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ヤマレコ

記録ID: 501203 全員に公開 アルパインクライミング八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳/阿弥陀岳南稜

日程 2000年03月11日(土) [日帰り]
メンバー , その他メンバー2人
天候曇り
アクセス
利用交通機関
車・バイク
◆駐車場
舟山十字路の余地に駐車。
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

0130 舟山十字路着
0400 起床
0520 出発<1620>→0600 尾根末端取付き→0610-0620 尾根上<1820>→0805-0820 立場岳<2370>→0930 無名峰→0940-1020 P2のコル<2564>→1100 P3取付き→1225-1300 阿弥陀岳山頂<2805>→1625 御小屋尾根経由舟山十字路

写真

立場岳の尾根に取り付いたところから阿弥陀岳を望む。(0630頃)
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立場岳の尾根に取り付いたところから阿弥陀岳を望む。(0630頃)
シラビソの樹林帯を行く。
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シラビソの樹林帯を行く。
鹿ノ角辺りからの阿弥陀岳。
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鹿ノ角辺りからの阿弥陀岳。
阿弥陀岳南稜の全貌。右手にP3が大きい。
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阿弥陀岳南稜の全貌。右手にP3が大きい。
青ナギの通過。(0900頃)
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青ナギの通過。(0900頃)
無名峰を越え、P1に迫る。(0930)
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無名峰を越え、P1に迫る。(0930)
P2のコルで西風を避けて大休止。バックは阿弥陀。<2564>
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P2のコルで西風を避けて大休止。バックは阿弥陀。<2564>
P2コルから展望する赤岳。
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P2コルから展望する赤岳。
出発準備に掛かる。幕営装備の2人組が先行する。(この後P3手前で我々が先行する。)
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出発準備に掛かる。幕営装備の2人組が先行する。(この後P3手前で我々が先行する。)
P3へ向かう斜面を登る。眼下に原村の全景が広がる。
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P3へ向かう斜面を登る。眼下に原村の全景が広がる。
正面にP3の岩壁を見る。
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正面にP3の岩壁を見る。
P3のガリーを登るT橋さん。
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P3のガリーを登るT橋さん。
P3上でロープを片づけるAki-CLさん。
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P3上でロープを片づけるAki-CLさん。
阿弥陀岳頂上。富士も祝福しているようである。<2805>
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阿弥陀岳頂上。富士も祝福しているようである。<2805>
下りのルートの確認をするAki-CLさん、T橋さん。
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下りのルートの確認をするAki-CLさん、T橋さん。
御小屋尾根上部の急な下り。
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御小屋尾根上部の急な下り。

感想/記録

◆P2のコルまで
0400にWorkPadのアラームで目を覚ました。聞きなれないファンファーレなので効果てきめんだ。
0500に出立予定としていたが、未だ暗いと思われたので0520に出発時刻を遅らせた。が、いざ歩き出すと思ったよりも日の出は早くなっていたようで0600にもなると結構白んで来ている。
林道を40分程歩くと尾根の末端取付きにたどり着く。凍結した急登で結構きわどい。
ふぅふぅ息をつきながら尾根に上がるとそこから無名峰までは長閑なシラビソの樹林帯の中の歩きである。
キキキキと時折聞こえるのをキツツキだとT橋さんが解説してくれる。
シャクナゲは葉を丸めて冬ごもりと決め込んでいる。
標高と共に雪も深くなってくるが、流石に人気のあるルートかトレースは乱れない。
時折、左手に木間から阿弥陀岳が見えるが、徐々に近づいてくる。
立場岳は頂上が判然としないが、木に「立場山2248m」と記した標識が打ち付けてあった。しかし、地図では立場岳は2370mとなっている。120mもの差はどうしたものか?
標高に連れ樹林も隙間が多くなってくる。今日は曇天であるが、何故か展望が良い。
右手の方には権現・編笠、更に南アルプス、中央アルプスと言ったところが手に取るように見える。左手の方には蓼科山が時折姿を見せる。
目指すところの阿弥陀岳とその南稜も樹間から雄々しい岩壁を晒している。遠目にもP3が巨大に見える。
無名峰までは長い道程だ。が、何と言うことか無名峰と解らずにP1に達してしまった。無名峰とP1とP2はほぼ連なっている様だ。
P2を越えるとやや広くなったコルに達する。ここが幕営適地とされているP2のコルだ。無名峰辺りから北西の風がきつくなってきているため、尾根の東側に廻り風を避けて大休止を取り、登攀具の装着と腹ごしらえをすることとした。

◆阿弥陀岳南稜
クライマックスはこれからである。が、P2から見えるP3は威圧的だ。まあ、正面きって勝負するわけではない、と気を落ち着かせる。
Aki-CLさんが先頭に立って、P2のコルを立ち、先行する2名のパーティを追ってP3を目指した。
P3の基部への登りは結構な急登だ。一息つきながら歩くが、振り返ると素晴らしい展望だ。遠く北アルプスがくっきりと見える。更には足元には原村が一望のもとにある。
P3の岩壁直下に達するとそこから左手に巻いて行く。2人組が風を避けて登攀具を装着している脇を先に行かせてもらう。50m程のトラバースでガリーに出合う。
ガリーには1本のロープがフィックスしてある。
Aki-CLさんがトップでガリーを登っていく。ロープが出きったところでT橋さんがプルージックで確保して登っていくが、途中でAki-CLさんからフィックスで確保するように指示が出る。N本さん、自分と続く。
P3のガリーは全3ピッチ。1P目はフィックスで確保し、2P目はフィックスが無いためロープで確保、3P目はフリーで登った。
1P目の出だしが最も危うい感じがあったが、後はそれほど状態は悪くなく緊張するところは少ない。背後を振り返ると高度感溢れる風景が広がっている。
稜線に立つと既に赤岳も指呼の間である。
P4そして山頂も間近である。
P4は左から狭いバンドを巻いて登る。岩壁が一寸せり出していて足元を見て緊張する。そこを抜けると上を目指すだけである。
上からT橋さんの「ついたぞぉ」という声が聞こえた。もう少しのアルバイトで山頂に到着。1225であった。

◆阿弥陀岳頂上、下山
山頂からは360度の素晴らしい展望が開けている。
曇天であるにもかかわらず、富士山から日本アルプスが全て数えることができ、さらに北へ目を移すと信越国境の山々が連なっている。近くは赤岳、横岳、硫黄岳、東西天狗、北横岳、蓼科山、八子ヶ峰、霧ヶ峰、美ヶ原と名前を読み上げていける。
麓には原村の規則正しい区割りが良く見える。
行者小屋の方にずれ加減に風を避けて、休憩を取る。
地図を確認すると御小屋尾根の下山路は阿弥陀岳の西に構える摩利支天を越えていくようである。摩利支天は威風堂々たる岩峰である。
地図によるとその右(北側)を巻いて行くように記してあるが、阿弥陀山頂から見る限り右側はすとんと切れ落ちていて近寄る隙も与えてくれそうも無い。思わず、「行者小屋へ…」と泣きを入れたくなる。
我々に続いて3パーティが山頂を踏んできたが、日帰り装備の2組もどうやら行者小屋を目指すようである。
が、SACのメンバーが2月に踏んだところでは何も問題はなく、地図にも長閑な路のように(夏の状態だが)記してある。
行者を回ると2時間程度は余計に掛かりそうではあるし、取り敢えず不安があったらすぐに行者方面に回ることとして御小屋尾根を目指して進んでみることとする。
阿弥陀山頂から北西に100mほど進むと摩利支天の南端に達する感じになる。ここまでは何もトレースが無い。摩利支天に着くとこの南縁をトラバースするようにトレースが残っており、その先に鉄ハシゴが見える。地図の記述とは裏腹に左を巻いて行くと解り一同大いに安心した。
御小屋尾根の上部はスノーボードで降りるとさぞ楽しかろうという粉雪の急斜面であった。樹林帯に入っても積雪は多く、皆でシリセードを楽しんだ。
次第に勾配が落ち、積雪も減ってくると御小屋山への鞍部となる。
この辺りからはいささか退屈で長い道のりであった。左手に朝登った立場岳の尾根が広河原沢を挟んで直視できる。1820mのピークを目印にまだかまだかと気が急く。
御小屋尾根手前の鞍部からはもう小1時間かと考えていたが、尾根を舟山十字路方面にそれると右に左とくねくね回り結局1時間半以上掛かって舟山十字路に到着した。
何はともあれ、無事に計画より5分早く山行を終了することが出来た。
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