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記録ID: 510507
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

北鎌尾根 今回は盛り沢山で

2014年09月14日(日) 〜 2014年09月15日(月)
 - 拍手
higaerisazen その他1人
GPS
32:00
距離
31.1km
登り
3,430m
下り
3,430m

コースタイム

9月14日
3:49  小鍋谷ゲート
4:45  白出沢
5:32  滝谷
6:06  槍平小屋   6:12
6:47  最後の水場
7:33  千丈分岐点
8:30  飛騨乗越
8:38  槍ヶ岳山荘  8:58
10:21  水俣乗越  
11:40  間ノ沢出合
11:59  北鎌沢出合
 
9月15日
5:08  北鎌沢出会
6:41  北鎌のコル
8:28  独標直登ルート取り付き点
8:50  独標頂上
9:32  P13白ザレ
10:37  北鎌平
11:00  下のチムニー
11:03  上のチムニー
11:08  槍ヶ岳頂上   11:11
11:23  槍ヶ岳山荘   11:43
11:52  飛騨乗越
12:26  千丈分岐
13:16  槍平小屋    13:27
14:43  白出沢出会
15:36  小鍋谷ゲート
天候 14日晴天 15日晴のち曇
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新穂高無料駐車場
コース状況/
危険箇所等
水俣乗越から間ノ沢出合まで雪渓、流水とも無し
北鎌沢は少ないが流水有ります。
3:49分 いつもより1時間早い
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3:49分 いつもより1時間早い
白出沢出会い
ここは橋がかかる
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ここは橋がかかる
こちらは無し
と思ったら丸太の橋がかかる
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と思ったら丸太の橋がかかる
大滝とドーム
振り返ると
槍平小屋
キャンプ場
甘いのと酸っぱいのが有ります。
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甘いのと酸っぱいのが有ります。
最後の水場で天上沢までの水を汲みます。
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最後の水場で天上沢までの水を汲みます。
宝の木と笠ヶ岳
霜で真っ白
千丈分岐点
トリカブト
トウヤクリンドウ
トウヤクリンドウ
チングルマ
トリカブト群生地
トリカブト群生地
もうすぐ飛騨乗越
もうすぐ飛騨乗越
振り返る
着きました、
ハイポーズ
3時間待の列・・・
3
3時間待の列・・・
繋がってる
山荘を後にする
ここから見る槍は端正で美しいです
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ここから見る槍は端正で美しいです
北鎌尾根が見えてくる
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北鎌尾根が見えてくる
今から行く天上沢
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今から行く天上沢
こちらはババ平
ちびっ子クライマー
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ちびっ子クライマー
長いハシゴ場ここで渋滞
長いハシゴ場ここで渋滞
ここで喧騒とさらば
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ここで喧騒とさらば
天場は混んでるかな。
天場は混んでるかな。
皆さんザレを歩いてるけど左のサイドモレーンに踏跡有ります、そっちのほうが歩きやすい。
皆さんザレを歩いてるけど左のサイドモレーンに踏跡有ります、そっちのほうが歩きやすい。
独標の側面
へりが怪我人を救助中です。
へりが怪我人を救助中です。
間ノ沢出合で北尾根をご一緒した新潟県の方とばったり
懐かしくて暫く話し込む
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間ノ沢出合で北尾根をご一緒した新潟県の方とばったり
懐かしくて暫く話し込む
1か月前、ここでテン泊する。
1か月前、ここでテン泊する。
間ノの沢出合の水量です。
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間ノの沢出合の水量です。
北鎌沢出合の広い河原整地された天場が20箇所近く有ります。
北鎌沢出合の広い河原整地された天場が20箇所近く有ります。
下流側、貧乏沢方面
下流側、貧乏沢方面
いきなりバーベキューです、スペアリブ美味しいです
ワインも旨い フフフたまには、これもいいです。
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いきなりバーベキューです、スペアリブ美味しいです
ワインも旨い フフフたまには、これもいいです。
風を避け、岩陰で
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風を避け、岩陰で
至る所に焚き火の跡があり、その分近くに薪が無いので遠くまで拾いに行くこれも又楽しい時間です。
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至る所に焚き火の跡があり、その分近くに薪が無いので遠くまで拾いに行くこれも又楽しい時間です。
シンプルでちょっと狭いけど楽しい我が家。
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シンプルでちょっと狭いけど楽しい我が家。
千葉の単独の方寒くてしょうが無いので朝まで火の番です。お疲れ様でした。
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千葉の単独の方寒くてしょうが無いので朝まで火の番です。お疲れ様でした。
朝5:08分 出発 少し寝過ぎた
朝5:08分 出発 少し寝過ぎた
右俣分岐点、明るくなります
右俣分岐点、明るくなります
千葉の方、遅れ気味です
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千葉の方、遅れ気味です
通称北鎌ホイホイ分岐点
通称北鎌ホイホイ分岐点
コル到着
千葉の単独の方には悪いが先に行かせてもらう。
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千葉の単独の方には悪いが先に行かせてもらう。
独標が見えた
天狗の腰掛
又独標です
槍の穂先は人でいっぱい
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槍の穂先は人でいっぱい
左端部灌木帯とのコンタクトラインが、独標直登ルートです。
左端部灌木帯とのコンタクトラインが、独標直登ルートです。
正面のフェースを左に回りこむと取り付き点です。
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正面のフェースを左に回りこむと取り付き点です。
一番の難所を超えた所
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一番の難所を超えた所
ここからはそんなに難し所が無い
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ここからはそんなに難し所が無い
その上のルンゼ、フィクスロープがある
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その上のルンゼ、フィクスロープがある
ルンゼを抜けて、クラックの多いフェースからリッジになります高度感有り緊張します。
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ルンゼを抜けて、クラックの多いフェースからリッジになります高度感有り緊張します。
頂上近くまで来て振り返る
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頂上近くまで来て振り返る
この上が頂上、
頂上、大岩の間に天場がある
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頂上、大岩の間に天場がある
少し近づいた
p11から独標を振り返ると
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p11から独標を振り返ると
大天井岳
眼鏡岩?
p13白ザレ
白ザレを行く
東鎌尾根が近くに見える。
東鎌尾根が近くに見える。
余裕です
何か書いてある
子槍が大きく見える。
子槍が大きく見える。
最後の登りです
カニのハサミ
下のチムニー
スイスイ?
上のチムニーで先行者に追いつく、先に行かせていただく。
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上のチムニーで先行者に追いつく、先に行かせていただく。
ここを過ぎると頂上、
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ここを過ぎると頂上、
11:08分、頂上着きました、
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11:08分、頂上着きました、
写して頂きありがとうございました。
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写して頂きありがとうございました。
もう一枚
降ります。
昨日の様に混んでません。
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昨日の様に混んでません。
小屋の前も空いてます。
小屋の前も空いてます。
帰ります。
テントも減った。
テントも減った。
少し食べて、降りる、
少し食べて、降りる、
白出沢工事中です。
白出沢工事中です。
15:36分 ゲートです
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15:36分 ゲートです

感想

昨年は単独で歩いたが、今年は親子で行きたいとお盆休みに
途中まで行きましたが大雨で敗退しました。
今回再挑戦しましたが、前回とは違い2日とも晴れの予報なので
独標直登ルートを偵察し、フリーで行けそうならそのまま一気に
登ってしまう、もう一つは出来る限り稜線上を歩き1つでも多く
のピークを踏むことを目標にする。
テント、シュラフ無しでザックを水別で8キロまで軽量化して、
新穂高を早朝出発するとお昼頃には北鎌沢出会い着いてしまう
北鎌のコルかその先天狗の腰掛当たりまで、足を延ばしても良い
でも連休中なので天場が空いてい無い可能性も有る、そこで
今回は北鎌沢出会いで、バーベキューなどをして楽しく過ごし
次の日は軽くなったザックで往けば楽ができる、
ハードとソフトのコラボと言うか盛り沢山な、ある意味贅沢な
山行となりました。
一生懸命歩くだけが登山じゃない、たまにはユックリと
キャンプをしよう。
スペアリブ、ソーセージ、シシャモ、スルメ、ワインなどを
買い込みザックに詰め込むと9.5キロを超えるがこのくらいなら
大丈夫、14日3時過ぎに新穂高温泉に着くが車、車で何処も
満車でした、路駐も2キロ近く埋め尽くされ僕の知ってる限り
1番多かった、それでもなんとか駐車して満天の星空の中
歩き始めます。
6:06分槍平まで来ると霜で滑る、もう秋なのです・・
8:38分槍ヶ岳山荘着、ここも大賑わいで穂先まで数珠つなぎ
2時間近くの順番待ちです。
僕らは大休止、おにぎりを食べながらその様子を眺めている。
東鎌尾根を歩き水俣乗越まで下る、その間のハシゴ場で団体さん
の渋滞に合う、まともにハシゴの昇り降りが出来無いひとがなぜ
ここにいるのか僕には判らない。でも快晴なので北鎌がよく見
える、退屈はしない。
10:21分水俣乗越着、ここも大賑わいなので休まずに、天上沢に
降りてしまう、間ノ沢手前で単独の方と合う、なんと奇遇なことか
その方は昨年の前穂北尾根5・6のコルでお会いして頂上まで
一緒に登った、新潟県の方でした、槍の肩のテントをベースに
北鎌ワンデイを試みたが朝出発が遅くて北鎌沢で断念して戻る
所でしたが、ツエルト、持っていればビバークしてでも行っていた
のに惜しい事でした・・・・
11:59分 北鎌沢出会い着、予想に反して誰も居ない、テン泊痕は
至る所に有るので昨日は大賑わいだったんだろう。
こんなに広い天場を一人占め、なんと贅沢、それに天上沢の水は
枯れているが、北鎌沢は水が有り小さなプールまで有る、
誰も居ないのでパンツ一丁で水浴びをする飛び上がる程冷たいが
汗も流せて、アイシングにもなり沢水が有るのは大変有難い。
その後昼寝をする、至福の時間だ。
さて本日のメインエベント、バーベキュータイム、ワインをチビリ
チビリすすりながらスペアリブ、シシャモ、を平らげる。
丁寧にツエルトを張り、まだ明るいがあとは寝るだけ、5時近くに
千葉の単独の方が水俣乗越から到着される、朝一番に上高地を出た
が、間ノ沢を北鎌沢と間違えてビバークしてたが煙が見えたので
間違いに気づき、ここまで来たと言っておられた。
3:50分起床、素早くラーメンをゆで、ツエルトを畳む
5:08分出発、快調に登り、6:41分コル着、暑くて半袖になり
独標を目指して、どんどん歩く天狗の腰掛でビバークしている
単独の方を追い越す。
8:28分独標基部着、巻き道は右のフェースのフィクスロープに
沿って右トラバースするが、直登ルートは左側へ回りこみ這松
を漕いで一段上がると取り付き点です。
15m位の凹角で最初の取っ掛かりがハングなのでスタンスが
取れない、ホールドも左上にあるが身長180センチ以上の人で
無いと無理です、右手は広いクラックが走っている2m上に
チョックストーンがありそれにロープが懸かっているが信用
出来ないので、僕には無理でした。
kくんは172cmなのでやはり届かない、それでも右のクラック
に腕を突っ込み、それを支点にして強引にズリ上がり左手の
ホールドに指が掛かる、こうなれば楽に次のホールドに届く
これで本日の核心部、直登ルートのポイント部を突破出来ました
僕はシュリンゲを垂らしてもらいなんとかずり上がる
後は高度感の有るリッジを登り浅いルンゼを過ぎるとテン場の
ある頂上に着く。
ここまで来れば後は、岩峰を忠実に辿り北鎌平まで行ける。
ここで大休止、パワーバーを食べて最後の登りに望みます。
先行者が下のチムニー登っているのがよく見える。
岩も大きく安定しているのでグイグイ登り下のチムニーに着く
難なく突破して次は上のチムニーです。先程見えた先行者に
追いつき、先を譲ってもらいここも楽に突破出来ました。
チムニー2つで3分でした、そこから5分で槍の頂上です
11:08分頂上着、近くの方に写真を摂って戴き後は帰るだけ。
槍ヶ岳山荘でコーラを飲んでから飛騨沢を駆け下りる
15:36分小鍋谷ゲート着
2日間天気に恵まれ、思い通りのルートも歩けて120%の
出来でした。
      大満足です。

        

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コメント

さすがですね・・師匠・・
こんばんわ

背中が軽い・・にしても・・速いですね〜

4時前に出て8時半すぎに肩の小屋!

ったく・・びっくりです

しかも、食材は贅沢にあるし

注意書き・・ですよね

それにしてもお見事!

ご苦労様でした

    でわでわ
2014/9/18 0:17
Re: さすがですね・・師匠・・
yasuji さんこんばんは
前回のコメントで山で美味しい物を食べようとは思はない
などと偉そうな事を書きましたが今回は、贅沢しました。
天上沢で焚き火とバベキュー最高でした。
もう少し近ければご招待したのですが
たまにはマッタリするのもいいモノです。
2014/9/18 20:52
お疲れ様でした。
突然の書き込みで申し訳ございません。はじめまして、tamahiと申します。
先日、友人が北鎌尾根へ行く際にテントを貸しましたが、
9月9日(火)に北鎌尾根でテントのポールを落としてしまいました。
貴殿がそれ以降に歩かれていらしゃるので、お心当たりがあれば?!と思いまして書き込みさせて頂きました。失礼致します。
早速で恐縮ですが、状況は以下の通りです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
9月8日(月)に北鎌のコルに幕営しました。
翌9月9日(火)に北鎌のコルから槍ヶ岳を通過し、
槍ヶ岳山荘にてポールが無いことに気付きました。
以下に整理させて頂きます。
日時:2014年9月9日(火)
場所:北鎌のコル → 槍ヶ岳山荘 の間
紛失物:テント(プロモンテVL13)のポール(袋は緑色です)
長さは40cm位・・・一般的な長さです(^^;)
特徴は、2本のポールの中心がハブで連結されています
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お心当でしたら、お手数ですがご一報頂ければ幸いです。
宜しくお願い致します   m(_ _)m
2014/9/22 22:57
Re: お疲れ様でした。
初めまして
お尋ねの件ですが残念ながら見ませんでした。
9日から15日の間に百人近い方が、歩かれたと思いますので
どなたか既に拾われたと思います、その方がヤマレコユーザー
では無い可能性が高いと思います、その他の可能性としては
這松帯で落とされたのなら音もしないうえ、根本まで落ちて仕舞うと
残念ですが、見つかりにくいと思います
2014/9/23 18:35
Re[2]: お疲れ様でした。
返信遅くなりましてすみません。
情報ありがとうございました。
2014/10/22 10:52
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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