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Yamareco

記録ID: 5175698
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雪山ハイキング
大山・蒜山

二俣山〜皆ケ山〜アゼチ 伯耆大山ビュー・ハイキング

2023年02月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:46
距離
13.8km
登り
835m
下り
828m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:08
休憩
0:39
合計
7:47
8:12
34
スタート地点
8:46
8:46
111
10:37
10:37
51
11:28
11:29
48
12:17
12:49
22
13:11
13:11
36
13:47
13:53
77
15:10
15:10
49
15:59
ゴール地点
天気晴朗。目的地を眺めながら歩くことができた。冬は藪知らずで,皆ヶ山〜アゼチ〜蛇ヶ乢も見通し良好。
天候 ☀晴れ☀→薄曇り
過去天気図(気象庁) 2023年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
6時前に岡山発。往路は山陽道,霧の岡山道・中国道・米子道で蒜山I.C.から現地へ。「休暇村蒜山高原」手前の駐車スペースに停めスタート。
コース状況/
危険箇所等
〜蒜山高原キャンプ場→固く締まった雪で,つぼ足でも踏み抜かない。
〜二俣山→上がるにつれて急登になる。シャーベット状の重い雪。
〜皆ヶ山→雪質は重いまま。山頂まで急登が続くが歩きやすい道。
〜アゼチ→皆ヶ山から鞍部へゲキ下りからアゼチまで上り返す。途中尻。
〜蛇ヶ乢→溶けた雪でズルズル滑る。雪が多く竹やササの露出はない。
〜ゴール→蛇ヶ乢からの林道歩きが一番堪えた...。
その他周辺情報 汗たっぷりかいて♨入りたかったが...。どこにも寄らずに下道でゆっくり帰る。
往路は高速で。道中,吉備高原以北は深い霧の中だったが,蒜山の手前から青空が広がりすばらしい天気に。休暇村蒜山高原手前のスペースに停める。蒜山の妖怪すいとんのバックに皆ヶ山。
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往路は高速で。道中,吉備高原以北は深い霧の中だったが,蒜山の手前から青空が広がりすばらしい天気に。休暇村蒜山高原手前のスペースに停める。蒜山の妖怪すいとんのバックに皆ヶ山。
牧地の中に蒜山高原キャンプ場への道が伸びる。左手に伯耆大山,烏ヶ山。白さは中国地方では別格。中央に二俣山〜皆ヶ山〜アゼチ。アゼチの上り返しがきつそう。
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牧地の中に蒜山高原キャンプ場への道が伸びる。左手に伯耆大山,烏ヶ山。白さは中国地方では別格。中央に二俣山〜皆ヶ山〜アゼチ。アゼチの上り返しがきつそう。
右を見れば蒜山の並び。4月の終わりには花の稜線になる。
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右を見れば蒜山の並び。4月の終わりには花の稜線になる。
太陽が暖かい。コゲラやエナガたちがせわしく動き回っていた。
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太陽が暖かい。コゲラやエナガたちがせわしく動き回っていた。
キャンプ場は閉鎖中。一番奥の水利施設横が登山口。先行者があるようだ。ここでスノーシューを着けた。
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キャンプ場は閉鎖中。一番奥の水利施設横が登山口。先行者があるようだ。ここでスノーシューを着けた。
最初は緩い傾斜が続く。アセビの花も準備中。
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最初は緩い傾斜が続く。アセビの花も準備中。
下の方は雪が少なく土が出ている場所もあった。上の方は大丈夫だよね?
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下の方は雪が少なく土が出ている場所もあった。上の方は大丈夫だよね?
だんだんと高度を上げると雪が深くなり,木の間に稜線が見えるようになる。二俣山への上りは結構な急登だ。土が滑って歩きにくかった記憶がある。下りじゃなければスノーシューも何とかなる。
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だんだんと高度を上げると雪が深くなり,木の間に稜線が見えるようになる。二俣山への上りは結構な急登だ。土が滑って歩きにくかった記憶がある。下りじゃなければスノーシューも何とかなる。
西には三平山〜朝鍋鷲ヶ山〜金ヶ谷山〜白馬山〜毛無山の稜線。三平山からの眺めもいいだろう。
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西には三平山〜朝鍋鷲ヶ山〜金ヶ谷山〜白馬山〜毛無山の稜線。三平山からの眺めもいいだろう。
皆ヶ山とアゼチ。アゼチの尾根道,雪がたっぷりありそう。
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皆ヶ山とアゼチ。アゼチの尾根道,雪がたっぷりありそう。
二俣山への上りからずっと聞こえていたヘリの音。上蒜山の山頂を何度も旋回していた。なんかあったのだろうか?
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二俣山への上りからずっと聞こえていたヘリの音。上蒜山の山頂を何度も旋回していた。なんかあったのだろうか?
二俣山1083mとうちゃこ。眼下に蒜山高原が広がる。山頂標は上半分出ていた。それにしても暑いくらい暖かい。上着を脱いで上はシャツ一枚に。
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二俣山1083mとうちゃこ。眼下に蒜山高原が広がる。山頂標は上半分出ていた。それにしても暑いくらい暖かい。上着を脱いで上はシャツ一枚に。
行動食を補給して皆ヶ山への稜線を進む。雪庇は南側にはみ出しているので,なるべく左寄りに歩く。
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行動食を補給して皆ヶ山への稜線を進む。雪庇は南側にはみ出しているので,なるべく左寄りに歩く。
左手,見通しのよいところでは大山山系がすぐ近くに。
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左手,見通しのよいところでは大山山系がすぐ近くに。
ここからだと烏ヶ山が大山と同化してる。
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ここからだと烏ヶ山が大山と同化してる。
剣ヶ峰を進むパーティが小さく見える。弥山から縦走している猛者もいるようだ。
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剣ヶ峰を進むパーティが小さく見える。弥山から縦走している猛者もいるようだ。
皆ヶ山への稜線。踏み跡が続いている。
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皆ヶ山への稜線。踏み跡が続いている。
鞍部から上り返し,ブナの木を眺めながら皆ヶ山の山頂へ。
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鞍部から上り返し,ブナの木を眺めながら皆ヶ山の山頂へ。
東には先週歩いた恩原方面の山々。たぶん奥側の白い雪原が三国山への道。
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東には先週歩いた恩原方面の山々。たぶん奥側の白い雪原が三国山への道。
皆ヶ山1159mの雪原にやってきた。少し雲はあるが日差しが強い。
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皆ヶ山1159mの雪原にやってきた。少し雲はあるが日差しが強い。
正面にアゼチと上蒜山。中蒜山はここから見えず,下蒜山だけ少し見える。遠くに雪の氷ノ山も。
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正面にアゼチと上蒜山。中蒜山はここから見えず,下蒜山だけ少し見える。遠くに雪の氷ノ山も。
烏ヶ山と伯耆大山。弥山の三角点峰にも人がたくさん。
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烏ヶ山と伯耆大山。弥山の三角点峰にも人がたくさん。
雪深い振子沢方面。三鈷峰も真っ白。
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雪深い振子沢方面。三鈷峰も真っ白。
矢筈ヶ山,小矢筈,甲ヶ山の稜線が近い。
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矢筈ヶ山,小矢筈,甲ヶ山の稜線が近い。
行動食を摂取。山頂標は頭を残して埋まってます。次はめざせアゼチ。
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行動食を摂取。山頂標は頭を残して埋まってます。次はめざせアゼチ。
雪庇が少し張り出す稜線をアゼチへ。皆ヶ山からは大ナメラを経て鏡ヶ成への道がある。先行者は擬宝珠山へ向かわれたようだ。人の話し声が聞こえた。
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雪庇が少し張り出す稜線をアゼチへ。皆ヶ山からは大ナメラを経て鏡ヶ成への道がある。先行者は擬宝珠山へ向かわれたようだ。人の話し声が聞こえた。
こっちはアゼチへ。ぱっくり斜面の上を歩く。
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こっちはアゼチへ。ぱっくり斜面の上を歩く。
なかなかの下りが鞍部まで続く。見通しはよい。一部尻で下る。下まで落ちていきそうなんで。
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なかなかの下りが鞍部まで続く。見通しはよい。一部尻で下る。下まで落ちていきそうなんで。
鞍部まで下りて一安心して振り返る。
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鞍部まで下りて一安心して振り返る。
雪の尾根道を上り返していくと,またしても大山方面の眺望が開けてくる。
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雪の尾根道を上り返していくと,またしても大山方面の眺望が開けてくる。
烏ヶ山。朝山頂に人がいた。雪の尾根道,険しすぎ。
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烏ヶ山。朝山頂に人がいた。雪の尾根道,険しすぎ。
少し雲が増えてきた大山上空。夏山登山道は大盛況だっただろう。
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少し雲が増えてきた大山上空。夏山登山道は大盛況だっただろう。
本日のラスト・ピーク,アゼチ1116mとうちゃこ。無雪期はやぶの山頂らしいが,見通しのよい雪の原です。
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本日のラスト・ピーク,アゼチ1116mとうちゃこ。無雪期はやぶの山頂らしいが,見通しのよい雪の原です。
正面には上,下蒜山。日本海と東の山々。ここでランチタイムでくつろぐ♪。
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正面には上,下蒜山。日本海と東の山々。ここでランチタイムでくつろぐ♪。
北西には大山山系で地鶏。
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北西には大山山系で地鶏。
蛇ヶ乢の方向には踏み跡無し。雪庇の上を進んでアゼチを振り返ると後続者の姿が。
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蛇ヶ乢の方向には踏み跡無し。雪庇の上を進んでアゼチを振り返ると後続者の姿が。
前後して歩かれていたのは熊本より来られた方。山談義をしながら歩きました。中国百名山を歩かれているそうです。
途中,間違った支尾根に下りかけるがすぐに復旧。上蒜山を正面に蛇ヶ乢へ下る。
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前後して歩かれていたのは熊本より来られた方。山談義をしながら歩きました。中国百名山を歩かれているそうです。
途中,間違った支尾根に下りかけるがすぐに復旧。上蒜山を正面に蛇ヶ乢へ下る。
シャーベット状の雪がずるずる滑ったが,下りは速かった。蛇ヶ乢の湿地を横切る。杉の林地を歩いて林道へ。
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シャーベット状の雪がずるずる滑ったが,下りは速かった。蛇ヶ乢の湿地を横切る。杉の林地を歩いて林道へ。
途中から踏み跡ができたので楽になったとはいえ,上蒜山登山口までが地味に長い...。今回一番堪えた平地歩き。周回三座を復習しスノーシューを外した。
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途中から踏み跡ができたので楽になったとはいえ,上蒜山登山口までが地味に長い...。今回一番堪えた平地歩き。周回三座を復習しスノーシューを外した。
熊本の方と話をしながら駐車場まで。つまらない下道も話をしながら歩くと紛れます。駐車場で締めていると,お隣の車の方が戻ってこられました。鏡ヶ成へ行かれた方でした。健脚ですね。
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熊本の方と話をしながら駐車場まで。つまらない下道も話をしながら歩くと紛れます。駐車場で締めていると,お隣の車の方が戻ってこられました。鏡ヶ成へ行かれた方でした。健脚ですね。

感想

週末は天気に恵まれる2月。今週は二俣山〜皆ヶ山〜アゼチのスノーハイキングへ。無雪期は激しいやぶ漕ぎ必至のアゼチ,雪のたっぷりあるこの時期は楽に歩くことができる。先達のログを頼りに,快晴の蒜山高原キャンプ場の登山口より時計回りで周回。キャンプ場までの雪原は,固く締まった雪でつぼ足。ここ数日で多くの方が歩いた足跡が残る。登山口からスノーシューを着ける。
二俣山は上がるにつれ傾斜がきつくなる。雪のないときも急だった。足下を確かめながらゆっくりと詰めていった。
二俣山からは木の合間に真っ白な伯耆大山を眺めながら快適に歩く。朝から暖かく霧氷は全く無く黒い幹のブナの列が並ぶ。青空に白い雪山の景色は最高だ。鞍部から皆ヶ山に上り返し雪原の広がる山頂へ着くとこの時期ならではの景色が広がった。
皆ヶ山〜アゼチは雪がたっぷり。皆ヶ山から鞍部への下りは急で,急なところだけ尻で下りた。上り返すにつれて大山や烏ヶ山の景色が現れる。最後にたどり着いたアゼチ山頂もすばらしい展望だった。
アゼチから先は踏み跡がなかったが,後から来られた方と前後して話をしながら蛇ヶ乢へ下りた。標高が下がると昼からの気温上昇でシャーベット状の雪がずるずる滑る。スノーシューで歩きにくかった。しかし麓までしっかり雪があり,見通しがよいので安心して歩くことができた。今回一番しんどかったのは,蛇ヶ乢からの林道だった。
最後まで天気のよい一日,スノーハイキングを堪能した。

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コメント

やぶ、なかったんですね・・・・
2023/2/20 20:19
aoitoriさん。
はい全く😅
2023/2/20 20:41
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