記録ID: 505044
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
北岳(広河原〜北岳)
2014年09月05日(金) 〜
2014年09月06日(土)


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 21:42
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,876m
- 下り
- 1,828m
コースタイム
1日目
- 山行
- 2:01
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 2:04
距離 3.1km
登り 796m
下り 75m
2日目
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 6:48
距離 8.9km
登り 1,084m
下り 1,763m
天候 | 1日目:小雨のち曇り 2日目:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
自転車
http://yamanashikotsu.co.jp/noriai/2014hirogawara.htm 待ち時間の間、芦安駐車場にいた山梨交通のチケット売り場のおじさんの話では、山梨交通はここにあるダイヤ通りの運行で、例え満車で乗れない人が出てもそれに応じて臨時便の追加などは一切出来ないそうですのでご注意を! 最終便で、さらに広河原の小屋も溢れて対応が出来ず、このままでは遭難者が出るという時に限って、県警の要請と環境省の許可を得て、救助に近い形でないと臨時便は出せないそうです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
広河原〜白根御池小屋: 終始樹林帯。 登り初めから3/2くらいの区間は、急登がしばらく続きます。 土壌の浸食も進んで木の根がかなり出ている所や、丸太で組まれた階段など、どちらも滑りやすく、足を引っ掛けやすいので注意して下さい。 残り1/3の区間は、歩きやすいトラバース区間となります。 白根御池小屋〜小太郎分岐: 2〜3分程ですが、ほんの少し、やぶ漕ぎな感じで始まります。 雨上がりや朝露で草が濡れていると一瞬のうちにベタベタになります。 そしてまた急登が続きます。 小太郎尾根〜肩の小屋: とても歩きやすい、気持ちのいい稜線歩きとなります。 冷たく気持ちのいい風と、ひときわ大きく見える富士山が、北岳へのWinning Roadへ導いてくれました。 肩の小屋〜北岳山頂: ゴロゴロな岩場を登って行きます。 ストックは肩の小屋辺りでザックに収めておきましょう。 黄緑色のペイントでマーキングはありますが、これも自然保護の為なのか、岩に付いた苔と同色なのでよ〜く目を凝らして、ルートを探しながら進みましょう! |
その他周辺情報 | 芦安駐車場にて700円でお風呂に入れます。(JAF割無し) 泉質はそこそこですが、車に乗る前にお風呂に入れるのはとてもありがたい事です。 |
写真
テントも張り終わったのし、さてと呑むか!
…とその時、小屋の人がテン場に駆け寄ってきました。
「今から救助の為にヘリがこちらに降りてきます。テントの方はテントが飛ばされないように押さえてて下さい!」
…とその時、小屋の人がテン場に駆け寄ってきました。
「今から救助の為にヘリがこちらに降りてきます。テントの方はテントが飛ばされないように押さえてて下さい!」
撮影機器:
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
予備電池(1)
筆記具(1)
保険証のコピー(1)
スポーツ飲料(2)
お茶(1)
帽子(1)
タオル(1)
携帯電話(1)
計画書(1)
雨具上下・レインスパッツ(1)
防寒着(1)
ストック(1)
昼飯(1)
鈴(1)
非常食(1)
カメラ(1)
カップラーメン(1)
水(1)
コーヒー(1)
箸(1)
ライター(1)
座布団(1)
ポカリ粉(1)
ゴミ袋(1)
時計(1)
ティッシュ(1)
100円玉(5)
手袋(1)
テント一式(1)
シュラフ(1)
|
---|---|
備考 | シュラフを忘れるという…前代未聞の大失態(w_−; 行程や時期によっては遭難、命に係わる重大な失態です。 時にテント泊の場合、手荷物検査体制の強化を図りたいと思います。 |
感想
金曜日、夜勤明けから山梨県まで移動。
天候はあいにくの雨の中、最終バスで広河原登山口まで上がる。
小雨は降り続いていたものの、翌日の快晴に期待して登り始める。
広河原を14時頃から登りはじめ、白根御池小屋には16時、2時間くらいで到着。
テント張る頃には雨も止んで、青空も少し見えてきました。
夜は満天の星空、ところが月明かりで上手く撮れません。
諦めて月を撮影しようにも、上手く撮れず…寝る…
朝3前に起床、お月様もいなくなったので少し星空撮影をし、ご飯食べて、4時半頃出発!
丁度樹林帯を抜けた辺りで御来光、そしてモルゲンロート。
そんなこんなで楽しみながら、御池小屋から3時間で北岳に到着。
30分くらいウロウロ遊んで、同じ道をピストンで北岳山頂から広河原まで2時間半で降りてきました。
本来は、北岳から先にある、間ノ岳まで行く予定でしたが、訳あって今回は北岳に来ただけにしておきます(*^▽^*)
今回の山行はたった24時間の間に、雨も含め、テント泊、光輝くお月様、満天の星空、快晴、モルゲンロート、たくさんの高山植物達、雲海、稜線の冷たい風、富士山、そして生ビール…お山の全ての魅力がてんこ盛りの山行でしたo(^-^)o
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toppo3067さん、昨日はほとんどご一緒させて頂きありがとうございました。
これからもヤマレコでご活躍を拝見させて頂きます。
またどこかの山でお会いそうですね。
今後ともよろしくお願いします。
こちらこそ、たくさんいろんなお話しながら行動を共に出来て、本当に楽しかったです。
また、どこかでお会いしましょう!
シュラフなしの無事帰還この時期だからよかったですね
結構速いペースのようで、案外初日肩ノ小屋のテン場まで行けなくはないですよね。小生今週末に行く予定ですが、広河原着が11時頃なので。。。でもテント担いでの登りはきつそうですね。レコ
参考にさせてもらいます。
ippatuponさん、はじめまして。
小屋入りも考えましたが、時期も時期だし、一応寒さにはある程度慣れてはいる方ですし、ビバーク訓練のつもりでそのままテント泊続行致しました。
ただ、シュラフを忘れるなんて…状況によっては遭難レベルですよね…ヾ(_ _。)
本来は翌日に間ノ岳まで行って、戻って北岳山荘でテント泊の予定でしたが、もちろんそれは自殺行為なので止めましたが…(^▽^;)
広河原11時着であれば、ある程度健脚な方なら肩の小屋まで行けると思います。
自分の荷物は全行程テント担いだまま(シュラフ無し)で17kgでした。(参考までに)
広河原から小太郎分岐(肩の小屋手前)までは暑さとの戦いになるかも知れませんが、これから暑さも収まって、快適に登れるといいですね♪
寝袋忘れたのっ??!!
ウケた!!爆
忘れ物手帳を作って、チェックしながらパッキングだね〜笑
てか、一ヶ月以上山登ってないから、身体が重い。。。。
もちろん、チェックリストで1つずつ確認しながらパッキングしたさ!
これで完璧!
って時に、打って変わって雨予報…
しかし朝方になって急にやっぱ晴れますって…
一旦計画中止からの計画再開。
準備したり片付けたり、そしてまた急遽準備して…
夜勤明けでザック以外にも服とか着替えとか靴とか、大急ぎで用意したのがいけなかったね(-ω-;)
でもさ、おかげで、物凄い発見がありました!
ビバークの際はザックの中身を全部出して、足をザックの中に入れる。
これは、サバイバル術として有名な方法。
確かに足はかなりあったかくなる。
でも、今度は上半身が寒くなってくる…
人間、追い込まれると知恵が出ます。(仕事と同じです)
下半身はザックに、上半身はザックのレインカバーを被ると、あんなにペラッペラなのに蓄熱性がとても高く、かなり快適に寝られます。
これは是非、サバイバル術として皆さんにも知っておいて欲しいと思います。
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