記録ID: 5184009
全員に公開
雪山ハイキング
谷川・武尊
青空と霧氷と雪庇と・・ ムタコ沢ノ頭
2023年02月17日(金) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 06:49
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 656m
- 下り
- 652m
コースタイム
天候 | 快晴 風は気にならない程度 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
この日は、ほとんどノートレース。 この時期、人があまり多く入らないエリアだと思います。 ほぼスノーシュー・ストック、部分的に12本爪アイゼン・ピッケルで歩いた。 国境稜線に出るまでは、沈み込みは、足首〜膝下位だが、急斜面もあり、苦労した。国境稜線に出てからは、足首〜脛程度が多く、楽だった。 踏み抜きは、この日は、一部箇所(長倉山手前鞍部)を除き、あまりなかった。 国境稜線の雪庇尾根〜長倉山間、雪庇の踏み抜きや崩壊には、特に要注意。 長倉山〜ムタコ沢の頭への鞍部間は、雪庇・落ち込み(急斜面)・段差がある。 ムタコ沢の頭へは、昨年は雪庇の壁(2段で、2〜3m位)があり、突破に苦労したが、今年は少雪のせいか、無かった(1m程度?)。 雪庇や急斜面・段差があり、雪質も箇所により変化して、当然危険は潜んでいます。 日によっても、状況は変わります。 状況に合わせた、装備を使用すると有効だが、その都度毎回換装するのが面倒なのも事実なので、危険度と区間の長さを考えて、2度換装しない判断もした。でも、換装した方が安全ではある。 |
写真
撮影機器:
感想
今冬は、冬靴・12本爪アイゼン・スノーシュ・ピッケルを初めて購入。厳冬期のノートレースを、歩きたかったから。だが、体力がなくヘタレなので、高山には行く気が無いし、膝上のラッセルは、無理(^^;)
そこで、ほぼ歩く人がいない赤城の黒檜山北東尾根で、ノートレース歩きをしたり、装備の脱着を実践して、演習?して備えてきた(レコなし、2度とも、撤退ですが・・)。
この日の歩きは、自分には、最高の冬山となった(*^^*)
青空・霧氷・雪庇・ノートレース(でも、膝上ラッセルなし)が揃い、至福のカップヌードルを食べられた(^-^)
装備を何度か換装したが、他にも、変えた方がベターかもと思いながらも、面倒でそのまま通した箇所が2度あった。区間が短く、危険の度合いが、それ程高くないと判断したのだが、より安全を考慮すると、時間と手間を掛けた方が、良いのでしょう。
厳冬期も、もう終わりで、去年と比べて雪はかなり少な目なので、残雪期が早くに終わりそうなのが、残念。今後も、無理せずに、雪山を楽しみたい😊
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:244人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
お疲れ様です! 三国国境の雪庇感 躍動感が素敵過ぎですね。現場での察知感でそれまでのトレ感性が実に生かされているではありませんか! 早いのが良いワケでは無いのはオレはよくわかります。安全第一とともに色んな観察されているのでしょう。benさんは本当はすごいのにいつも謙虚、山歩きでも、記録でもそのお人柄が出ていらっしゃるのでとても学びになります。
目線や感じ方、これからも勉強させていただきます。
ありがとうございました!
やはり、過大評価のし過ぎです(^^;)
厳冬期の雪山は、実際に初心者なので、昨年残雪期に歩いてはいるけど、いきなりの国境稜線は、遠慮しました。
黒檜山北東尾根で2度の演習が撤退となりましたが、それをした事が、実際に生きた部分もあり、良かったと思っています。
ちょっと話がそれますが、阿能川岳東尾根と黒檜山北東尾根は、ちょっと似た雰囲気がありますね。一般道ではなく歩く人が稀、藪や岩々が出てきたり、展望が樹間からだったり、発砲音が聞こえる事など。黒檜山北東尾根の方は、それ程シビアな危険地帯は、ありませんが。
この日は、天気とか霧氷などの条件が、冬シーズンに1・2度しか当たらないレベルで恵まれて、気分が高まったので、レコにそれが表現されたかもしれませんね。
こちらこそ、E-gunmaさんの、自分にはない発想や表現のレコを、楽しませてもらったり、勉強させて頂いてます😊
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する