松本本箱に前泊して入笠山スノーハイク


- GPS
- 02:50
- 距離
- 3.7km
- 登り
- 267m
- 下り
- 271m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
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コース状況/ 危険箇所等 |
緑のロープと赤リボンのおかげで迷う事なく歩けます。 前日夜から急に冷え込んだので、アイゼンがよくききました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
前から泊まってみたかった松本十帖。松本駅からバスで約30分の浅間温泉にあります。浅間温泉に賑わいを取り戻そうと、カフェやパン屋さんを設け、温泉宿のリノベーションを行ったようです。そして目玉は箱根本箱の姉妹館にあたる松本本箱。なかなかのお値段ですが都合が合い、思い切って宿泊しました。
そして松本まで来たらどーしても山を絡めたく、宿で朝食を食べる時間を取れて、自分でも登れそうな入笠山に、翌日行くことに。ちなみに、松本十帖と入笠山は決して近くはありませんのでご注意を。
松本本箱の客室はかなり洗練されていて、シンプルな作り。トイレのドアが壁に溶け込みすぎていて、トイレを見つけられなかったくらい(笑)。大浴場がない代わりにすべての客室に露店風呂がついています。真冬は寒くてぬるいのではと不安でしたが、雨戸のような木戸を閉めると、ある程度寒さと人目を避けらるし、私はぬるくは感じませんでした。いつでも入れるというのは贅沢ですねえ。
そしてレストランには、オープンキッチンに暖炉のように焚き火が。焚き火で炙った料理を、薪がはぜる音を聞きながら、ゆらめく炎を眺めながらいただきました。料理もとても独創的。詳細は省きますが、地産地消をとても大切にしていて凝っているけど自然を感じられるディナーでした。
ブックストアだけでなく、エレベータホールや客室にも本が置いてあります。もちろん山関係の本も…。せっかくここまで来たのに(?)つい、いつも読んでいるようなヤマケイ文庫や石川直樹さんの写真集に吸い寄せられる私…。集中して読めるスペースもいろいろありました。
さて、宿を満喫し翌朝は極寒。おかげで入笠山の雪はよく締まっていました。踏みぬいたと思われる場所もザクザク。スタートからアイゼンを付けてみましたが、湿原の木の階段を傷めそうで、なるべく木の階段は避けて歩きました。
山頂への急登は、アイゼンでちょうどよい感じ。それでもアキレス腱が伸びてしまってつらい。写真を撮りながらやすみながら、ゆっくり登りました。
山頂はマイナス10度以下だったようですが、風も穏やかで前日買ったパンを食べられるくらい。八ヶ岳や北アルプスは雲がかかっていましたが、展望もある程度楽しめました。予定より長居してしまい、下山開始。
花畑に誰もいなかったので、歩けそうなところを気持ちよく歩いて下りました。チェーンスパイクを持ってきていたので、湿原前でアイゼンを外しチェーンスパイクに。この辺りで山梨から来たというおじさまと少しお話しました。この方は急登中にも会っていて、落ちていたお茶の入ったペットボトルを拾い、会う人ごとに落とさなかったか聞いていました。山頂で落とした人に渡せたとのこと。えらいなあと思いました。
大体予定通りにゴンドラ乗り場へ。今回は7回目の雪山にして、初めて単独での雪山。どきどきでしたが、お天気に恵まれ楽しい山行になりました。
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