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Yamareco

記録ID: 509220
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

聖岳(便ヶ島〜上河内岳〜聖平小屋〜奥聖〜便ヶ島)

2014年09月13日(土) 〜 2014年09月14日(日)
 - 拍手
fktm_gasu3 その他1人
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
31:39
距離
51.3km
登り
6,547m
下り
6,584m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
11:20
休憩
0:34
合計
11:54
5:00
53
スタート地点
5:53
5:55
20
6:15
6:22
317
11:39
11:42
20
12:02
12:02
152
14:34
14:48
52
15:40
15:41
49
16:30
16:30
14
16:44
16:51
3
16:54
宿泊地
2日目
山行
8:20
休憩
1:22
合計
9:42
2:58
45
3:43
3:49
57
4:46
5:03
65
6:08
6:34
18
6:52
7:10
57
8:07
8:07
30
8:37
8:52
202
12:14
12:14
8
12:22
12:22
18
12:40
ゴール地点
初日の聖平小屋分岐〜上河内岳への途中までログがありません。
分岐でメインザックと共にロガーをそのままとなり、途中で気づいて腕時計でログを採取しました。
天候 初日;晴れ
2日目;晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
自家用車;自宅〜北又大橋駐車場
自転車;北又大橋駐車場〜便ヶ島
コース状況/
危険箇所等
便ヶ島〜西沢渡;崩壊箇所があり危険。崖に土砂が堆積し、その上をトラバース。
その他、特に危険箇所は無し。
その他周辺情報 北又大橋駐車場から橋への道が車両通行止めされている。
駐車場へは乗り入れ可。
北又大橋〜便ヶ島(約9km);易老渡手前で若干土砂が堆積しており、車両の通行にやや支障がありそう。その他は問題無し。
北又大橋〜便ヶ島は、ひたすら上る道路。
悪戦苦闘する友人S君。
2014年09月13日 05:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
9/13 5:33
北又大橋〜便ヶ島は、ひたすら上る道路。
悪戦苦闘する友人S君。
未舗装路も多く、地脚がないと自転車では走り辛い。
2014年09月13日 06:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
9/13 6:02
未舗装路も多く、地脚がないと自転車では走り辛い。
聖光小屋。
小屋の主とお話できました。
2014年09月13日 06:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/13 6:22
聖光小屋。
小屋の主とお話できました。
ようやく登山開始!
前座が長い過ぎだわ・・・。
2014年09月13日 06:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/13 6:34
ようやく登山開始!
前座が長い過ぎだわ・・・。
便ヶ島〜西沢渡で一番危険な崩壊トラバース点。
手前の草むらはロープが無く、踏み場も細く、危険だ。
2014年09月13日 06:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/13 6:57
便ヶ島〜西沢渡で一番危険な崩壊トラバース点。
手前の草むらはロープが無く、踏み場も細く、危険だ。
西沢渡の有名な手動ゴンドラにて。
初のアトラクションではしゃぐ三十路の図。
ちなみにこれはかなりしんどい…。
実は悪名高い?
2014年09月13日 07:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
9/13 7:20
西沢渡の有名な手動ゴンドラにて。
初のアトラクションではしゃぐ三十路の図。
ちなみにこれはかなりしんどい…。
実は悪名高い?
西沢渡直後の廃屋。
この小屋を反時計回りに裏手へ巻きます。
ここから本格的な上りです。
2014年09月13日 07:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/13 7:34
西沢渡直後の廃屋。
この小屋を反時計回りに裏手へ巻きます。
ここから本格的な上りです。
1400m標識。
ここから200m間隔で標識があります。
2014年09月13日 08:15撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/13 8:15
1400m標識。
ここから200m間隔で標識があります。
崩壊気味なトラバースポイント。
ロープと網で安全対策がしてありました。
2014年09月13日 08:17撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/13 8:17
崩壊気味なトラバースポイント。
ロープと網で安全対策がしてありました。
苔平。2050mと手書きされている。
ただし苔の生えている所は他にも沢山あるし、より平な所は他にも沢山ある。
2014年09月13日 10:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/13 10:14
苔平。2050mと手書きされている。
ただし苔の生えている所は他にも沢山あるし、より平な所は他にも沢山ある。
2000m標識。
苔平から少し登るとあります。
ほぼ上りオンリーです。
展望もないです。
2014年09月13日 10:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/13 10:20
2000m標識。
苔平から少し登るとあります。
ほぼ上りオンリーです。
展望もないです。
開けた!
来ました!
待ってました!
2014年09月13日 11:39撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
9/13 11:39
開けた!
来ました!
待ってました!
薊畑へ到着。
聖は霧中にございます。
2014年09月13日 11:42撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/13 11:42
薊畑へ到着。
聖は霧中にございます。
薊畑の薊は既にほぼ全滅でした。
2014年09月13日 11:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/13 11:45
薊畑の薊は既にほぼ全滅でした。
トリカブトや黄色の花がお花畑を作ってました。
2014年09月13日 11:54撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
9/13 11:54
トリカブトや黄色の花がお花畑を作ってました。
この紫の花は綺麗ですね。
2014年09月13日 11:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/13 11:59
この紫の花は綺麗ですね。
聖平小屋前の分岐へ到着。
一番右のピークが上河内岳ですね。
2014年09月13日 12:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
9/13 12:02
聖平小屋前の分岐へ到着。
一番右のピークが上河内岳ですね。
トリカブト。
見慣れて来たのにまた撮ってしまう。
2014年09月13日 12:29撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
9/13 12:29
トリカブト。
見慣れて来たのにまた撮ってしまう。
FHとMってどう言う意味?
2014年09月13日 12:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/13 12:30
FHとMってどう言う意味?
イワヒバリ。
警戒心は強いみたい。
2014年09月13日 13:10撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/13 13:10
イワヒバリ。
警戒心は強いみたい。
岩頭付近にて。
易老渡?が見渡せる。
2014年09月13日 13:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/13 13:19
岩頭付近にて。
易老渡?が見渡せる。
ここまで登って来ました。
右手にうっすら見える赤が聖平小屋。
2014年09月13日 13:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/13 13:23
ここまで登って来ました。
右手にうっすら見える赤が聖平小屋。
南岳に到着。
結構上りが多く大変。
2014年09月13日 13:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
9/13 13:37
南岳に到着。
結構上りが多く大変。
イワヒバリ。
その2。
2014年09月13日 13:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/13 13:52
イワヒバリ。
その2。
上河内岳肩にて。
まだピークは上なのにと思っていると肩だったと言う訳か。
上まで15分か。
2014年09月13日 14:21撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/13 14:21
上河内岳肩にて。
まだピークは上なのにと思っていると肩だったと言う訳か。
上まで15分か。
ピークまでもう少し。
2014年09月13日 14:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/13 14:22
ピークまでもう少し。
上河内岳に到着。
2014年09月13日 14:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
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9/13 14:33
上河内岳に到着。
2014年09月13日 14:38撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
9/13 14:38
ジャンプ!(上河内岳にて)
2014年09月13日 14:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
9/13 14:57
ジャンプ!(上河内岳にて)
上河内岳より光岳方面。
ガスが少し晴れて来た。
2014年09月13日 14:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/13 14:58
上河内岳より光岳方面。
ガスが少し晴れて来た。
肩に人が一杯。
2014年09月13日 14:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
9/13 14:58
肩に人が一杯。
上河内岳より聖方面。
聖はずっと雲の中。写真撮らせて〜><;
縦走路のアップダウンが一目で分かる。
2014年09月13日 14:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/13 14:58
上河内岳より聖方面。
聖はずっと雲の中。写真撮らせて〜><;
縦走路のアップダウンが一目で分かる。
岩頭付近のお花畑にて。
こちらも状況は同じでした。
2014年09月13日 15:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/13 15:57
岩頭付近のお花畑にて。
こちらも状況は同じでした。
聖平小屋にて夕食。
岩魚?をメインにバランス良い夕食でした。
豚汁が多めで夜の寒さで冷えた体に染みました。
2014年09月13日 17:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
9/13 17:59
聖平小屋にて夕食。
岩魚?をメインにバランス良い夕食でした。
豚汁が多めで夜の寒さで冷えた体に染みました。
初の小屋泊まりを体験。
川の字にて就寝。
シュラフは持参で千円浮かせました。
2014年09月13日 18:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/13 18:41
初の小屋泊まりを体験。
川の字にて就寝。
シュラフは持参で千円浮かせました。
小聖岳に到着。
山頂ご来光に向けて惜しい時間を削って撮影。
F値を絞り過ぎてしまった様です。
2014年09月14日 03:49撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
9/14 3:49
小聖岳に到着。
山頂ご来光に向けて惜しい時間を削って撮影。
F値を絞り過ぎてしまった様です。
山頂到着!
2014年09月14日 04:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/14 4:55
山頂到着!
前聖山頂標榜より日の出前の東方を望む。
目の前の巨大な黒のスクリーンが鮮やかなグラデーションに染まっていきました。
向こうでS君も撮影してますね^^
2014年09月14日 05:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
9/14 5:00
前聖山頂標榜より日の出前の東方を望む。
目の前の巨大な黒のスクリーンが鮮やかなグラデーションに染まっていきました。
向こうでS君も撮影してますね^^
やはりシルエットの美しさは圧倒的ですね。
2014年09月14日 05:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
9/14 5:11
やはりシルエットの美しさは圧倒的ですね。
ご来光です。人(ーー
2014年09月14日 05:27撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
9/14 5:27
ご来光です。人(ーー
ご来光と富士山。
全く以て有り難すぎて・・・
2014年09月14日 05:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
9/14 5:32
ご来光と富士山。
全く以て有り難すぎて・・・
北に位置する赤石岳とツーショット♪
雄大な山容に惚れました!
2014年09月14日 05:35撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
9/14 5:35
北に位置する赤石岳とツーショット♪
雄大な山容に惚れました!
ちょっと遅かった感が否めない影富士。
2014年09月14日 05:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
9/14 5:40
ちょっと遅かった感が否めない影富士。
聖岳標榜よりご来光と富士山。
2014年09月14日 05:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/14 5:41
聖岳標榜よりご来光と富士山。
2度目の標榜ショット&赤石岳。
2014年09月14日 05:43撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/14 5:43
2度目の標榜ショット&赤石岳。
赤石岳の山容は素晴らしいです。
2014年09月14日 05:43撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/14 5:43
赤石岳の山容は素晴らしいです。
ずっと見ていたい・・・
2014年09月14日 05:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
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9/14 5:44
ずっと見ていたい・・・
奥聖到着です!
2014年09月14日 06:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
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9/14 6:13
奥聖到着です!
聖平小屋で購入したお稲荷さんで朝食です。
南方の風景を眺めながら。
ちなみに北面側は風が冷たかったですーー;
2014年09月14日 06:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/14 6:28
聖平小屋で購入したお稲荷さんで朝食です。
南方の風景を眺めながら。
ちなみに北面側は風が冷たかったですーー;
The サンシャイン。
2014年09月14日 06:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/14 6:55
The サンシャイン。
赤石惚れ。
聖は標榜だけ。
2014年09月14日 07:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
9/14 7:00
赤石惚れ。
聖は標榜だけ。
ジャンプ!
撮影が一段落してお楽しみモード♪
これも撮影でしたね^^;
2014年09月14日 07:03撮影 by  DSC-RX100, SONY
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9/14 7:03
ジャンプ!
撮影が一段落してお楽しみモード♪
これも撮影でしたね^^;
だいぶ下ってきましたがまだまだ。
2014年09月14日 07:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/14 7:37
だいぶ下ってきましたがまだまだ。
小聖岳まで下ってきたゼ!のドヤ顔です。
失礼しました。
2014年09月14日 08:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
9/14 8:13
小聖岳まで下ってきたゼ!のドヤ顔です。
失礼しました。
縦縞模様に亀裂の入った赤石。
亀裂から苔が生しており、ユニークな感じがしました。
帰り方向じゃないと分かり辛いです。
2014年09月14日 09:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/14 9:22
縦縞模様に亀裂の入った赤石。
亀裂から苔が生しており、ユニークな感じがしました。
帰り方向じゃないと分かり辛いです。
登山口まで下山。
とんでも無く長い下りにゴンドラ牽き、崩落箇所のトラバースと疲れました。ここからは自転車で下るのみです。
2014年09月14日 12:10撮影 by  DSC-RX100, SONY
9/14 12:10
登山口まで下山。
とんでも無く長い下りにゴンドラ牽き、崩落箇所のトラバースと疲れました。ここからは自転車で下るのみです。
易老渡駐車場前の土砂崩れ。
普通の車でも抜けられそうです。
この場所以外は特に問題なさそうでしたが・・・−−;
2014年09月14日 12:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
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9/14 12:22
易老渡駐車場前の土砂崩れ。
普通の車でも抜けられそうです。
この場所以外は特に問題なさそうでしたが・・・−−;
北又大橋より駐車場を見る。
あの駐車場からこの橋へのアプローチの門が施錠されています。ガードレールの横はガードレールを乗り越えられれば自転車などを持ち込む事ができます。
2014年09月14日 12:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
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9/14 12:40
北又大橋より駐車場を見る。
あの駐車場からこの橋へのアプローチの門が施錠されています。ガードレールの横はガードレールを乗り越えられれば自転車などを持ち込む事ができます。
かぐらの湯にてまんぷく定食(ジンギスカン丼)
お腹が減りすぎてガっついていたらジンギスカンの肉の軟骨を思いっきり噛んで歯が折れるかと思いましたーー;
2014年09月14日 14:33撮影 by  iPhone 4S, Apple
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9/14 14:33
かぐらの湯にてまんぷく定食(ジンギスカン丼)
お腹が減りすぎてガっついていたらジンギスカンの肉の軟骨を思いっきり噛んで歯が折れるかと思いましたーー;

装備

個人装備
シュラフカバー<br />使い捨て体拭き
備考 荷物をデポする際のサブザックにはウェストバックを使ったがもう少し大きなものが欲しいと思った。

感想

友人S君に誘われて聖岳登山を計画。7/末に光岳へ登っており、南アルプス南方峰を制覇しておきたいと思いで参加しました。

ただ企画段階から8月の台風で元より悪いアプローチがさらに悪くなっているとの情報から別の山にすべきと友人を説得したのだが、ヤマレコの山行記録から何とか自転車で登山口まで行けそうだとの事で、さらに聖光小屋の主人からママチャリの登山客が居たと言う情報を電話でキャッチする等、友人の情報収集もあり、計画は三度練り直すことにはなったが、聖岳へアタックを決意。

登山前日は友人S君のアイディアにより車中泊を快適に完了。
翌日4時起床、直ぐに準備して自転車で登山口を目指す。
北又渡から便ヶ島までの道のりは舗装路が多いもののがオフロードや落石が多く、そして何より急勾配ではないがずっと上り調子なのだ。
元よりロードバイカーの私は難なく走破するものの、自転車が久しぶりと言う友人にはかなり堪えてしまった様で、彼曰く。この登山で一番辛かったとの事。

さてはて何とか便ヶ島へ到着。通常ここから登山であるかと思うと、そこそこ体力を削られた感が否めない。自転車をデポして登山開始。聖光小屋の主人には停めて良いとのお墨付きを頂きました。

山道を行くと直ぐに一部崩壊のある区間に入ります。西沢渡までは何度も渡りますが、一番危険な所は踏み幅が片足程しかなく、かなり危険です。
今回の登山でも一番危険な場所だと思いました。

西沢渡へ到着すると待ってました!ゴンドラです。
大凡のイメージはあったのですが、改めて見るとこのゴンドラ、ゴツイです。でもロープが渡してあると言うアトラクション感でワクワクしちゃいました。
我々の前の方が聖方面へ行ったと思われ、ゴンドラは対岸。まずは引き寄せます。引っ張ってみると滑車の法則でしょう。引っ張り分の半分?四半分?しか動きません。でも原力で引っ張ると重すぎるので仕方ありません。友人と交替しながら引き寄せて乗り込み。また向こう岸へ。何とか到着。お一人様には相当厳しい作業だと思いました^^;

一難去ってまた一難。ここからようやく本格的な上りです。
今までは沢沿いの平坦メインだった訳です。5時間の上りです。簡単な訳がありません。危険な崩壊箇所が序盤にあり、ロープが張られてました。中盤〜終盤は苔生した大木が多くそびえ立つ森で、地図通り展望はほぼありません。さらに平坦がほぼ無くただただ登るのでかなり体力を使いました。

ようやく登り切って薊畑へ。上河内岳がよく見えました。逆に聖方面は暗雲が頂上付近をがっしり覆っている感じです。予定通り初日は上河内岳へピストンして聖を翌日としました。聖平小屋分岐で私は荷物をデポ。サブへ切替。友人はデポを完全拒否。大丈夫だろうか体力面はかなり問題無さそうだけど。
ちなみに昼食は中休止を何度か入れる時におにぎりを1つずつ消化して行く方法で昼食タイムは無しとしました。時間優先ですね。

さて上河内岳へは行きは2時間半。帰りは1時間半。小屋には早めに着きたいので早々に移動開始。途中稜線から何度も聖を見ましたが雲は消えず。また上河内も登りだすと徐々にガスで覆われていきました。風景が楽しめる稜線だったのですが、当然登りが多く、途中の南岳で中休憩。さらに進んでようやく上河内岳へ到着。頂上では若干ガスが切れて風景を楽しむことができました。
帰りは体力が事切れそうな友人とともに小屋へ。登りが多ければ下りも多い。中々ハードな下りでした。

初の小屋泊まりで戸惑いながらもチェックイン。とりあえずビールとコーラで今日一日を労い合う。明日の準備を進めつつ夕食を待つ。夕食では同じテーブルになった方と色々と話し自分のまるで知らなかった情報をいくつも教えてもらいました。本当に勉強になります。もちろん夕食も美味しく頂きました。人(U_U
さて明日の算段。明日はご来光が見たい。計画より早い起床となるも逆算するに2時に出発で釣りが来る。7時間も寝られるなら余裕と就寝。

私の聞き違いで2時起床。本当は1時半起床だったのね・・・スマソorz
少し遅くなって2時半発。少し急いで登る。
東の空が白んでくると、昨日眠れなかったのたまった友人Sのカメラマン魂が点火。山頂へ猛プッシュ開始。難なく日の出前に山頂へ到着。

山頂は登っている途中から分かっていましたが、独占状態。
しかも昨日のガスは嘘のように360度の展望。やはり頂上は朝ですね。
2時間。奥聖を含めずっとご来光やら赤石、標榜、南方、中央やら北アなどの写真をひたすら撮っていました。奥聖へ道程で今年初めての雷鳥に会うことができました。

だいぶ明るくなって来て他の登山者の方々もどしどし登ってまいります。
散々頂上を満喫したので下山開始です。
行きに楽しめなかった小聖に寄りつつ薊畑でデポした荷物を回収。
またあの長い下りに悩まされつつゴンドラで腕をダルくし、危険な崩壊を回避して便ヶ島へ。ここからは自転車でダウンヒルアタック!猛烈にプッシュしてなんと30分で走破。ロードバイクとは違うオフロードも中々面白いなと感じました。

帰りの食事はかぐらの湯で、温泉は私の要望で塩吹館となりました。
色々とハードな事も多かったですが、それを補って有り余る絶景を満喫でき、有意義な山行でした。

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体力レベル
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