夜景です。
さて、皆既月食の時刻です。
月食は、月が地球の本影の中に入って暗くなる現象です。
2022年11月08日 18:22撮影 by  DSC-WX300, SONY
7
11/8 18:22
さて、皆既月食の時刻です。
月食は、月が地球の本影の中に入って暗くなる現象です。
今回、見られる皆既月食は
月面の全部が地球の本影で暗くなる現象。
月の一部が地球の本影で欠けるのは部分月食です。
2022年11月08日 18:27撮影 by  DSC-WX300, SONY
5
11/8 18:27
今回、見られる皆既月食は
月面の全部が地球の本影で暗くなる現象。
月の一部が地球の本影で欠けるのは部分月食です。
18:31
18時頃から東の空で月が欠けはじめてきました。
2022年11月08日 18:31撮影 by  DSC-WX300, SONY
5
11/8 18:31
18:31
18時頃から東の空で月が欠けはじめてきました。
18:45
月が半分くらい欠けてきましたねぇ。
2022年11月08日 18:45撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/8 18:45
18:45
月が半分くらい欠けてきましたねぇ。
19:13
月の大部分が陰に隠れました。。
2022年11月08日 19:13撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/8 19:13
19:13
月の大部分が陰に隠れました。。
次の皆既月食は3年後の2025年の9月8日…
山で貴重な現象に立ち会えて感激でした。
2022年11月08日 19:17撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/8 19:17
次の皆既月食は3年後の2025年の9月8日…
山で貴重な現象に立ち会えて感激でした。
翌朝、日の出の時刻。
東側の空が明るくなってきた。
2022年11月09日 05:22撮影 by  DSC-WX300, SONY
8
11/9 5:22
翌朝、日の出の時刻。
東側の空が明るくなってきた。
東京湾の向こうから朝日が昇って来ます。
2022年11月09日 06:19撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/9 6:19
東京湾の向こうから朝日が昇って来ます。
振り返れば紅く染まり始めた富士山
2022年11月09日 06:27撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/9 6:27
振り返れば紅く染まり始めた富士山
朝焼けの秀麗な富士の雄姿
2022年11月09日 06:27撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/9 6:27
朝焼けの秀麗な富士の雄姿
荘厳な姿に思わず息をのむ。
2022年11月09日 06:23撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/9 6:23
荘厳な姿に思わず息をのむ。
蛭ヶ岳を後にして鬼ヶ岩。
二つの大きな岩が鬼の角に見えるのが由来。
今回のコースで唯一の鎖場でした。
2022年11月09日 07:09撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/9 7:09
蛭ヶ岳を後にして鬼ヶ岩。
二つの大きな岩が鬼の角に見えるのが由来。
今回のコースで唯一の鎖場でした。
富士山を見ながら南に進んで行きます。
2022年11月09日 07:13撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/9 7:13
富士山を見ながら南に進んで行きます。
振り返ると蛭ヶ岳。意外と尖がっていますね。
2022年11月09日 07:18撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/9 7:18
振り返ると蛭ヶ岳。意外と尖がっていますね。
気持ちの良い登山道を進んで行く
2022年11月09日 07:24撮影 by  DSC-WX300, SONY
5
11/9 7:24
気持ちの良い登山道を進んで行く
丹沢山(1567m)に到着
ガスって富士山は見えませんが…
2022年11月09日 08:06撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
11/9 8:06
丹沢山(1567m)に到着
ガスって富士山は見えませんが…
樹間から相模湾と江の島が見えました。
2022年11月09日 07:34撮影 by  DSC-WX300, SONY
8
11/9 7:34
樹間から相模湾と江の島が見えました。
みやま山荘。
ここにもいつか宿泊してみたい。
2022年11月09日 08:14撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
11/9 8:14
みやま山荘。
ここにもいつか宿泊してみたい。
植生保護の木道を歩いて行きます。
2022年11月09日 08:37撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
11/9 8:37
植生保護の木道を歩いて行きます。
塔ノ岳(1490m)に到着。
平日でも多くの人で賑わっていました。
2022年11月09日 09:06撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
11/9 9:06
塔ノ岳(1490m)に到着。
平日でも多くの人で賑わっていました。
尊仏山荘は初めて泊まった山小屋。色々な思い出があるなぁ。
2022年11月09日 09:10撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/9 9:10
尊仏山荘は初めて泊まった山小屋。色々な思い出があるなぁ。
細かなアップダウンを繰り返しながら鍋割山へ
2022年11月09日 09:55撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/9 9:55
細かなアップダウンを繰り返しながら鍋割山へ
鍋割山(1272m)に到着。
南から北西にかけて眺望が開けています。
2022年11月09日 10:22撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
11/9 10:22
鍋割山(1272m)に到着。
南から北西にかけて眺望が開けています。
お昼に名物の鍋焼きうどん(1500円)を注文。
熱々のボリューム満点で美味しかったです。
2022年11月09日 10:55撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/9 10:55
お昼に名物の鍋焼きうどん(1500円)を注文。
熱々のボリューム満点で美味しかったです。
隠れていた富士山もまた顔を見せてくれました。
2022年11月09日 11:07撮影 by  DSC-WX300, SONY
5
11/9 11:07
隠れていた富士山もまた顔を見せてくれました。
さて、大倉に下山します。
後沢乗越まで紅葉がきれい
2022年11月09日 11:32撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/9 11:32
さて、大倉に下山します。
後沢乗越まで紅葉がきれい
木々の紅葉が素晴らしい
2022年11月09日 11:23撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/9 11:23
木々の紅葉が素晴らしい
足を止めて紅葉を眺めてしまう。
2022年11月09日 11:24撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/9 11:24
足を止めて紅葉を眺めてしまう。
ここもカエデが見事です。
2022年11月09日 11:29撮影 by  DSC-WX300, SONY
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11/9 11:29
ここもカエデが見事です。
二俣への途中にあった鍋割山荘の歩荷用の荷物。
今回出来なかったので次回は歩荷します。
2022年11月09日 12:07撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
11/9 12:07
二俣への途中にあった鍋割山荘の歩荷用の荷物。
今回出来なかったので次回は歩荷します。
大倉まで約5キロの林道歩きが地味にキツい…
2022年11月09日 13:02撮影 by  DSC-WX300, SONY
5
11/9 13:02
大倉まで約5キロの林道歩きが地味にキツい…
大倉のバス停に無事に下山。
丹沢の魅力が詰まった2日間でした。
2022年11月09日 13:26撮影 by  DSC-WX300, SONY
5
11/9 13:26
大倉のバス停に無事に下山。
丹沢の魅力が詰まった2日間でした。

感想

丹沢山はホームだ。
と言っておきながら、
2018年の1月以来、足を運んでいなかった。
何たることだ。。。

普段は大倉やヤビツ峠など、
南側からの入山がほとんどだったので、
今回は少し違うところから。
と思い、北側の焼山登山口から入山。
蛭ヶ岳山荘に宿泊して、のんびり丹沢を歩くことにした。

平日は1日2本だけ走っている
三ヶ木から月夜野行きのバスへと乗り換える。
乗り換えたのは登山者ばかりで、降車後は同じ登山口を目指した。

秋晴れの下、焼山登山口から歩きはじめる。
登山口の注意書きには、しばらくは道が荒れているとあったが、倒木も無く、
至って順調な滑り出しとなった。

東海自然歩道でもある丹沢主脈の
登山道を歩いて行くことになるのだが、
丹沢には主な縦走路として「主稜線」と「主脈線」の2種類がある。
「丹沢主稜線」とは丹沢山塊の概ね横のラインを指し、最高峰の蛭ヶ岳を起点とする西丹沢への稜線で、甲相国境尾根を伝って山梨県の山中湖に続いている。
一方、「丹沢主脈線」とは、蛭ヶ岳を中心に、塔ノ岳から丹沢山、そして蛭ヶ岳を越えて丹沢山塊を南北に縦のラインを指す。

焼山の閉鎖された鉄塔や、
降雨計が座り眺望は得られない黍殻山は、
一度通過すればそれでよい場所だった。
避難小屋を過ぎると道は緩やかに上がり、
樹間から蛭ヶ岳や宮ヶ瀬湖が顔を覗かせるようになる。

姫次は、明るく気持ちの良い場所だった。
富士山を望みながら珈琲と菓子パンを食べた。

地蔵平へと下り、蛭ヶ岳が間近に迫ってきた。
しかし、ここからが長い。延々と続く階段にじわじわと体力を削がれてゆく。
先程まで見えていた富士の姿は無く、足元を見つめ無心で歩を進めた。

蛭ヶ岳には14時に到着した。およそ6時間の行程だった。
山荘に荷物を置き、ゆっくりと珈琲を飲み、周囲を散策した。
富士山は見えないが、東側には関東平野を一望できる。
夜は首都圏の街の灯りが輝き、夜景は美しかった。
この日が皆既月食の日だったのは、小屋に予約してから気付いた。
18時頃から刻、刻と欠けていく月を間近で観察することができた。
小屋でもこの日は特別に消灯時間を延ばしてくれた。
山で特別な天体ショーに立ち会えたことに感謝した。

翌朝は6時05分、この日最初の朝日を得た。
ご来光の瞬間は、登ってきたことの幸せを実感する。
朝日を浴びる富士をしっかりと目に焼き付け、塔ノ岳に向かって歩き始めた。
ほどなく、鬼ヶ岩へと続く鎖場が現れる。二日間で唯一両手を使う場所だった。
その後は、幾つかの小ピークを越えて、
丹沢山へ近づいてゆく。気持ちの良い道だった。

緩やかな起伏を進み丹沢山の頂に着いた。
未踏の丹沢三峰を通り宮ヶ瀬湖に下るルートも考えたが、
予定通り塔ノ岳から鍋割山を経て大倉に下ることにした。

塔ノ岳では残念ながら眺望は得られなかった。
尊仏山荘では珈琲を注文。噂通り美味しい珈琲だった。
金冷シからの細かな起伏を越えて鍋割山に着いた。
山頂は平日でも多くの人で賑わっていてた。
営業時間前からうどんの行列ができていて、15分ほど待ち、
名物の鍋焼きうどんを食べる。具だくさんで旨かった。

後沢乗越を経て二俣へと下山するが、
予想していたが、すれ違う人が途切れない。
平日でもこれほどの人とは思わなかった。

気だるい長い林道歩きに飽きた頃、
大倉のバス停まで無事に下山できた。
下山後は小田急線の鶴巻温泉駅で途中下車し、
「鶴巻温泉 弘法の里湯」で汗を流して帰路に着いた。

丹沢の魅力を満喫した充実した二日間だった。
美しい富士の姿に、月の姿の移り変わり、十分癒された。
当分、過酷な日常にも耐えてゆけるだろう。
帰りの電車に揺られ、山行の余韻に浸り、
無事に下山の報告ができたことに感謝した。

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無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [2日]
丹沢南北縦断 大倉〜塔ノ岳〜蛭ヶ岳〜姫次〜焼山〜焼山登山口
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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