北鎌尾根 今回は盛り沢山で
- GPS
- 32:00
- 距離
- 31.1km
- 登り
- 3,430m
- 下り
- 3,430m
コースタイム
3:49 小鍋谷ゲート
4:45 白出沢
5:32 滝谷
6:06 槍平小屋 6:12
6:47 最後の水場
7:33 千丈分岐点
8:30 飛騨乗越
8:38 槍ヶ岳山荘 8:58
10:21 水俣乗越
11:40 間ノ沢出合
11:59 北鎌沢出合
9月15日
5:08 北鎌沢出会
6:41 北鎌のコル
8:28 独標直登ルート取り付き点
8:50 独標頂上
9:32 P13白ザレ
10:37 北鎌平
11:00 下のチムニー
11:03 上のチムニー
11:08 槍ヶ岳頂上 11:11
11:23 槍ヶ岳山荘 11:43
11:52 飛騨乗越
12:26 千丈分岐
13:16 槍平小屋 13:27
14:43 白出沢出会
15:36 小鍋谷ゲート
天候 | 14日晴天 15日晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
水俣乗越から間ノ沢出合まで雪渓、流水とも無し 北鎌沢は少ないが流水有ります。 |
写真
感想
昨年は単独で歩いたが、今年は親子で行きたいとお盆休みに
途中まで行きましたが大雨で敗退しました。
今回再挑戦しましたが、前回とは違い2日とも晴れの予報なので
独標直登ルートを偵察し、フリーで行けそうならそのまま一気に
登ってしまう、もう一つは出来る限り稜線上を歩き1つでも多く
のピークを踏むことを目標にする。
テント、シュラフ無しでザックを水別で8キロまで軽量化して、
新穂高を早朝出発するとお昼頃には北鎌沢出会い着いてしまう
北鎌のコルかその先天狗の腰掛当たりまで、足を延ばしても良い
でも連休中なので天場が空いてい無い可能性も有る、そこで
今回は北鎌沢出会いで、バーベキューなどをして楽しく過ごし
次の日は軽くなったザックで往けば楽ができる、
ハードとソフトのコラボと言うか盛り沢山な、ある意味贅沢な
山行となりました。
一生懸命歩くだけが登山じゃない、たまにはユックリと
キャンプをしよう。
スペアリブ、ソーセージ、シシャモ、スルメ、ワインなどを
買い込みザックに詰め込むと9.5キロを超えるがこのくらいなら
大丈夫、14日3時過ぎに新穂高温泉に着くが車、車で何処も
満車でした、路駐も2キロ近く埋め尽くされ僕の知ってる限り
1番多かった、それでもなんとか駐車して満天の星空の中
歩き始めます。
6:06分槍平まで来ると霜で滑る、もう秋なのです・・
8:38分槍ヶ岳山荘着、ここも大賑わいで穂先まで数珠つなぎ
2時間近くの順番待ちです。
僕らは大休止、おにぎりを食べながらその様子を眺めている。
東鎌尾根を歩き水俣乗越まで下る、その間のハシゴ場で団体さん
の渋滞に合う、まともにハシゴの昇り降りが出来無いひとがなぜ
ここにいるのか僕には判らない。でも快晴なので北鎌がよく見
える、退屈はしない。
10:21分水俣乗越着、ここも大賑わいなので休まずに、天上沢に
降りてしまう、間ノ沢手前で単独の方と合う、なんと奇遇なことか
その方は昨年の前穂北尾根5・6のコルでお会いして頂上まで
一緒に登った、新潟県の方でした、槍の肩のテントをベースに
北鎌ワンデイを試みたが朝出発が遅くて北鎌沢で断念して戻る
所でしたが、ツエルト、持っていればビバークしてでも行っていた
のに惜しい事でした・・・・
11:59分 北鎌沢出会い着、予想に反して誰も居ない、テン泊痕は
至る所に有るので昨日は大賑わいだったんだろう。
こんなに広い天場を一人占め、なんと贅沢、それに天上沢の水は
枯れているが、北鎌沢は水が有り小さなプールまで有る、
誰も居ないのでパンツ一丁で水浴びをする飛び上がる程冷たいが
汗も流せて、アイシングにもなり沢水が有るのは大変有難い。
その後昼寝をする、至福の時間だ。
さて本日のメインエベント、バーベキュータイム、ワインをチビリ
チビリすすりながらスペアリブ、シシャモ、を平らげる。
丁寧にツエルトを張り、まだ明るいがあとは寝るだけ、5時近くに
千葉の単独の方が水俣乗越から到着される、朝一番に上高地を出た
が、間ノ沢を北鎌沢と間違えてビバークしてたが煙が見えたので
間違いに気づき、ここまで来たと言っておられた。
3:50分起床、素早くラーメンをゆで、ツエルトを畳む
5:08分出発、快調に登り、6:41分コル着、暑くて半袖になり
独標を目指して、どんどん歩く天狗の腰掛でビバークしている
単独の方を追い越す。
8:28分独標基部着、巻き道は右のフェースのフィクスロープに
沿って右トラバースするが、直登ルートは左側へ回りこみ這松
を漕いで一段上がると取り付き点です。
15m位の凹角で最初の取っ掛かりがハングなのでスタンスが
取れない、ホールドも左上にあるが身長180センチ以上の人で
無いと無理です、右手は広いクラックが走っている2m上に
チョックストーンがありそれにロープが懸かっているが信用
出来ないので、僕には無理でした。
kくんは172cmなのでやはり届かない、それでも右のクラック
に腕を突っ込み、それを支点にして強引にズリ上がり左手の
ホールドに指が掛かる、こうなれば楽に次のホールドに届く
これで本日の核心部、直登ルートのポイント部を突破出来ました
僕はシュリンゲを垂らしてもらいなんとかずり上がる
後は高度感の有るリッジを登り浅いルンゼを過ぎるとテン場の
ある頂上に着く。
ここまで来れば後は、岩峰を忠実に辿り北鎌平まで行ける。
ここで大休止、パワーバーを食べて最後の登りに望みます。
先行者が下のチムニー登っているのがよく見える。
岩も大きく安定しているのでグイグイ登り下のチムニーに着く
難なく突破して次は上のチムニーです。先程見えた先行者に
追いつき、先を譲ってもらいここも楽に突破出来ました。
チムニー2つで3分でした、そこから5分で槍の頂上です
11:08分頂上着、近くの方に写真を摂って戴き後は帰るだけ。
槍ヶ岳山荘でコーラを飲んでから飛騨沢を駆け下りる
15:36分小鍋谷ゲート着
2日間天気に恵まれ、思い通りのルートも歩けて120%の
出来でした。
大満足です。
コメント
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こんばんわ
背中が軽い・・にしても・・速いですね〜
4時前に出て8時半すぎに肩の小屋!
ったく・・びっくりです
しかも、食材は贅沢にあるし
注意書き・・ですよね
それにしてもお見事!
ご苦労様でした
でわでわ
yasuji さんこんばんは
前回のコメントで山で美味しい物を食べようとは思はない
などと偉そうな事を書きましたが今回は、贅沢しました。
天上沢で焚き火とバベキュー最高でした。
もう少し近ければご招待したのですが
たまにはマッタリするのもいいモノです。
突然の書き込みで申し訳ございません。はじめまして、tamahiと申します。
先日、友人が北鎌尾根へ行く際にテントを貸しましたが、
9月9日(火)に北鎌尾根でテントのポールを落としてしまいました。
貴殿がそれ以降に歩かれていらしゃるので、お心当たりがあれば?!と思いまして書き込みさせて頂きました。失礼致します。
早速で恐縮ですが、状況は以下の通りです。
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9月8日(月)に北鎌のコルに幕営しました。
翌9月9日(火)に北鎌のコルから槍ヶ岳を通過し、
槍ヶ岳山荘にてポールが無いことに気付きました。
以下に整理させて頂きます。
日時:2014年9月9日(火)
場所:北鎌のコル → 槍ヶ岳山荘 の間
紛失物:テント(プロモンテVL13)のポール(袋は緑色です)
長さは40cm位・・・一般的な長さです(^^;)
特徴は、2本のポールの中心がハブで連結されています
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お心当でしたら、お手数ですがご一報頂ければ幸いです。
宜しくお願い致します m(_ _)m
初めまして
お尋ねの件ですが残念ながら見ませんでした。
9日から15日の間に百人近い方が、歩かれたと思いますので
どなたか既に拾われたと思います、その方がヤマレコユーザー
では無い可能性が高いと思います、その他の可能性としては
這松帯で落とされたのなら音もしないうえ、根本まで落ちて仕舞うと
残念ですが、見つかりにくいと思います
返信遅くなりましてすみません。
情報ありがとうございました。
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