記録ID: 4991257
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無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈
八経ヶ岳から大峯奥駈道 順峯
2022年12月08日(木) 〜
2022年12月10日(土)


体力度
10
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 32:36
- 距離
- 60.1km
- 登り
- 4,620m
- 下り
- 4,453m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:27
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 7:05
距離 15.0km
登り 1,801m
下り 531m
2日目
- 山行
- 9:59
- 休憩
- 2:17
- 合計
- 12:16
距離 21.5km
登り 1,404m
下り 1,796m
16:48
3日目
- 山行
- 9:29
- 休憩
- 2:11
- 合計
- 11:40
距離 23.6km
登り 1,418m
下り 2,141m
2:29
4分
宿泊地
14:09
天候 | 晴れ時々曇り。八経ヶ岳滞在時は雲の中。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
吉野から熊野まで90キロの大峯奥駈道は、7世紀に役行者が開いた日本最古のロングトレイルだ。役行者はトレイルだけでなく修験道の開祖で、大峯奥駈道は全体が「修験道の道場」であり、トレイル上には彼が建てた大峯山寺や蔵王堂があり、歩行その他の修行をする人々が今も往来している。修験道は「日本独自の宗教」とされているが、その本質は宗教(人間を超えた存在である神様への信仰)でなく、修行者が自分の人間としての特性(煩悩、快楽、恐怖心、生死など)と向き合って突き詰める、宗教と正反対の、神様の領域(人間の外側にある不知の領域)を減らそうとする「人間オタク」の行為だ。 修験道の道場とは、どんな異様な登山道なのかと思って行ってみたら、ふつうの道だった。関東の奥多摩の雲取山から将監峠あたりと似た感じ。 道の整備は最低限で、桟道地獄もあり、倒木は放置され、踏み跡がかすかで迷いやすい場所もけっこうある。携帯の電波も届きにくい。これらは修行のために放置されているのだろう。整備して楽なコースにしてしまったら修行にならない。整備が少ないとはいえ、それほど危険でない。大峯奥駈道を歩くのが修行なら、ここまで来なくても、関東や長野や東北の登山道を歩くだけで同様な修行になるとわかった。 |
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大峰山脈 [3日]
天川川合ー栃尾辻ー狼平ー明星ヶ岳ー八経ヶ岳ー弥山ー大普賢岳ー山上ヶ岳ー稲村ヶ岳ー洞川温泉
利用交通機関:
電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
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