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Yamareco

記録ID: 50120
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積雪期ピークハント/縦走
伊豆・愛鷹

富士山:原点の山 (富士宮新五合目発日帰り)

2009年10月31日(土) [日帰り]
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GPS
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距離
12.2km
登り
1,524m
下り
1,506m

コースタイム

行動時間:5時間13分
8:36 富士宮口新五合目駐車場出発 → 10:09 九合目万年雪荘 → 10:44 浅間神社(休憩)
→ 11:34 剣ヶ峰(お鉢めぐり) → 12:07 須走口コース終点 → 12:21 御殿場口コース終点(下山)
→ 13:23 宝永山 → 13:49 富士宮口新五合目駐車場帰着
※病み上がり直後ですが、2時間少々で浅間神社に到着。満足です。
天候 快晴、風弱い(午後1時半より2,400m付近ガスかぶり始める)
過去天気図(気象庁) 2009年10月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
頂上風弱く、春を思わせる程。2,400mの高所からの登山開始にて相変わらず頭がボーッ。

3,000m以降は積雪あり。ただし、富士宮口であれば登山者多い為、踏み跡等しっかり
してます。アイゼンは必要です。降雪から間もない為、雪もまだ柔らかめ、
富士山特有のアイスバーンからは程遠いです。
今回、お鉢めぐりしましたが、ほぼ貸し切り状態。踏み跡もわずか。
お鉢は、若干足がもぐります

下山路に使った御殿場口コースはこれに反し、雪がしっかり積もってました。
3,400m上部は膝下まで足がもぐります。3,400m以下はもぐるよりも、気温の
せいで雪解け気味、むしろすべる感じ。
片足グリセードで膝の負担もなく気持ちよく下らせていただきました。
登りとしては、条件悪く不向きだと思います。
今回、あえて下山路として活用しましたが、おかげで、踏み跡なきコースをきもちよく
歩かせていただきました。

宝永山ですが、頂上から直接トラバースしながら火口に下りられるルートが新た
にできてました。

紅葉ですが、水ヶ塚公園から下は見頃でした。

富士宮新五合目は11月下旬までアクセスありますが、今後の天候によっては今年は
早仕舞いかもしれませんね。
予約できる山小屋
八合目池田館
御殿場口七合四勺・わらじ館
富士山はホームベース。自宅から1時間半みれば富士宮新五合目まで行き着ける。
2009年10月31日 08:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL L2, Canon
10/31 8:12
富士山はホームベース。自宅から1時間半みれば富士宮新五合目まで行き着ける。
8:35登山開始。朝寝坊で行動が遅れたが駐車場はまづまづ空いていた(フェンス工事で交通整理あり)。
2009年10月31日 08:36撮影 by  Canon IXY DIGITAL L2, Canon
10/31 8:36
8:35登山開始。朝寝坊で行動が遅れたが駐車場はまづまづ空いていた(フェンス工事で交通整理あり)。
歩き始めてから1時間少々。3,000mあたりからルートに雪がちらつき始める。
2009年10月31日 09:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL L2, Canon
10/31 9:44
歩き始めてから1時間少々。3,000mあたりからルートに雪がちらつき始める。
一つ目の鳥居(八合目)。
2009年10月31日 09:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL L2, Canon
10/31 9:52
一つ目の鳥居(八合目)。
3,400m。10時は過ぎてしまっている。あと25分で浅間神社はムリかな(2時間切りを若干意識)。
2009年10月31日 10:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL L2, Canon
10/31 10:09
3,400m。10時は過ぎてしまっている。あと25分で浅間神社はムリかな(2時間切りを若干意識)。
二つ目の鳥居(九合目)
2009年10月31日 10:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL L2, Canon
10/31 10:10
二つ目の鳥居(九合目)
九合目あたりから、パーっと頂上が開けてくる。
2009年10月31日 10:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL L2, Canon
10/31 10:25
九合目あたりから、パーっと頂上が開けてくる。
すべてのものが眼下に見える。背後には、駿河湾、そして伊豆半島も。
2009年10月31日 10:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL L2, Canon
10/31 10:37
すべてのものが眼下に見える。背後には、駿河湾、そして伊豆半島も。
ようやく、富士宮口コース終点。
2009年10月31日 10:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL L2, Canon
10/31 10:43
ようやく、富士宮口コース終点。
いつもの浅間神社。雪もまだわずかで積もる程ではない。
2009年10月31日 10:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL L2, Canon
10/31 10:44
いつもの浅間神社。雪もまだわずかで積もる程ではない。
山頂上で富士登頂回数で有名な佐々木さんに出会う。最初、分からなかったが話を聞いていて思い出した。その他の方々も富士登頂記録の猛者達。話をしていてとても楽しかった。まったくお若い。
2009年10月31日 10:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL L2, Canon
10/31 10:58
山頂上で富士登頂回数で有名な佐々木さんに出会う。最初、分からなかったが話を聞いていて思い出した。その他の方々も富士登頂記録の猛者達。話をしていてとても楽しかった。まったくお若い。
有名人の佐々木さん(富士登頂700回くらい?)一行と話し込んでしまう。楽しかったが後にして、剣ヶ峰に向かう。写真は先行者、馬の背にて。
2009年10月31日 11:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL L2, Canon
10/31 11:29
有名人の佐々木さん(富士登頂700回くらい?)一行と話し込んでしまう。楽しかったが後にして、剣ヶ峰に向かう。写真は先行者、馬の背にて。
おなじみの旧測候所。いつかは、破損し飛ばされてしまうのではないだろうか。
2009年10月31日 11:36撮影 by  Canon IXY DIGITAL L2, Canon
10/31 11:36
おなじみの旧測候所。いつかは、破損し飛ばされてしまうのではないだろうか。
剣ヶ峰。ペンキで塗ったような青い空。さて、こんな石碑あったっけ(右下)?
2009年10月31日 11:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL L2, Canon
10/31 11:34
剣ヶ峰。ペンキで塗ったような青い空。さて、こんな石碑あったっけ(右下)?
さて、測候所からお鉢めぐりにコースを取る。お鉢めぐりでは随分足が雪にもぐった。
2009年10月31日 11:40撮影 by  Canon IXY DIGITAL L2, Canon
10/31 11:40
さて、測候所からお鉢めぐりにコースを取る。お鉢めぐりでは随分足が雪にもぐった。
カキ氷作れそうな氷。寒さと風のチカラを垣間見る。日本の強風はどこも西から。
2009年10月31日 11:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL L2, Canon
10/31 11:47
カキ氷作れそうな氷。寒さと風のチカラを垣間見る。日本の強風はどこも西から。
白山岳方面からの測候所(振り返る)。
2009年10月31日 11:49撮影 by  Canon IXY DIGITAL L2, Canon
10/31 11:49
白山岳方面からの測候所(振り返る)。
須走終点からの測候所(剣ヶ峰の対面側)。
2009年10月31日 12:02撮影 by  Canon IXY DIGITAL L2, Canon
10/31 12:02
須走終点からの測候所(剣ヶ峰の対面側)。
須走口コース終点付近。ここにも登山者が数名景色を楽しんでいた。
2009年10月31日 12:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL L2, Canon
10/31 12:07
須走口コース終点付近。ここにも登山者が数名景色を楽しんでいた。
御縁があるかわかりませんが、大量の五円玉が鐘台に埋め込まれてました。居合わせていたドイツ人が面白そうに見ていたので写真撮影してあげる。
2009年10月31日 12:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL L2, Canon
10/31 12:10
御縁があるかわかりませんが、大量の五円玉が鐘台に埋め込まれてました。居合わせていたドイツ人が面白そうに見ていたので写真撮影してあげる。
さて、お鉢めぐり終了。御殿場口コース終点に至る。
2009年10月31日 12:21撮影 by  Canon IXY DIGITAL L2, Canon
10/31 12:21
さて、お鉢めぐり終了。御殿場口コース終点に至る。
御殿場口コースから下山しようとすると「通行止め」の標識が。滑落の危険性があるからだろう、きっと。でもここから下りる。
2009年10月31日 12:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL L2, Canon
10/31 12:22
御殿場口コースから下山しようとすると「通行止め」の標識が。滑落の危険性があるからだろう、きっと。でもここから下りる。
確かに御殿場コースには踏み跡もない。10本爪アイゼン持っているが、ここでも装着せず下りる。
2009年10月31日 12:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL L2, Canon
10/31 12:24
確かに御殿場コースには踏み跡もない。10本爪アイゼン持っているが、ここでも装着せず下りる。
いつもの長田尾根碑まで下りる。残念ながら、この石碑から上部の手すりはこの夏撤去されてしまったようだ。ここから下部は手すりあり。
2009年10月31日 12:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL L2, Canon
10/31 12:43
いつもの長田尾根碑まで下りる。残念ながら、この石碑から上部の手すりはこの夏撤去されてしまったようだ。ここから下部は手すりあり。
御殿場コースも高度を下げるにつれ、下界の空気が濃くなっていく。眼下には、宝永山が見える。
2009年10月31日 12:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL L2, Canon
10/31 12:47
御殿場コースも高度を下げるにつれ、下界の空気が濃くなっていく。眼下には、宝永山が見える。
砂走館まで下りる。小屋はもうどこも開いていないが、ここまで来るともう危険箇所はクリアできた感がある。
2009年10月31日 13:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL L2, Canon
10/31 13:00
砂走館まで下りる。小屋はもうどこも開いていないが、ここまで来るともう危険箇所はクリアできた感がある。
大砂走り上部から宝永山に向かう。夏にあったあらゆる標識がすべて撤去されている。
2009年10月31日 13:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL L2, Canon
10/31 13:12
大砂走り上部から宝永山に向かう。夏にあったあらゆる標識がすべて撤去されている。
宝永山の爆裂火口はいつ見ても圧巻。豆粒ほどの人間が歩いているのが見える。頂上まで足を運ばない人には、ここはオススメです。
2009年10月31日 13:26撮影 by  Canon IXY DIGITAL L2, Canon
10/31 13:26
宝永山の爆裂火口はいつ見ても圧巻。豆粒ほどの人間が歩いているのが見える。頂上まで足を運ばない人には、ここはオススメです。
ダッシュで下りてきた宝永山を振り返る。さて、のんびり帰るか。
2009年10月31日 13:38撮影 by  Canon IXY DIGITAL L2, Canon
10/31 13:38
ダッシュで下りてきた宝永山を振り返る。さて、のんびり帰るか。
登りはじめの六合目小屋に戻る。ここから駐車場へはもうすぐ。お疲れです。
2009年10月31日 13:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL L2, Canon
10/31 13:44
登りはじめの六合目小屋に戻る。ここから駐車場へはもうすぐ。お疲れです。
撮影機器:

感想

今月中旬の海外出張以降、仕事の整理、風邪を引いたり等、生活リズムが乱れてしまった。

今年は、この静岡東部から何度も北ア/南アに日帰り登山し、かなり充実したと思う。
が、一方で週末の遠方登山で時間的余裕がないことから、精神的な余裕も無くなってきていたと思う。
もう少し身近な山はと考えたところ、富士山があった。
富士山には、もちろん何度も登っているが、ここ最近は、いつの間にか、北ア/南アに目を奪われ
身近にこの立派な山があることを忘れかけていたように思う。

改めて、ホームベース/無理しないマイペース登山ということで富士山を選びました。
(「原点の山」とは、生活の一部、基本となる山という意味です)

山頂では、富士登頂レコードをお持ちの佐々木(コジロー?)さんや、
佐々木さん友人の方々と話をしました。皆さんとは、初めて顔をあわせましたが、
山の話題で盛り上がりました。非常に楽しかったです。
佐々木さん一行には、下山後、駐車場でも再会。またまた、会話に花が咲きました。

まだまだ冬に至らない富士山だけあって、雪も柔らか、天気も快晴、気温もポカポカ、
のんびりした山行となりました。

最後に、今回10本爪アイゼンを持参しましたが、雪が柔らかめだった為、結局
装着することはありませんでした。片足グリセードやキックステップを使い、
トレラン並にバランスだけでこなしましたが、本来アイゼンは装着すべきだった
かもしれません。
(人の事をいえる立場にはないのですが、今回、運動靴・ほぼノー装備で浅間神社
まで上がって来た方がいました。正直見ていて冷や冷やでした)

P.S. 758さん、hitochigaさん、山頂では名刺ありがとうございます。

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