黒部五郎岳&薬師岳(折立から薬師峠ベースで2座ピストン)


- GPS
- 52:46
- 距離
- 43.0km
- 登り
- 3,149m
- 下り
- 3,162m
コースタイム
- 山行
- 4:03
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 4:56
- 山行
- 8:01
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 9:14
- 山行
- 5:58
- 休憩
- 2:55
- 合計
- 8:53
折立08:46→09:41アラレちゃん→10:20青淵三角点10:32→11:54五光岩ベンチ→12:54太郎平小屋(受付/昼食)13:23→13:42薬師峠(幕営)
[TOTAL:4時間56分]
<9/15>
薬師峠04:04→04:24太郎平小屋04:37→06:04北ノ俣岳→06:35赤木岳→07:15中俣乗越→08:34黒部五郎の肩→08:45黒部五郎岳09:00→09:09黒部五郎の肩(昼食)09:19→10:15中俣乗越→10:54赤木岳→11:33北ノ俣岳→12:42太郎山山頂→12:54太郎平小屋(受付)→13:18薬師峠(幕営)
[TOTAL:9時間14分]
<9/16>
薬師峠04:35→05:12薬師平ケルン→05:53薬師岳山荘→06:40薬師岳07:27→08:03薬師岳山荘→08:31薬師平ケルン→08:53薬師峠(テント撤収)09:54→10:14太郎平小屋(昼食)10:48→11:20五光岩ベンチ→12:08青淵三角点(休憩)12:26→12:50アラレちゃん→13:28折立
[TOTAL:8時間53分]
天候 | 9/14(日):晴れ/曇り 9/15(月):曇り/晴れ 9/16(火):ガス/晴れ/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
今回、行きは折立登山口まで友人に送ってもらい、帰りは幸運にも山で知り合った方に折立から富山駅まで送っていただきました。ナマステ~♪ |
コース状況/ 危険箇所等 |
<折立~太郎平> 登りはじめ青淵の三角点まではけっこう段差が大きいところあり。木の根っこや木道は雨天時スリップ注意。 <太郎平~黒部五郎岳> 気持ちよい稜線歩き。赤木岳でちょっとした岩場の通過あり。 <薬師峠~薬師岳> 薬師峠テン場から薬師平までは石がゴロゴロした沢を登ります。特に早朝夜間に登る場合は、間違った沢に入らぬよう○×印に注意。 |
その他周辺情報 | ・登山届は太郎平小屋で提出。折立登山口ではありません。 ・折立はケータイ圏外、薬師峠キャンプ場はdocomo通じます。 ・トイレは折立登山口、太郎平小屋、薬師峠キャンプ場。薬師岳山荘は基本宿泊者のみ。 |
写真
感想
折立から薬師峠キャンプ場をベースにして、身軽に黒部五郎岳と薬師岳をピストンする2泊3日。
初日は折立から薬師峠の幕営地まで。朝、バッチリと姿を見せてくれてた山々も徐々にガスに覆われていき、絶景とは行かなかったけど三角点すぎればなだらかで気持ち良い登山道。最近の不摂生がたたってちょっとバテ気味でなんとか昼過ぎに太郎平に到着。この区間のコースタイム(山と高原地図)はけっこう甘めだと思いました。
風が涼しかったので熱燗&おでんで一人カンパイ、テン場の受付をして薬師峠キャンプ場へ。この日のテン場は80張りほど。連休初日の昨日は120張りほどだったとか。ガスも晴れてきて心地よいテン場の午後をのんびり過ごしました。
2日目は3時起床、身軽になって黒部五郎岳のピストン。4時すぎにヘッデンつけてテン場を出発、太郎平小屋で用を足していざ五郎岳へ。片道約10kmのみちのりは多少アップダウンあるものの、左手に薬師、水晶、ワリモ、鷲羽、さらには槍穂高も望める気持ち良い稜線の道。北ノ俣岳、黒部五郎の肩も良い展望台。このあたりまですれ違った登山者は3組ほど。
黒部五郎岳の山頂には9時前に到着。風が強く寒いものの、槍穂高連峰をはじめとする180度の大展望を楽しんで、肩まで下りて昼食。
帰りは黒部五郎小屋方面から縦走してきた人や、これから五郎に向かう人と会いながら来た道を引き返し、朝はスルーした赤木岳や太郎山のピークにも立ち寄ります。明日登る薬師岳が終始美しい姿を見せてくれました。
13時前に太郎小屋で今日の幕営受付を済ませてテン場へ。往復約20km、約9時間の行程でした。
3連休は今日迄、明日は平日だからか、この日のテン場は5~6張りと空いてます。スゴ方面から縦走されてきた方、明日から雲ノ平を目指す若いお2人さんと談笑。この日は夕焼けがきれいでした。
3日目も3時に起床。今日は薬師岳をピストンしてテントを撤収して下山です。ちょっと体が重く、ちょっともたついて4時半に出発。
登山道はすぐに岩がゴロゴロした沢道に。通いなれた御在所岳の本谷を登ってるようです。ヘッデンの明かりを頼りに間違った沢筋に入らぬよう注意しながら進みます。特に単独の場合は、仲間の光がないので、ある程度高い光量をもったヘッデンを使いたいところです。登山道は右にカーブしていくので、ちょっとわかり辛いところは、左岸にルートを探しながら進み、沢と離れて木道が現れたら薬師平です。天気が良ければ気持ち良さそうなところですが、残念ながらガス。傾斜の緩いガレた道をすすみ、6時まえに薬師岳山荘着。
山荘で同じテン場スタートのお二人組に追いつきました。ガスでずっと見えないけど前方で鳴ってた熊鈴の主です。すぐ前に雷鳥の親子に遭ったとか。心に余裕のない僕はこんな天気に雷鳥が現れやすいことなど、忘れてて全く気付かずでした~。(涙)
このあと、お二人と行動を共にしました。
ガレた登山道はつづら折れとなり、稜線に出ると日本海側から吹き上げてくる風が強いです。ガスガスの中、ようやく山頂の祠らしき影が浮かびあがりました。山荘から約45分で山頂に着きました。
そして20分くらい経って下山しようとしたころ、抜けそうで抜けなかったガスが晴れて青空が広がり、槍穂高連峰や白山が顔を出してくれました。またガスに包まれるまでのほんの20分ほどの絶景。見えてる山は昨日より少ないけど、昨日より美しかったです。下山しようとしたら暖かい紅茶を淹れてくれたお二人に感謝~!あのまま下りたらこの絶景には出合えませんでした。
キャンプ場に戻ってテントを撤収、山頂までの往復は約4時間20分でした。撤収してたらちょっと雨が降り出すものの小雨で止み、太郎平小屋でおでんで一杯。折立には1時半に下山しました。
平日は登山口からのバスがなく、本来ならタクシーを呼ばねばならなかったところ、薬師岳山荘から同行させていただいた埼玉からのお二人に富山駅までクルマで送っていただき、大変助かりました。本当にありがとうございます。またどこかの山でご一緒できたらな、と思います。
今晩は、YOS1967さん
まずまずの天気で良かったですね。
テン場から2山往復は、きつそー
でも、歩き甲斐のあるコースですね。
黒五は来シーズン新穂高から検討中
でも、折立から雲の平経由でも
行って見たいし…
週末は、北岳・間ノ岳でしたね
気をつけて、標高3000mの稜線歩きを
楽しんで来て下さい
あっ……日程変わったんですね
suzunobuさん、どうも!
黒部五郎、薬師岳、どちらもいい山でした!テン場に荷物を置いて身軽にピストンだったので、僕の足でも大丈夫でした。初日に薬師、2日目に五郎やって下山する人もいましたよ〜。(僕には無理!w)
新穂高から雲ノ平、いいですねえ。憧れのルートです。水晶&鷲羽、今回は眺めてきただけですが・・・。
この週末の北岳は見送りです。ちょいと天気も悪そうですし、来シーズンまで持ち越しでしょうか。そろそろ鈴鹿の山も登りやすい季節ですね、お会いできたらいいなあ。
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