鎌倉山〜峰床山〜花脊
- GPS
- 08:51
- 距離
- 27.5km
- 登り
- 1,390m
- 下り
- 1,170m
コースタイム
- 山行
- 7:39
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 8:47
天候 | 晴れときどき曇り 9時7℃@坊村、16時9℃@花脊 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り)京都バス32系統・山の家グランド前BS〜烏丸北大路(北大路駅)BS 京都バス32系統は広河原〜鞍馬温泉(区間は間違ってるかも)は自由乗降区間。バスは音楽を流しながら走っているので近づいてきたら手を挙げると停まってくれます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鎌倉山からの下りは足場の悪い斜面直滑降。三本杉への下りは急斜面に張り付いたつづら折れ。種類は違うがどっちもヒヤヒヤもの。 鎌倉山〜八丁平間は一部道が不明瞭だがピンクリボンが充実している。むしろ林道やしっかりした登山道が多数あるので分岐や小ピークからうっかり明瞭な道に誘い込まれないように注意。 |
その他周辺情報 | 花脊大悲山口の辺りには宿が数軒(美山荘以外は営業しているのか不明)と茶店はしもと(営業中)があります。ずっと南に下ってJA花脊と駐在所の近くに観光トイレと自販機、ベンチがあります。バスを待つならここがいいかも。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
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感想
ちょうど去年の今ごろ皆子山頂上から峰床山を眺めて興味を持っていたところ、夏ごろ京都新聞に八丁平の紹介記事が出ていたので、ヤマビルの心配もなくなったこの時期に行くことにしました。
鎌倉山を絡めると決めたのは、京都第一法律事務所さんのウェブ刊行物「まきえや」の「京都の山 標高ベスト10を登る」を読んで第4位の標高を有すると知ったから。愛宕山って10位にも入らないんですね、意外です。
https://www.daiichi.gr.jp/publication/makieya/p-2006s/p-12
大悲山の三本杉も日本一の樹高を有する、と判明した5年ほど前の記事を記憶していました。
チセロ山を経由するルートに関しては1週間前のvillage-greenさんのレコを参考に(というか丸パクリ)させていただきました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4911573.html
おなじみ出町柳7:45発(というか1日この1往復しかない)の京都バスに乗車。本日は臨時便の増発はなく立っている乗客も多数。幸い私は7時半ごろに列に並び座れました。もっとハイシーズンなら増発があって座れるかもしれませんし運次第ですね。
途中峠でハイカーらしい2人が下車。還来神社から比良比叡トレイルを目指すのでしょうか。平で半数足らずが下車して大体皆さん座れるように。坊村で残りほぼ全員と一緒に私も下車。しかし見た限りでは私以外の全員が比良山地の方へ向かわれました。
安曇川を挟んでバス停の対岸にある茅葺屋根の民家の紅葉が見事だったので興奮してひとしきり写真を撮った後、登山口から鎌倉山へ。すぐに降りてくる人1人とすれ違いました。鎌倉山ピストンだとしても9時過ぎは早いですね。林道を跨ぐモミジ平で休憩中のおひとりを追い越しました。この方とは後で2回もお遭いしました。その後は八丁平まで全く無人の山をマイペースで楽しみました。
オグロ坂峠で八丁平に向かい湿原を周回していると、ベンチで食事休憩中の方が。話しかけてくださったので少しお相手したところ、この方も坊村から鎌倉山を経由して、私とは違って先に峰床山に寄ってから八丁平に来られたのだとか。私は気づきませんでしたが一緒のバスで来たのならかなりの健脚です。ちなみにこの方のいた、八丁平を時計回りに回った時の最初のベンチ2脚が一番きれいで休憩にお勧めです。
八丁平をぐるっと回ってオグロ坂峠に戻ろうとするとソロハイカー2人とすれ違う。1人は先ほどのモミジ平氏でした。峰床山の頂上で山にしては遅めの昼食を摂ったり、山座同定を試みたりして長い休憩をしていると、3人グループが登って来られました。休憩を終えて俵坂峠目指して下り始めると、またしてもモミジ平氏に遭遇。八丁平から俵坂峠、峰床山という順に歩いて来られたようです。道がたくさんあって色んな歩き方ができる山域だと実感する出来事でした。俵坂峠で向こうから下りてくる3人パーティーとすれ違いました。
チセロ山を過ぎたあたりで登ってくるソロの方とすれ違う。俵坂峠の3人パーティーといい、この時間帯にこの辺ですれ違う人は、どこから登ってきてどこに下山するんでしょうね。地元の方でしょうか。ラフな格好と装備でしたし。
あとは三本杉を拝んで概ね予定通りの時間に大悲山口に下山。バスが来るまで2時間もあるので歩くことにしました。山村都市交流の森には公衆トイレがあります。案内図によるとだいぶ中まで入る必要がありそうだったのでスルーしましたが。途中広河原へ向かう下りのバスとすれ違う。向こうからグリーンスリーブスの曲が聞こえてくるので何かと思うとメロディーバスの音楽でした。なるほどこうやって接近を知らせるんですね。このバスが折り返して来るのに追いつかれるまでどこまで行けるか勝負!です。
駐在所やJAを過ぎて人家のない国道を歩くかどうかはちょっと悩んだものの、バス停以外でも乗れるし、音楽のおかげで接近には気づけるのでバスを逃す心配もないし、ということで国道477号を南下。すっかり日も暮れてしまい、ひとり国道を歩いていたので車で目撃した人を不気味がらせてしまったかもしれませんん。実際、途中街灯の下でヘッデンを装着しようとザックをごそごそやっていたら、ツーリングの方が追い抜いて行くとき声を上げて驚いてらっしゃいました…
山の家グランド前バス停まで来たところでバスの時間まで30分を切り、ちょうど街灯も腰かけもあって休むには良さそうだったのでここで終了としてバスを待つことにしました。手を挙げて停めるのもちょっとやってみたくはありましたが。大悲山口から8kmほど歩いてきたことになります。もう同じだけ歩けば鞍馬駅までたどり着けますね。日が長い時期ならあながち無理ではないかと。ちなみにここはドコモの4Gが入るのでメールを打ったりしていると予定より2分ほど遅れてバスがやってきました。上りの時は音楽が違い、アニーローリーでした(曲名は後で調べました)。洒落てますね。こんなところでバスに乗るお客はそうそういるまい、と密かにほくそ笑んだことでした。
最後にこの国道477号、いわゆる酷道として一部好事家には有名で、中でも知られているのが府道38号と合流する地点の百井別れです。バスはここで直進して府道に入りますが、国道を行こうとすると超タイトなヘアピンカーブで軽自動車でも切り返さないと曲がれない、という「切り返しが必要な国道」。噂に名高い地点をバスの中からでしたが目撃することができました。
近畿では珍しい高層湿原八丁平と、以前は京都府最高峰と思われていたこともある峰床山、日本一の三本杉、酷道といろいろな楽しみのある山行でした。もっと早く来れば日本一小さいトンボ、ハッチョウトンボも狙えたでしょうか。相当レアらしいですが。ともかく見どころ満載で大変おすすめです。唯一心残りは帰ってから鎌倉山の千年杉を見落としたのに気づいたこと。ルートもいろいろありますし、また来たいと思います。
コメント
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出町柳駅から坊村ー鎌倉山ー峰床山ー大悲山〜国道と🚌
私も紅葉シーズンに歩きたいと思ってヤマレコを検索 花背までのコースは見当たらず、今回あげていたので嬉しです♪
私も11月12日に出町柳駅ー葛川学校ー峰床山ー俵坂峠ー大悲山バス停ー花背交流の森まで頑張りました。
バスが無く疲れて交流の森近くの民家でご親切に熱いお茶を頂き休憩させてもらいました。
🙏😊
花背広河原分水嶺も歩きたいのですが、ヤマレコには出ていなく、歩かれたら是非投稿してください。
初めまして。コメントありがとうございます。
京都バス10系統が1往復だけになって、帰りは広河原からのバスか、比良山を越して湖西線かになってしまいましたね。バスは最終ですし湖西線は時おり強風で止まるのでスリリングですね。
広河原分水嶺は初耳でしたが、小野村割岳〜佐々里峠の稜線でしょうか。京都府標高7位の小野村割岳は文献登山ガイドの山でもあり伏条台杉にも興味があるのでそのうち歩いてみたいと思います。葛川、久多から通しで歩くのはルートファインディングが覚束ない私には難しいかな、と思いますが。あとは廃村八丁も気になっています。歩いたら投稿させていただきます。
ご存じかもしれませんが以下のレコやサイトも参考になると思いますよ。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4542173.html
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4274179.html
https://www.daiichi.gr.jp/publication/makieya/p-2009s/p-11
ありがとうございます。
Lunasaさんの山行記録を見ました。広範囲に縦走しパワフルに凄いです!
小野村割岳の情報も参考になりました。
是非行きたいです♪
私も交通手段が電車 バスなので、投稿を拝見します。
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