乗鞍岳【摩利支天BS〜剣ヶ峰〜畳平】

2014年08月07日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 7.7km
• 登り: 1,029m
• 下り: 339m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:35
• 休憩: 1:38
• 合計: 6:13

8:32 BS摩利支天
9:38 9:50 位ヶ原山荘
11:10 11:15 肩の小屋口
11:45 12:35 肩の小屋
12:55 13:00 蚕玉岳
13:12 13:35 乗鞍岳
14:07 14:10 肩の小屋
14:45 畳平バスターミナル

天候

晴れのち曇り、一時雨＋雷

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

乗鞍高原観光センター前よりシャトルバス

行き：「摩利支天」下車
帰り：「畳平」乗車

＊往復で買った方がお得。確か、2500円でした。

コース状況／危険箇所等

＊このコースですと、高低差1050mほどです。少し距離もありますが、水の流れが気持ちいいコースです。なお、位ヶ原山荘を出発点にすると、高低差は700mほどになります。

＊＊危険箇所は特にありませんが、沢沿いを歩きますので雨中・雨後は増水に注意。

＊＊熊が出るかもしれません。熊鈴は必携です。

その他周辺情報

・乗鞍高原に多くの宿泊施設があります。

写真

8/7 8:31

観光センター前から約30分。摩利支天のバス停で下車して少し登ると登山口です。

標高は約1975m。高低差はだいたい1000mですね。

8/7 8:53

何度かエコーラインに合流します。合流点から次の登山口までは、毎回登ります。

8/7 9:17

冷泉小屋です。今は休業中。

8/7 9:21

線香花火みたいな白い花。

8/7 9:23

車道歩きと山道が交互するのは、六甲山の縦走路と似ている気がします。

8/7 9:38

位ヶ原山荘。ここで標高2350m。トイレがあり、休憩ポイントです。

8/7 9:40

山荘前は、乗鞍の峰が見えます。

天気、もつかな？

8/7 10:13

位ヶ原山荘から宝徳霊神のバス停までは、1時間以上の山道です。やや急な区間があります。

8/7 10:25

乗鞍のどの峰でしょうか？一つ山でとらえるには、大きすぎる二十三峰。

8/7 10:25

この区間、花あり。

8/7 10:28

沢あり。

8/7 10:31

花畑が点在し、

8/7 10:35

水は清き乗鞍。

8/7 10:40

宝徳霊神のバス停付近に出ました（バス停は、合流点より少し下る）。一気に視界が開けます。

8/7 10:42

がんばれ、ヒルクライムの人。

8/7 10:49

確かに、雨中・雨後は大変かもしれません。

8/7 10:54

大きそうな雪渓が見えてきた。

8/7 10:57

不意に、石碑が現れました。「角心霊神」と読むのでしょうか。

8/7 10:58

その隣には石像が二体。どうやら、左が宝徳霊神のようです。

8/7 10:58

大雪渓が大きく見えてきました。

8/7 11:00

雪がとけて、川となって。増水するとちょっと大変そうです。

8/7 11:02

もう一度、水は清き乗鞍。

8/7 11:13

肩の小屋口に着きました。
雪渓を登ろうか迷って、結局登山道にしました。

8/7 11:23

剣ヶ峰が見えた。

8/7 11:32

それにしても山スキーは盛況ですね。

8/7 11:44

肩の小屋に到着。大勢でにぎわっています。

8/7 11:45

たくさん登っています。まだ、天気もちそう。

8/7 11:49

昼食タイム。松本市内のスーパーで買った地元のパンをいただきます。このあんバター、美味でしたが、「付食」ってどういう意味なんでしょうか？

8/7 12:43

ずいぶんゆっくりしてしまいました。なんとかもってくれよと空に祈り出発。

8/7 12:45

乗鞍高原はよく晴れていますね。ずいぶん上ったものだと実感。

8/7 12:54

ざれた道を登ります。頂上小屋が見えてきました。

8/7 12:54

権現池です。

8/7 12:59

蚕玉岳の頂手前。剣ヶ峰がかっこいい。

8/7 12:59

蚕玉岳より、剣ヶ峰と大日岳。

8/7 13:01

朝日岳。

8/7 13:13

ついに最高峰、剣ヶ峰に到着するや、とうとう空が泣きだしました。百名山41座の展望は…残念でした〜

8/7 13:32

どこもかしこもガスだらけのなかの、三角点です。

展望をあきらめた下山中に雷鳴がとどろきました。なので急ぎ足で退却。

8/7 14:07

肩の小屋についた。まさに「ほっ」です。

8/7 14:18

稜線にお椀のような鉢盛山。その左奥にかすかに蓼科山。1/41なり。

8/7 14:27

高天ヶ原。

8/7 14:29

今日の主役は雲だったのかも。

8/7 14:30

不消ヶ池。

8/7 14:36

氷の青が美しい。

8/7 14:38

逆さコロナ、わかります？

8/7 14:52

畳平バスターミナルの下にはお花畑が広がります。

8/7 14:50

たぶんはじめてのクロユリ。

8/7 14:53

何の花でしょう？

8/7 14:54

ハクサンイチゲ？

8/7 14:54

コマクサ？

最後は高山植物を見てみて乗鞍登山は無事終了。

8/8 10:40

明けて8日。旧島々の駅舎。

8/8 10:51

上高地線のイメージキャラ。

8/8 10:56

渕東なぎさ。
ちなみに上高地線には、ものぐさ太郎にゆかりのある駅もありました。

8/8 12:11

松本市内のとんかつ・カレーの店「たくま」さんにて、カレーをいただきました。めっちゃボリュームありました。

8/8 15:45

市内観光のついでに中央図書館へ。こんな展示していました。

8/8 17:09

学都、楽都、岳都は田部井淳子さん。

撮影機器：

FinePix Z10fd FUJIFILM

感想

jurakusui

　ずいぶん長い間、山から遠ざかっていました。冬もGWも時間に恵まれず、遠くに望む平地暮らしが続いていました。シーズンが一回りして、ようやく夏に機会がやってきました。あれこれ楽しく考えて、白馬大雪渓に一度は決めましたが、折からの台風接近にて断念。7日なら乗鞍・北八ヶ岳がなんとか山日和のようで、乗鞍高原の白濁の湯は魅力ですし、久しぶりの身体には無理のない日帰りが無難に思えて決めました。

　とはいうものの、畳平往復だと物足りません。ちょいとスタート地点を下げると大変ではありますが、登山している気分になれそうです。人はほとんどいません。追い抜く観光バスを見上げ、沢のせせらぎに心を休めながらゆっくり上りました。だんだん山が大きく近づくと心が躍るものです。
　　
　肩の小屋に着くと都会に出たようなにぎやかさで、行列の一員となって剣ヶ峰を目指します。最後には雲に覆われて展望はありませんでしたが、下から登った達成感をかみしめます。でも本当は、大きな御嶽山を見たかったので残念。以前、御嶽に登った時もガスガスの真っ白世界でした。どっちからもだめなままで、ずっとやり残した感になって残っています。これは老後の楽しみにしなければ。

　それにしても乗鞍は大きな山ですね。二十三の頂が連なり、鞍部にいて峰々に見下ろされるとすごく独特の風景にいるように思えました。失礼ながらお手軽な山と思い今回のリハビリ的登山に選んだのですが、楽しみどころの多さに気付き、御嶽の雄姿ともどもまた行きたいと思った次第であります。