ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 509837
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

南アルプスの秘境でスーパームーン!・・・悪沢岳へ

2014年09月08日(月) 〜 2014年09月10日(水)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
23.4km
登り
2,475m
下り
2,472m

コースタイム

1日目
山行
8:28
休憩
0:38
合計
9:06
9:24
11
9:35
9:35
90
11:05
11:05
16
鉄塔
11:21
11:29
41
岩頭見晴し
12:10
12:15
40
林道出合い
12:55
13:10
95
14:45
14:55
215
清水平
18:30
2日目
山行
5:44
休憩
1:36
合計
7:20
6:30
78
7:48
8:05
77
9:22
9:22
54
10:16
11:00
30
11:30
11:40
45
12:25
12:50
60
13:50
3日目
山行
6:09
休憩
1:06
合計
7:15
5:25
34
5:59
6:20
55
7:15
7:40
32
8:12
8:12
118
10:10
10:10
115
林道出合い
12:05
12:25
15
12:40
椹島ロッジ
一日目の途中で足を痛めたので、タイムは通常の倍以上掛かっていると思われます。
二日目は縦走を諦めてのんびり休んだり周囲を観察しながらなので、タイムはあてになりません(^_^;
三日目も、足を庇ってわりとのんびりです。
健脚の方でしたら、もっと早いタイムで行動できると思います。
天候 9/8(月) 薄曇り
9/9(火) 晴れのち曇り
9/10(水) 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
新東名 新静岡ICより県道27号線→県道189号線→県道60号線合流で畑薙第一ダム方面へ。
畑薙第一ダム夏期臨時駐車場(無料)に駐車し、東海フォレストの送迎バスで椹島へ。

【注意】
県道27号線は口坂本温泉から先が現在通行止のため、途中で県道189号線(横沢方面)へ折れ、富士見峠経由で井川湖へ向かうルートになります。
27号→189号の分岐を見逃して口坂本まで行ってしまうと、かなりの距離を引き返すことになるので注意してください。

http://www.t-forest.com/alps/access.html

<東海フォレスト送迎バスについて>
畑薙第一ダムの沼平駐車場から先はマイカー規正となっているため、登山口の椹島までは東海フォレストの送迎バス利用となります。
バスの利用については決まり事があるので、東海フォレストのHPで注意点をよく確認してください。

東海フォレスト 南アルプス南部の登山・観光情報
http://www.t-forest.com/alps/index.html

・駐車場とバス利用について
http://www.t-forest.com/alps/park_ride.html
コース状況/
危険箇所等
<椹島〜小石下>
椹島から林道へ上がって滝見橋の横を登山道へ入る。
なだらかな道をしばらく行くと吊り橋を渡り、その後は急登続きの樹林帯。
鉄塔を越えると岩稜を越える箇所もあり、急峻。
階段状の急登を登り切ると林道に出る。
千枚小屋までの間で一番キツイ区間。

<小石下〜清水平>
林道を右に進むとすぐに、長いハシゴが掛けられている。
森の中の苔むした登りがジグザグと続く。
途中、林道を横切る箇所あり。
日の光もほぼ入らないためか、とにかく苔とキノコが多い。
ひと休みしたくても腰を下ろせる場所が無く、ダラダラと続くキノコ道にかなりウンザリするうえ、林道が登山道の近くを並走しているため、接近した箇所でたまたま荷揚げの車が通るのが見えると、秘境感が一気に崩れて結構萎える。

<清水平〜駒鳥池>
清水平には水場あり。
樹林帯の登りでジメジメとしているせいか、気温が高いとかなり汗をかき水の消費量が激しくなると思われるので、予定よりも水が減っている場合はここで給水しないと千枚小屋まで水場は無い。
なだらかな上り下りと急な上り下りがなんども繰り返され、いいかげん飽きて嫌になってくる(^_^;
足場がぬかるんだ箇所もあるのでゲイターを装着した方がズボンを汚さずに済む。
標高が上がり木々の間から空や稜線が見え始めると少しホッとするが先はまだ長い。
途中、「見晴し台」に上がると荒川三山、赤石岳、聖岳が一望できるが、登り時には、もはやここでそんな余計な寄り道をする元気は無い(^_^;

<駒鳥池〜千枚小屋>
駒鳥池は登山道から少し下った箇所にあるが、登山道からも様子を眺めることはできる。
登り時には、もはやここで(以下略
小屋に向かって高度を上げて行く感じで、これまでに比べれば歩きやすくなだらかではあるが、しつこく登りが続くので辛抱の区間。
山に添って左へ大きく曲がれば小屋まであと少し。
小屋が見えると、手前に小さな沢が流れていて水場がある。
ここの水は超絶美味しいので、ぜひ喉を潤して頂きたい。

<千枚小屋〜千枚岳>
木陰の道をジグザクと登り、樹林帯を抜けるとハイマツに囲まれた緩やかな登りとなる。
高山植物も豊富で、この時期は特に、トリカブトやマツムシソウ、ウスユキソウが目立った。
蝶の種類も多い。
ハイマツにはホシガラスの巣があるのか、頻繁に飛び回っていて、林道沿いにもあちこちに餌場がありマツの実を喰い散らかしてあった。
千枚岳山頂は眺望もよく、富士山やこれから先の縦走路にある山々を一望できる。

<千枚岳〜丸山>
千枚岳直下は急な下り、岩も多く高度感ある狭い危険箇所もアリ。
鎖やロープが無く腕の力を使って越える岩場もあるので、この僅かな箇所を越えるためには、事前に岩場ルートに慣れておく必要があると思われる。
丸山直下は非常になだらかな登りとなる。
天気がよければ、振り返れば常に富士山を眺めることができ、ホッとできる区間。
丸山山頂はさらに眺望がよく、白鳳三山や甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳も見える。

<丸山〜悪沢岳(荒川東岳)>
丸山直下はなだらかな下り、悪沢へ登り返す箇所になると大きな岩の上を越えたり、ガレ場を歩いたりと岩場が続く。
ゴロゴロと荒涼した道を登り切ると悪沢岳山頂。
眺望は、360度素晴らしい。
ことばで説明するより、ぜひ実際に見て欲しい感動の絶景。
その他周辺情報 <コンビニ・GS>
新静岡IC出口の交差点にローソン、その少し先にサークルKあり。
そこから先は一切コンビニ無し。
飲み物や買い物などの準備は、ICを下りたこの2店か、高速道路のSAなどで済ませておく必要があります。
ガソリンスタンドも山間部は営業時間が微妙なので(深夜早朝や休日は閉店の可能性あり)、マイカーでガソリンが減っている場合はインターを下りる前に帰りのガソリンにも注意していた方が良いと思います。
インター←→畑薙はガソリンを喰う山道で、かなりの距離を往復します。

<バスについて>
東海フォレストのバスは山小屋利用者(東海フォレスト経営の施設利用)のみ乗車できる無料送迎バスで、乗車直前に3000円分のチケットを購入。
このチケットは山小屋宿泊券として、登山中どこか一ヵ所の小屋泊で使用します。
山小屋では領収証を貰い、下山後、椹島でのバス予約時にこの領収証が必要。

<椹島ロッジについて>
椹島に前泊する方が多いと思いますが、椹島にはロッジ、テント場(自炊施設あり)、食堂と売店、コインロッカー(1日300円)のほか、ロッジ宿泊者は入浴施設も利用できます。
下山時にコインシャワーのみ使用できるようなので、詳細は売店で確認してください。

<下山後の入浴>
畑薙第一ダムから少し下った所に「白樺荘」があり、食事・宿泊の他、日帰り入浴が出来ます。
自分は寄りませんでしたが、とても綺麗な施設でした。
登山口の椹島。
ロッジのスタッフさんに撮って頂きました(^^)
広々としたテン場が気持ち良さそう。。。こんどテン泊しに来たい。
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ロッジのスタッフさんに撮って頂きました(^^)
広々としたテン場が気持ち良さそう。。。こんどテン泊しに来たい。
いよいよスタート。
まずは林道へ上がります。
いよいよスタート。
まずは林道へ上がります。
林道に出たら右方向の滝見橋へ向かいます。
林道に出たら右方向の滝見橋へ向かいます。
ずっとこんな道ならいいのに(笑
ずっとこんな道ならいいのに(笑
滝見橋の手前から登山道へ。
滝見橋の手前から登山道へ。
崖沿いに簡易橋がいくつか取り付けられています。
崖沿いに簡易橋がいくつか取り付けられています。
崩壊しそうでちょっと怖い。。。
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崩壊しそうでちょっと怖い。。。
しばらく沢沿いになだらかな道が続きます。
しばらく沢沿いになだらかな道が続きます。
吊り橋。
この後に地獄が始まるとは。。。
吊り橋。
この後に地獄が始まるとは。。。
さっそく急登が始まりました。
北アの燕岳などに見る三大急登よりもキツいです(T_T)
さっそく急登が始まりました。
北アの燕岳などに見る三大急登よりもキツいです(T_T)
ガレガレの登り。
マジキツい。
出だしでかなり消耗。
ガレガレの登り。
マジキツい。
出だしでかなり消耗。
鉄塔の下をくぐります。
今にして思えば、ここでひと休みするべきでした。
鉄塔の下をくぐります。
今にして思えば、ここでひと休みするべきでした。
ここから先が延々と永く苦しいと知っていたならば(T_T)
ここから先が延々と永く苦しいと知っていたならば(T_T)
岩頭見晴らし。
ここで山ガールさん3人組に追い抜かれ、本日このルートの最後尾に(^^;
岩頭見晴らし。
ここで山ガールさん3人組に追い抜かれ、本日このルートの最後尾に(^^;
サルオガセ。
藻というか、とろろ昆布みたい(笑
駒鳥池だけじゃなく、あちこちにあるものだったのね?
サルオガセ。
藻というか、とろろ昆布みたい(笑
駒鳥池だけじゃなく、あちこちにあるものだったのね?
岩の急登や急下りを乗り越える。
ここ、下山時に登って越える方が大変でした>_<
岩の急登や急下りを乗り越える。
ここ、下山時に登って越える方が大変でした>_<
せっかく登ってきたのに、急下り。
せっかく登ってきたのに、急下り。
アキノギンリョウソウ(ギンリョウソウモドキ)。
前を歩いてた人も、キノコには気付くけど銀竜草もどきには誰も気付いてなかったみたい。。。いままで見たこと無かったので、一瞬だけテンション上がりました(^^)
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アキノギンリョウソウ(ギンリョウソウモドキ)。
前を歩いてた人も、キノコには気付くけど銀竜草もどきには誰も気付いてなかったみたい。。。いままで見たこと無かったので、一瞬だけテンション上がりました(^^)
リアル迷彩柄(笑
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リアル迷彩柄(笑
キノコには詳しくないので名前が判りませんが、まるで珊瑚のような薄紅色。
もちろん食べられ。。。ませんよね?(^^;
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キノコには詳しくないので名前が判りませんが、まるで珊瑚のような薄紅色。
もちろん食べられ。。。ませんよね?(^^;
林道に出た。
ここまで予想以上に時間が掛かっていることに愕然。
途中、足を捻って傷めたのもあり、このままのペースでは日が落ちる前に小屋に着けないかも(;_;)
林道に出た。
ここまで予想以上に時間が掛かっていることに愕然。
途中、足を捻って傷めたのもあり、このままのペースでは日が落ちる前に小屋に着けないかも(;_;)
林道を右へ
少し進んで。。。
少し進んで。。。
長いハシゴ階段を登ります。
長いハシゴ階段を登ります。
ここから先はさらにキノコだらけ。
自分の中ではもう、この区間は「キノコ道」です。
ここから先はさらにキノコだらけ。
自分の中ではもう、この区間は「キノコ道」です。
人のアタマほどの大きさの巨大キノコ。
毒々しい上にデカイ!
夜中に「フシューッ!」って毒胞子を噴射してそう>_<
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人のアタマほどの大きさの巨大キノコ。
毒々しい上にデカイ!
夜中に「フシューッ!」って毒胞子を噴射してそう>_<
苔だらけの道で、腰を下ろすような場所も無く延々と登り続けて、やっとベンチ発見>_<。
ここが小石下かな?
足の痛みもあり、すでに気持ちに余裕がなくなっていて、ただ進むことだけに必死な状態(T_T)
苔だらけの道で、腰を下ろすような場所も無く延々と登り続けて、やっとベンチ発見>_<。
ここが小石下かな?
足の痛みもあり、すでに気持ちに余裕がなくなっていて、ただ進むことだけに必死な状態(T_T)
真ん中の若い木は、岩を割って生えたのか、割れた岩の間に伸びたのか??
真ん中の若い木は、岩を割って生えたのか、割れた岩の間に伸びたのか??
やっと清水平。
ここまで、周囲に人がいないのを良いことに「もう嫌だー!」って何度叫んだか(笑
まだまだ先は長いのに、一向に歩が進まない(T_T)
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やっと清水平。
ここまで、周囲に人がいないのを良いことに「もう嫌だー!」って何度叫んだか(笑
まだまだ先は長いのに、一向に歩が進まない(T_T)
もう写真を撮る気力さえ萎えて、無心で歩き続ける状態に(^^;
一応、時間の記録にと撮った一枚。
日暮れに間に合わなかった時のことを考えて、一瞬この上の見晴し台でビバークしようかと考えた(^^;
もう写真を撮る気力さえ萎えて、無心で歩き続ける状態に(^^;
一応、時間の記録にと撮った一枚。
日暮れに間に合わなかった時のことを考えて、一瞬この上の見晴し台でビバークしようかと考えた(^^;
やっとの思いで駒鳥池。
力無く見下ろすだけ(笑
この後、小屋手前で日が落ちて薄暗くなり、熊鈴だけでは不安で控えめにホイッスルを吹きつつ小屋に辿り着いたのでした。
見通しの甘さに大反省。
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やっとの思いで駒鳥池。
力無く見下ろすだけ(笑
この後、小屋手前で日が落ちて薄暗くなり、熊鈴だけでは不安で控えめにホイッスルを吹きつつ小屋に辿り着いたのでした。
見通しの甘さに大反省。
翌朝。気を取り直して早朝から行動。
富士山がアタマを覗かせてます(^^)
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翌朝。気を取り直して早朝から行動。
富士山がアタマを覗かせてます(^^)
千枚小屋のお弁当♪
このおにぎりが、食べやすいしめさめさ美味しいんですよ!
山小屋のお弁当では自分のベスト1です。
千枚小屋のお弁当♪
このおにぎりが、食べやすいしめさめさ美味しいんですよ!
山小屋のお弁当では自分のベスト1です。
湿布を貼っておいたので足の痛みも引いていて、とりあえず縦走予定で出発。
小屋裏の樹林を登って行きます。
湿布を貼っておいたので足の痛みも引いていて、とりあえず縦走予定で出発。
小屋裏の樹林を登って行きます。
鹿の食害からお花畑を護る柵が設置されてます。
鹿の食害からお花畑を護る柵が設置されてます。
二軒小屋へのルートとの分岐。
このルート、延々と物凄い急下りなんだそうです>_<
二軒小屋へのルートとの分岐。
このルート、延々と物凄い急下りなんだそうです>_<
木々の間から富士山をチラ見しつつ♪
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木々の間から富士山をチラ見しつつ♪
なんか開けた所が見えた。
なんか開けた所が見えた。
やっと、森林限界のようです。
やっと、森林限界のようです。
稜線にでたー\(≧▽≦)/
気持ちいいー!!!
稜線にでたー\(≧▽≦)/
気持ちいいー!!!
高山植物も豊富です。
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高山植物も豊富です。
タカネマツムシソウ
[高嶺松虫草]
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タカネマツムシソウ
[高嶺松虫草]
ミネウスユキソウ
[峰薄雪草]
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ミネウスユキソウ
[峰薄雪草]
ハイマツ越しに荒川三山。
ハイマツ越しに荒川三山。
頂上見えて来た!
頂上見えて来た!
千枚岳山頂。
富士山を見ながら休憩(^^)
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富士山を見ながら休憩(^^)
次は丸山へ!
ちょっと急なガレ場の下り。
ちょっと急なガレ場の下り。
崖(?)を下ると細いなだらかな道へ。
崖(?)を下ると細いなだらかな道へ。
・・・と思ったらわりと危険な箇所も(^^;
慎重に通過。
・・・と思ったらわりと危険な箇所も(^^;
慎重に通過。
丸山と悪沢岳。
丸山直下は、なだらかにダラダラと登って行きます。
丸山と悪沢岳。
丸山直下は、なだらかにダラダラと登って行きます。
やっと着いた。
360度の見晴らし!
気持ち良い(*´∇`)
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やっと着いた。
360度の見晴らし!
気持ち良い(*´∇`)
さぁ、本日最高地点の悪沢へ!
さぁ、本日最高地点の悪沢へ!
白鳳三山と甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳も見えます。
手前のピークは塩見岳?
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白鳳三山と甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳も見えます。
手前のピークは塩見岳?
大岩ゴロゴロを登る!
でもこういうルートの方が好き。
大岩ゴロゴロを登る!
でもこういうルートの方が好き。
まだまだガレ道が続く。。。
悪い山だ!悪沢!>_<
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まだまだガレ道が続く。。。
悪い山だ!悪沢!>_<
振り返ると、千枚岳越しの富士山♪
絵になりますね。
これはちょっと、今晩のスーパームーンと一緒に撮りたくなるような景色。
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振り返ると、千枚岳越しの富士山♪
絵になりますね。
これはちょっと、今晩のスーパームーンと一緒に撮りたくなるような景色。
お?山頂だ!
到着ー\(≧▽≦)/
日本第5位制覇(*´∇`)
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到着ー\(≧▽≦)/
日本第5位制覇(*´∇`)
悪沢からの富士山!
山梨側の裾野まで見えた(^^)
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悪沢からの富士山!
山梨側の裾野まで見えた(^^)
腰を下ろすとキアゲハが舞って来て足元にずっととまったまま。
「縦走はやめた方が良いよ」って説得に来たの?
この時点でかなりの時間を使ってしまっていたので、体力的に無理と判断。
足の不安もあるし、縦走はやめて余裕のあるうちに戻ろう(^^)
腰を下ろすとキアゲハが舞って来て足元にずっととまったまま。
「縦走はやめた方が良いよ」って説得に来たの?
この時点でかなりの時間を使ってしまっていたので、体力的に無理と判断。
足の不安もあるし、縦走はやめて余裕のあるうちに戻ろう(^^)
山頂にいたイケメンくんたちに記念撮影していただきました(*´∇`)
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山頂にいたイケメンくんたちに記念撮影していただきました(*´∇`)
下りも悪いガレ道(笑
下りも悪いガレ道(笑
雲が沸き上がって来た。。。
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雲が沸き上がって来た。。。
雲がどんどん増えていく。
夜半まで天気が持ってスーパームーンが見れますように>_<
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雲がどんどん増えていく。
夜半まで天気が持ってスーパームーンが見れますように>_<
丸山直下、富士山を眺めながら登る気持ちよい道。
丸山直下、富士山を眺めながら登る気持ちよい道。
丸山まで戻ったよ。
ちょっとのんびりして千枚岳へ。
丸山まで戻ったよ。
ちょっとのんびりして千枚岳へ。
クジャクチョウ
もうちょっと4枚羽の下を開いてくれると、鮮やかな模様なんだけど。
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クジャクチョウ
もうちょっと4枚羽の下を開いてくれると、鮮やかな模様なんだけど。
岩稜地の登り。
トウヤクリンドウ
[当薬竜胆]
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トウヤクリンドウ
[当薬竜胆]
千枚岳への岩稜部。
下るより登る方が難儀(+_+)
千枚岳への岩稜部。
下るより登る方が難儀(+_+)
だってこんなオーバーハング的なところが。
鎖も無いし、私の身長では足を掛ける幅も広すぎて届かないので、腕の力で上がるほかない。。。縦走しないならザックは小屋にデポすれば良かったと大後悔(T_T)
だってこんなオーバーハング的なところが。
鎖も無いし、私の身長では足を掛ける幅も広すぎて届かないので、腕の力で上がるほかない。。。縦走しないならザックは小屋にデポすれば良かったと大後悔(T_T)
岩壁を登る直前に、指に蝶がとまった。。。
「イワバニキヲツケロ!」
「ハイ、気をつけます^^」
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岩壁を登る直前に、指に蝶がとまった。。。
「イワバニキヲツケロ!」
「ハイ、気をつけます^^」
岩稜部をなんとかよじ登って、千枚岳まで戻れたよ!
ここで30分くらい、のんびりのんびり富士山を眺めて休憩。
なんて贅沢な時間。。。
縦走予定を変更したけど、こんな風に山でのんびり過ごせることが嬉しくて仕方ない(*´∇`)
岩稜部をなんとかよじ登って、千枚岳まで戻れたよ!
ここで30分くらい、のんびりのんびり富士山を眺めて休憩。
なんて贅沢な時間。。。
縦走予定を変更したけど、こんな風に山でのんびり過ごせることが嬉しくて仕方ない(*´∇`)
充分にお山の贅沢を堪能して、小屋へ戻ります。
充分にお山の贅沢を堪能して、小屋へ戻ります。
登ってくる人がいる。
椹島からかな?
お昼頃にここまでって、ペース速いなぁ。。。暗いうちに出発したんだろうか。
登ってくる人がいる。
椹島からかな?
お昼頃にここまでって、ペース速いなぁ。。。暗いうちに出発したんだろうか。
豹紋蝶。ウラギンヒョウモンかな?
ヒョウモンチョウは判別が難しいですね。
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豹紋蝶。ウラギンヒョウモンかな?
ヒョウモンチョウは判別が難しいですね。
ホシガラス
お食事中でした。
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お食事中でした。
こんな風に、ハイマツの実の食べ散らかしが登山道のあちこちに落ちてます。
こんな風に、ハイマツの実の食べ散らかしが登山道のあちこちに落ちてます。
これは、なんていう花??
これは、なんていう花??
花や虫、木々や鳥を観察しながらゆっくりと散策。
花や虫、木々や鳥を観察しながらゆっくりと散策。
お昼すぎにやっと、小屋に戻りました。
お昼すぎにやっと、小屋に戻りました。
今晩のチェックインを済ませて、まずは昼食。
テント泊用に持って来たドライフードのチーズパスタ。
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今晩のチェックインを済ませて、まずは昼食。
テント泊用に持って来たドライフードのチーズパスタ。
昨晩も小屋泊でしたが自炊で野菜ラーメンを作りました。
このチーズパスタ、けっこう美味しかった♪
食後は紅茶を淹れてまったり雲上のティータイム(^^)
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昨晩も小屋泊でしたが自炊で野菜ラーメンを作りました。
このチーズパスタ、けっこう美味しかった♪
食後は紅茶を淹れてまったり雲上のティータイム(^^)
昨日は撮影する余裕が無かった小屋の中。
とても清潔で機能的且つ整然としています。
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昨日は撮影する余裕が無かった小屋の中。
とても清潔で機能的且つ整然としています。
秘密基地みたくて素敵(*´∇`)
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秘密基地みたくて素敵(*´∇`)
3階まであります。
昨晩は2階のスペースでした。
荷物が重いので上の階はたいへんだった>_<
3階まであります。
昨晩は2階のスペースでした。
荷物が重いので上の階はたいへんだった>_<
今日は1階。
お布団は、Colemanの寝袋と枕に毛布。
毛布は夕べは1枚でしたが、朝方寒かったせいか、今日は2枚になってました。
今日は1階。
お布団は、Colemanの寝袋と枕に毛布。
毛布は夕べは1枚でしたが、朝方寒かったせいか、今日は2枚になってました。
とりあえず、今夜の巣作り。
明るいうちに着替えと、明日の荷造りをある程度済ませておきます。
更衣室が無い小屋では、毛布を被っての着替え技で☆
とりあえず、今夜の巣作り。
明るいうちに着替えと、明日の荷造りをある程度済ませておきます。
更衣室が無い小屋では、毛布を被っての着替え技で☆
昨晩寒くて目が覚めたので、シュラフ用のマットを寝袋の下に敷いておきました。
暖かさだけでなく、板の間の固さもこれで軽減。
昨晩寒くて目が覚めたので、シュラフ用のマットを寝袋の下に敷いておきました。
暖かさだけでなく、板の間の固さもこれで軽減。
日が沈むと途端に冷え込んで来たので、毛布2枚を半分に折って寝袋の中へ。
この間に寝ればポカポカです(*´∇`)
日が沈むと途端に冷え込んで来たので、毛布2枚を半分に折って寝袋の中へ。
この間に寝ればポカポカです(*´∇`)
千枚小屋の夕飯はとっても美味しい♪
千枚漬けは、小屋の名前に掛けたメニュー?(笑
千枚小屋の夕飯はとっても美味しい♪
千枚漬けは、小屋の名前に掛けたメニュー?(笑
夕方から小屋周辺はガスってしまい、月の鑑賞は絶望的と思われましたが。。。
夕方から小屋周辺はガスってしまい、月の鑑賞は絶望的と思われましたが。。。
出た!! Σ(´Д`)
月が見えたよ!
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出た!! Σ(´Д`)
月が見えたよ!
今年は中秋の名月の翌日が満月、しかもスーパームーンなのです。
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今年は中秋の名月の翌日が満月、しかもスーパームーンなのです。
雲海を従えたスーパームーン。
なんて幻想的(*´Д`*)
これが、見たかったのです。今回。
富士山が見えたらなお良かったけど、月の右下、見事に富士の形がポッコリと雲に覆われていました。
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雲海を従えたスーパームーン。
なんて幻想的(*´Д`*)
これが、見たかったのです。今回。
富士山が見えたらなお良かったけど、月の右下、見事に富士の形がポッコリと雲に覆われていました。
出発しようとしたら、この景色に足止めされました(笑
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出発しようとしたら、この景色に足止めされました(笑
徐々に。。。
明けていきます。
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明けていきます。
おはよう、富士山(*´∇`)
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おはよう、富士山(*´∇`)
染まりゆく空。
劇的なグラデーション。
5
劇的なグラデーション。
来て良かった、と思う瞬間。
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来て良かった、と思う瞬間。
紅いに染まる空に浮かぶ富士の峰。
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紅いに染まる空に浮かぶ富士の峰。
お日様が、顔を出しました。
さぁ、出発しよう!
お日様が、顔を出しました。
さぁ、出発しよう!
小屋からしばらくは比較的なだらかな下り。
昨日午後にゆっくり休んだおかげで、足も痛まず大丈夫そう。
小屋からしばらくは比較的なだらかな下り。
昨日午後にゆっくり休んだおかげで、足も痛まず大丈夫そう。
早朝の駒鳥池。
絵になりそうだけど、できれば今日のバスに間に合いたいので先を急ぎます。
早朝の駒鳥池。
絵になりそうだけど、できれば今日のバスに間に合いたいので先を急ぎます。
とっとことっとこ、見晴し台まで。
とっとことっとこ、見晴し台まで。
朝ご飯を食べるために、見晴し台に上がってみよう。
朝ご飯を食べるために、見晴し台に上がってみよう。
なんと。
林道沿いの、まさに「見晴し台」でした。
ベンチもあるよ。
なんと。
林道沿いの、まさに「見晴し台」でした。
ベンチもあるよ。
ベンチに座って、千枚小屋のおにぎり弁当を頂きます。
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ベンチに座って、千枚小屋のおにぎり弁当を頂きます。
荒川三山と赤石岳を眺めながらの朝ご飯。
贅沢すぎる。。。
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荒川三山と赤石岳を眺めながらの朝ご飯。
贅沢すぎる。。。
さて、どうしよう。
傷めた足を労ってこのまま林道を下ろうか。。。
さて、どうしよう。
傷めた足を労ってこのまま林道を下ろうか。。。
見晴し台で、昨晩体調を崩して小屋泊した方に出会いました。
縦走を諦めて本日下山に切り替え、体調悪化を心配して林道で下るとのこと。
自分もあとに続きます。
見晴し台で、昨晩体調を崩して小屋泊した方に出会いました。
縦走を諦めて本日下山に切り替え、体調悪化を心配して林道で下るとのこと。
自分もあとに続きます。
膝にもサポーターを巻いて、足への負担を軽減。
登ったからにはこの足で下りなければなりませんから、できる対策は全部やる>_<
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膝にもサポーターを巻いて、足への負担を軽減。
登ったからにはこの足で下りなければなりませんから、できる対策は全部やる>_<
延々と、淡々と、林道を下り続けて、登山道と近接した場所に出た。
蕨段かな?
あの辺りから林道を走る荷揚げの車が見えて、凄く萎えたんだよね(^^;
延々と、淡々と、林道を下り続けて、登山道と近接した場所に出た。
蕨段かな?
あの辺りから林道を走る荷揚げの車が見えて、凄く萎えたんだよね(^^;
久々に見る道路標識。
久々に見る道路標識。
林道を登山道が横切る箇所です。
林道を登山道が横切る箇所です。
そういえばこんな所通過したかも。
(登りは必死で記憶が曖昧)
そういえばこんな所通過したかも。
(登りは必死で記憶が曖昧)
さらに延々と、本当に延々と林道を下って、また標識。
さらに延々と、本当に延々と林道を下って、また標識。
ここまで長かった。。。登山道と時間はそう変わらない気がします(^^;
ここまで長かった。。。登山道と時間はそう変わらない気がします(^^;
ここからは登山道に戻ります。
足が持ってくれますように。
ここからは登山道に戻ります。
足が持ってくれますように。
容赦ない急登(T_T)
容赦ない急登(T_T)
容赦ない岩場(T_T)
容赦ない岩場(T_T)
ここも。
ここも。
下りるより登る方がキツい>_<。
ここも。
下りるより登る方がキツい>_<。
岩場のピーク。
最後の眺めを目に焼き付けて。
最後の眺めを目に焼き付けて。
あとは延々と樹林帯の急下り。
あとは延々と樹林帯の急下り。
鉄塔だー!
ザックを下ろし、岩に座って15分ほど休憩。
あともう一踏ん張りが、まだまだ長いから(T_T)
ザックを下ろし、岩に座って15分ほど休憩。
あともう一踏ん張りが、まだまだ長いから(T_T)
そしてまた延々と、樹林帯の急下り。
そしてまた延々と、樹林帯の急下り。
延々と、、、、もう嫌って程下って、やっとなだらかな下りに出た!>_<
延々と、、、、もう嫌って程下って、やっとなだらかな下りに出た!>_<
沢が見えて来たよ!
もう少しの辛抱。。。
沢が見えて来たよ!
もう少しの辛抱。。。
吊り橋!!
長かったー!!
ここまで、長かったよーーー>_<。
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長かったー!!
ここまで、長かったよーーー>_<。
沢沿いに、林道へ。
沢沿いに、林道へ。
滝見橋横の、小さな滝を越えて。
滝見橋横の、小さな滝を越えて。
滝の脇にホトトギスが。
行きは気付かなかった。。。
ホトトギスなのか?ヤマホトトギスなのか?判別できません>_<
滝の脇にホトトギスが。
行きは気付かなかった。。。
ホトトギスなのか?ヤマホトトギスなのか?判別できません>_<
バスの時間まで余裕があるので、滝見橋でザックを下ろし、カメラを出してホトトギスを撮影に戻る。
ちょっとピンボケだった(+_+)
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バスの時間まで余裕があるので、滝見橋でザックを下ろし、カメラを出してホトトギスを撮影に戻る。
ちょっとピンボケだった(+_+)
滝見橋の中程まで渡って、滝も撮影。
こうして見ると、結構登山道が心もとなくて怖い(^^;
滝見橋の中程まで渡って、滝も撮影。
こうして見ると、結構登山道が心もとなくて怖い(^^;
アサギマダラが!!!
初めて会えました(*´∇`)
カメラをしまっていたのでとりあえずコンデジで。
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アサギマダラが!!!
初めて会えました(*´∇`)
カメラをしまっていたのでとりあえずコンデジで。
林道から椹島ロッジ方面へ。
もどってきたよぉー。
林道から椹島ロッジ方面へ。
もどってきたよぉー。
一度も使うことが無かったテン泊一式。。。ここに預けていけばどんなに楽だったか。。。
orz
一度も使うことが無かったテン泊一式。。。ここに預けていけばどんなに楽だったか。。。
orz
気を取り直してお昼ゴハン。
千枚小屋のおにぎりの残りとジャンクフード(笑
アイスもね(>_<*)
気を取り直してお昼ゴハン。
千枚小屋のおにぎりの残りとジャンクフード(笑
アイスもね(>_<*)
バスの来る10分前に、なんとなく呼ばれた気がしてカメラを持って行ったら。。。最後にもう一度会えました(*´∇`)
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バスの来る10分前に、なんとなく呼ばれた気がしてカメラを持って行ったら。。。最後にもう一度会えました(*´∇`)
送迎バスで畑薙第一ダムの臨時駐車場まで戻って来ました。
ただいま!数日のお留守番ご苦労様。
幌車で3〜4日放置だったので、実はシートカバーを掛けておきました。
過保護デス(^_^;ゞ
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送迎バスで畑薙第一ダムの臨時駐車場まで戻って来ました。
ただいま!数日のお留守番ご苦労様。
幌車で3〜4日放置だったので、実はシートカバーを掛けておきました。
過保護デス(^_^;ゞ
幌を開けて、帰りはオープンで気持ちよくドライブ♪
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幌を開けて、帰りはオープンで気持ちよくドライブ♪
インター手前のコンビニまで、雨に降られず来れました(^^)
ちゃんと、ザックにもシートベルトしたよっ!
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インター手前のコンビニまで、雨に降られず来れました(^^)
ちゃんと、ザックにもシートベルトしたよっ!

装備

備考 当初、縦走を予定していたので、テントなど一式背負って上がったため、荷物が重すぎた。
結果、行程時間が予定よりかなりかかってしまい、疲労も重なって縦走断念。
椹島からは、千枚へも赤石へも登りがキツいので、縦走の場合は小屋泊と決めて荷物を軽くすべきだったと反省。
今回、写真撮影が目的でもあり重いカメラを持って上がったので、他の荷物をもっと削るべきだった。

急登で喉が渇くので水1.5ℓ、ポカリ500㎖でピッタリ消費、翌日の稜線歩きも同じ量にしたが、乾燥と暑さで水の消費が思ったより早く、縦走するなら水2ℓ欲しかったかも(荷物を減らしておけばそのぶん水を増やせる)。

椹島〜千枚小屋は足元がかなりぬかるんでいる箇所が数カ所あったので、ゲイターを履いていて正解だったと思う。
泥汚れがハンパなかった。

感想

まだ登っていない日本の山標高Best10の、残り2座が悪沢岳と赤石岳。
今年、その2座を縦走でいっぺんにまわれたら。。。と昨年から計画はしていたのですが。
今年の冬に体調を崩して療養生活をしていたため、ちょっと雲行きが怪しくなってしまい。

夏の間、なかなか4日間晴れる日がなく、天候を見つつ迎えた9月。
ようやく晴れ間がやって来たので、すかさず南アルプスの秘境へ出撃です♪
静岡で生まれ育った私にとっても、畑薙までは結構な秘境ドライブ。
井川ダムまではよく行ったけど、その先は地元民でも気合いの要る行程です。
夜中に横浜を出て、新静岡ICからは懐かしい山道を早朝ドライブ。
ずいぶん荒れたなぁ。。。と、故郷の秘境ルートの景色や道の荒廃ぶりを嘆きつつ、畑薙第一ダムの臨時駐車場へ。
朝イチの畑薙発のバスに乗り、登山口の椹島へ向かいます。

当初、4日かけて悪沢岳から赤石岳に縦走しようと思っていましたが、病み上がりで体力が充分でないこともあり、臨機応変に椹島←→悪沢岳ピストンも考慮。
テント泊も考えていたので荷物が重くて案の定体力を消耗し、結局、2日目早々に縦走を断念しました。
体力を回復させるために千枚小屋でのんびり過ごしていると、行き交う登山者達の間で天気の情報が飛び交っていて、水曜から木曜にかけて上空に寒気が入り、気温が下がってかなり冷え込むとのこと。
赤石岳山頂では雹や雪になるかもとの話も出たので、南アルプスの体力重視な縦走路を思うと、自分は断念して正解だったかなと。
翌日はのんびり下山して、バスに間に合わなければ椹島にテン泊して帰ろうと考え、夜は月の撮影を楽しみました。

実は、今回の一番の目的は「スーパームーン」を撮影すること。
せっかくこの日程で山に上がるのですから、2日続けて雲上の「中秋の名月」と「スーパームーン」を鑑賞できれば、と思っていたのです。

思惑通り、幻想的な月を鑑賞・撮影できて大満足(*´∇`)
翌朝の朝焼けも素晴らしかったです。

1日目の登りで、もうウンザリするほどキツい思いをしたけど、この絶景で報われました。
でも、あの延々と登ったり下ったりを繰り替えすキノコ道は、もう二度と登りたくない(>_<。)

千枚小屋から稜線に出たあとは、秋晴れの中、常に富士山を見ながらの気持ちの良いルートで、こんな良き日に尾根縦走できないのかと悔やまれました。
いつか、もっと体力をつけたらまた縦走を目的に来てみたいです。
その時は、荷物は最低限にザックを極力軽くして行きます(^^;


それと、日記にもちょっと書いたのですが、今回の登山で不思議なことが。
自分の母の命日は9/10で、たいていこの時期は縦走路で命日を迎えるので、山頂で母に手を合わせることが多いのですが、命日前の悪沢岳の山頂で、キアゲハが足元にとまってずっとそこから動かなかったんですよ。
まるで、「縦走はやめておきなさい」と説得に来たみたいに。
なので、なんだかあっさりと、「動けなくなってからでは遅い。無理しないで余裕のあるうちに下りよう」と思えたのでした。

そして、命日の日に会ったアサギマダラ。
ちょうど母の亡くなった時間あたりに、林道で突然現れました。
初めて、アサギマダラを見たんですよ。
だから、とてもびっくりしました。
でも、カメラをザックにしまっていて、とりあえずコンデジでスナップ撮影。
椹島に着いて、お昼を食べて、バスをまっている時にもなんだかアサギマダラが気になって、でも林道まで戻る時間は無くて。
けれど、バスが来る10分ほど前に、なんとなくロッジのはずれの野原の方から呼ばれた気がしてカメラを持って行ったら。。。林道の方からアサギマダラが舞って来て、すぐ近くの花にとまったんです。

毎年お盆には、何処にいても必ずアオスジアゲハが自分の所に飛んできます。
都会の街の中でも、遠く県外に出掛けていても。
アオスジアゲハは私の一番好きな蝶で、だからその蝶に姿を変えているのかな?・・・と思い始めたのは、母が亡くなって20年以上もその不思議が続いているから。

アサギマダラは、アオスジアゲハの次に好きな蝶だから、命日に初めて会ったなんて、きっとあれは母だったのかしら?などと、偶然を必然と結びつけてしまうんですよね(^_^ゞ
最後にアサギマダラに会えて、苦しかった山行がすべてチャラになりました(笑
アサギマダラさん、会いに来てくれてありがとう(*´∇`)


そんなわけで、目標達成まで、残すところ赤石岳1座となりました(>_<)
赤石岳へのルートはさらなる急登と聞きますので、来年のチャレンジに向けて、しっかりと体力作りをしておこうと思います☆

※この山行記録は以下の投稿キャンペーンに参加しています。
「想い出の山」写真&レポートコンテスト 「山行記録部門」 by モリパーク アウトドアヴィレッジ(MOV)
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2/5
体力レベル
4/5

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