赤岳・横岳・硫黄岳縦走(赤岳鉱泉テント泊)

2023年01月21日(土) 〜 2023年01月22日(日)

• GPS: 11:17
• 距離: 24.4km
• 登り: 1,864m
• 下り: 1,845m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:40
• 休憩: 0:12
• 合計: 2:52

10:12 美濃戸口
10:23 10:23 河原奥の氷柱
10:57 10:57 やまのこ村
11:03 11:14 美濃戸
11:17 11:17 美濃戸山荘
12:00 12:01 堰堤広場
13:04 赤岳鉱泉

2日目

• 山行: 6:20
• 休憩: 1:59
• 合計: 8:19

5:23 赤岳鉱泉
5:46 5:47 中山乗越
5:52 5:52 行者小屋
6:06 6:06 阿弥陀岳分岐
6:50 6:52 赤岳主稜チョックストーン
7:01 7:08 文三郎尾根分岐
7:20 7:21 キレット分岐
7:31 7:33 竜頭峰分岐
7:38 7:41 赤岳
7:45 7:56 赤岳頂上山荘
8:13 8:15 赤岳天望荘
8:19 8:19 地蔵の頭
8:35 8:35 二十三夜峰
8:45 8:50 日ノ岳
8:51 8:54 鉾岳
8:59 9:00 石尊峰
9:07 9:10 三叉峰
9:13 9:18 横岳（無名峰）
9:22 9:32 横岳
9:40 9:40 台座ノ頭
9:53 9:54 硫黄岳山荘
10:13 10:17 硫黄岳
10:39 10:39 赤岩の頭
11:00 11:00 ジョウゴ沢
11:03 11:04 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
11:12 12:06 赤岳鉱泉
12:31 12:33 堰堤広場
12:56 12:57 美濃戸山荘
13:08 13:08 やまのこ村
13:42 八ヶ岳山荘

天候

1日目：快晴
2日目：晴れ一時曇り(終日高層雲有り)、稜線強風

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：茅野駅9:25発バス
復路：美濃戸口14:45発バス

コース状況／危険箇所等

※その後の積雪により変わっている可能性が有るので注意

人気コースだけにトレースは明確。
今年は雪が少なく文三郎尾根の階段が露出しており逆に通行し難い。
中岳分岐から赤岳まではクラストがボロボロに割れておりクラッシュアイスを踏んで歩くような状態でアイゼンが効き難い。
横岳〜硫黄岳は強風地帯と言う事も有り土面露出が多くアイゼン歩行注意。

その他周辺情報

J&N
https://j-and-n.jp/
バス時間が間に合う場合は必ず寄らせていただく。

写真

1/21 10:11

今年は雪が少なく美濃戸口はご覧の通り、美濃戸までの林道も雪が薄くカチカチ氷＆路面露出のチェーンスパイクを痛める道でした

1/21 11:16

前回来た時は南沢から行ってただ大変なだけだったので、今回は素直に北沢から登る

1/21 12:00

やっと林道終わった〜、赤岳鉱泉までの行程の2/3が林道ってのがダルいんです、個人的には

1/21 12:44

やっぱ北沢の方が開放的で南沢より良いや

1/21 14:30

と言う事で初日は軽いハイクで到着、コチラはテント設営終わった後にブラブラ時間つぶししてる時に撮った写真、素晴らしい晴天

1/21 14:32

アイスキャンディーはこの日も盛況、バックの赤岳・横岳も綺麗

1/21 14:39

こちらアイスキャンディーを抜いて稜線を見る、これが見える所にテント張っても良かった(利便性を優先してトイレの方に張った)

1/21 16:58

夕刻、見事なアーベントロートでした

1/21 17:47

冬はやっぱり鍋とホットワイン、ワインが有るとソーセージも焼きたくなるのは人情

1/22 6:34

アタックの日、文三郎尾根の途中で夜が明けてきました

1/22 7:02

中岳分岐で阿弥陀岳南稜の東斜面にモルゲンロートが！

1/22 7:02

権現岳とその奥の南アルプス、素晴らしい

1/22 7:03

これから行く横岳・硫黄岳から北八ヶ岳まで一望、山頂からとは一味違った角度からのこの景色が結構好き

1/22 7:03

では核心部に行きましょう

1/22 7:16

去年来た時は人の多い時間帯で写真撮影の為に止まるのが申し訳なかったので撮れなかった景色、雪少ないけどカッコイイなぁ

1/22 7:21

この辺りがクラッシュアイスの上を歩いている様な雪面の上、足を滑らせると谷底と言う事で緊張感が有った

1/22 7:39

登頂！風強い！！

1/22 7:39

富士山と雲海と南アルプスと権現岳

1/22 7:39

阿弥陀岳と中央アルプス

1/22 7:40

北八ヶ岳方面、右奥に浅間山

1/22 7:40

北アルプスまで一望できる最高の天気

1/22 7:40

逆光ですが大雲海

1/22 7:57

ココから縦走を開始、この赤岳から下って行く景色もお気に入り

1/22 8:11

赤岳展望荘営業してるんじゃないの？と思ったら、ちょうどこの週末にスタッフにコロナが出て閉めたそうですね(下山してから知った)

1/22 8:12

赤岳を見上げる、この角度からもカッコイイ

1/22 8:20

地蔵尾根の頭、去年はバス時間を考えて縦走を諦めココから下りた思い出の地

1/22 8:20

今年は行く！日ノ岳への登り返しがキツイ

1/22 8:40

赤岳と阿弥陀岳が美しすぎて何度も振り返って見てしまう

1/22 8:40

雪が少ないルンゼの登り、短いけど斜度キッツ！

1/22 8:49

夏に歩いた時はガスの中だったので実は景色を見ながら歩くのは初めて、こんな景色だったんですねぇ

1/22 8:49

またも振り返る

1/22 8:52

個人的には鉾岳の西斜面を巻く下り＆トラバースが縦走ルートの核心部だった

1/22 9:01

ちょっとずつ角度を変えて何度も振り返る

1/22 9:02

石尊峰まで来たら後は奥の院まで危険地帯無し、奥のピークが奥の院

1/22 9:08

この日は杣添尾根から登ってくる日帰り登山者も大勢いました

1/22 9:08

奥の院までもう少し、頑張ろう

1/22 9:16

歩いて来た尾根、楽しかった！(まだ終わってないけど)

1/22 9:22

横岳到着！

1/22 9:23

ちょっとこの時間は高層雲が厚くて写真の光が足りない

1/22 9:23

硫黄岳に向かいましょう

1/22 9:27

このナイフリッジの下りが第二の核心部、丁寧に下れば問題ないけど万一足を引っかけて落ちたら左右ともシャレにならない

1/22 9:31

一部クライムダウンした岩場も

1/22 9:31

ココのトラバースも左が切れ落ちてるので緊張ゾーン

1/22 9:38

緊張地帯終わり

1/22 9:38

あとは高速道路！と思ったら爆風地帯のため道に雪が無く石ゴロゴロの上をアイゼンで歩かざるを得なかったため非常に歩き難かったです

1/22 9:53

最後の一登り、いっそアイゼン脱いでやろうかと思うくらい歩き難かった

1/22 10:14

到着、お約束の爆風

1/22 10:14

北アルプス側

1/22 10:15

爆裂火口壁

1/22 10:15

諏訪湖と乗鞍と御岳

1/22 10:16

やっと縦走達成出来ました、天気も良くて有難かった

1/22 10:18

下山します

1/22 10:27

赤岩の頭から見るとなだらかな硫黄岳のイメージと全然違う

1/22 10:29

赤岩の頭の展望も今回初めて見ました

1/22 11:08

バス時間を気にして赤岩の頭から30分で赤岳鉱泉まで下山、撤収も頑張った

1/22 13:42

頑張った結果バスの1時間前に到着

1/22 14:08

縦走してバスに間に合ってJ&Nに寄る時間も作れた、去年のリベンジ達成

撮影機器：

Xperia 1 SOV40 au SONY

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ 毛帽子 着替え 靴 ザック サブザック アイゼン ピッケル スコップ 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 水筒（保温性） ガスカートリッジ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ テント テントマット シェラフ ヘルメット カラビナ スリング ストック

感想

shige_verde

1年前、小屋泊で挑戦したが色々と計画の甘さが有り復路バスの時間を考えて赤岳のみで撤収してしまった縦走。
今回こそリベンジとテント泊で挑んだ。

天気に恵まれ終始楽しく歩けて大成功。
雪が少なくて逆に歩き難い区間も有ったが、去年の様なドカ雪ラッセルの方が困るので今年のコンディションはベター。

冬の八ヶ岳も今回で公共交通機関アクセス可能な一般コースはほぼ歩いた事になる。
次はどうしようと悩むところ。
バリやアルパインにレベルアップしたいけど、もうそのレベルになるとソロではキツイ。

満足感と同時にステップアップへの悩みを抱える山行となった。