金剛山（有終の美願って）

2023年02月26日(日) [日帰り]

• GPS: 06:50
• 距離: 12.7km
• 登り: 788m
• 下り: 803m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:19
• 休憩: 4:30
• 合計: 6:49

距離 12.7km 登り 806m 下り 803m

8:59 千早ロープウェイバス停／金剛山ロープウェイ前バス停
9:03 9:05 文殊尾分岐
9:44 岩屋文殊
9:49 転法輪寺
9:53 13:54 山頂広場
13:55 13:56 転法輪寺
14:01 14:02 金剛山
14:05 14:06 一の鳥居
14:13 大阪府最高地点
14:17 14:28 ちはや園地ピクニック広場
14:28 14:32 香楠荘
14:37 14:38 金剛山ロープウェイ金剛山駅
14:53 一の鳥居
14:57 14:58 金剛山
15:02 15:08 山頂広場
15:09 転法輪寺
15:14 岩屋文殊
15:40 文殊尾分岐
15:44 15:45 千早ロープウェイバス停／金剛山ロープウェイ前バス停
15:48 ゴール地点

◆今冬の金剛山
・2023年2月25日
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5212744.html
・2023年2月11日
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5169672.html
・2023年2月3日
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5142912.html
・2023年1月29日
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5134584.html
・2023年1月28日
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5128237.html
・2023年1月22日
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5117738.html
・2023年1月9日
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5082323.html
・2023年1月8日
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5076449.html
・2023年1月3日
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5061557.html
・2022年12月31日
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5044541.html
・2022年12月24日
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5024271.html
・2022年12月18日
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5014730.html

天候

曇り時々雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

2/26 9:20

百ヶ辻から文殊中尾根に進むと、馬場谷から上がってきた道との合流点から足下が白くなります。

2/26 9:38

霧氷をまとった木々を眺めながら登っていくと、

2/26 9:44

火を噴くゴジラを発見。この素晴らしい造形はスナフキンの作者さんの作品に違いありません。

2/26 9:46

霧氷で真っ白な道を進み、

2/26 9:50

捺印所前のかまくらを横目に、

2/26 9:53

国見城跡の山頂広場に到着しますが、何か様子が変です。

2/26 9:54

またしても、雪像や雪のオブジェがことごとく破壊されています。メーテルさん、車掌さんに、国見城、動物園まで。あれほどまでに時間をかけて丁寧に作られていた作品が無残な姿と化して、言葉もありません。辛うじて難を逃れたニョロニョロさんの憂いを帯びた表情が、切ない。

2/26 9:57

リボンキティの方といえば、巨大リボンは無事だったものの、頭を叩き落とされたらしく後頭部が消失。3度目の受難ということで悩みましたが、身を挺して大好きなリボンを守ろうとしたキティさんの健気な姿に胸を打たれて、修復を決意。

2/26 12:52

粉雪が舞う低温下で、固まりにくいサラサラ雪に苦戦しましたが、ようやく修復が完了。

2/26 13:28

あっ、お隣にミッフィーさんがいる！

2/26 13:44

ここで疫病退散を祈願するアマビエ28号、アマビエ35号と小アマビエが登場。リボンキティの復活を祝福するアマビエたちですが、雪像や雪のオブジェの痛々しい姿を前に、複雑な心境のようです。

2/26 13:56

山頂広場を後にして、ちはや園地へ向かいます。雪布団に包まる牛王さんを横目に、

2/26 14:01

葛木神社へ。

2/26 14:12

霧氷の回廊と化したダイヤモンドトレールを進んで、

ちはや園地に達してひと息ついてから、フクジュソウ鑑賞へ。粉雪が舞う寒空の下で閉じているものが目立つものの、わずかに届く光を集めるべく、黄金色の花弁を広げる子もいて、

雪割フクジュソウの風情に魅了されます。

2/26 14:39

雪景色のロープウェイ金剛山駅を見るのも、これが最後になるのでしょうか？

2/26 15:04

山頂広場に戻ってくると、リボンキティがお出迎え。

2/26 15:05

今日も霧氷の華を咲かせる金剛桜の下で、ドーン！

2/26 15:07

大好きなリボンに抱き着いちゃうキティさん。週明けから春の陽気と雨が待っています。雪の金剛山もほどなく終焉。有終の美を飾ってくれることを願いながら、山頂広場を後にします。

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Mark II Canon

iPhone SE (2nd generation) Apple

装備

個人装備

ぶらさげリラックマ

感想

anappleaday

　前日に製作したリボンキティの後ろ姿を改良すべく、連日で金剛山へ。
　ところが山頂広場に到着すると何やら様子がおかしい。またしても雪像や雪のオブジェがことごとく破壊されてしまいました。前日、スナフキンの作者さんが最後まで表情にこだわっていたメーテルさんをはじめ数多の作品が無残な姿を晒しており、言葉も出ません。
　リボンキティはリボン部分が無事だったものの、頭を叩き落されたらしく後頭部が消失。親切な方にくっつけていただいたのがせめてものの救い。さすがに今冬3回目の受難とあって修復するか悩みましたが、大好きなリボンを身を挺して守ろうとしたキティさんの健気な姿に胸を打たれて、修復を決意。粉雪が舞う低温下でサラサラの雪に苦戦するも、何とか修復できました。
　週明けからは春の陽気と雨が待っています。季節は確実に進み、雪の金剛山はほどなく終焉を迎えます。どうか最後は、キティだるまを人為的ではなく、自然の力で雪だるまの国へ還してあげたい。それが雪だるまにとっては有終の美を飾ることになるのだから。　

コメント

たぬきち

いつも雪だるま見るのを楽しみに金剛山登ってます。私のような登山者多いと思います。特にキティだるまは女の子たちが、キティだるまを見るのを目標にして登山がんばるということも容易に想像できます。

私自身、雪だるまたちは、信仰の山の神社に奉納されたものと思ってます。神社のお祭りで芸能を奉納するのと同じかと。それが、意図的に破壊されたのなら、本当に残念です。

日曜日は、ムーミンパパに会いに行って写真を子供に送るつもりでした。リボンキティに会えたので、まだましでしたが。

anappleaday

たぬきちさん、こんばんは。
キティだるまも、多くの皆さんに楽しんでいただけたと聞いて嬉しく思っています。
今回、またしても残念なことが起きてしまいましたが、
ムーミンパパは、作者さんによって月曜日に復活を果たしたそうです。
もうすぐ春。このまま無事に雪のシーズンのフィナーレを迎えることができればと願っています。ありがとうございました。

shimesaba

いつもキティだるまを作ってくださり、本当にありがとうございます！
　anappleadayさんのキティだるまを楽しみに金剛山に登ったり、ヤマレコをご覧になる方は多いかと存じます。破壊という愚劣な行為に憤りを感じるばかりですが、今後（来シーズン）もキティだるまをつくってくださり、また、anappleadayさんが仰るとおり、キティだるまが有終の美を飾るのが、我々の願いです！

anappleaday

shimesabaさん、こんばんは。
いつもキティだるまの応援ありがとうございます。
正直、何度も壊されるのは残念で、気分も落ち込みますが、キティだるまをご覧になられた皆さんに楽しんでいただけたとすれば、製作者冥利に尽きます。キティだるまには来年の再会を期して、有終の美を飾ってもらいましょう。